新竹・南投・高雄５ ぶらぶら高雄　紅毛港文化園區～麵包屋巡り編。

2018/04/29 - 2018/04/29

最終日。

港辺りをぶらぶらしたい、という理由だけで高雄に来たので、この日も港辺りをぶらぶら。
そして買い物も少々。

エリア 高雄(台湾)

• 旅行の満足度: 5.0

• 交通手段: 鉄道 自転車 徒歩 飛行機

おはよーございます。
最終日。

青空が広がる。
冷房が効いた部屋にいても、外の暑さが感じられるよう…。

カジャ ホテル ホテル

ホテルは朝食付き。
地下１階で頂きます。

中華風おかず４品と。

包子やシュウマイとか。

パン、お粥、焼きそばもありました。

飲み物はコーヒー・オレンジジュース・豆漿。

ゆうべ遅い時間にアイスを食べてしまった反省点を踏まえ、朝は少なめに。
でも、このあと部屋に戻って大切なデザートを食べます。

１階のロビーでは無料のドリンクも提供。
りんごジュース飲んだけど、ぬるかった。

そして部屋に戻って大切なデザート・冷凍芋をいっただっきま～す♪
どんな栄養剤よりも効く私の活力の源。

それではチェックアウトして荷物を預かってもらって、本日の観光開始。
紅線の終点・小港站に到着～。

小港駅 駅

ここから『紅毛港文化園區』行きのシャトルバスが出ています。
１時間に１本の運行間隔。
但し土・日・祝日のみの運行です。

バスが来た。
小学生グループと一緒に乗車。

車内で往復チケット（３０元）を購入。
『紅毛港文化園區』までは２５分ほど。

走り出した途端、雨だぜ。

小学生たちも「雨だ」「雨だ」と騒ぎ出す。
でも運転手のおじさんが「大丈夫だよ～、すぐ止むよ～」みたいなことを言って小学生たちをなだめる。

すると、なんということでしょう。
数分走るともう止んだ。
というか、この辺りは降ってたのかな？

超局地的な雨だった模様。

そして『紅毛港文化園區』到着～。

入園料９９元。
老人や学生、高雄市民は割引となります。
窓口の人に「高雄市民ですか？」と聞かれました。

観光客とは思えないような生活感が滲み出てたのかしら？

ここはかつて紅毛村という漁村があった場所。
２００７年に村全体が移転し、その跡地の一角に当時の歴史や文化を伝えるこのテーマパークが作られました。

当時の漁村の様子。

家屋が崩れないよう、きちんと固定して保存。

こーいう新しめの家屋の中に。

ブランコ。
小さい子供たちも飽きさせない心遣い。

中を見学できる伝統的家屋・三合院。
写っている親子はコマ回しに熱中していました。

入って真正面の神様や祖先を祀る部屋兼リビング。

左側の部屋。
障子がある。
ちょっと和風。

右側の部屋。
こういう寝台を見ると中華圏、って感じ。

木の向こうは柑仔店。
柑仔店というのは、数十年前までの台湾でよく見られた雑貨屋さんの通称だそうです。

こんな感じ。
お酒とか駄菓子とか日用品とか。

子供たちが小銭握りしめて買いに来てたのかなぁ。

おぉ、化学忍者隊。

それぞれに値段がついてる。
何が売られていたんだろう？
三號珍珍が一番高値。

左上の仮面ライダー安すぎ。
しかもバッタなのに「蜜蜂」。

そもそも村が移転した理由は、ここに高雄港洲際コンテナセンターというものを作ったため。
立ち退きですね。

でも高雄市と長い交渉を重ね、この場所を保存することを条件に村民たちは移転を了承したんだそうです。

朝の青空はどこに行ったんだろう？ってくらいの曇り空。
でも湿気がすごい。
動いてなくても汗だく。

高雄港一望。
灯台が立っているところは旗津半島の南端です。

「高」の字をかたどった『高字塔旋轉餐廳』。
まるい部分は２階のレストラン。
３６０度くるくる回転するそうです。

園内を東西に架かる『天空歩道』を歩いてみます。

振り返ると高雄港。

大きなお船が荷物をたくさん積んで、海の向こうの遠い国へ向かって出航。
いってらっしゃ～い。

園内には展示館もあります。
なにはさておき蒸し暑いので、涼を求めて避難。

家屋の壁が描かれたアクリル板の向こうに海の映像。
ちょっと綺麗で魅入ってました。

漁師の気分を味わえるコーナー。
夜景ver.もあり。

ハイテクなめだか釣りゲーム。
子供たちが遊べる設備があるので、館内は親子連れの皆さんで賑わっていました。

高雄港を遊覧したり、駁二芸術特區とを結ぶ船も出ています。
休日は夜９時まで、平日は夜８時までオープンしているので港の夜景を眺めながら園内散策もアリ。

それでは次へ移動します。

紅線に乗って凱旋站で下車しました。

凱旋駅 駅

そしてスグ近くのライトレール前鎮之星站へ。

昨夜はここで下車したけど、今日はさらに東へ向かいます。

現時点での終点・籬仔内站に到着～。

高雄市の公共レンタサイクル・C-bikeを利用します。

ホテルでも無料で自転車貸してくれますが、そうするとかなりの広範囲を走り回ることになる。
汗だくになる。
チェックアウトしたから、もうシャワーを浴びることができない。

