2018/04/11 - 2018/04/16
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空飛ぶドクターさん
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今回は私にとって26回目のイタリア旅行です。仕事の都合でなるべく火曜日は休みたくないので、最短の4泊6日(水曜日から月曜日まで)でナポリ、イスキア島に行きました。6月に予定している本格的なツアーを開催する準備を兼ねています。車イスの人も2人いるし、動線を確認する意味もあります。一人旅の時しか使えないマイレージを使用。無料ですが、サーチャージ代2万9千円程度は払いました。今回は有効期限がないのでゆっくり貯めていたスカイチームのを使いました。大韓航空ソウル経由ローマ直行便です。時間的には福岡からは最短です。たぶん。
【4月11日(水)】
福岡10時35分発と東京経由と違いゆっくりで1時間半でソウルに着き、14時15分発で19時半(日本時間翌日午前2時半)にはローマに着きました。つまり、福岡から16時間です。東京経由だと20時間くらいかかります。
久しぶりの大韓航空ですが、以前はあまり気にならなかった機内に入ったとたんのニンニクの臭いが不快でした。常食ビビンバ以外の洋食(?)を頼みましたが、こんなに不味かったかなというのが正直な感想です。いつものように映画4本くらい見ているうちにローマ・フィウミチーノ空港へ午後7時半頃到着しました。
しかし、イタリアらしく、入国審査に1時間以上かかり、いつものレオナルドダヴィンチ号で30分くらいのローマ・テルミニ駅へ移動し、それからfrecciarossa号(日本で言えば新幹線)でナポリまで1時間10分程度で到着します。到着したのはもう午後11時過ぎで、駅近くの予約したB&Bへ行くと、恐れていた通り入り口が閉まっています。ベルを押しても返事がありません。少し心配はしていましたが、やはり遅くなるので電話しとくべきでした。幸い、電話番号を控えていたので携帯電話から連絡するとすぐに出てくれ、今から行くから20分待ってくれと言われました。今はやりの民泊に近い感じです。翌日も宿泊延長すると伝えると、現金でもう40ユーロとこの日の時間遅延料金10ユーロと税金2ユーロを要求されました。明後日のチェックアウト時は勝手に鍵を置いて出て行ってくれとのことです。どうせ、パンとコーヒーだけですが、近くのバルの朝食券2枚くれました。要するに、駅前の安ホテルだとこんなものです。一人の時は寝るだけで気になりません。
【4月12日(木)】
今回の旅は下見以外にももう一つ大きな目的があります。せっかくイタリアが好きで20回以上も、しかも最近は年に2~3回は来ているので、少しはおしゃれをしようと思い切って完全オーダーメイドでスーツを作りに来ました。イタリア在住日本人妻の知人に聞いて、ナポリでも一番の老舗仕立屋(sartoria)M.Cilento dal 1780 Napoli を選びました。何と、何度も行っているサンタルチア海岸の近くです。
外観は目立たない店舗です。中に入ると、期待通り英語が通じます。まず値段ですが、覚悟していた通り上着1着とズボン2本で3,550ユーロ(47万円程度)します。内訳は材料代と技術料が半々のようです。それはいいのですが、よくある問題点(海外からも結構来るらしい)らしく、今日採寸しても最低あと4回は微調整などに来ないといけないそうです。少し迷いましたが、ローマから近いし、ナポリなら4回来てもいいかと判断、決心しました。JAL(ワンワールド)やANA(スターアライアンス)のマイレージも大分貯まっているので、何回かはほぼ無料近く(サーチャージ代のみ)で来れます。
少し太めの2人目の店員が一族の跡取り息子さんらしく何と8代目か9代目らしいです。何せ店の名前にもあるように1780年創立らしいですから。寸法を測ってもらい、生地はあまり迷わず少し明るい紺色(無地)に決めました。約半額だけを前金で払いました。
