憧れのカリブ海クルーズでキューバに行っちゃいました～ 其の四（ジャマイカ編）

2017/01/07 - 2017/01/07

2年前にカンクンに行ってカリブ海の美しさに魅了されていた私。
ある日、新聞広告で割とお値段手頃なカリブ海のクルーズツアーを発見！死ぬまでに一度は体験してみたかったクルーズで、しかも愛するカリブ海。
コースを詳しく見れば、今何かと話題のキューバに数日滞在し、その後TV「旅猿」でみた透明度抜群のケイマン諸島やジャマイカにも立ち寄り、２年前もダイビングをしたコスメル島を巡るではないですか。
こりゃ行くっきゃない！と、発売日翌日には問い合わせ、すぐさま予約をしてしまいました。

７泊８日、大好きなカリブ海の上に常に滞在するという、夢のような生活。
各寄港地と船内生活の様子をレポートしま～す。

これは、二番目の訪問地ジャマイカのモンテゴベイ編です。

【行程】
１日目：羽田→（トロント）→キューバ（ハバナ）　MSCアルモニア号乗船
２日目：ハバナ旧市街観光　＆　キャバレートロピカーナショー鑑賞
３日目：チェ・ゲバラ関連見学
４日目：終日クルーズ
５日目：ジャマイカ（モンテゴベイ）
６日目：グランド・ケイマン諸島（ジョージタウン）
７日目：メキシコ（コスメル島）
８日目：ハバナ帰港　　メリアハバナホテル泊
９日目：ハバナ→（トロント）→
10日目：羽田着

エリア モンテゴベイ(ジャマイカ)

• 旅行の満足度: 4.5

モンテゴベイは、西インド諸島のジャマイカ島西部の北側に位置するジャマイカ第2の都市です。
クルーズ船の埠頭には、こんなボードがありました。
ただ、残念なことに2010年代に入ると殺人事件が多発。殺人率世界一という恐ろしい情報もあり、欧米の乗船客は、外に出ない人も多いとのこと。
ちなみに、私が訪れた2017年死亡者数335人と過去最高を記録したそうで、
2018年1月18日、とうとうアンドリュー・ホルネス首相は非常事態宣言を行い、政府はリゾート施設滞在者に外へ出ないように呼び掛けているそうです。
なんだかな～

そんなモンテゴベイですが、こんな美しい花たちがクルーズ客を迎えてくれています。

キューバのハバナの客船ターミナルとは比較にならないほど簡素な客船ターミナル…てか、埠頭？
カリブ海の島に寄港したのに、船内にとどまるなんて、海好きの私が我慢できる訳ありません。
貴重品は全部船において、最低限の持ち物で、いざ出発です。

でも、しっかり手荷物検査はあります。
ま、乗客の手荷物調べる前に、住民を取り締まって欲しいですが…

街を旅行者だけで歩くのは危ないからと、船会社がオプショナルツアーのひとつとして、港から主要観光地へはシャトルバスを出しています。
これに乗らず、ダウンタウンを歩きまわり、何かあったとしても（ある確率が高い！）自己責任ってことなわけです。
日頃自分の足でローカルな雰囲気の街を歩くのが好きな私も、流石にここでは、大人しくシャトルバスのお世話になりました。
ひとり19.9ユーロのバスチケットは命の保証代ってことで…

私が選んだコースは　ドクターズケーブビーチという有料のビーチに行くコース。
このビーチは、「ドクターズケーブビーチクラブ（Doctor's Cave Beach Club）」のプライベートビーチとなっているため、とにかく安心、安全なビーチなのです。
入場料（６ドル）を払うところには、屈強な男性が何人も目を光らせていて、怪しい人物は絶対入れません。

中に入ると、そこは別天地。ヨーロッパリゾートのような雰囲気です。

有料ビーチですから、ちゃんと施設も整ってます。
こちらは更衣室。

シャワーも足洗い場も完備。写真はありませんが、もちろんトイレもあります。
でも、ロッカーみたいなものはなかったようなので、貴重品は持っていかないほうがいいみたいです。
ま、この街自体貴重品携帯は厳禁ですが…ね
（；´д｀ ） トホホ

しっかり監視員もいますから、万が一の時も安心です。

そしてビーチはといえば…
筆舌に尽くしがたいとは、こんな光景のことを言うのでしょう

遠浅のビーチには、休憩できる大きな浮き輪のようなボートも浮いてます。

カリブ海の海は、カンクンやイスラ・ムヘーレス、コスメル島などなど、やはり絶句するほど美しい！と感動しまくりでしたが、ここの美しさはそれらの比ではありません。
Ｏ(≧∇≦)Ｏ イエイ！！

どうぞ一緒に歓声あげちゃってください。

ヮ(ﾟдﾟ)ォ!

