2018/04/10 - 2018/04/10
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ペコちゃんさん
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中央道で大月が近づくと、右側に聳える「岩殿山」・・・巨大な岩で出来たようなこの山に、一度は登ってみたいと思っていました。
今回の山行は、大月で育ったSさん以外は、全員が初めて。
岩殿山の魅力は、都心から近く、大月駅から歩いて登れるアクセスの良さだけでなく、富士山の眺望やクサリ場もある変化に富んだコースが楽しめることです。
写真は、岩殿山から望む大月市街と富士山。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- JRローカル 私鉄 徒歩
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これは以前、中央道から撮った岩殿山・・・どんな山なのか、期待を胸に仲間5名で電車に乗り、大月に向かいました。
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大月駅に降りるのは初めて。
駅のすぐ裏手に岩殿山が迫っています。 -
この時期は「大月さくら祭り」が開催されていますが、今年の桜は例年に比べてかなり早かったので、花はもう終わっているようです。
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大月駅はJRの他、富士山・河口湖方面に行く富士急の始発駅でもあります。
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今回のコースは、大月駅~岩殿山~兜岩~稚児落し~大月駅。
ゆっくり歩いて、約5時間の周回コースです。 -
大月駅から市街地を通って中央線の踏切を渡り、岩殿山に向かって歩きます。
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相模川(通称:桂川)に架かる高月橋。
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橋の上から見る桂川・・・渓谷沿いの景色が綺麗です。
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橋を渡って坂道を登り始め、振り返ると雪化粧した美しい富士山が!
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舗装された坂道の先に、登り口があります。
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ここから登山道・・・「岩殿城跡入口」の案内があります。
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「富士の眺めが 一番美しい街 大月市」の看板。
岩殿山には300本以上の桜があり、満開の時期には、本当に素晴らしい眺めが楽しめるでしょう。 -
岩殿山の南側と桂川の間の狭い場所を通る中央道・・・岩殿山の山腹の下には、岩殿トンネル・大月トンネルが貫かれています。
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岩殿山の山頂に、電波塔のようなものが見えます。
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スタートして20分ほどの所から見た大月市街と富士山。
山々の合間を縫うように広がった大月の街を見守るように、大きな富士山がドーンと聳えています。 -
鳥居のような関所のような門。
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ここからも富士山と大月の街並みが見えます・・・桜が満開の時期は、絵のような景色でしょうね。
街の奥には、リニア実験線が見えます。 -
岩殿山の中腹にある丸山の山頂・・・ここも満開の時は、桜越しに富士山が望める絶景スポット。
444.4mというゾロ目の標高が面白いですね。 -
ここの広場は丸山公園・・・周辺には約200本のソメイヨシノが植えられ、山梨県の桜の名所の一つになっています。
展望台の反対側にあるのは「岩殿山ふれあいの館」と岩殿山・鏡岩の大岩壁。 -
中世の城をイメージして建設された「岩殿山ふれあいの館」・・・入館は有料ですが、入り口に置いてある観光や花のパンフレットが貰えます。
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これは、建物入口にあった岩殿城跡案内図。
9世紀末に開創された天台宗の岩殿山円通寺は、岩殿山の南東麓に観音堂や三重塔などの伽藍を配し、13世紀に入ると天台系聖護院末の修験道の場として栄えました。
16世紀に武田氏や小山田氏の支配を受け、岩殿山は岩殿城として武蔵・相模に備える戦略上の拠点となりましたが、江戸時代初期に廃城となり、円通寺も明治初めの神仏分離令で廃寺になりました。 -
ヤマツツジが見頃を迎えつつあります。
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遠くから見ていると分かりませんが、岩殿山は礫岩(堆積岩)の岩山・・・礫(小石)が沢山含まれているのが、よく分かります。
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木々の間から見える鏡岩・・・迫力がありますね。
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傾斜のある石段を、山頂まで一気に登ります。
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さらに登ると、場城戸跡(岩殿城の城門跡)が見えてきます。
周囲は天然の城壁・・・難攻不落の城を思わせます。 -
昭和47年に岩殿山で大規模な地滑りが発生し、中央道の相模湖IC~大月ICの間が全面通行止めとなったことがあります。
平成11年には、この看板に書かれているように、巨大な礫岩を粉砕撤去したそうです。 -
駅から1時間ほどで山頂に到着。
標高は634m・・・スカイツリーと同じ高さですね。
厳密にいうと、ここは鏡岩の絶壁の上にある三の丸跡の山頂で、岩殿山の山頂である本丸跡は、もう少し先にあります。 -
標識の後ろの大きな石碑は、陸軍大将・乃木希典が明治12年に登頂した際に詠んだ七言絶句の漢詩碑で、昭和11年に建立されました・・・『欲問当年遺恨長 英雄前後幾興亡 巉巌千尺荒墟上 仗剣帳然見夕陽』。
乃木は鏡岩を仰いで「岩殿城の岩壁は兎も登れない」と感嘆したそうです。 -
眺めの良い山頂には、東屋もあります。
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ヤマツツジの先に聳える富士山。
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岩殿山は「秀麗富獄十二景」(大月市が1992年に定めた12の山域)に選ばれており、ここからの富士山の眺めは素晴らしい!