一人で気楽なので、歩いて地下鉄の駅近くのフニコラーレ(ケーブルカー)に乗り、ナポリの景色を楽しめるサンテルモ城へ行きました。途中にカメオの専門店があり、6月に女性を6~7人連れて来るかもと言ったら、3割引きにしてくれると言います。「フニクリフニクラ」の歌が有名ですが、ナポリのフニコラーレからきています。いつもは、城の下のバス停から眺めを楽しんでいたのですが、入場料を払ってでもサンテルモ城の中からの眺めの方がよりいいのを確認したかったのです。何故か3~4回来ているのですが、バス停からの景色で満足していました。でも、やはり城の要塞からの方が、真ん中にヴェスヴィオ火山とナポリ湾が見れ、景色としても最高です。入場料(6ユーロ程度)を払う価値は十分あります。「ナポリを見て死ね!」と言われるくらいですから。
すぐ下にある修道院だった国立サン・マルティーノ美術館からの眺めもいいと聞いているので確認しに、同じく6ユーロ程度払って入りました。庭園やテラスからの眺めはやはりサンテルモ城よりやや下で、景色もそれ以上ではありません。むしろ修道院の天井のヴォールトはフレスコ画が立派だし、中庭も立派ですが、時間的にもどちらかだけにするつもりで、やはりサンテルモ城に軍配を上げました。
再びフニコラーレ駅に戻りスパッカナポリ(下町)方面へ戻り、歩いて本日のピッツェリア(La Figlia del Presidente)へ行きました。NHKテレビのイタリア語講座で見た「大統領の娘」という名前の店に来ました。Da Michelle が一番好きなのですが、一人の時に他のピッツェリアも試します。ここは何種類も具材を選べますが、テレビで見た通り「ヴェスヴィオ」ピッツァを注文しました。地元のミニトマト(テレビと違って、黄色はなく普通の赤色のみ)、水牛のモッツアレラチーズ、ペコリーノチーズ、バジリコ入りです。マルゲリータとあまり変わりません。ダ・ミケーレよりはやや高い6.5ユーロです。コーラとで10ユーロと安いですが、ダ・ミケーレだと7ユーロ程度です。美味しくて安いのがナポリピッツァの特徴で、私にとっては安くて美味しい本場の讃岐うどんと同格です。味はやはりダ・ミケーレに軍配を上げます!
次に、サン・ドメニコ・マッジョーレ教会へ行きました。例の如く立派な教会ですが、最近イタリアの教会はどこも内装、外観ともに立派で感激は減ってきました。次に行った近くのサンセヴェーロ礼拝堂は見ごたえがあります。「ヴェールに包まれたキリスト」像は横たわったキリストで、大理石の彫刻なのに肌の下に浮き出た血管がリアルです。残念ながら、珍しく写真撮影禁止です。行列が進まず、地下に降りると血管を強調した解剖器具があります。医者の私としては、微妙な感覚です。
少し歩いたところにあるサンタ・キアーラ教会は見ごたえがありました。6月に是非みなさんに案内したい教会です。付属した田園式の庭園が素晴らしい! マヨルカ焼きの回廊があり、私の好きな糸杉も植えられ、回廊のフレスコ画も壮観です。建物の中のプレゼビオ(馬小屋でのキリストの降誕の場面のディオラマ)も豪華です。
駅近くのホテルに戻り、近くの評判のトラットリアに行きましたが満席で、すぐ隣のすいているトラットリアに入ったら、やっぱりイマイチでした。
【4月13日(金)】
今朝は少し鼻水があります。要注意。です。タクシーで8時40分のイスキア島ポルト(東端)へ行く船に乗るために、いつものべヴェレッロ港へ行きましたが、どうもインターネットの時刻表はあてにならず、聞くとその船は1kmくらい先の港かららしいです。諦めて調べなおすと、11時頃までポルトへ行く船がありません。でも、よくよく調べると西側のフォーリオ行きと思っていた9時40分の船はポルト経由のフォーリオ行きでした。
