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中央道で大月が近づくと、右側に聳える「岩殿山」・・・巨大な岩で出来たようなこの山に、一度は登ってみたいと思っていました。<br />今回の山行は、大月で育ったSさん以外は、全員が初めて。<br />岩殿山の魅力は、都心から近く、大月駅から歩いて登れるアクセスの良さだけでなく、富士山の眺望やクサリ場もある変化に富んだコースが楽しめることです。<br />写真は、岩殿山から望む大月市街と富士山。

岩場あり絶景ありの岩殿山

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2018/04/10 - 2018/04/10

161位(同エリア265件中)

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ペコちゃん

ペコちゃんさん

中央道で大月が近づくと、右側に聳える「岩殿山」・・・巨大な岩で出来たようなこの山に、一度は登ってみたいと思っていました。
今回の山行は、大月で育ったSさん以外は、全員が初めて。
岩殿山の魅力は、都心から近く、大月駅から歩いて登れるアクセスの良さだけでなく、富士山の眺望やクサリ場もある変化に富んだコースが楽しめることです。
写真は、岩殿山から望む大月市街と富士山。

旅行の満足度
5.0
同行者
友人
一人あたり費用
1万円未満
交通手段
JRローカル 私鉄 徒歩
  • これは以前、中央道から撮った岩殿山・・・どんな山なのか、期待を胸に仲間5名で電車に乗り、大月に向かいました。

    これは以前、中央道から撮った岩殿山・・・どんな山なのか、期待を胸に仲間5名で電車に乗り、大月に向かいました。

  • 大月駅に降りるのは初めて。<br />駅のすぐ裏手に岩殿山が迫っています。

    大月駅に降りるのは初めて。
    駅のすぐ裏手に岩殿山が迫っています。

  • この時期は「大月さくら祭り」が開催されていますが、今年の桜は例年に比べてかなり早かったので、花はもう終わっているようです。

    この時期は「大月さくら祭り」が開催されていますが、今年の桜は例年に比べてかなり早かったので、花はもう終わっているようです。

  • 大月駅はJRの他、富士山・河口湖方面に行く富士急の始発駅でもあります。

    大月駅はJRの他、富士山・河口湖方面に行く富士急の始発駅でもあります。

  • 今回のコースは、大月駅~岩殿山~兜岩~稚児落し~大月駅。<br />ゆっくり歩いて、約5時間の周回コースです。

    今回のコースは、大月駅~岩殿山~兜岩~稚児落し~大月駅。
    ゆっくり歩いて、約5時間の周回コースです。

  • 大月駅から市街地を通って中央線の踏切を渡り、岩殿山に向かって歩きます。

    大月駅から市街地を通って中央線の踏切を渡り、岩殿山に向かって歩きます。

  • 相模川(通称:桂川)に架かる高月橋。

    相模川(通称:桂川)に架かる高月橋。

  • 橋の上から見る桂川・・・渓谷沿いの景色が綺麗です。

    橋の上から見る桂川・・・渓谷沿いの景色が綺麗です。

  • 橋を渡って坂道を登り始め、振り返ると雪化粧した美しい富士山が!

    橋を渡って坂道を登り始め、振り返ると雪化粧した美しい富士山が!