そしてため息も付いちゃってください。

フゥ～　（*´ー`)

この桟橋の先には、天国があるのではないかと思えます。

ジャマイカの澄み渡る海にぴったりの輝く瞳の少女をパチリ。

あ、右下の私の影をご覧いただくとお分かりかと思いますが、いつもは一眼レフ派の私も、小さなコンデジのみを携えての観光です。命は大切ですからね！

モンテゴベイにはジャマイカ一の空港があるとかで、頭上には結構低空で大きな旅客機が飛んできます。

あ、私こういった波打際の写真が好きなんです。

今にもザザーって波の音が聞こえてきそうで…

真っ白な砂と限りなく透明な海は、いつまで見ていても飽きません。

よく見ると波打ち際にも小魚たちが群れています。

ビーチには、シュノーケリングポイントに連れて行ってくれるボートも留まっていました。

このボート、宙に浮いているみたいに見えませんか？
透明度の高い海の証明ですよね～

本当は、ここで船の出港時間まで思う存分シュノーケリングしたり、泳いだり、のんびりしたかったのですが、前日から扁桃腺が腫れるというまさかの事態となり、船の医務室で抗生物質を処方されるという事態となり、最終日のダイビングに備えて、海に入るのは諦めました。
なので、影にだけ海に入ってもらいました。
o( _ _ )o ショボーン

誰が並べたのか、ビーチの上に綺麗な貝殻と小さな亀の置物が並んでいました。

ビーチからは遠くに私たちの船　MSCアルモニア　が見えます。

ビーチからのシャトルバスが立ち寄る、ショッピングセンターにも行ってみました。
街中のお店には危なくて行けないので、お土産はここで調達です。

カリブの海賊がお出迎えしてくれます。

ここも、入口には警備員が立っているので、身の危険はありません。
のんびりとした雰囲気が漂っています。

クルーズのお客さんぐらいしか来ないからでしょうか、とっても空いています。

Tシャツやブルマンコーヒーなどを買いました。
ちなみに、同じ商品でも、ボブマリー柄だけお値段高いのにはびっくりです。

港に帰ってきました。
入口には立派な看板があったようでｓ。

外の道路から船を見ると、まるで大きなマンションが建っているように見えますね。

ターミナルの入口では、クルーズカードを見せます。
クルーズカードがパスポートの代わりです。
警備員さんがしっかりチェックしてます。

船に乗り込む前も、しっかり荷物検査です。
町を歩くと必ず麻薬売りに声をかけられるという町。変な物を買ってきてしまった人がいないか、ちゃんとチェックしないとね。

桟橋で、船の先端に行ってみました。
結構シャープな顔してたんですね～

最終乗船は18：30ですが、お昼に戻ってきてしまったので、乗船口はガラガラです。オプショナルツアーに出た人はもちろん夕方まで戻りませんが、そもそも街中に繰り出した人も少なかったようですし…

昼食は、船内のビュッフェレストラン。気軽に行かれるので大好きです。
今日のランチはシェフが目の前でパスタ作ってくれてます。
美しい景色をおかずに、美味しくいただきました～

部屋に戻って外を見てみると、アルモニア号もお食事タイムのようで、給油船がぴったり張り付いてました。

お部屋のバルコニーからは、シャトルバスでも前を通ったマルガリータヴィレ（Margaritaville Montego Bay）　のウォータースライダーも見えます。

マルガリータヴィレはラスベガスなどにもあるジミーバフェットのレストランです。ジミーバフェットはアメリカの歌手ですが、１９７７年に大ヒットしたのが『マルガリータビル』。その曲のイメージをテーマにして作られたのが、このカジュアルダイニングレストランだそうです。
噂によると、そこで食事をしたお客さんは、無料でそこにあるウォータースライダーなどで遊べるそうです。

こんな景色をお部屋にいながらにして眺められるのですから、海側バルコーの部屋（さらにランクアップされてスィートでしたが）にして良かったです。
この贅沢感は、割増料金以上の価値があると思います。

扁桃腺の腫れが治まることを願いながら、お部屋のバルコニーからモンテゴベイの海を堪能することにしま～す。

殺人率世界一という非常に不名誉な称号を持つジャマイカですが、その海の美しさも世界一と言えるほどのものです。
一刻も早く治安改善してくれる事を祈るばかり。
治安さえよければ、ゆっくり滞在したいところでした。