いつものように、1時間くらいでイスキア島へ着きます。以前から因縁のあるマニュアル車の小型車のみのレンタカーを借りに行きます。2回トラブった奥のレンタカー会社でなく、手前にしてみました。珍しく、クレジットカードはむしろダメで、現金のみだそうです。その代わり、保険料込みで40ユーロと安いです。不安な気持ちで準備した車を見ると、前回と同じでかなりボロ車でたぶん日本の車検は通らないレベルです。左ハンドルですが、左側のサイドミラーはグラグラで固定できません。ヒビも入っています。つまり、役に立ちません。右側は何とか見えます。ギアは相変わらず入りにくいし、一番左の上(バック)とその左側の上(ロー)との区別が分かりにくいのです。
しかも、イタリアにしては珍しいガソリン車で、しかも満タン返しどころか、反対で最初からほとんど空っぽで、早目にガソリンを入れろと言われます。その代わり、返す時は満タンでなく適当でいいそうです。1年前は、ギアが思うように入らず危険で同行者が不安を覚えたので、すぐに返却しタクシーで島を回りました。もちろん、貸し出し用のGPS(カーナビ)もありませんが、これは自分のを持参しているので問題なしです。
今回は何とか運転しました。4年前に宿泊してよかったポルト近くのホテル Le Querce にチェックイン、荷物を置いて、確認しておきたいトロピカル温泉へ行きました。昼食としてカミッチョーラ地区のレストランで休憩を兼ねて食事しました。思ったより、島全体が小さいことを改めて発見しました。
しばらく西へ行き、フォーリオから南下して南海岸であるサンタンジェロ湾を望むトロピカル温泉へ着きました。駐車場へ入れようとして係の人に聞くと、トロピカル温泉への入り口は左の道だけど、まだオープンしていないと言います。そうか忘れていました。4月下旬くらいしかオープンしないのでした。6月のツアーの時は間違いなく開いているのですが。
仕方がないので引き返しましたが、途中でどうも少し右サイドミラーがバスに接触したようで、自動的に折りたたんだ状態になりました。どうせ、サイドミラーは最初からあてにしていません。見るのはバックミラーのみです。6月のツアーでは車イスの人が2人いるので、動線に問題ないか確認するために、アラゴン城に立ち寄りました。以前来たことはあるのですが、そんなことはチェックしていません。建物(城)自体がかなり高いところにあるので、エレベーターがあるので上がるのは問題ありません。ただ、城の内部を歩くところは石段がかなりあります。少し手伝って強引に行けば何とかなるかなという印象でした。
5時過ぎにはホテルへ戻り、ホテルの室外温泉プールで少しのんびりし、日ざしが弱くなると室内の歩行浴温泉やジャクジーのある温泉へ入りました。このホテルは遠くヴェスヴィオ火山(つまり、ナポリ)も見え、眺めは最高です。
夕食は大失敗で、Sapori Antichi という名前に騙されて、プーリア州の Antichi Sapori のようなレストランと思い探したのですが、途中で気が付きましたが、むしろ新鮮なモッツアレラチーズなどの売店でした。仕方がないので、近くのちょっとしたレストランへ行きました。珍しく18ユーロの定食を注文しましたが、全体的にイマイチでした。前菜の小魚マリネ1匹、ブルスケッタ、パスタはリンギーニに似たパスタですが、南イタリアにしては珍しく少しバターが混ざっていて好みではありません。イワシのフリットも飽きるくらいでイマイチでした。隣の若い男性のパスタが巨大でビックリしました。さすがに全部食べていましたが、パスタだけのようでした。珍しい。
【4月14日(土)】
今朝も少し咳と痰が出ます。やばい、やばい。ゆっくりと朝食をとりましたが、それほどは美味しくないけど、水に入っている小さいモッツアレラチーズもあり、ハムと一緒に食べました。
レンタカーを返すわけですが、右側のサイドミラーは折りたたまれた状態で、そーっと起こしてみると無事でした。ガラスは当然の如くかなりヒビが入っていますが、借りた時から左側はそんなものです。知らない顔をして返却しました。もちろん、事故などないと自己申告して。この程度がイタリア流です。