  • 舗装された坂道の先に、登り口があります。

    舗装された坂道の先に、登り口があります。

  • ここから登山道・・・「岩殿城跡入口」の案内があります。

    ここから登山道・・・「岩殿城跡入口」の案内があります。

  • 「富士の眺めが 一番美しい街 大月市」の看板。<br />岩殿山には300本以上の桜があり、満開の時期には、本当に素晴らしい眺めが楽しめるでしょう。

    「富士の眺めが 一番美しい街 大月市」の看板。
    岩殿山には300本以上の桜があり、満開の時期には、本当に素晴らしい眺めが楽しめるでしょう。

  • 岩殿山の南側と桂川の間の狭い場所を通る中央道・・・岩殿山の山腹の下には、岩殿トンネル・大月トンネルが貫かれています。

    岩殿山の南側と桂川の間の狭い場所を通る中央道・・・岩殿山の山腹の下には、岩殿トンネル・大月トンネルが貫かれています。

  • 岩殿山の山頂に、電波塔のようなものが見えます。

    岩殿山の山頂に、電波塔のようなものが見えます。

  • スタートして20分ほどの所から見た大月市街と富士山。<br />山々の合間を縫うように広がった大月の街を見守るように、大きな富士山がドーンと聳えています。

    スタートして20分ほどの所から見た大月市街と富士山。
    山々の合間を縫うように広がった大月の街を見守るように、大きな富士山がドーンと聳えています。

  • 鳥居のような関所のような門。

    鳥居のような関所のような門。

  • ここからも富士山と大月の街並みが見えます・・・桜が満開の時期は、絵のような景色でしょうね。<br />街の奥には、リニア実験線が見えます。

    ここからも富士山と大月の街並みが見えます・・・桜が満開の時期は、絵のような景色でしょうね。
    街の奥には、リニア実験線が見えます。

  • 岩殿山の中腹にある丸山の山頂・・・ここも満開の時は、桜越しに富士山が望める絶景スポット。<br />444.4mというゾロ目の標高が面白いですね。

    岩殿山の中腹にある丸山の山頂・・・ここも満開の時は、桜越しに富士山が望める絶景スポット。
    444.4mというゾロ目の標高が面白いですね。

  • ここの広場は丸山公園・・・周辺には約200本のソメイヨシノが植えられ、山梨県の桜の名所の一つになっています。<br />展望台の反対側にあるのは「岩殿山ふれあいの館」と岩殿山・鏡岩の大岩壁。

    ここの広場は丸山公園・・・周辺には約200本のソメイヨシノが植えられ、山梨県の桜の名所の一つになっています。
    展望台の反対側にあるのは「岩殿山ふれあいの館」と岩殿山・鏡岩の大岩壁。

  • 中世の城をイメージして建設された「岩殿山ふれあいの館」・・・入館は有料ですが、入り口に置いてある観光や花のパンフレットが貰えます。

    中世の城をイメージして建設された「岩殿山ふれあいの館」・・・入館は有料ですが、入り口に置いてある観光や花のパンフレットが貰えます。

  • これは、建物入口にあった岩殿城跡案内図。<br />9世紀末に開創された天台宗の岩殿山円通寺は、岩殿山の南東麓に観音堂や三重塔などの伽藍を配し、13世紀に入ると天台系聖護院末の修験道の場として栄えました。<br />16世紀に武田氏や小山田氏の支配を受け、岩殿山は岩殿城として武蔵・相模に備える戦略上の拠点となりましたが、江戸時代初期に廃城となり、円通寺も明治初めの神仏分離令で廃寺になりました。

    これは、建物入口にあった岩殿城跡案内図。
    9世紀末に開創された天台宗の岩殿山円通寺は、岩殿山の南東麓に観音堂や三重塔などの伽藍を配し、13世紀に入ると天台系聖護院末の修験道の場として栄えました。
    16世紀に武田氏や小山田氏の支配を受け、岩殿山は岩殿城として武蔵・相模に備える戦略上の拠点となりましたが、江戸時代初期に廃城となり、円通寺も明治初めの神仏分離令で廃寺になりました。

  • ヤマツツジが見頃を迎えつつあります。

    ヤマツツジが見頃を迎えつつあります。

  • 遠くから見ていると分かりませんが、岩殿山は礫岩(堆積岩)の岩山・・・礫(小石)が沢山含まれているのが、よく分かります。

    遠くから見ていると分かりませんが、岩殿山は礫岩(堆積岩)の岩山・・・礫(小石)が沢山含まれているのが、よく分かります。

  • 木々の間から見える鏡岩・・・迫力がありますね。

    木々の間から見える鏡岩・・・迫力がありますね。

  • 傾斜のある石段を、山頂まで一気に登ります。

    傾斜のある石段を、山頂まで一気に登ります。

  • さらに登ると、場城戸跡(岩殿城の城門跡)が見えてきます。<br />周囲は天然の城壁・・・難攻不落の城を思わせます。

    さらに登ると、場城戸跡(岩殿城の城門跡)が見えてきます。
    周囲は天然の城壁・・・難攻不落の城を思わせます。

  • 昭和47年に岩殿山で大規模な地滑りが発生し、中央道の相模湖IC~大月ICの間が全面通行止めとなったことがあります。<br />平成11年には、この看板に書かれているように、巨大な礫岩を粉砕撤去したそうです。

    昭和47年に岩殿山で大規模な地滑りが発生し、中央道の相模湖IC~大月ICの間が全面通行止めとなったことがあります。
    平成11年には、この看板に書かれているように、巨大な礫岩を粉砕撤去したそうです。

