サンライズ山陰で行くSLやまぐち撮影の旅

2018/04/28 - 2018/04/30

乗り物好きのスイスからの友人が日本を訪れると言うので、ダメ元でサンライズに乗ってみようと1ヶ月前の発売開始日の夜に駅で空きを尋ねると、シングルが2部屋空いているいうではありませんか！

GW期間にサンライズを取るのは発売開始の10時でも至難の技。多分キャンセル分でしょうがサンライズに乗ることになりました。

エリア 山口市(山口)

• 旅行の満足度: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 3.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 友人
• 交通手段: レンタカー JALグループ JR特急 JRローカル

東京駅には21時半前に到着、9番線に上がるとホームにはサンライズに乗車する乗客が待っていました。

サンライズは21:35頃に入線してきました。
車掌が乗り込み出発準備が整った21:40過ぎにドアが開かれ乗客が乗り込みます。

確保した寝台（シングル）は14号車の6番と9番。残念ながら一階の部屋でした。
なので窓の位置がホームと同じです。

乗車したらまずは10号車に行きシャワーカードを確保します。
早めに確保しないと売れ切れちゃいますからね。

東京駅は22時に定刻出発です。
東京駅発車シーンの動画はこちら
https://youtu.be/RuEh0b4e5j8

発車後、友人を列車内を案内しますが、12号車の「ノビノビ座席」はかなり珍しがってました。
横浜到着前の時点で、既にシャワーカードは売切てました。

部屋に戻り、寝る準備をして早めに就寝することにします。
電車なので客車列車と違って連結器の隙間が無いからショックが少ないので乗り心地は悪くは無いですが、ぐっすりとはいきませんね。

岡山到着前のおはよう放送で目が覚めます。朝風呂ならぬ朝シャワーを浴びていると列車は伯備線へ入ります。

終点到着までまだ時間があるので、横になったり車窓を眺めとのんびりしていると、米子に到着。
山陰本線に入り宍道湖を眺めながら終点の出雲市駅には定刻の9:57に到着しました。

出雲市からは1時間半後に出発する、3両編成の特急「スーパーおき3号」に乗車します。

山陰本線は風光明媚な日本海に沿って走ります。
やはり山陰の海は綺麗ですね～

お昼は出雲市駅前の「奥出雲そば処一福 出雲一畑店」で購入した「福もりそば」と「舞茸いなり」を車内で食べます。

それにしても「スーパーおき」は揺れますね。
スピードも良いですが、乗り心地って言うのも考えてもらいたいところです。

スーパーおきは13:53に津和野駅に到着しました。ここからSLやまぐちに乗車しますがまだ時間があります。
なので整備中のSL を見に行こうとターンテーブルへ向かいます。

昨年、本線運転に復帰したD51-200が整備中でしたのでその姿を見ていると14時半過ぎに整備が終わりターンテーブルへ向かい、方向を変えて出発準備に入ります。

SLやまぐちの客車は昨年新造した旧型客車（ってややこしい）になりました。
古い客車の復刻版と言ったところでしょう。

乗車した5号車は昭和初期のダブルルーフ客車、オハ31を復刻した「スハテ35 4001」です。

車内は新しくて冷暖房完備です。でも窓も開くようになっていて昔の客車の雰囲気を出しています。
各ボックス席にはコンセントまで用意されています。
個人的には古すぎて懐かしさと言う面では2～4号車のオハ35系客車の方が良かったかな。

SLが走る山口線は昭和レトロ風に駅名も旧字体になっています。

パット見、なんて書いてあるか判りませんよね（笑）

車窓風景の動画はこちら
https://youtu.be/vesCJrRLzZA

5号車には展望デッキが設けられていて去りゆく風景を見ることが出来ます。

走行中は常に開放されているのでトンネル通過中でも出ることが出来ますが、トンネルに入るとSLの煙で燻されます。

燻されると言うより苦しくてデッキに居ることが出来ない程ですけどね。

新山口までSLの旅を堪能した後は、宇部線に乗って宇部新川駅へ向かいました。

この日は宇部新川駅近くの宇部国際ホテルに宿泊です。シャワーのみのシングルルームですがその分部屋が広かったのは良かったです。

夕食はホテル近くのでチキン南蛮定食にしました。
出来れば海の幸をと思ったのですが、日曜とあってお店の選択肢が少なく、お腹も減っていたので手近なところでと入ってみましがなかなか美味しかったです。

