二度目のハノイ （軍事歴史博物館・タンロン城・古都ホアルー・タムコック等）

2018/05/12 - 2018/05/15

友達と一緒にハノイに行って来ました。前回ハロン湾へ行きましたので、今回は陸のハロン湾と言われているタムコックに行って来ました。鳥の声と櫓の漕ぐ音しか聞こえず静かで情緒があり、とても満足しました。天気にもよりますが、個人的にはハロン湾よりタムコックの方が断然良かったです。
５／１２　羽田→ハノイ
５／１３　軍事歴史博物館・タンロン城・旧市街・玉山祠　
５／１４　古都ホアルー・タムコック　
５／１５　ハノイ→羽田
１ＶＤ＝0.005円　ツァー会社　日本旅行　ツァー料金　57,900円　
宿泊先　ヒルトン ハノイ オペラ ホテル
表紙の写真はタムコックの洞窟からの景色です。

エリア ハノイ(ベトナム)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 友人
• 交通手段: タクシー 徒歩
• 航空会社: ベトナム航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

５月１２日（土）ＶＮ３８５　羽田１６；３５→ハノイ２０；０５

ノイバイ国際空港　Ａ２出口でガイドと待合せ。
前回より空港が広くなっていました。

雷雨の中、ヒルトン ハノイ オペラ ホテルに到着。

ヒルトン ハノイ オペラ ホテルの回転ドア入口。

ホテルのフロント。

部屋の中。

５／１３（日）朝　曇り　部屋の窓よりオペラハウスが見えます。

Ｒ階 バ・ミエン・レストランでビュッフェ形式の朝食をいただく。

いろいろ種類があり、とても美味しかったです。

１階フロアー

ホテルの回転ドア入口の前。

タクシーに乗って（50,000 VD)ベトナム軍事歴史博物館に到着。
入場料40,000 VD　気温３０℃少し暑い。

ベトナム軍事歴史博物館 博物館・美術館・ギャラリー

入って左手にミグ２１があります。
北爆にやってきた米軍機を撃墜したミグ２１で、国宝だそうです。

右手に戦車があります。

奥に進むと野外展示場があります。

軍事ヘリコプター。奥がフラッグタワーです。

アメリカ軍のＡｉスカイレイダー艦載機。

Ｂ５２の残骸。

アメリカ軍のＭ４８パットン戦車。

北ベトナム軍の戦車、子供が戦車に乗って記念撮影をしていました。

北ベトナム軍の戦車。

これら兵器すべて手で触ることができます。
しかし、こんな金属の塊の兵器を造って戦っていた事を考えると、人間の愚かさとむなしさを感じました。

ベトナム軍事歴史博物館の裏手にあるタンロン城へのチケットセンターです。　　　入場料30,000 VD

ハノイのタンロン皇城の中心区域 城・宮殿

タンロン城の広場を歩きます。
タンロン城遺跡区域は２０１０年世界文化遺跡に登録されております。

端門。
タンロン城は １０１０年リー朝の初代皇帝 リー・タイトー（李太祖）により築かれ、１８０２年フエに遷都するまで続きました。

端門を抜けた所。
端門は後レー朝期の１５世紀に建設された。

タンロン城内。太鼓がありました。
タンロンと命名した伝説
リー・タイトー（李太祖）の船団がこの地に近づいた時、黄金の龍が現れ、天高く飛び立ちました。リー・タイトーはこれを吉兆として、ホアルーより遷都し、この地をタンロン（昇龍）と名付けました。龍は王の象徴であり、タンロンがいつまでも栄えるようにとの願いが込められています。

タンロン城の横にあるハイランド・コーヒーで昼食にします。

クーラーのある建物内でシーフード・チャーハンをいただく。
量が少し多すぎます。

レーニン公園。
ここからタクシーに乗りホテルに戻ります。（40,000 VD)

ホテルより旧市街に行く途中、オペラハウスの前で卒業生の記念撮影をしていました。
ベトナム戦争が終わった時、人口４,０００万人だったのが、現在の人口９,２００万人です。なんと５,２００万人も増えているので、若者が非常に多いです。そのため、とても活気があります。

リータイトー通りのリータイトー（李太祖）公園の横を進みます。

リータイトー通りの旧市街。

グエンフーフアン通りの旧市街。

２年前食事をしたグリーン・タンジュリンです。

ハンペー通りの履き物屋通り。

ハンペー通りとロースー通りの交差点。
バイクが迫ってきます。バイク個人所有率は台湾に次いで世界２位です。

玉山祠の門。福と禄の文字が大きく書かれています。
今日は日曜日のため混んでいます。

ホアンキエム湖。

この赤い橋は、テーフック（旭棲）橋です。

関羽と呂祖が祀られている前堂です。

ホアンキエム湖の南側。

大亀のはく製です。１９６８年発見、推定年齢4～500歳。
環剣の伝説
中国明との独立戦争の際、不思議な力のある一本の刀をレー・ロイが譲り受け、腰に付けて戦うと連戦連勝となり、遂には明からの独立を成し遂げました。その後レー・ロイが王位に就いて、ホアンキエム湖を遊覧していると、突然一匹の大亀が現れて剣を咥えて湖に消えてしまいました。王は「神の使いの亀が神剣を取り戻しに来たのだ」として納得したと言われる話です。