調べていた船は10時のはずでだいぶ時間的に余裕があると思っていたのですが、何故か9時35分の便があり、ギリギリ間に合うのであわてて乗船しました。来る時の船では気が付きませんでしたが、この船にははっきり車イスなどのスペースがあり、乗船できることが確認できます。
今日は時間に余裕があるので、今までのタクシーと違い近くにメトロ(地下鉄)の駅があるはずと探しました。歩くと少しは距離がありますが、いつも港から目の前に見えているヌオーヴォ城の裏の方に、Municipio駅があり、そこからナポリ中央駅の地下にある Garibaldi 駅まで行き、予約しているホテル・ガリバルディへ行き、チェックインには早すぎるので荷物だけ預けました。
身軽になり、駅近くのトラットリア(レストラン)へ行きました。昨晩満席で入れなかったお店です。12時15分の開店とともに入店しました。今回は一人だし、少し風邪気味で我ながら軽い食事が多いです。ここでの昼食も、野菜サラダとメカジキのグリルのみにしました。さすがに昨夜よりは美味しかったです。食べ終わるとちょうど1時を過ぎたので、ホテルでチェックインを済ませました。さすがに、2日前のB&Bよりは少しマシな部屋です。
歩いてドゥオモに行くことにしました。少し方向を間違えたようですが、意外と駅から近いようです。でも、先に世界遺産マークの付いたピオ・モンテ・デッラ・ミゼリコルディア教会に入りました。カラヴァッジョの絵「慈悲の七つの行い」が有名なようです。しかも、隣の建物である美術館2階(旧会議室)からもこの絵が見下ろせるユニークな作りなのです。
次にすぐそばのドゥオモに入りました。そう言えば、以前にこの入り口の前で休憩しましたが、何故か中には入りませんでした。内観は初めてですが、右側の礼拝堂は豪華ですが、正直立派な豪華な教会には少し飽きてきました。外観もミラノのドゥオモに比べると貧弱な気もします。
円柱の上、高台にあるサン・パオロ・マッジョーレ教会は外観は立派ですが、残念ながら中に入れませんでした。
方や、目の前にあるサン・ロレンツォ・マッジョーレ教会は修理中で外観は見えません。でも、地下には立派なギリシア・ローマ時代の遺跡があります。遺跡はローマだけではありません。この辺りはスパッカ・ナポリと呼ばれる下町でナポリの中心です。「スパッカ」とは真っ二つに割るという意味ですが、実際に細い路地が南北に続き、ナポリ湾に向かっています。
歩いていると歌声が聞こえてきます。よく見ると、狭い路地のバルコニー3階あたりで歌っている男性がいます。もちろん、紐で吊った謝金入れにチップを要求しています。時々イタリアでは見かけますが、さすがにレベルが高く歌が上手いのです。私も少しだけチップを入れましたが、結構次から次へチップを入れている人がいます。こういう偶然は楽しいです。ナポリらしい気もします。以前、ナポリのガッレリアの上の階のバルコニーからも歌っている人がいました。本格的なオペラの歌声でした。
次に行ったプルガトリオ・アダルコ(サンタ・マリア・デッレ・アニメ教会)は期待外れでした。内装は(イタリアでは)普通に立派ですが、地下に頭蓋骨だらけを期待していたら、ほとんど頭蓋骨はなく、ただ暗い部屋があるだけでした。
近くのベッリーニ広場にはビックリしました。広場自体は狭いし、確かに古代地下都市ネアポリスへの掘削穴がありますが、それなりです。ビックリしたのは、いつも行っていたレストラン・ポルタルバPort’Alba の反対側のすぐ近くです。いつも反対側の地下鉄駅もあるダンテ広場からポルタルバへ行っていたのです。今回の街歩きで、かなり色々何度も行ったことのあるナポリの街並みの位置関係がよくわかりました。
次に行ったジェズ・ヌオーヴォ教会(その前の同名広場)に行くとまたもやビックリ。何と一昨日行ったばかりのサンタ・キアーラ教会の目の前です。外観があまりに地味なので見落としていたのです!中に入ると普通にイタリアの教会らしく豪華でした。
