2017/12/15 - 2017/12/15
910位(同エリア1731件中)
mas98765さん
- mas98765さんTOP
- 旅行記435冊
- クチコミ5件
- Q&A回答0件
- 495,270アクセス
- フォロワー29人
アテネの国立考古学博物館を見ます。
-
2017年12月15日(金)
ギリシャ旅行の最終日です。国立考古学博物館に行きます。雨が降ったら博物館に行こうと思っていましたが結局毎日快晴だったので(メテオラにも行ったので)最終日に行くことになりました。ホテル近くのシンタグマ広場にやってきました。今日はそのままの服装で飛行機に乗るので汗をかきたくありません。地下鉄を使います。 -
券売機がどれも「OUT OF ORDER」になっています。先日のオモニア駅でもそうでした。「USE THE ELECTRONIC TICKET AUTOMATIC ISSUING MACHINES」とかかれているので、最新式の他の機械を使えということなのでしょうが、どれなのか分からず、それらしい機械も切符の買い方が分かりませんでした。
-
先日のオモニア駅と同様、並んで窓口で買います。何回も並ぶのは面倒なので、また1日券を買ってしまいました。
-
地下鉄のホーム
-
地下鉄車両内の路線図
-
オモニア駅で降りて
-
地上に出ます。
-
オモニア広場は北側に丸く突き出た形をしているので、広場の形を見れば方向が分かります。
※周辺の地図
https://goo.gl/maps/wWvsfbwYMgR2 -
まっすぐ北に歩いて行くと
-
道路の左手に、右矢印の標識が立っていますので
-
ここを斜めに曲がって
-
進み
-
博物館に行きます。
※周辺の地図
https://goo.gl/maps/us7HdWsonaH2 -
-
-
正面
-
金曜日の開館時間は9時と書かれています。ガイドブックには8時からと書かれていましたが、同時に時間の変更がよくあるとも書かれていました。
-
現在8時40分。入口のドアは閉まっています。
-
入口前から正面を見たところ
-
博物館の建物の上に立つ像
-
-
電気バス
-
右隣の建物
-
落書き
-
ハト
-
木の上で声がしたと思えば
-
インコのような鳥がいます。
-
-
-
9時になって入口が開きました。中に入ります。
-
最初にキクラデス文明のコーナーがありました。。紀元前3000年頃から2000年頃にわたりエーゲ海のキクラデス諸島に栄えた文明です。
説明によると、左側は「Thinker」と書かれていて「考える人」ということでしょうか。右側は「Large pitcher from Orchomenos in Boetia」と書かれていました。 -
こちらは「Head of a cycladic statue」つまり「キクラデス文明の像の頭部」です。鼻と口と耳だけが飛び出ていて、目は描かれています。向かって右側の頬には縦縞があります。
-
これは「The funerary stelae of Grave Circle A」と書かれていました。墓石のようです。「Grave Circle A」は紀元前16世紀にミケーネのライオン門の南側にあった墓地のことです。これらの墓石はシュリーマンが発見したもので、墓の上に横たわっていたり墓の中に破片が入っていたりしたようです。これらの墓石には幾何学模様や二輪戦車が描かれています。
-
これらはミケーネの「Grave Circle A」の「Grave V」から出土したものです。
-
これは「アガメムノンのマスク」として知られる金のマスクです。あご髭を生やした男の人が「打ち出し細工」で形作られています。耳の辺りに穴が開いていることから、このマスクは糸を使って死者の顔にかぶせられていたと考えられるそうです。
-
これはgriffin(グリュプス)のレリーフで飾られた青銅製の短剣です。グリュプスは、頭と前足がワシで翼を持ち、胴体と後足はライオンの姿をしたギリシャ神話の怪獣です。「flying gallop」ということで足が地面に着かないように描かれていて、これは力と支配のシンボルだそうです。
-
これらはミケーネの「Grave Circle A」の「Grave IV」から発見された武器です。
-
これらはミケーネのアクロポリスの壁の絵です。アクロポリスというとアテネを想像しますが「高いところ」という意味で、防壁で固められた自然の丘に神殿や砦が築かれていて、ミケーネにもありました。
-
これはミケーネのアクロポリスから出土した壺で、絵が描かれています。
-
これは紀元前15世紀から紀元前12世紀にかけてのミケーネのアクロポリスから出土したフィギュアやリュトン(角さかずき)です。
-
現在9時23分、ここで大変なことに気づきました。この日は12時までにホテルをチェックアウトして帰らなければなりません。考古学博物館からシンタグマ広場に帰るには、地下鉄を使っても結構時間がかかりますし、もう一か所立ち寄りたいところもあったので、このようなペースでじっくり見てはいられないのです。
そういうわけで、この部屋は通過して前方に進んでいきます。 -
すると、彫像が並んだ部屋があって、前方の真ん中に
-
「馬に乗る少年」の像がありました。英語圏では「Artemision Jockey」という名前で知られているようです。ブロンズでできており、エヴィア島アルテミシオンの沖で発見されました。
-
少年はサドルを使わず直接馬にまたがっています。よく見ると額に深いシワがあり、必死に馬に乗っていることがわかります。現在は失われていますが、左手に手綱を持ち、
-
右手に鞭を持っていたようです。
-
周囲には例えばこのような像があります。たぶんヘルメス像です。
-
こちらはアフロディーテです(Wikipediaでアフロディーテを調べると同じ角度の写真が載っています)。
-
次の部屋はこんな感じです。墓石(ステラ)が並んでいます。
-