  • 駅から1時間ほどで山頂に到着。<br />標高は634m・・・スカイツリーと同じ高さですね。<br />厳密にいうと、ここは鏡岩の絶壁の上にある三の丸跡の山頂で、岩殿山の山頂である本丸跡は、もう少し先にあります。

    駅から1時間ほどで山頂に到着。
    標高は634m・・・スカイツリーと同じ高さですね。
    厳密にいうと、ここは鏡岩の絶壁の上にある三の丸跡の山頂で、岩殿山の山頂である本丸跡は、もう少し先にあります。

  • 標識の後ろの大きな石碑は、陸軍大将・乃木希典が明治12年に登頂した際に詠んだ七言絶句の漢詩碑で、昭和11年に建立されました・・・『欲問当年遺恨長 英雄前後幾興亡 巉巌千尺荒墟上 仗剣帳然見夕陽』。<br />乃木は鏡岩を仰いで「岩殿城の岩壁は兎も登れない」と感嘆したそうです。

    標識の後ろの大きな石碑は、陸軍大将・乃木希典が明治12年に登頂した際に詠んだ七言絶句の漢詩碑で、昭和11年に建立されました・・・『欲問当年遺恨長 英雄前後幾興亡 巉巌千尺荒墟上 仗剣帳然見夕陽』。
    乃木は鏡岩を仰いで「岩殿城の岩壁は兎も登れない」と感嘆したそうです。

  • 眺めの良い山頂には、東屋もあります。

    眺めの良い山頂には、東屋もあります。

  • ヤマツツジの先に聳える富士山。

    ヤマツツジの先に聳える富士山。

  • 岩殿山は「秀麗富獄十二景」(大月市が1992年に定めた12の山域)に選ばれており、ここからの富士山の眺めは素晴らしい!

    岩殿山は「秀麗富獄十二景」(大月市が1992年に定めた12の山域)に選ばれており、ここからの富士山の眺めは素晴らしい!