なので、移動が面倒くさいエリアだけ自転車を利用することにしました。

早速こちら、『夏爾沫 Share More』というドリンクショップ。

ここも高雄における芋頭牛奶の名店の１つ。
「會讓芋頭控瘋狂的芋頭牛奶（芋頭好きをクレージーにさせる芋頭牛奶）」です。

私は「芋」の一字を見ただけで狂います。

市街地から離れた、こんな何もない場所にひっそりとあるんです。
でもホントに美味しいお店とかって、結構こういう所にあるんですよね。

うほほほ♪
昨日買ったドリンクホルダーに早速挿入。
やっぱり芋頭カラーのホルダーには芋頭牛奶が似合いますね。

こんな風にハンドルに掛けちゃったりして。

観察したところ、街中でこのドリンクホルダー持ってる人をあまり見かけませんでした。
まだ浸透していないのか、はたまたダサいのか？

途中、買い忘れたものがあったので御用達スーパー全聯にお立ち寄り。
ただいま全聯では祇園辻利とコラボした抹茶商品を絶賛販売中。

そしてこんな物を見つけてしまいましたーっ！！！

いわゆる冷凍芋。
調べたら、ちょうど３月から販売開始したばかり。

全聯は台湾全土にチェーン展開をしている大手のスーパー。
金門島にすらありました。
これから台湾に来たら、何時でも何処でも好きな時に好きなだけ冷凍芋を食べることができるのねー。

