2018/01/27 - 2018/01/28
55位(同エリア574件中)
and Relaxさん
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モロッコ旅行最終日には旅のハイライトとして、仏経営の5つ星ホテル、リヤド・フェズに泊まってきました。
この日が待ちきれなかった宿、楽しみにしていただけあって素敵なリヤドでした。出来る事ならどこへも出ずに過ごしたかったくらい。
とは言っても、最終日それではあまりにも勿体ないなと、ちょっとだけのつもりで外に出て、それがまた思い出に残るものになった旅の終りでした。
フェズというのは
世界屈指の迷宮都市 フェズ エル バリ Fes el Bali Medina「フェズの旧市街」モロッコ 文化遺産。
城壁に囲まれた街フェズは中世の雰囲気が漂うと聞いていました。
1981年にユネスコの世界遺産に登録されたフェズ旧市街は、''独特の文化が発達した伝統的集落'' に当るのかな。
見どころは・・・・・・・・・
・ アンダルース地区タンネリ - デザイン工房、革製品店など立ち並んでいる、なめし革職人街タンネリ。
・神学校ブー・イナニア・マドラサやアッタリーン・マドラサ等
世界最古の大学はオックスフォードでもソルボンヌでもなく、フェズ旧市街にあるカラウィーン大学が世界最古の大学ということ。
・カラウィン・モスクと、近くの金物職人の工房があるというサファリーン広場。
・ネジャーリン広場
アラビア語で「大工たち」の意味で、大工の仕事場があり、ネジャーリンの泉と呼ばれる泉には美しいモザイクがあり、フォトスポットだそう。
その他
・ムーレイ・イドリス廟(ムーレイイドリスびょう)
・メディナの北側の丘にあるマリーン朝の墓地
・フェズ・エル・ジュディド - Fes el-Jdid(新しいフェズ)
・王宮のある場所&メッラハ - 王宮の裏側にはユダヤ人街のメッラハと呼ばれる独特の建物のある元はリッチなエリア
これら観光どころ全部行かなかった!
全然覚えられなかったし、色々難しすぎる... それに一番の課題は信用のおけないフェズの人たち.. 名所に行くには、人々の力を借りなければ行けない
と言っても、うそを言ったり、にせ物を使ったりして、それを本当と思わせるこれらの人々には出合いたくない と、出発前から気持ちは決まっていて 「もういい、どこにも行かなくて。モロッコは名所でなくても、似通った美しい所が多いから」 という感じでした。
歴史的見どころに触れず、街をちょっと歩き、リヤドに泊まる旅になったけれど、そのスタイルは一人旅の私のような、モロッコ準初心者には最適だったのかも知れません。
よって写真の枚数の多いこの旅行記は… あんな素敵な所、こんな料金で泊まった事がない キラキラ~ のリヤドフェス特集になりました。
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2泊したメクネスからフェズに鉄道で戻って来ました
フェズ駅 Gare de Fèsに着いたところ -
写真はコンパートメント(個室のような車両)の廊下部
帰りの車両は同じ2等でもコンパートメントに席を取り、ちょっぴり高級感
とは言うものの、タクシーや人にも同じ独特の匂いがあってそれは、古いほこりのような、ラクダとかの動物のような..
でも片道40分の道のり、たった22ディナール(260円くらい) -
オレンジの木が可愛かった
フェズ駅のプラットフォーム -
かっこいいフェズ駅
旧市街へは遠くてタクシーで -
駅前からプチタクシーを拾い、バータ広場へ行って下さいとお願いした
プチの方はローカル近郊用、長距離乗るのはグランドタクシー
駅から旧市街に向かう途中、城壁がいっぱい見えます
これらは結構感慨深い -
そして街の様子はまるで郊外みたいで、片方など道の向こうには、こうして丘に草地が広がっているのです
料金も普段使っているバス代より安いし、メクネスもフェズも、市バスなど待っていないでプチタクシーが早くていい
けっこうな距離を乗る感じがするのに、駅から歴史地区の入口、バータまでメーターで行って、10DH(ディナール)とちょっと
でも高い時でも150円なんて 安
ブージュルード門など、違う入口に行くにはもっとかかるかな
バータ(バサ)のポスト・オフィスまで と言ったら毎回こんなもんでした
それにしても、乗り物はモロッコ超安い!
市バスもあって、それはもっともっと安いので、安さが感動的に思える人はチャレンジして面白いかも -
左に中世の街の集落が見えました
これは王室のあるフェズ・エル・ジュディド - Fes el-Jdidでは -
メディナのフェズ・エル・バリ(古いフェズ)に対して、その西に造られた地域をフェズ・エル・ジュディド(新しいフェズ)と呼びます
けれど700年以上の歴史を持つ古都 -
王宮のあるフェズ・エル・ジュディド - Fes el-Jdidの一角を通りすぎるところ
13世紀に立ち上がった街だけあり、よーく見ると中世っぽさあるのがわかります -
今回の旅行で驚いていました
道路のすぐ横には、羊が群れている景色 都会のはずなのに・・・ -
見ずらいですね
これなら羊たちを確認できるかな
プチタクシーには乗る前からすでに1人の地元の女の子が車の中にいて、Batha=バータに到着して私とその子を一緒に降ろす
こういうのメクネスでもありました
タダ乗り? 外国人観光客にあやかっているのかな
でも全然OKです -
予約のホテルに向かう際、わかりにくいメディナの中を通って行ってしまった
あとで知ったけれど、メディナ外の門からさっと入れるポイントがあったのに
バータBathaからフェズ・エル・バリの迷路に入りましたが、メディナの通りには色んなものがあってたのしいから結果はOK
タラア・セギーラ通り
ここは私がブー・イナーニーヤ・マドラサに入る門の一つだと思っている所
一度来ています
マドラサ=神学校 -
旧市街の路地とアーチ
今日泊まるリヤド・フェスの入り口か、せめて方向表示(看板)があると思い、メインストリートのタラー・セギーラ右手側を凝視しながら坂を下って行きました
でもグーグルマップで示されている辺りなのに見当たらない
写真のような、通りの横に伸びている路地を、にらみを利かせ探しながら歩いています -
靴靴靴
靴ばかり売っている道を通り越す -
まだまだ靴が並んで続く道を ・・・下りすぎなんじゃないかな
と不安になってきて、道を聞く -
道を訊ねたみんなが「リヤドフェズに行くにはちょっと来過ぎた」という
どうも・・こうなると分かってきたのは、やはり自分だけでは辿り着けないのだ
ということ
それにしてもやかんや鍋売ってる所、まちがい当てクイズだったら丸で囲む箇所がありません?