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鏡岩から恐る恐る下を覗くと、桂川と競うように中央道が走っています。
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ソメイヨシノは終わっていましたが、山歩きには最高の天気です。
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本丸があった山頂に向かう途中、八重桜が見頃を迎えていました。
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珍しい黄色の桜・鬱金(ウコン)。
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ここが岩殿山の最高地点で、岩殿城の本丸があった所。
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現在は2つの電波塔があり、眺望はなし。
上の写真は無線中継局、下は大月テレビ中継局。 -
来た道を分岐まで戻り、「稚児落し」を目指します。
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このコースの目玉は、2箇所(鎧岩と兜岩)のクサリ場・・・『危険』の看板を横目に、気を引き締めて進みます。
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満開の山桜が美しい。
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振り返ると岩殿山。
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山頂から歩くこと約30分、最初のクサリ場は「鎧岩」。
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岩には窪みがあって、足が置きやすくなっていますが、慎重に登って行きます。
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登りきった所から見た岩殿山。
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続いて「兜岩」・・・片側が絶壁なので、壁のクサリ伝いに細い道を慎重に進みます・・・本日最大の難関。
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そして息つく間もなく、垂直に近いクサリ場を登っていきます。
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登りきった後は、なかなかの充実感・・・背後に岩殿山が見えます。
ここからは尾根を歩いて天神山へ。 -
稚児落しまでアップダウンを繰り返しながら、新緑の尾根道を進みます。
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コブシに似た花・・・春の訪れを感じます。
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天神山山頂ですが、樹林に囲まれていて展望はありません。
お昼になったので、この付近で昼食。 -
マルバアオダモ。
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天神山を過ぎると小さな祠があります。
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ホウノキ。
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ミツバツツジがアチコチに咲いています。
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「稚児落し」の名前の由来・・・1582年、岩殿城は織田軍に攻められ、城主・小山田信茂の側室だった千鳥姫は、子供と共にこの大岩壁まで逃げてきましたが、泣き出した子供を崖下に投げ、自らは落ち延びたそうです。
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ダイナミックな大岩壁に、思わず腰が引けます。
下を覗きこむことなど出来ません!・・・稚児落しは、想像以上の断崖絶壁でした。 -
向こうの絶壁の上を目指します。
微かに人影が見えて、崖の大きさが分かります。 -
稚児落しの標高は580m、落差は200m以上!
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稜線を歩いて、稚児落しの最高地点へ・・・ここからは、断崖絶壁と岩殿山、歩いてきた稜線が一望出来ます。
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恐る恐る下を覗くと、やっぱり怖い。
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この岩の先には何もないので、写真を撮るのも命がけ(?)
中央道から見える岩殿山とは違った絶景に出会えて、満足。 -
稚児落しを見ながら、大月駅へと下って行きます。
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ジュウニヒトエ。
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里の村も、春が真っ盛り。
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桜もまだ少し咲いています。
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色鮮やかな花桃。
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14時過ぎに大月駅へ到着。
富士急のホームには、「富士山ビュー特急」が停車中・・・標高差が約500mの河口湖駅まで、45分で結びます。
富士山と稚児落しの絶景、そしてクサリ場の醍醐味・・・岩殿山は都心からも近いので、是非、足を運んでみて下さい。
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