ウーバー駆使してロサンゼルス街歩き

2018/03/10 - 2018/03/16

南カリフォルニア大の学生寮に居る娘に会いに行ってきました。
年頭のニュージーランドで足首を骨折し、一度は渡米を断念したものの、
①一応骨が繋がった
②飛行機のチケットはキャンセルできない
以上の理由で、一念発起して成田から出発。
大人旅であること、足がまだ完全でないことから、いわゆるテーマパークを除外した街歩きです。
広大な街を行くのに使ったのが、ウーバーです。アメリカで急速に拡大したこの会社のシステム。スマホ社会ならではの使い勝手の便利なウーバー。
ロサンゼルスがどんなところか、少しでもお知らせできると良いのですが。

エリア ロサンゼルス(アメリカ)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 3.0
• 交通: 4.0

• 同行者: その他
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 飛行機
• 航空会社: ANA
• 旅行の手配内容: 個別手配

16:25成田発ANAのロサンゼルス行き
を待つ私の足。
1月にニュージーランドへ行って骨折してから2ヶ月。なんとか間に合いました。
ギプスを外してソフトな支柱入りサポートをしています。
友人たちは、松葉杖を持って行ったら空港で優しく扱われるよ、とアドバイスしてくれましたが、アジア人のオバハンが杖ついてヨロヨロしていたらアメリカではどう扱われるのか心配。結局、杖なしで渡米を決意。

飛行機の中では、公開中のShape of the water や、去年の名作La La Land を見たりしてモソモソと過ごす。

これは南カリフォルニア大の寮のひとつ、University gateway
ここに娘が住んでいます。

到着した日は雨模様のぐずついた天気。
空港からウーバーに乗って30分。
ああ、ここが貴女の寮なのね！

リビングダイニングを挟んで2人部屋が二つ、4人で一つのユニットになっている学生寮。
大きな牛乳パックを見て驚く私。

お昼寝をして、早速歩いて南カリフォルニア大(USC)見物に。

ものすごく広い大学。アメリカの広さをこんなところにも感じます。
端から端までどのくらいあるんだろう？
いくつもあるエントランスのうちのひとつ。

26ある図書館のうちのひとつ。24時間開いているそうです。
大学の中に図書館が26もあるなんて！
それぞれ学部別にでもなっているのかしら？
娘は図書館はまるでハリーポッターの映画の中にいるようだ、と言っていました。この日は休館日。残念です。

陸上競技場

全米トップの難関、USCの映画学科の棟。
これはジョージルーカス館。
ルーカスはここの卒業生です。
これに向き合うように、スティーブン・スピルバーグ館があります。
ビッグなお二人の名前を冠した建物に圧倒されます。

春休みの為、閑散としている構内。
たまに、ダンスパフォーマンスのレッスンに来ている小学生連れとか、家に帰れない留学生がちらほら。
構内にはジムやスーパーやら、レストランやら、何しろ広いのでなんでもある。
ジムは寮の中にも立派なのがあるよ、と娘。

これは大学のシンボル
トロージャン。
近くの有名州立大学であるUCLAとはライバル関係にあるそうですが、そのフットボールの試合の日には、この像は壊されかねないというわけで、覆いをかけられるそうです。
この近くのブックストアでUSCオリジナル商品が買えます。エンジと黄色のスクールカラーで溢れています。
ノートや手帳、帽子やマフラー、Tシャツやセーター、スタジアムジャンパーなど多種多様。ナイキと提携しているようです。
小さい頃から刷り込みするのか、ベビー用品まで取り揃えてあります。
パパもママもUSCだったのよ、貴方も勉強して体を鍛えてUSCへ行くのよ！
つて。母校愛が強いのですね。
私も孫にUSCのベビー服買ってしまいました。

ここからは、ウーバーで移動。モールショッピングに出発。
ウーバーは本当に便利な乗り物です。
アプリで行き先を指定すると近くのウーバーの車が🚗表示されます。
その中で乗り合いか単独かなど選び、金額も表示されるので、予算に見合った車🚗を選択すると、現在地までの到着時間、運転手の名前と顔写真、車の車種や色、番号が表示されます。
目当ての車が来れば、名前を確認して乗り込み、目的地まで連れて行ってもらうという算段です。支払いも予めウーバーにクレジット登録をしているのでキャッシュレス。安心して乗れます。

The GROVEの中のチーズケーキファクトリーで。
ハンバーガー12$くらい。
飲み物のグラスがおっきい。

デザートに頼んだチーズケーキ。
あれ？チョコレート？
いやいや、食べて見たら紛れもなくチーズケーキ。
すごく濃厚で美味。
ただ、あまりに濃厚すぎて食べきれずランチパックもらいお持ち帰りしました。