答え
置き場の台がトイレ べんきですね 笑 -
実はリヤドフェズの場所は間違ってグーグルマップに乗っているのでした
後で、何だかそれは故意だと思った 例えば盗難防止といった理由で..
迷ってしまったので道を聞いたらみんな集まってきた!
トラブル防止のため、英語の上手な案内人は断ったほうが無難 と教訓があったので、リヤドフェズまで連れてってあげるという若者に断ってしまいました -
買い物は交渉次第の国ですが、麦わらトートバッグの言い値に興味が湧いた瞬間
ちなみに
私はじっくりお買い物をしていないので未確認ですけど、フェズは、お買い物にとても良い所と言われています
マラケシュより物が良くて安値で、物売りがそこまでしつこくないからだそう
そのうちまもなく、野菜の入ったビニール袋を両手に持った男が、通りすがりに 案内する と言ってくれたので付いて行くことに
このあと塀に囲まれ曲がりくねった細い道を何度もくねくねと曲がり歩いていきました -
そして高い壁の前に着いたら口を開き、ここはリヤドフェスのプール部 と言い、さらに角を曲がって、エントランス近くで「なんかちょっとくれ」という事で、お駄賃というべきか、報酬に当たる小銭を渡して・・
リヤドフェスに着きましたー
ガラス張りの入り口にはセキュリティ・ガードが立っており、中に入るため空港にあるような金属探知機を抜けてロビーへ
メインロビーはイメージ通り、トラディショナルなモロッコの吹き抜けスタイル
見上げると
UFO的なシャンデリアが天井から
レースのような彫り細工も ノスタルジックリヤド フェス - ルレ & シャトー ホテル
-
旅のハイライト、リヤド・フェス - ルレ・エ・シャトー
無事着いたのが一番だったから、このときはリヤドへの好意・関心は払えなかった・・・・・
優雅さや振る舞いの美への意識は今ない
1人で出かけて帰ってくる方法を尋ねなきゃ、、、
レセプションで黒服の人に聞いても、超うやむやで、ガイドなしでメディナへ行き来するのは無理そう
路地には案内のホテルへの方向サインを出していないと言う事でした -
メディナの喧騒に疲れてしばらく動けません
でもふと徐々に
ラウンジにあったバラの色のカウチは美しい
白とグレイに艶やかな色のソファでアクセントが効いています -
その他もこうしてルイ XV調
っていうんですかね
エレガントなフランス風家具がありました -
ミントティーでウェルカム
ああぁ うれしい ファイブスターホテルは気分が上がります -
3段のスイーツ皿と一緒に
ビスケットが美味しかった~
特に下段の、黒いつぶつぶ入りのクッキーが。極力抑えた甘さ加減で魅かれました
中段は何かのナッツとゴマのクッキー、こちらのほうが人によっては味がしっかりしていて好まれるかな
上段の乾燥ナツメヤシ、デーツは私には感動が無かったです
もっと美味しいのが他にあるはず
あんまり食べるとカロリー高すぎて心配だからちょっとだけリヤド フェス - ルレ & シャトー ホテル
-
そして使っているお皿はコセマ
裏返して確認しました
コセマの食器はもう製造されておらず貴重なものと聞きましたが、一方ではマラケシュの会社に吸収されて別の名で買い求める事もできると、色々 -
ミント・ティーを戴く際、ノンスイートかと聞かれたので、それをお願いしました
数日前にどこかで「ちょっとだけ甘いのを下さい」と頼んだらめっちゃくちゃ甘いのが出てきたから 笑
ここでノーシュガーにしたらほんのり丁度良く甘くって大成功 -
向こうにも小さなお部屋があり、見に行ってみます
-
サイドにある小さい部屋からホールを眺める
向こうのサイドルームはショップになっています -
銀細工かな? 壷や食器がところどころに飾られている
-
フランス王朝とモロッコのエレガンスが混じり合った、きっとここでしか楽しめないインテリアがあった
-
イスラム風なインテリアが素敵・・ ここは古い建物様式なので階段が多くって、足腰が動くうちに行っておきたいです
-
隅っこで落ち着きたい人には最適な小部屋のコーナー
でもちょっと
タイルだとお風呂屋さんみたいだと時々思ってしまう・・・ -
家庭の応接間のようなインテリア
でも細かい部分がファイブスターらしく、ていねいに綺麗
写真映りより実物のほうが圧倒的に良いです -
レリーフの美
-
イスラム的です
-
美しい細部を見逃したくない
-
グランドピアノと大きな生花
ゆりなどを使い、白で統一 -
こうやって、元のリヤドを壊さずに欧州の美と総合させていくって、もしかしたらとってもむずかしいのでは
-
時間があえばグランドピアノの演奏も聴けたのかな
-
壁際にはファウンテンがありましたが、水を張ってなくて使用されていませんでした
-
ガラスの窓付きドアから眺めたら中庭が
鬱蒼とした南国の
というか、まるで外なのに温室のよう -
リヤドのロビー吹き抜け部によくある形の噴水
その噴水がある中庭が外に -
ちょっとだけショップにも入ってみました
-
うん でも これは範囲外かな