ホアンキエム湖の東側。

イオン系スーパーのフイビマートです。
こちらで買い物をし、ホテルに戻ります。

ホテルより徒歩５分で、ナムフォンに到着。

こちらで夕食をいただきます。

ベトナム民族楽器を演奏しています。
安倍首相・小泉首相も以前訪れたとの事で、その時の料理がコースになっていました。とりあえず安倍コース（３５＄）を注文しました。

前菜の野菜。

団子。

右側のスープはパクチーいっぱいで残念ながら食べれませんでした。
この後、ライスと焼いた牛肉がでました。

デザートはお米の粒を砂糖漬けしたものです。
非常に甘い。

５月１４日（月）朝　曇り時々晴れ　少し暑い
Ｒ階のバ・ミエン・レストランにまた来ました。

こちらでフォーを作ってくれます。

チャーターしたこの車で、タムコック＆古都ホアルーの観光に行きます。
８；３０ホテル出発。

１０;３０ ホアルー城跡の東門に到着。
これは近年新しく建てられたものです。
ホアルーを含むチャンアン名勝遺跡群は２０１４年６月に世界遺産に登録されました。

ホアルー城跡 (ディン ティエン ホアン廟) 城・宮殿

ディン・ティエン・ホアン廟の第一の門。

この奥に祠があります。

ディン・ティエン・ホアン廟です。
ホアルーの簡単な歴史
９３９年 ゴー・クエンが中国から独立し、王朝を開くが、彼の死後１２人の族長争いとなり、ディン・ポ・リン（ディン・ティエン・ホアン）がベトナムを統一する。彼は９６８年に帝位に就き、ディン朝を創立、都をホアルーに置きました。ここに都を置いたのは、彼の出身地であり、天然の要塞であったためです。しかし、９７９年、後継者争いから、廷臣により毒殺され、その後６歳の彼の息子が帝位につくが、摂政のレー・ダイ・ハインが家来の推挙により皇帝に就き前レー朝を創立しました。

ディン・ティエン・ホアンを祀っています。

廟の中庭。

レー・ダイ・ハイン廟に向います。

同じように、この奥に祠があります。

レー・ダイ・ハイン廟です。同じ造りですね。
ホアルーの簡単な歴史　その後
９８０年レー・ダイ・ハインが前レー朝を創立し、彼の死後、レー・ゴアチエウが帝位に就くが、悪政のため、彼の死後、賢帝希望の人々の推挙により前レー朝近衛軍事司令官のリー・コン・ウアン（リー・タイトー）が李朝を創立しました。その後１０１０年都をタンロン（現ハノイ）に移しました。

宮殿土台跡の発掘現場を保存した博物館。
レー・ダイ・ハイン廟の裏手にあります。

こちらのレストランで昼食をいただきます。

クーラーの利いたこちらの建物で昼食をいただきます。
セットメニューです。

美味しいです。

タムコックのボート乗り場へは徒歩５分です。

チケット売場です。気温３０℃。

ウエルカム・タムコックと表示されています。
タムコックとは「３つの洞窟」との意味です。

タムコック / タイヴィー祠 洞穴・鍾乳洞

このボートに乗って、ボートトリップに出発です。

ボート乗り場からの遠景。

こんな感じで出発です。１３；３０出発。
我々２人・ガイド・漕ぎ手のおばさん　計４人
救命胴衣を渡されますが、暑いので着ませんでした。

右手は宿泊施設になっています。
漕ぎ手のおばさんは足で漕いでいます。
器用なものですの!

石灰岩の断崖の横を進みます。

反対側からもボートがきました。
旧正月等、混む時は１０００槽のボートが出て、渋滞になるとの事です。

陸のハロン湾と言うよりも、桂林の川下りを小さくした感じです。

一つ目の洞窟が見えてきました。

洞窟の中に入ります。
頭を打ちそうな洞窟です。

一つ目の洞窟の後ろの景色です。

一つ目の洞窟を抜けます。
この洞窟が一番長く１５０ｍです。

右手には稲が育っています。
二期作で、７月には稲が黄色になるそうです。

櫓の漕ぐ音しか聞こえず、静かでとても情緒があります。

二つ目の洞窟です。

二つ目の洞窟を抜けた景色です。

三つ目の洞窟に入ります。

三つ目の洞窟を抜けると、物売りおばさんのボートが待っていました。

物売りおばさんが我々のボートに寄ってきて、いろいろな品物を売ってきます。残念ながら何も購入しませんでした。
ここが折り返し地点で、ここから発着場に戻ります。

帰り道、三つ目の洞窟を抜けた所。

帰り道、二つ目の洞窟を抜けた所。

いい感じですね。

もう少しで、発着場に着きます。
お尻が痛くなってきました。

１５；２０ ボート発着場に戻ってきました。１時間５０分のボート・トリップでした。漕ぎ手のおばさんへのチップは２人分 50.000 VDを渡しました。
ここから２時間かけてホテルに戻ります。

夕食はホテルでとる事にしました。
バ・ミエン・レストラン　夕食コース 600,000 VD。

マンゴジュース、野菜の盛合せ。

牛肉炒めとライス。おいしゅうございました。

５月１５日（火）６；１５ ノイバイ国際空港着。

お腹空いたので、フォー２４に入ります。

牛肉フォーをいただきます。美味しいです。
ホーチミンでもフォー２４でフォーをいただきました。

ＶＮ３８４　ハノイ ８；３５→羽田 １５；０５　
お疲れ様でした。

最後までご覧いただきありがとうございます。
次回の旅行記はアンコールワットの予定です。