翌朝、6時に起きて、宇部新川駅に向かいます。
宇部新川に泊まったのは、6:40発の長門本山行列車に乗車する為だったりします。

小野田線の支線、長門本山へは1日3往復の列車しか運転されておらず、朝の2往復と夕方の1往復だけしかありません。
長門本山行は乗客3名を乗せ25分程で終点の長門本山に到着します。

長門本山かは6分程で雀田行になりそのまま折返し乗車して雀田から小野田行に乗り換えます。

小野田からは山陽本線に乗換ますが、うまい具合に下関発の宇部新川行があり、宇部新川まで乗換なしで戻る事が出来ました。

ホテルをチェックアウトして、再び宇部新川から新山口へ移動します。

新山口からタイムズレンタカーで軽自動車を借りて「SLやまぐち」の撮影に向かいます。

今日は津和野までSLを追い掛けながら一往復です。
下り列車は、宮野～仁保間、 長門峡～渡川間、徳佐～船平山間で撮影しました。

その時の詳細はこちら
http://rail.travair.jp/?p=6562

下りのSLを撮影した後、津和野の道の駅なごみの里でお昼にします。
ちょっと迷ってハンバーグ定食（1250円）を注文しました。結構ボリュームもあり満足です。

食後は併設の温泉で一風呂浴びてさっぱりします。JAF割引で500円でなおかつレンタルタオル付きでした。

上り列車は道の駅近くの津和野～船平山間、三谷～渡川間、篠目駅発車、大歳～仁保津間と4箇所で撮影出来ました。
http://rail.travair.jp/?p=6575

「SLやまぐち」の撮影後は新山口駅から新幹線で小倉に移動します。宇部山口から帰れば早いのですが、特典航空券で取れたのが北九州空港だったので、小倉からは日豊本線で朽網へ向かいましたが、小倉駅から乗ったのは懐かしい415系でした。

今回使用した乗車券は経路が多くてマルス発券が出来なく手書き対応となりました。

有効期間が9日間もあったのですが、わずが3日間で目的地に着いてしまいました。ちょっともったいない？

朽網駅からは北九州空港行のバスに乗車しますが、乗客は自分一人だけと寂しい・・・。
まあ一般的には小倉駅からのリムジンバスだよね。

チェックインをすると、搭乗するJAL378便は5分遅れとの事。まあゆっくり夕食をする時間を取っていたので筑豊ラーメンの山小屋でラーメンとチャーハンで旅の〆をします。

チェックインの際にクラスJのキャンセル待ちをしておきましたが、B3なので駄目だろうと思っていましたが、搭乗開始直前に呼ばれてアップグレード出来ました。

でも考えたら特典航空券だからマイル付かないのであんまり意味なかったかな？

北九州空港を10分遅れの21:05にスポットアウトして、FLTレベル270で東に向かいます。

友人が居る大阪上空を通過して羽田へ向かい定刻より20分遅れで到着となりました。

この旅行記へのコメント （2）

• 墨水さん 2018/07/21 21:27:37

  質問。

  ＴＲＡＶＡＩＲさん、今晩は。
  「浅草橋にも、みどりの窓口有るよね？。」の突っ込みよりも、錦糸町で買ってるのには、親近感が湧きました。(爆)
  私も「手書き券」欲しい。(笑)
  どう言う手順で購入したか、教えて欲しいです。
  「マルス発券が出来ない。」と言う事でしたが、どの辺が限界なんでしょうかね。(笑)
  宜しく御願いします。
  墨水。

  ＴＲＡＶＡＩＲさん からの返信 2018/07/26 22:25:06

  RE: 質問。

  こんばんは。
  
  今回は関東近郊で途中下車をしたい為に、一筆書きの要領で経路を作成してこの経路で下さいとお願いしたら、「経路数が多くて機械で発券出来ないので時間を下さい」と言われました。
  
  経路数がオーバーすると手書きになるようです。
  
  この駅では前にも、機械で発券できない特例区間の自由席特急券を手書きで売って貰ったこともあります。