その安心感と今後の楽しみのため、今回は購入を見送りました。
っていうか、期間限定商品じゃありませんように…。

それではあちこち麵包屋巡り開始。
まず一軒目は『方師傅點心坊』。

どこの麵包屋も「髒髒包あるよー」を猛烈アピール。

このお店は羅宋麵包で有名。
前に買って食べました。
美味しかったけどバターたっぷり。
これ１個で一日分のカロリー摂取できてしまうくらい。

あったあった。
まず１個目ゲッツ。

昨日は不発に終わった芋頭麵包探し、今日は順調なスタートを切りました。

二軒目『大禾烘焙坊』。
こちらはビックリ、２４時間営業です。

２個目ゲッツ。

このお店は髒髒シュークリームも販売中。

暑いしお腹空いたし疲れたし、そろそろお昼ご飯にします。
昼食は絶対芋頭！と決めていたので、こちらのお店。

これまでの十数回の訪台経験を通じて、粥屋・排骨屋・米粉屋・炒飯屋には芋頭を使ったメニューがありがち、というが知識つきました。

オプションとしてセロリ・胡椒・油條を選べます。
濃い口が好きなので胡椒をチョイス。

ほかに豚肉・シイタケ・白菜・卵入り。
芋頭は細かく切り刻まれていましたが、すくえば必ずスプーンに乗っかってくるほど大量に入っていました。

食後はこちらでお茶タイム。

『多那之』というコーヒーショップ。
台北市内で見たことないなぁ。
台中以南ではよく見かけます。

パンやケーキも販売。
やっぱりあった髒髒包。

あまりの人気で全家（ファミマ）すら髒髒包を販売してました。

ここのは残念、苦手な揚げ物バージョン。
出来立てだけどゴメンね。
こういう姿になったアナタは食べることができないの。

そのかわりアナタをいただくわ。

ホールケーキだってある。
しかも新商品。

旅行初日にこれを買って、毎日ひたすら食べ続けるという方法もなきにしもあらず。

一緒に翡翠清茶というのもオーダー。
このコーヒーショップは店外にも座席があるから喫煙可能。

公共の場での喫煙ＮＧな台湾ですが、地方都市はこういうコーヒーショップやコンビニの外にテーブル席がある店が多いので、気軽にタバコ吸えるのがありがたい。

店のごみ箱。

よーーーーーく読むと「それじゃ環境を愛護することにはならないのでは？」ということが書かれている。

「しゃぶ」「しゃぶ」と分けて書くと違う意味になってしまうことも教えてあげたほうがいいのかな。

行きたいところは大体行けたので、そろそろ自転車を返します。
２時間半借りて５５元でした。

『大遠百』の後ろに見える茶色い建物は、かつて高雄での定宿にしていた通称「我が家」。

長期滞在向けのアパートスタイルだから一泊だけの利用だとなんか勿体ない気がする。
冷凍芋を売っている屋台が至近距離にない。

という理由で今回は利用せず。

でも久しぶりに姿だけでも…と近づいたら、あらあらあらあら、隣に高層ビルが建設中。
しかも港側。

ベランダから眺める高雄港や夜景も「我が家」滞在の楽しみの一つだったのに、これじゃ利用する価値が半減しちゃうじゃないのよ～。

結構土地があいてたしライトレールも開通したから、これからもっともっとビルとか増えるんだろうなぁ。

暑いから近くのデパートに避難。

台湾の三越のライオンはちょっと違う。

新光三越（三多店） 百貨店・デパート

デパ地下にはパン屋さんがつきもの。
SOGOには『YAMAZAKI麵包』が入っていました。

揚げてあるけど、これは大丈夫。

そしてホテルに戻って荷物をピックアップ。
今回、今までで一番この光之穹頂を眺めたなぁ。

美麗島駅 駅

高鐵乗って桃園に向かいます。
日曜の夕方だから旅行客でいっぱい。

高鉄左営駅 駅

深夜便だと、こんな時間に高雄を出ても間に合います。

このテーブルのドリンクホルダー、うっかりぶつかって倒れるなんてことがないからイイと思う。
しばらく日本の新幹線や特急に乗ってないから分からないけど、もしまだ導入されていないようでしたら、いかがでしょうか？

日本に連れ帰る芋頭たちを眺める。

芋頭入りのパンなんて、それこそ台湾でないと買えないから毎回いくつか買って帰るんですが、でも台湾のパンって生地が少々甘めなんですよね。
だから１個食べると結構胃が…。

というわけで、今回の旅も無事終了～。
次はどこへ芋頭食べに行こうかなぁ。

高鉄桃園駅 駅

余談ですが、はしか感染予防のため、空港のチェックインカウンターに置かれていたアルコール消毒液。

潜伏期間（10～12日間）過ぎても発症しなかったから、感染せずに済んだ。
良かった良かった。

以上、長々お付き合いいただきありがとうございました～。

台湾桃園国際空港 (TPE) 空港

この旅行記へのコメント （2）

• mengさん 2018/06/11 23:21:57

  わかっていたけど

  芋頭三昧
  芋頭色のヘルメットに芋頭色のカップホルダー
  新たな天国(畑)もみつけ、なんて充実した旅なんでしょう。
  これたったの五日間？？
  しかもどこもマニアックな場所ばかり・・・(^^;)
  日月譚(正しいタンがでない)リベンジはよかったですね～
  そこそこの天気で！
  すこし、もやってる方が写真も素敵よ！
  しかし前回は悲しすぎな天気でしたね・・・
  サイクリングは楽しそう。
  もちろん私はお兄さんのアドバイスに速攻素直に従いますけどね笑
  
  しかし全編を通して感心するのは、櫻さんの下調べ力！
  台湾の人のインスタとかで調べてるんですか？？
  次々と新たな店や場所を開拓していてすごいですよ～
  
  そして気になるのは次回の訪問先。
  もうけっこういろんな場所行きましたよね～
  新たな場所か、再訪する場所か。
  私も台湾はまだまだ難しそうですが（パスポートも切れた泣)、かいは毎月の通院と毎日の薬で現状維持でそこそこ元気にしています(^-^)

  櫻さん からの返信 2018/06/15 00:31:17

  ほぼ芋頭。

  芋頭リサーチは、インスタ（＃芋頭、＃芋泥、＃芋頭控）、台湾の美食サイト、
  台湾人のブログなどからしらみつぶしに探しまくって情報を得ております。
  
  次から次へと新情報は出てくるし、中には「期間限定メニュー」など旅行者には
  ハードルが高い情報も目にしてしまうので、パソコンの前で歯ぎしりをすること
  数え切れず。
  
  でも、いつか私のような芋頭狂いな日本人が出現した暁には、その人たちの
  お役に立てるようになればいいなぁと。
  
  こないだのmengさんの京都編で出演していたカイさんが、想像以上に元気そう
  だったのでホント安心しております。
  
  我が家のバアさん猫・さくらは、２０日に誕生日を迎えるんですよ〜。
  保護ネコだから正確な誕生日は不明なので、とりあえず我が家の一員に
  なった日なんですけどね。
  
  で、「今年で１９年目かー」と思ってたんですが、何気に計算してみたら、
  なんと１８年目だったことが最近判明しました。
  
  ５歳ほど若返りました。
  
  実はさくらも４月にちょっと体調を崩してまして（持病の腎臓系の病気が
  少々悪化）、年齢が年齢だし「いよいよ…」と覚悟したんですが、
  見事復活しました。
  
  病院で注射打ってもらって数日で回復し、しかも具合が悪くなる前よりも
  元気になったので、「先生、一体なんの注射打ったの？」と思うほどです。
  
  これから本格的な夏ですね。
  人間もそうだけど、ネコにも辛い猛暑の季節です。
  
  カイさんもさくらも無事に乗り切れますように。
  
  そして私の次の台湾は初訪＆再訪の地を予定しております〜(^_^)V