新しい店(レストラン)を開拓しようかとしばらく歩き回りましたが、結局いつもの無難なポルタルバで夕食をとることにしました。一昨日も店に入りメニューだけは確認していました。6月にツアーで10人を連れて来ることを考えていましたが、車イスの人が2人いるので、室内は2階だけなので無理ですが、店の前のオープンスペースは十分広く、前もって12人分くらいのスペースで予約しておけば車イスも可能だろうと目途をつけました。ここも下見に来てよかったです。
生野菜を食べたいので野菜サラダを注文するとたっぷり来ました。パスタはペンネ・ソレンティナ(ソレント風)、ステーキもビステッカ・ソレンティナ、ナスのグリルを注文しました。ソレント風とは私の好きなトマトソース味のようでした。でもさすがに、ステーキまでトマトソース味付けで、さすがの私も同じ味に少し飽きてきました。支払い時に珍しく明細をチェックすると、アルコールのダメな私なのにビールが値段表に入っています。訂正して2.5ユーロ引いてもらい30.5ユーロでした。
イタリアでは地下鉄やバスは安くていいのですが、結構切符を買うのに苦労します。ダンテ広場には夜のせいか、タバコ屋もそれらしい売店もありません。ダメもとで地下鉄乗り場に行ったら、珍しくまだ売店が開いていてたった1.1ユーロの切符がすんなり買えました。地下鉄は日本のように、ちゃんと切符を入れないと入れません。
今回のホテル・ガリバルディは部屋は少しましだと書きましたが、チェックインしてしばらくは繋がっていたインターネットが全く繋がりません。仕方がないので、早く寝ました。翌朝繋がるのを期待して。今時、インターネットに繋がらないと何もできません。旅行に役に立つ程度のイタリア語の語学力ではテレビも楽しめません。雰囲気を味わうために少しは見ますが。
【4月15日(日)】
朝起きてもやはりインターネットは繋がらないままでした!今日はもう帰国のフライトの日ですが、ローマからとはいえ夜9時半の便ですから時間はたっぷりあります。
時間があるし、スパッカナポリの教会等は今回かなり回ったし、サンタルチア、卵城、プレビシート広場、王宮、ウンベルトI世のガッレリア等はもう何度も行っているのでパス。今日は国立美術館へ行くことにしました。地球の歩き方の地図を頼りに、最寄りの地下鉄ムゼオ(museo=museum)駅へ行きました。ミュージアムと言ってもこちらは国立考古学博物館です。目的地は高台で眺めも良さそうな国立カポディモンテ美術館です。地図で見ると1.5km 程度です。しかも、手前にサン・ジェンナーロのカタコンベ(地下埋葬所)があるはずです。
でも、結論から言うと、今回試したスマホもやはり何らかの契約をしていないとどこでもは繋がりません。つまり、GPS機能(ナビ)が使えません。少し迷いながら(遠回りしながら)、しかも上り道なので結構しんどい思いをしました。やっとカタコンベのあるマードレ・デル・ブオン・コンシリオ教会に着きました。ローマ(バチカン)のサン・ピエトロ大聖堂を模倣しているそうで立派な教会でした。入場料9ユーロを払い、よく聞いていなかったので、12時までと聞き違えて慌てて奥の地下室入り口近く(結構遠い)まで行くも、鍵が開いていません。仕方なく戻ると、どうも聞き違えで12時からみんなでガイド付きのツアーが始まりました。
でも、強烈な印象だったシチリア島のカタコンベと同じと信じ込み、無数にあるミイラを期待していた私には期待外れでした。むしろ、ただのローマ時代の遺跡のような場所でした。思い込みはいけません!ここに来るまでにもずい分歩いているし、この地下墓地を1km以上歩かされてかなり疲れました。
歩き疲れていたし、13時も過ぎたので適当にレストラン(Pizzeria)を見つけ入りました。気分的にパスタを食べたいので、スパゲッティ・プッタネスカ(直訳で娼婦風)を注文しました。ナポリ名物とは知っていましたが、意外とナポリでもあまりメニューに見ませんでした。「娼婦風」と呼ぶ理由は、客と客の間の短時間にトマト、ケイパー、オリーブ、アンチョビーをオリーブオイルでササっと炒めるかららしいです。期待してなかったけど、今回のイタリア旅行で一番美味しいバスタでした。