こんな感じのブティックで、服飾専門の小部屋と、ここでしか買えなくなったというコセマの陶器が売られているはずの、前の写真の部屋
コセマはここで確認のため見なかったけれど、そういう話と聞いていました -
ロビーからショップを見る
ちなみにガラスが張られているのではありません -
ヨーロッパとモロッコの伝統が入り交じる、美しいグランドフロアの様子
-
宮殿っぽいところもあるロビー
-
ここがフロントデスク前のラウンジ
割と質素です -
そしてポーターがやってきて、部屋に案内
まずこのドアから外に出ます -
飾ってあった銀細工の置物
-
いったん屋外を通って
す。て。き。
このリアドで最も魅かれる空間
チャーミングなパティオの噴水
本当に本当に魅力あるところでした -
コートヤード
西洋とイスラムの融合
バーのエリアです
ラアルカサール・バー -
こんな幻のような素敵なお外を、毎回通って行くなんて
アルハンドゥリッラー
イスラムの言葉で、大変よく使われるフレーズです
最初のアルをしっかり音にしないで、語尾の伸ばす所は上げて下げる感じで話される「ありがとう」や「おかげさまで」に等しい言葉
本来の意味は、神のご加護を 的なもの -
ポーターについて行きます
大きなガラスのドアを全開にした階段
冬でもリゾート感にあふれた造り -
穏やかな階段 石の質もなかなか
でも足元には気をつけないと
ちょっと滑りやすそう -
ちなみにここはさすがにガラス張りで保護してあります -
TARMAという名前の部屋に泊まりました
-
お部屋のドアの前
奥行きをたっぷりと取った、贅沢なスペース使いのエントランス
スタンダード・ルームなのに -
ドアを開けるとまず、重厚なカーテンのある、廊下のような空間
-
まるでセミスイート
入り口付近には荷物を置くエリアがあるのです -
ちょっとした廊下をぬけたら、ここのホテルによるとクイーンベッドが
え これでクイーン? 大きい
普通に座る時も、つま先を立ててから
でないと高さで届きませんでした -
厚みが全く他と違うベッド
-
窓からの景色も特殊なムード
窓ガラスだってカットの入った良いものを使用しています
向こうのバルコニーのテラス席と、サボテンがおしゃれな感じでした -
窓から
クリスタル的なガラス越しの風景 -
部屋には窓が並んで2つあり、ベッドの上からはこの景色が見える
写真は影の部分がはっきり見えるようにお色調整 -
コートヤードは泊まった部屋からも見えました
窓の下のパティオバーからはセンスのいい音楽が程よいボリュームで聞こえ、5つ星の宿泊施設ならでは と思わせます
ラアルカサール・バー -
こちらのクッション等は、 ターンダウン時に片ずけられます
ちなみに、 ターンダウンサービスの際には、チョコレートが置いてあったりとか、スリッパを並べておいてくれたりとか、そういったエクストラのサービスはありませんでした
つるっと全部なくなって、白いベッドとなるのみ -
よじ登るかのように上がる高いベッド
寝心地はヘブンリー
でしたよ
記憶を失っていたかのような寝覚めがすごかった -
だけどソファで座れる
スタンダードの部屋でこれだけの広さのホテルの部屋は、ヨーロッパではまずないはず
この5つ星ホテルに宿泊できたのは、季節がらオフシーズン・プライスだからです
174.72 ユーロ MAD 1,935
ハイシーズンだったらそんな値段ありえないと思います -
ライティングデスクの横にはミニバーが
上にはTV
冷蔵庫が下の扉の中にあって、上にはコーヒー、紅茶のセット、グラスなどが並べてありました -
ネスプレッソ3種と、エスプレッソ専用のカップ&ソーサー
紅茶用にティーカップも用意されていました
ティーバッグは高級なものがアールグレイとモーニング用の2種類 計4つ
お砂糖は洒落た角砂糖だというのにたったの3つで、十分揃っていませんでした それにミルクがないのが不思議
もっと欲しい時は電話して頼めばいいみたい
なのですが、面倒くさいですよね -
ワイングラスは冷蔵庫にメクネスワインのボトルが冷えているので、有料で飲んだ場合使用するもの
私は免税店で買って、まだ残っていたリキュールに使わせていただきました -
タジンのとんがった蓋の入れ物の中にはドライド・アプリコットと、見かけは違うけど食べたらマカロンのような、ふんわりした白いお菓子が入っていました
マカロン風お菓子はスーパー美味しく感激
干しアンズは硬くっていまいち、もっとおいしくてもいいはず
あと2本ボトルのお水がフリーで、こんな風に隅っこに置かれています -
ベッドルームからバスルームへ
-
広いBathroom
ダブルシンクの向かいにバスタブがあり、この先には
窓
右にトイレ(仕切りだけでドアは無いです)
左にシャワールームが、ガラスのドアの奥にありました
使ってみましたが、それほど天国感が味わえるレインシャワーでもなく、換気がないので長く入ってたら窒息しそうになるかも -
お風呂場の窓を開け外を覗き込んだら、そこは小路ですが、こんなどこかの家の中庭の景色まで見えます
-
レインシャワーはグラスドアの中