  • 鏡岩から恐る恐る下を覗くと、桂川と競うように中央道が走っています。

    鏡岩から恐る恐る下を覗くと、桂川と競うように中央道が走っています。

  • ソメイヨシノは終わっていましたが、山歩きには最高の天気です。

    ソメイヨシノは終わっていましたが、山歩きには最高の天気です。

  • 本丸があった山頂に向かう途中、八重桜が見頃を迎えていました。

    本丸があった山頂に向かう途中、八重桜が見頃を迎えていました。

  • 珍しい黄色の桜・鬱金(ウコン)。

    珍しい黄色の桜・鬱金(ウコン)。

  • ここが岩殿山の最高地点で、岩殿城の本丸があった所。

    ここが岩殿山の最高地点で、岩殿城の本丸があった所。

  • 現在は2つの電波塔があり、眺望はなし。<br />上の写真は無線中継局、下は大月テレビ中継局。

    現在は2つの電波塔があり、眺望はなし。
    上の写真は無線中継局、下は大月テレビ中継局。

  • 来た道を分岐まで戻り、「稚児落し」を目指します。

    来た道を分岐まで戻り、「稚児落し」を目指します。

  • このコースの目玉は、2箇所(鎧岩と兜岩)のクサリ場・・・『危険』の看板を横目に、気を引き締めて進みます。

    このコースの目玉は、2箇所(鎧岩と兜岩)のクサリ場・・・『危険』の看板を横目に、気を引き締めて進みます。

  • 満開の山桜が美しい。

    満開の山桜が美しい。

  • 振り返ると岩殿山。

    振り返ると岩殿山。

  • 山頂から歩くこと約30分、最初のクサリ場は「鎧岩」。

    山頂から歩くこと約30分、最初のクサリ場は「鎧岩」。

  • 岩には窪みがあって、足が置きやすくなっていますが、慎重に登って行きます。

    岩には窪みがあって、足が置きやすくなっていますが、慎重に登って行きます。

  • 登りきった所から見た岩殿山。

    登りきった所から見た岩殿山。

  • 続いて「兜岩」・・・片側が絶壁なので、壁のクサリ伝いに細い道を慎重に進みます・・・本日最大の難関。

    続いて「兜岩」・・・片側が絶壁なので、壁のクサリ伝いに細い道を慎重に進みます・・・本日最大の難関。

  • そして息つく間もなく、垂直に近いクサリ場を登っていきます。

    そして息つく間もなく、垂直に近いクサリ場を登っていきます。

  • 登りきった後は、なかなかの充実感・・・背後に岩殿山が見えます。<br />ここからは尾根を歩いて天神山へ。

    登りきった後は、なかなかの充実感・・・背後に岩殿山が見えます。
    ここからは尾根を歩いて天神山へ。

  • 稚児落しまでアップダウンを繰り返しながら、新緑の尾根道を進みます。

    稚児落しまでアップダウンを繰り返しながら、新緑の尾根道を進みます。

  • コブシに似た花・・・春の訪れを感じます。

    コブシに似た花・・・春の訪れを感じます。

  • 天神山山頂ですが、樹林に囲まれていて展望はありません。<br />お昼になったので、この付近で昼食。<br />

    天神山山頂ですが、樹林に囲まれていて展望はありません。
    お昼になったので、この付近で昼食。

  • マルバアオダモ。

    マルバアオダモ。

  • 天神山を過ぎると小さな祠があります。

    天神山を過ぎると小さな祠があります。

  • ホウノキ。

    ホウノキ。

  • ミツバツツジがアチコチに咲いています。

    ミツバツツジがアチコチに咲いています。

  • 「稚児落し」の名前の由来・・・1582年、岩殿城は織田軍に攻められ、城主・小山田信茂の側室だった千鳥姫は、子供と共にこの大岩壁まで逃げてきましたが、泣き出した子供を崖下に投げ、自らは落ち延びたそうです。

    「稚児落し」の名前の由来・・・1582年、岩殿城は織田軍に攻められ、城主・小山田信茂の側室だった千鳥姫は、子供と共にこの大岩壁まで逃げてきましたが、泣き出した子供を崖下に投げ、自らは落ち延びたそうです。

  • ダイナミックな大岩壁に、思わず腰が引けます。 <br />下を覗きこむことなど出来ません!・・・稚児落しは、想像以上の断崖絶壁でした。

    ダイナミックな大岩壁に、思わず腰が引けます。
    下を覗きこむことなど出来ません!・・・稚児落しは、想像以上の断崖絶壁でした。

  • 向こうの絶壁の上を目指します。<br />微かに人影が見えて、崖の大きさが分かります。

    向こうの絶壁の上を目指します。
    微かに人影が見えて、崖の大きさが分かります。

  • 稚児落しの標高は580m、落差は200m以上!

    稚児落しの標高は580m、落差は200m以上!

  • 稜線を歩いて、稚児落しの最高地点へ・・・ここからは、断崖絶壁と岩殿山、歩いてきた稜線が一望出来ます。

    稜線を歩いて、稚児落しの最高地点へ・・・ここからは、断崖絶壁と岩殿山、歩いてきた稜線が一望出来ます。

  • 恐る恐る下を覗くと、やっぱり怖い。

    恐る恐る下を覗くと、やっぱり怖い。

  • この岩の先には何もないので、写真を撮るのも命がけ(?)<br />中央道から見える岩殿山とは違った絶景に出会えて、満足。

    この岩の先には何もないので、写真を撮るのも命がけ(?)
    中央道から見える岩殿山とは違った絶景に出会えて、満足。

  • 稚児落しを見ながら、大月駅へと下って行きます。

    稚児落しを見ながら、大月駅へと下って行きます。

  • ジュウニヒトエ。

    ジュウニヒトエ。

  • 里の村も、春が真っ盛り。

    里の村も、春が真っ盛り。

  • 桜もまだ少し咲いています。

    桜もまだ少し咲いています。

  • 色鮮やかな花桃。

    色鮮やかな花桃。

  • 14時過ぎに大月駅へ到着。<br />富士急のホームには、「富士山ビュー特急」が停車中・・・標高差が約500mの河口湖駅まで、45分で結びます。<br />富士山と稚児落しの絶景、そしてクサリ場の醍醐味・・・岩殿山は都心からも近いので、是非、足を運んでみて下さい。

    14時過ぎに大月駅へ到着。
    富士急のホームには、「富士山ビュー特急」が停車中・・・標高差が約500mの河口湖駅まで、45分で結びます。
    富士山と稚児落しの絶景、そしてクサリ場の醍醐味・・・岩殿山は都心からも近いので、是非、足を運んでみて下さい。

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