一服して、また少し上りを歩き広大な国立カポディモンテ美術館へ着きました。広過ぎるのと、うっかり荷物を預けてしまって地球の歩き方の解説本が手元にないので、ひたすら直感で絵を見て回りましたが、どの絵もすごいもののメリハリがつきません。一つだけ、ボッティチェリの聖母子?(Madonna col Bambino=Madonna and Child)という有名そうな絵がありました。広い公園を兼ねているようでしたが、歩き疲れたし、必ずしも景色がよさそうな場所もはっきりしないので、帰ることにしました。
時間もある程度あるので、タクシーに乗らずバス停で待ちました。それにしても来ません。結局1時間くらい待ってやっとバスが来ました。方向は下る方向で間違いありません。ところが、世にも不思議なバスで期待通り下って行ったのですが、ちょうどさっき食べたピッツェリアあたりで道なりに回転して、まさかのまた元のバス停の方向へ戻るのです!慌てて降りました。仕方がないから、歩いたほうが確実だと思い、先ほどの回転道路近くまで行くと、バス停があり先ほどのみなさんがいます。少し迷ったけどそこでバスを待つと、バスの側近の時刻予告電子掲示板があり、もうすぐバスが来そうです。
少し不安でしたが、今度はさすがにバスはちゃんと下って行きました。朝来た地下鉄ムゼオ駅で降り、地下鉄で無事にナポリ中央駅地下にあるガリバルディ駅(地下鉄の駅名)まで戻りました。駅近くのホテルへ預けたカバンを取りに行き、それからまた frecciarossa(赤い矢の意味)高速鉄道でローマまで1時間ちょっとです。いつものレオナルドダヴィンチ号に乗り換えローマ・フィウミチーノ空港へ30分ちょっとです。
思ったより遅くなりましたが、午後7時半過ぎには到着し、午後9時25分発の大韓航空便のチェックインをします。本来はインターネットで前もってチェックインしておきたかったのですが、何せホテルのインターネットが使えなかったので仕方がありません。でも、みんなが前もってネットでチェックインを済ませているのか、以前と違ってほとんどカウンターには他の客はいません。前回気が付いていたのですが、イタリアは空港内も結構美味しいレストランがあるのですが、あまり食欲がなく野菜サラダだけ大盛りで食べました。
機内に入ると、しばらくして珍しく眠くなりました。食事で起こされましたが、帰りもイタリアで積み込んでいるはずと、敢えて無難なビビンバでなく洋食(?)を頼みましたが、不味いこと不味いこと。今度から大韓航空ではビビンバしか頼みません!
ただ、ラッキーなことに久しぶりに機内はガラガラです。いつもの窓際の席の私ですが、隣2席とも空席。迷わず、横になってゆっくり寝ました。おかげで、珍しく映画は2本しか見れませんでしたが。日付が変わって翌16日15時50分にソウルに着きました。余りに暇で、韓国料理(定食)を食べましたが、機内食と違いまぁまぁでした。ウォンは持っていないけど、クレジットカードで食券も買えました。18時35分発の福岡便で19時55分には帰国しました。
今回の旅で分かったのは、4泊6日でも結構充実しているということでした。理由として、目的地がローマ経由のナポリとイスキア島だけ。しかも、ニンニクの臭いと機内食を我慢すれば、大韓航空は福岡からはたぶん最短距離、最短時間だということです。でもできれば次回、大韓航空は避けたいのが本音ですが。
空飛ぶドクター(登録商標)
坂本泰樹
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 船 レンタカー タクシー 徒歩
- 航空会社
- 大韓航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
KAL機内食のふた
-
見た目はともかく、美味しくなかった!