ちょこっと覗いている仕切りのないトイレ
窓の真下には路地があって、時々人が通る -
黄金色のダブルベイスン
それより鏡の大きさがすごいのかも知れない -
バスアメニティは
爪磨きのエメリーボード、綿棒、コットン拭き、使い終わったゴミを捨てる用のエレガントな陶器の入れ物まで備わっている 蓋まで付いて
もちろんヘアー&ボディケアも
それらはいつものRelais & Chateaux のロゴ入りで 全部Ylang Ylangのエセンシャル・オイル入り
フランス・パリのGroupe GM社製としか書かれていなく、Clarins、Courrèges、Anne Semonin等幅拾いブランドを扱っている会社で作られているけれど、中身はルレ・エ・シャトーのオリジナルのものかも知れません -
壁と、水周りと、それに床までモロッコの伝統的な zellij (mosaic floors)で覆われています
-
洗面の横のとんがり容器を開けてみたら
トラディッショナルな泥パック、ガスールと柔らかい石けん、ブラックソープが置いてあり、使ってみたら、お肌がこの上なくスベスベになってびっくりでした -
小さく見えるでしょうか
洗面器の形ですが・・・
実はけっこう大きいバスタブ -
キャンドルライト入浴されたい方にも
ろうそくが備わるホテルのバスルームは初めて見ました
ポプリもあります -
高級ホテルにおいて、今では常識のダブルベイスン
-
失礼がないよう願いますがモロッコのリヤドは薄暗い所が苦手で(これは寒い国と、とても暑くなる国とのギャップ)、ホテルに前もって「明るいモダンな部屋をお願いします」と頼んでおいたのでした
大正解です とても使いやすく、暗めにしてありますが大きいブラックアウト・カーテンを全開にすると、大変明るい日の光が入ってきます -
ラグジュアリーでした
どこにも出たくないほど居心地がいい -
ちょっと和のムードにも似たインテリア
1つ1つの物がすべて高級感覚があり、安っぽさのかけらもない
それらはまた使いやすかった
ただしTV番組はあまりチョイスが無く、多分どこ行ってもこうなのでモロッコ全体が同じではないかと思います
これほどサテライトディッシュにあふれている街並みなのに ですよね
リモコンを2つ駆使しなければならず、ボタンが多く複雑で、少し間違ってボタンを押してしまうと、もう何も観れなくなる
旅の間、何度お部屋まで人を呼んでもらったでしょう -
荷物置き場が離れて作られているせいでジュニアスイート部屋感覚なんですよね
これ超気に入りました -
ドアを開けた中身も気がきいているのですが、ドアごとに鍵をかけられるようになっているのも、更に気が利いている
-
1人で泊まったのですが全部ペア用
デスクに置いてくれていたお手紙にも 「Mr&Mrs アンドリラックス(あくまでも仮名)」と書かれていたので、2人仕様で迎いいれてくれたのは間違いないです -
セイフティボックスはこの棚の中
ヘアードライヤーもここでした
スリッパはぺらぺらで、持参してきた物を使いましたけれど、リヤドフェズのロゴ入りのランドリーバッグは紙製でも丈夫そうで黒く大きくかっこよかったから、持ち運びのため使わせていただきました →(もらって)
よかったのかな いいんだよね 持って帰って.. -
廊下からの風景
かっこいいな
なんだかメキシコ風とも思った -
荷物置きエリア前の窓から見る外
めっちゃいい
この屋上テラスの先にフォーカスを当てると・・・・・ -
これです
窓からの景色では、向こうの丘に見えるものが何か特殊で、お墓のよう
そういえば、フェズエルバリの周囲の丘にあるマリーン朝時代のお墓も観光名所だと聞いています これのことでしょうか -
リヤド フェズ
タオルには
Riad Fes - Relais & Chateaux ルレ・エ・シャトー
のロゴ -
階下のかっこよすぎるバーで軽く一杯 と思うのですが、まずホテルの中をじっくり拝見しなくては
-
宿泊したTarmaの部屋の近くに、外のバルコニーに出られるドアがあったので、まずそこを出て冒険を始めます
出たら、屋上テラスへの廊下 -
プールでも池でもない、水場 なんて名前なのでしょうか、ウォーターフィーチャーが下に見えます
昼間は流れていない水
夜にレストランに向かう時には、ちろちろっと繊細な音を立てていました -
ムーリッシュ&スパニッシュの融合建築とは、こういうのを指すのかな
夜もロマンティックでしたよ -
私の部屋Tarma は、左隣
邸宅にいる気分になる設計 邸宅ホテル、リヤドですものね -
いつも誰もいないというのに、夜にはキャンドルを灯してくれていて素敵なムードだったテラス
-
メインの伝統的なロビーラウンジへは、下正面にある角のドアを開けてひっそり出入りする
わかりにくいというか質素というか
迷宮的ですねフェズは 街も建物の中も -
開放的な青空テラス
-
椰子の木が見事
房には実がなるのかな -
お花がピンクで実が生る房はオレンジ?
かわいい -
屋上から、もう一つの棟の下にあるスイミングプールがのぞけました!