高級モールの一角

ファーマーズマーケット。
雑多な感じが、モールと好対照。
ここもロサンゼルスぽくて良いです。
色々な国の美味しいものが屋台風に並んでます。こっちでも目が食べたいのですが、流石にお腹いっぱいで。
りんごのチョコレートがけなんか美味しそう！！
帰りにトレーダージョーズで買い物。
お土産にミントココアの粉末、オレンジゼリーのチョコレート、など。

夜は娘がよく行くというコリアンタウンで韓国料理を堪能しました。
蛇足ですが、ジャパンタウンもありますが、コリアンタウンの方が規模が大きく、韓国人の結束の強さが如実に出ている感じです。

2日目
メトロに乗ってサンタモニカを目指します。
学生寮からジェファーソンUSC駅まで徒歩3分くらい。
ここでメトロカードを買って乗りました。
次の駅もUSCの駅です。大学校舎がずっと続きます。

サンタモニカ到着！！
でも小雨降ってる。

いつもは青い空に青い海、どこまでも続く海岸線に降り注ぐ太陽の光！！！
という場所なんだよ、と娘。

あまりの天気の悪さに、運のなさを感じる。一年中天気が良い西海岸だけど！今は雨季なんだそう。

せっかく来たのに。という感じはあたりの観光客にも感じる。

さて、昼ごはんでも食べに行くか彼女がいつも行くというリーズナブルなお店にレッツゴー！

Tender Greens
美味しかった！
寒かったけどビールを注文。どんなビールがいい？と聞かれたけど、よくわからず、ベルジャンビールだけは知ってるので、それを頼みました。ベルギーのビールですね。癖のない美味しいビールでした。
近くをテスラモデル3が走っていました。日本ではまだ発売されていません。
モデルSより小ぶりだけど、スタイリッシュなドアノブとか兄貴分の良さは受け継いでいる。サンフランシスコでも見かけました。

モールを歩いていたら見かけた、お洒落な親子。

3日目は
飛行機でサンフランシスコへ。
やっぱり雨！！！

4日めは晴れました！
サンフランシスコでの旅はこちらから！

https://4travel.jp/travelogue/11342643

またロサンゼルスに戻って。
映画 La La Land で有名になったグリフィス天文台

夜19:30ごろウーバーで出発。
乗り合いなので1時間くらいかかって到着。

グリフィス天文台のドア

写真とは関係ないけれど、ウーバーのことを。
何回もウーバーに乗って出かけましたが、怖いと思ったことはないです。アメリカのタクシーは怖い、とアメリカ人が言うくらい知らない人の車に乗るのって怖いイメージがありましたが。
回り道されたり、ふっかけられることもないので、安心して乗ることができました。
乗り合いだとあちこち回るので、回り道と言えば回り道になるのですが、エコノミーだから仕方ありません。急ぐ時はエコノミーを選ばずに単独で直行する車にすれば良いだけ。
私にとって初めてのロサンゼルス。
乗り合いで一緒になった地元の人たちの、家から出てくる際の物腰、挨拶の仕方や香水の香りまで、珍しくて面白かった。

続き
この日、夜のウーバーでグリフィスを目指している時に乗り合いになったアジアの女性(もしかしたら日本人かもしれない。)
とてもステキな一戸建てから乗りました。髪が長くて美人。
しばらくして、あるアパートメントで降りて行きました。彼女のあとに不思議な残り香が車に漂っていました。
ロサンゼルスは物騒なところなので、一人では夜歩けません。また事実広くて歩けるような距離ではないことが多い。
ウーバーは、そんな時に本当に便利です。
若い運転手の子は好きな音楽ガンガン鳴らしてたりするし、正直、体臭すご！って人もいるけれど、数ドルで連れて行ってくるならOKですよね。
ただ、広い通りの向こう側に車が来ちゃったりすることがあって、慌てて通りを
渡ったりしたことがありました。待っていても全然来ないと思っていたら、数メートル手前に来ていたり。
原因はスマホがネットに繋がっていなかったためでした。
すなわち、ウーバーかどこにいるのかを把握できないことがたまにあるため、全く問題がないと言うわけではありません。
Wi-Fi確保、がウーバー利用の条件かも。

写真ではこの絶景をお伝えできないのが残念。
ロサンゼルスを一望するすごいロケーションです。

映画のせいなのか、すごい人…人…人。
帰りのバスを待つ人、ウーバーを待つ人でごった返していました。
なんとかウーバーの運転手を見つけて乗り込みました。

皮肉なことに、帰りは…
なんか晴れてる～！！
私のアメリカ本土上陸はこのようにして終わりました。

飛行機の中では、映画も見飽きて専ら全日空寄席を聴いて過ごしました。
「堪忍袋」が、超おもろかった。
窓際で必死に笑いを堪えている変なオバさんになってしまいました。