KAL機内食 -
FrecciaRossa
ローマ~ナポリ -
ナポリ
1780年からの老舗洋服仕立屋 -
いつもの眺め
サンテルモ城下のバス停からの眺め -
サンテルモ城
-
サンテルモ城からの眺め
ヴェスヴィオ火山とナポリ湾が見渡せる -
国立サンマルティーノ美術館(旧修道院)
-
国立サンマルティーノ美術館(旧修道院)
天上のヴォールトが見事な教会 -
立サンマルティーノ美術館(旧修道院)からの眺め
-
今回試してみたピッツェリア
La Figlia del Presidente
(NHKテレビイタリア語講座)
もちろん、Vera Pizza の認定番号あり
(写真中央のマーク)
スパッカナポリ地区 -
ピッツァ・ヴェスヴィオと
店の雰囲気 -
メニュー
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サン・ドメニコ・マッジョーレ教会
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サン・ドメニコ・マッジョーレ教会内部
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サンセヴェーロ礼拝堂入り口
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サンタ・キアーラ教会
-
サンタ・キアーラ教会
田園式の庭園
マヨルカ焼き -
サンタ・キアーラ教会
回廊のフレスコ画や天井画 -
サンタ・キアーラ教会
プレゼビオ -
丘の上のサンテルモ城が見える
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駅近くの平凡な安トラットリアの前菜
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メニュー、値段表
値段はリーズナブル -
ナポリ港べヴェレッロ港の前にそびえるヌオーヴォ城
-
船乗り場
ナポリ港・べヴェレッロ港 -
船会社のカード
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イスキア島ポルト港周辺
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イスキア島のホテル
2回目宿泊
ポルト港近く -
ホテルのプールと
遠くにナポリが見える -
イスキア島
-
ブルスケッタ
イスキア島のレストランで -
イスキア島西南部
サンタンジェロ湾 -
イスキア島
アラゴン城 -
イスキア島
アラゴン城 -
アラゴン城からの街並み
イスキア島 -
アラゴン城からの景色
海がきれい -
イスキア島のトラットリア
-
隣の男性の巨大なパスタ!
-
ホテルからの朝日
逆光でナポリは見えない -
ホテルでの朝食
気持ちよく朝を迎える -
レンタカーのボロ車
マニュアル車でギアが入りにくい! -
サイドミラーは借りた時からひび割れあり
-
ナポリ港・べヴェレッロ港へ戻る
-
ナポリ駅近郊のトラットリア
メカジキのグリル -
ナポリ名物
道路上の洗濯物干し -
ナポリ
ピオ・モンテ・デッラ・ミゼリコルディア教会
カラヴァッジョの「慈悲の七つの行い」 -
隣の建物である美術館2階(旧会議室)からも
カラヴァッジョの「慈悲の七つの行い」が見える! -
ナポリ名物お菓子
スフォリアテッラ -
ナポリ
ドゥオモ(大聖堂) -
ナポリ
ドゥオモ(大聖堂)内部 -
ドゥオモ
天井 -
サン・パオロ・マッジョーレ教会
-
サン・ロレンツォ・マッジョーレ教会
外観、改装中 -
サン・ロレンツォ・マッジョーレ教会
地下にあるギリシア・ローマ時代の遺跡 -
サン・ロレンツォ・マッジョーレ教会
地下
修道会の集会所 -
バルコニーの男性歌手
謝金入れのかごも -
遺跡もあるベッリーニ広場
-
ジェズ・ヌオーヴォ教会
外観は地味 -
ジェズ・ヌオーヴォ教会
内装は豪華! -
たまたま見つけた面白い看板
何故かスペイン語とイタリア語で書いている -
何回も来た
ポルタルバ(ピッツェリア・トラットリア)入り口 -
ポルタルバ(ピッツェリア・トラットリア)
今度予約する予定の一階屋外のテーブル
ここなら車イス2名も来れる -
ポルタルバ(ピッツェリア・トラットリア)
野菜サラダ
自家製オリーブオイルとバルサミコ酢
(イタリアにはドレッシングはない!)
自分で両者や塩・コショーを好みでかける -
ステーキとナスのグリル
両方ともソレンティナ(ソレント風)トマトソース味 -
サン・ピエトロ大寺院(バチカン市国)を模した
マードレ・デル・ブオン・コンシリオ教会(ナポリ) -
期待はずれの
サン・ジェンナーロのカタコンベ -
意外と美味しかった
国立カポディモンテ美術館近くのトラットリア
野菜サラダとスパゲッティ・プッタネスカ(娼婦風) -
国立カポディモンテ美術館
-
国立カポディモンテ美術館
ボッティチェリの「聖母子」 -
帰国時のKAL便室内
久しぶりに席がガラガラ -
KAL機内
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