ハイテックモダンなプールとデッキの写真を見て、ここに泊まろうと決めた場所だというのに -
けれど、行き方がわからなくってプールサイドまで辿り付けませんでしたー
良く見たら、麦藁帽子のような小物の用意まである、すごいデッキチェア
他にも、見逃せないと思った「バロックの間」も探せなくて勿体ない -
外の光景
こういうのが本来のメディナでの暮しなのです
リヤドはそういった簡単に外出できない女性たちを、屋内でエンターテイメントする極上の空間
外は家から出ないで眺めるだけのもの -
荒野のような丘があるのですね
-
屋上に日差しが入り、明るかったのでしばらく遊んでいたら聞こえてきた、ざわざわと団体の通りすぎる会話が日本語でした
なぜかはしゃぎたくなる気分に駆られ、こんにちわーと挨拶したくなったのですが、グッとこらえました びっくりさせちゃいますものね
このヤシの木の下が細い路地になっているのです それが先ほどバスルームの窓から見ていた下の路地 -
ここから30人くらいの日本人観光客が出てきて通り過ぎて行った
最初はご老人から、終りの方には若い方々が続々と
日本人旅行者のご婦人は、何故か絶対帽子をかぶっている -
いくつかのお部屋へはここからアクセスするようで、各部屋のドアがある屋上
-
トイモードで写真を撮ってみました
その1 -
その2です
全然はっきりしたトイモードじゃなかったけれど -
一度お部屋に戻って、今度は他の建物の中を見に行きます -
私の部屋からどこか行くには、必ずこの優雅なテラスバーを通るので目の保養
今度はぐるりと一周してみました -
箇所箇所かわいい屋外バー
時々 シェム・リアップ(カンボジアのアンコール・ワットのある所)で泊まったオテル・ド・ラ・ペを思い起こさせる部分がありました
両方とも非常に素晴らしいという事 -
何これかっこいい
-
シガーをここでゲット出来るのですね
なんて気が利くのだろう そしてこのディスプレイが超いい -
バーにも、置いてあるものは魅力たっぷり
“Alcazar Bar” -
どこから冒険していいのか思いつかない
ランダムに目にしたところから先に探検してみます -
これはレストランの入り口でした
ここRestaurant l’Ambreは朝食会場
私は残念ながら朝食はいただきませんでしたが、ディナーのためこの夜行って来ました
ものすごくおいしいお店で驚きです -
お花 テーブルセッティング
演出が最高のおもてなし -
ちょっとしたアートギャラリーのよう
一説にはオーナーが建築家とも -
奥にあるレストランで夕食をする事にします と、通りがかりの黒服の男性に伝えてしまいました
それは、とても若いけれどこのランブル・レストランのマネージャーだったとのちに知りましたが、笑顔で丁寧でとてもフレンドリーな方だったので、ついその気も定まっていないというのにポロっと言ってしまっただけなのですが・・・ -
つい
高いレストランでありますし、どうしようか考えてはいたんですが、このムードを否定できなかった -
コートヤードから入れた、こちらの棟をのぞいてきました
-
スルタンスイートなどランク上のお部屋があるらしい棟
けれどほんのり明かりがついた階段とドアしかなかった -
メインロビーに行って
この端っこには小さなエレベーターがあるので、それに乗りました -
降りたらそこは
-
また別の屋上テラス
-
見晴らしが更に良くなった
-
フェズエルバリの集落の向こうにはオリーブを収穫する丘が見えます
-
丘陵地帯なのですね、フェズの近辺というところは
電車で40分のメクネスまで行って来ましたが、やはり美しい緑の丘続きでした -
旧市街のフェズを囲む塀もしっかり確認できます
-
とにかくフェズは王様の塀、塀、塀です
写真でちいさいけれど、確認できますように -
タワーは大抵の場合イスラム関係の建物
ミナレット的なものかな
今回どこにも訪れなかったので、遠くからでも眺められて良かった -
冬は雨がちのフェズですが、それでもこうして応接セットが外のテラスにある
-
何か気になるテント風の廊下、階段
-
ちゃんと奥まで行ってみれば良かった!
あまりにもプライベート感が強くてこの先を見てきませんでした -
向こうにはオリーブの丘
-
屋上にある、上クラスのお部屋のドア付近でなごむ用のソファ
ソファがモダンだったから新しい試みだと思ってしまいましたが、そういえば、モロッコのリヤドの伝統に則って、応接セットを外や廊下あちこちに置いてあるというわけですね -
雄大な眺めがあるルーフトップに来てみて正解でした
-
目にするのは、フェズ・エル・バリの全景
-
私の今回のフェズ旅行はこれです
遠まきの観光 -
どこかのミナレットでしょう
ちなみにミナレット というのは英語だそうで、北アフリカだと「サウマアー(Sawma'a)」なんだそう
ミナレットはアラビア語のマナーラ(アラビア語で「光を灯す所」の意味)が英語になった言葉という事
マアザナと呼ぶこともあり、それはアザーン(礼拝の呼びかけ)をする場所という意味があるそうです -
いつものように歩き回ったり出来ない国 モロッコ
迷路のようになっているのは、やはり、知らない人お断りのサインだと思ってしまうんです
だからメディナで高みの見物が一番 -
もっと探検したくなる屋上のテラス
-
でも改装中で通行止めでした
panoramic terrace and solarium -
こちらのテラスの席の写真も、このリヤドに決めるきっかけになったのでしたが、これは残念でした
-
向こうの丘の、中世の墓地と現代のフェズの街
-
フェズはモロッコ内でもお金持ちが住む、成功者のための大都会というイメージを持っているそうですが、自然に恵まれた土地でもあるのですね
-
とにかくわかりませんが、何かの塔をアップで
-
中世の姿のまま フェズ旧市街
-
ホテル内のどこかにあるバロックの間やスパのエリア、プールサイドに行きたいのですが
みつからないので出てきた所からまたリフトに乗って戻ることにします
今から思うとさっきのテント風階段の先だったのかも -
壁にはたくさんのアンティークの時計や、レトロなラジオが廊下や階段のあちこちに飾ってありました
これらは皆オーナーの趣味のコレクションということも考えられる -
メインのビルの階段から、吹き抜け2階部を見てみようかな
ここは階段を上がった所で、光が届かない
ドアを開けて2階部回廊へ -
回り廊下にはライティングデスクやソファが設置
-
ドアノブがイスラム風
-
シャンデリアの上はこのようになっています
-
未知との遭遇のよう、
精巧な細工の巨大吊るしランプ -
階下を覗く
チェックインの際、ウェルカム・セレモニーのお茶をした席が見えます -
柱がいいですね、この地方の典型的建築物という感じ
-
お部屋のドアはものすごく大きくって立派
吹き抜けのロビー2階部は、クラシックなイスラム風の部屋があるのでしょう -
典型的リヤド風 アトリウム式の造り
-
レトロなラジオがあちこちに置かれている回り廊下部
手前がそんなラジオです -
最後に、ロビーラウンジを見渡して
グランドフロアに下ります -
開放された外のパティオに、再度出てみました
-
リヤドでよく見られる噴水
ここでは建物の中ではなく、お外にある
普通の感覚で言うと、屋外にしかない物なんですけれど -
そこには浮かんだ花びらが飾られていました
-
トロピカルガーデンですね
-
鬱蒼とした感じがいい中庭
-
実をつけたオレンジの木が
柑橘系のフルーツが生っている木はかわいい -
また別の館に入ってみます
ここの入り口は、まるで個人宅の応接室のように出来ている -
普通に応接間的に置かれていた家具
絵みたいな写真だな -
誰でも座って休めます
TVほしい 笑 ゲーム機なんかはもっといい -
天井のウッドワークがすごい!