中央に大きめの目立つ墓石がありました。右側に座っているのが亡くなった女性で、悲しそうな表情で赤ん坊を見つめています。赤ん坊は左側の女性に抱えられながら、右側の母親に向かって手を伸ばそうとしています。
-
こちらにはレキュトゥスが並んでいます。レキュトゥスとは古代ギリシャで使われた首が細い陶器の瓶です。副葬品としてよく使われました。
-
次の大きな部屋にやってきました。
-
ここで目立つのはこの像です。「ポセイドンのブロンズ像」で、先ほどの「馬に乗る少年」と同じくエヴィア島アルテミシオンの海底から発見されました。ガイドブックにはポセイドンとありますが、現地の英語の説明によるとゼウスの可能性もあるそうです。
-
少し離れたところから振り返ります。
-
これはアッティカで発見された副葬品のコウロスです。コウロスは古代ギリシャの若い男性の裸体像です。
-
こちらはディオニソス像です。
-
アッティカで発見されたスフィンクス像です。墓石の飾りとして使われたようです。「Archaic Sphinxes」として知られる初期のものだそうです。日本の法隆寺にある仏像は微笑んでいて「アルカイック・スマイル」として知られますが、ギリシャから伝わったものです。このスフィンクス像も、顔のところだけ見ると法隆寺の仏像にそっくりです。
-
石棺があります。「カリュドーンの猪」を狩る様子が描かれています。「カリュドーンの猪」とはギリシア神話に登場する巨大な猪のことです。
-
これは「Statue of a sleeping Maenad」と書かれています。Maenadは英語名で日本メナード化粧品の名前の由来ですが、日本ではギリシャ語の発音から通常「マイナス」と呼ぶようです。ディオニューソス(泥酔の神)の女性信奉者で、アルコールによって狂暴になり理性を失った女性として、ギリシア神話やローマ神話に登場します。そんな女性も眠っている時は穏やかということでしょうか。ハドリアヌス帝の時代(AD117-138)のものだそうです。
-
別の角度から。
-
胸像や頭部が並んでいるところもありました。
-
このような像もありました。
-
奥の方に階段があったので上って2階に行ってみました。
-
このようになっていて
-
壺が並んでいました。現在のケラミコスの遺跡の北東に位置する古代の墓地から出土したものが展示されているようです。
-
墓地から出土した人骨も2体並んでいました。
-
壁画が並ぶコーナーもありました。これはアンテロープのフレスコ画です。
-
階段を下りて1階に戻り、階段に向かって右手のこのような部屋に入ってみました。
-
最初の部屋はこのような雰囲気です。
-
これはケラミコスで出土した西暦370年のセイレン像で副葬品のようです。セイレン(英語ではSiren)は頭が人で胴体が鳥の姿をしていて、美しい歌声で船乗りを誘い寄せ、船を難破させました。
-
これはポセイドンのブロンズ像で紀元前480年のものです。ボイオティア地方の海で発見されました。
-
暗いコーナーがあって、そこにこのような像がありました。「アフロディーテとパンとエロスの像」です。ミロス島で発見されました。この島は「ミロのヴィーナス」が発見されたことでも有名です。そもそも「アフロディーテ」はローマ神話ではウェヌス(英語名ヴィーナス)のことで、同じ女神を指します。
-
右側のパン(牧羊神)が左側のアフロディーテにちょっかいを出し、アフロディーテがサンダルを振り上げています。アフロディーテの肩には息子のエロスがいて手を伸ばしています。
-
少し違う角度から。
-
更に別の角度から。
-
同じくらい空間で、向かい側にこのような像がありました。「Stature of the kore Phrasikleia」という説明でした。アッティカ地方のメレンダ(当時のミリヌス)で発掘された副葬品の像だそうです。550-540BCのものです。
-
左手にハスの花のつぼみを持っています。
-
こちらは同じメレンダで発見された「Statue of kouros」です。
-
このような像もありました。
-
これは、パトラから出土したアンティノウスの胸像です。アンティノウスはローマ皇帝ハドリアヌスの愛人だったそうです。ハドリアヌスによって神格化されたことから、色々な芸術作品に表現されているそうです。
さて、現在10時16分。そろそろ帰らなければなりません。 -
所変わって10時49分、ここは地下鉄のパネピスティミオ駅を出たところです。
※周辺の地図
https://goo.gl/maps/TVi2FvAL5cp -
考古学博物館を出てから最初歩いてここに向かおうとしましたが、思いのほか遠くて汗をかきそうになったので(この日はその時の服装のまま飛行機に乗るので汗をかきたくありませんでした)オモニア駅に戻って地下鉄に乗りました。車内放送に誤りがあり「シンタグマ」と案内されましたがパネピスティミオ駅でした。
-
上の写真とは反対側を向いて広い道路まで歩いていきます。
-
道路の向かい側の左手には国立図書館があります。大理石だけを使って建てられており、パルテノン神殿と同じようにドリス式円柱を使っています。
-
正面にはアテネ大学があります。1837年創設の東地中海地域で最も歴史のある大学です。
-
向かい側右手にはアカデミーがあります。
-
リカヴィトスの丘も見えます。
-
信号が青になり、渡ろうか迷った挙句、やめました。現在10時50分。シンタグマ広場の近くのホテルに戻って休み、12時までにチェックアウトして空港に向かわなければなりません。
-
再び地下鉄に乗って
-
帰ります。
-
11時ちょうど、シンタグマ広場に到着。この後ホテルで少しくつろぎ、チェックアウトして空港に向かいます。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
mas98765さんの関連旅行記
アテネ(ギリシャ) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
90