-
モチーフはお花でしょうか
イスラーム芸術において、植物もNGとこの間みたばかりですが、ん?と思いました 植物らしい花や葉っぱを思わせるデザインを見たことがあるからです -
階段が上にありましたが、また各お部屋のドアだけだったので戻ります
プールにあった騎馬の銅像がここにも -
トロピカルな中庭を通って
-
母屋のロビーに繋がる小さな部屋に、もう一度入りました
-
こじんまりした応接の間
-
そこから突如御殿風のメインロビーに出る
-
タイル細工と木彫りと漆喰?のカーヴィングがバランス良く並ぶ
-
メインエントランス付近のロビー
-
向かいはホテルのチェックイン・カウンターです
ロビー・レセプション前
あくまでもクラシックさを全面に -
そのロビーに置いてある落書き帳
宿帳というより、好きなことを書ける、でっかいノートってかんじでしたので
お絵かきが得意ならここに一筆
私も残しておきました -
戻ってきたお部屋から
そろそろ夕暮れで、ちょっとだけ街に出てみようと思う
時間とお金があったらスパ施設を利用したでしょうけれど、気持ちがほぐれたので迷路と戦って来ます -
ライトアップが始まり、少し待って暗くなってからのが美しいかな
ですが、ずうっとホテル内にいたし、早く出かけたくなりました -
ガラス張りの階段部から
暗くなったらかっこいいだろうーなー と思いながら
L’Alcazar Bar は本当に素敵 -
入り口外に掲げてある看板
Riad fes Larcazar と、リヤドフェスの出入り口に刻まれています
パティオの素敵なBar Loungeの l'Alcazar の事ですね
名前の表示がいちいち違っていてややこしいけど -
これがリヤドフェスの入り口
メディナ側から入ると本当にわかりにくいところにあるんですよ -
質素な入り口はリヤドの決まり
でも個人的にはわかりやすいように豪華で目立つよう変えてほしいです
盗難防止なのでしょうか..
数々のアワードをもらっているリヤド
フォーブスとかの雑誌にも出ているようです
セキュリティもしっかりしている
中にある空港タイプのメタルディテクターが見えますか? -
セキュリティが立っている入り口周辺
リヤド フェス - ルレ & シャトー ホテル
-
こちらは逆の小道に抜ける廊下
みんなはガーデンに抜ける廊下側だけ利用している感じでした
行ってみます -
リヤドフェスは、車で動く人たちのためにあるよう
これがガーデンです
歩ききったその先の門には、黒塗りの車が幾台も待機しているのです
メディナは車の乗り入れ禁止なので、ここがある意味で本当のリヤドフェスの出入り口なのかもしれない
ガイドがいればメディナを歩き帰ってこれるが、泊り客で自力のメディナ散策を考えるのは私くらいしかいないらしいとうすうす感じる -
リヤドからガーデンの門を入ると、猫が数匹まどろんでいました
といっても暗がりで全然わかりませんね -
ちょっと見えるようにして・・・ こんな彼らでした
-
明かりが灯り始めた何かの建物付属のガーデン
政府の建物?
リヤド・フェスのものではない様でした -
ここを抜けるとゲートがある
-
お手入れされているお庭
-
ちょうど日が暮れていくこの時間が美しい
-
ガーデンは、なんの建物の付属だか最後までわかりませんでしたけれど、Batha 地区のすぐでした
あとで調べてみたら、ここは
siege fes saiss ミニタリーの建物 Dar Pacha Taziというらしいです -
ゲートを抜けます
-
遠くて見ずらいですが、絵の描かれている門も
-
リヤドフェスが使う門
専用の車は黒塗りでピカピカ
私の利用していた市を走るプチタクシーはボロボロでほこりっぽーい -
たった今、門が閉まりました
黒キャブのドライバーだという男が、「門は閉まった もう出入り出来ない。案内してやる」といっています
そんな事があるのでしょうか
しかし
この門を使わなかったら、どんな道で行き帰りできるのか、調べに入ってみました -
メディナに入る門は、リヤドフェス客でなかったら通常
これです
門の横にあります -
メディナ内に入ったとこです
内側からメディナの外を見る -
メディナの道はこんなもんじゃない程せまいですけど、この辺はまあまあです
-
こうして色んなゲストハウスやレストランが目印を出していますが、実際に現存している宿かはちょっとわかりません
サイン通り行っても、たどり着けるかどうかです -
迷路風の道を進む
こうして写真を撮っておけば、万が一の迷子のときに見ればいいじゃないか と考え、道なりを撮影 -
途中見かけた小規模な水場
水飲み場? 水汲み場? -
やっぱりリヤドフェスの泊り客は、さっきの門を使ったほうがいい
わけわかりません
道 -
そのリヤドフェスの黒キャブの運転手-だという男
誰をどこまで信用して、どこまで疑ったらいいか、それがわからないフェズという街
面倒くさそうだから1人で行けると言って振り払いました -
タラア・セギール(メインの道)へはここから?
-
途中、見つけてしまった美しいリヤド
たしか夜の星とかそういった感じの意味の名前が付いているリヤドですが、後にネットでチェックしたらどこの何を見てもヒットしない、トップシークレットのリヤドのようでした
気になる… -
思い切って入ってみればよかった
「私はリヤドフェスの客ですが、近所を通りかかったので訪れてみました!」 と言って入っちゃえば何の問題もなかったはず
なのに敷居が高く思えたんです -
その後ちょこっと歩いていたらリヤドフェスに着いてしまったのですが、ここでさっきの運転手に嘘を付かれたと気がつく
ガーデンを歩いて荷物持ちのスタッフと共に入ってくるリヤドフェスの客に、ホテル入り口で会ったのです
「門は閉まってんじゃないの? とガードマンに聞くと、「隣に小さいのがあって、それは夜でも開いてる」と返ってきました
フェズでまたやられました
もうこうなったら騙されても怒らない人格を形成しようかな -
開いているちいさい門を確認したくって、戻ってみて
でも
解らなかった... -
これかなー と色々見たけど、ダメでした
どうせ私はモロッコ運はそんなにないから、自分に割り当てられた分の運だけで楽しんで帰国します
慣れない場所、人など、どう上手に信用していいか初見でわからないタイプなんです自分は -
どうもここからメイン通りに出るらしい
やっと見つけた道 -
出ました
タラアセギーラです -
写真を撮って帰りに迷ったら見てみよう
この曲がり角
ここからしか、リヤドフェスには帰れない -
ここでいきなり声がかかった
今から仕事を終えたので、この下にある家でベルベルの家族と過ごす所だけど、一緒に来いというベルベル人の身なりをしたその人とセルフィーを撮ってみた
どうやらあやしい人間のタイプではないようで、私は信用できたからちょっと話を -
通りには夕飯時、鉄板で焼くサンドウィッチ屋が出ていた
この程度のもので済ませてもOKな時もあるけれど、今夜はフェズの、モロッコの最後の晩です
リヤド・フェスのレストランに予約は置いてあるけれど、もうちょっと安く2ランクくらい下げてトリップアドバイザーのランキングに載っているところで夕飯、いいんじゃないかと思っている
ただしそれが自力で戻れる距離にある地元のレストランだったら -
タラー・セギーラ 土曜の夜
迷路に出るのは恐いが、出ないで、帰国して何もしなかった という旅の思い出はもっと恐い
このベルベル人の男は、私が行こうかなと思っていたレストラン、ザ・ルーインド・ガーデンの近くにある家に帰る所だというので、とりあえず一緒に歩く事にしました -
さっさと前を行くベルベル人の後ろで、葛藤と戦いながら何とかついて行っている
この彼は、一緒に家で家族と遊んでって欲しいらしいが、私は時間が無いのでレストランに行きたいのです
モロッコすぎるこの展開wwwwww -
The Ruined Gardenの表示がこのあたりに出ていた
ベルベル人はあとで連れて行くからと、先を急ぐ
私はこの後どのくらい先まで歩かなければならないか、気が気でない
引き返すのが面倒くさいから一瞬ここでお断りして、独り抜けようか とも頭によぎったけれど -
The Ruined Gardenは完全に通り越した
-
男はここで家族のものだという若い女の人と合流
なんでもいとこが結婚したのがこの女性だと言う事で、ここで割とかわいい女の人と一緒になったので突然安堵する 普通のいい人だったのです
そしてみんなして入って行ったのが、この薄暗い細い通り
こんなん、怖すぎて絶対1人で入れません 涙 -
-
そして入って行ったのが、メイン通りからはほんの少し離れているだけの空き家
なんでも改装中で、リヤドの宿にする所らしい
ここにいるのに、勇気入りました
電気もないんです -
砂漠の民の常識と私達の常識が違いすぎる
そこは踏まえて、この改装中の大工道具しかない所で酒盛りをしようとなり、モロッコで帰国前に誰かに貰ってもらうつもりのキャプテンモーガン(ダーク・ラムですね)の大ボトルを出して、彼らは椅子とテーブルと割るためのコカコーラを通りの向こうから持ち寄って、15分だけのパーティが始まった(私はエジプトにも行ったし前回マラケシュとザゴラに旅に出ているので、彼らが酒をけっこう飲むのを知っていた)
若い旦那さんがチラと寄って行ったが、美男美女のカップルで安心度がアップ
その内、外の小路で楽隊が演奏しながらやってきて、のぞきに出たらそれは結婚式のパレードでした
演奏はビートが利いていて恰好いいし、着飾った女性がかけ声をかけて盛り上げる
さっとカメラを取り出せず、写真や動画に収められなかったけれど、フェズの熱い土曜の夜の思い出となりました
いちおうモスリムの女性なので写真にはぼかしを 可愛いのに残念だけど -
15分パーティでは奥さんがスマホで音楽をかけ、子供の写真を見せてくれて、私は家から持ってきたバッグ、クレヨン、出発の空港でゲットしたラム酒のボトルの残り(手荷物のみのフライト券では持って帰れないから)をあげた
そうしたらお礼の品を持ってきてくれた ベルベル人は物々交換民族なのです
私は素適な手首につける銀のアクセサリーとランプシェイドをもらったけれど、実はあげたバッグはあまりにも安く買ったものだし、クレヨンはもらい物だったので、忘れたふりしてランプシェイドは置いてきました
持って帰ったら悪すぎる -
ベルベル人の男がリヤドまで一旦送ってくれることになり、その後あらためて新市街にベルベルのバンドがやっている店に繰り出そう! ということになり、女の人と歩いて送ってくれた
これでもうルーインド・ガーデンは無しになった感じでした
高級ホテルで高級ディナー になりました
みんなでリヤドフェスまで歩いて行く道です -
また全然わからない細く曲がりくねった坂を歩いて行きます
-
そこは一応お約束的に、知り合いの店、的なところに立ち寄る
-
店では少年がアルガン・オイルの手作業の絞り方を見せてくれる
写真隅っこで、半切れに写っている、これがその機械 というか石臼
つぶつぶがアルガンの実です -
その他もあんまり良く知らないものが売られていましたが、買う気がないので売る気も失せたようでした
ごめんなさい 喜ばせたかったけれど -
商店街を歩く
土曜だからお店が遅くまで開いているのかな -
リヤドフェスに着く頃、じゃ食事が終わった頃迎えに来るから と言ってくれるのですが、はっきり断わるには勿体なさすぎるお誘いでしたけれど、、
ベルベル人たちと、本物のベルベルのバンドのライブ(最高の予感)
新市街にいくので、街も見れます
せっかく泊まっているラグジュアリーホテルで出来るだけ過ごしたくって、行けませんとお断りしたのはつらかったです
気の合った女性の方の、真に残念そうな表情は、友情まで感じる程でした -
ひとりホテルで過ごします
静寂の、夜のアルカザール・バー
やっぱり思ったようにウルトラかっこいい -
私の部屋に続く階段
いつ見ても魅力的だな
アートギャラリーのようなスペース -
これは演出
チロチロと音をたてて流れる小さな噴水たち -
プールほどの大きさのパティオの噴水
-
邸宅というか御殿ですね
-
どこを見ても豪華さがすごい
ここに備わる空気が気持ちいいのです -
フェス御殿
-
そして夕食へ
レストランL"Ambreでは演奏が行われていました
アンビエント音楽でムードたっぷり -
“Restaurant Ambre”
Riad Fes - Relais & Chateaux
かなり暗かったです 店内 -
ちょっとお殿様風
-
テーブルセッティングはコセマの食器で
シンプル&エレガント -
レストランのレストルームに行ってみました
薔薇の花びらがちりばめ -
モロッコ最後の夜はアラビック・ナイト
-
お部屋と統一されているデザインでした
お席に戻って -
メニューからスターターとメインを選んで、セット扱いになり、360MADだったかな
-
白のワインを選びましたが、テイスティングの際、スイートすぎて赤に変更してもらいました
アミューズがまず出されます -
レストラン「ランブル」で
スターターはエビとイカと何かの何かで とメニューを呼んでもちっとも想像できなかったのですが、とりあえずオーダーしたものが出てきたのがこの揚げ春巻き
ひとつひとつにしっかりした味が付いていて、びっくりするほど美味しかった!!
すり身のイカはイカの旨味がでていて、海老は海老の濃い味がめっちゃ美味しい
ダックもあったかな
繊細なボリューム具合、うならせる一品でしたー -
これをまた食べるためだけでもフェズに戻ってきたい
The Restaurant l’Ambre にて -
メインに選んだのはビーフのタジン
目玉焼きが乗っているこれは、もうタジンというより高級なビーフシチューの味
食べてみると、そういえばスパイスが何となくタジン料理かな 程度の、洗練を極めた一品
味付けがしっかりしていて、とっても美味しい!
そのうえ量が多く、超柔らかく煮た牛肉の角煮がゴロンゴロン入っていました
ここでサービスしてくれた男性のウェイターが、また素晴らしかったんです -
食事を終えて、部屋に戻る前
もう一度、フェズ最終日の夜の静寂を楽しみました
ライトアップで豪華に輝くコートヤードを見下ろします -
bar lounge L'Arcazar
andalusian patio と銘打っています
そうかー アンダルシアン風なんですね
アルハンブラ宮殿ぜひ行かなきゃ -
キャンドルが一晩中置かれていたテラス席
-
泊まったお部屋Talmaは日本でいう3階にあたり、その2つの窓が見える
最高良かったです -
パティオ
☆キラーッ -
お部屋から見れる、ラルカザール・バー
-
ロマンチック
誰もいないから、むしろ話し声が聞こえてこなく静かでいい -
屋上のテラスは夜もいい
名残惜しく、お部屋の奥に引っ込む前に、ずっと見ていました -
ルームフリッジの中にはキンキンに冷えたメクネスワインの白があった
先ほどレストランでこれの赤を飲んだので、同じボトルの写真を撮っておきます
細長くってエレガント -
フリッジの中は・・冷えすぎが調節できないのかな、トニックウォーターのボトルは中身が凍っています
冷えなさすぎよりいいかな 飲まないけれど -
シャワー室のレインシャワー
この辺はそこそこでしたが、バスタブは広く、移動して大変気持ちいいお風呂に入っておやすみなさい をしました -
翌日は朝ごはんを食べないで、そのままチェックアウトへ
でもお部屋にエスプレッソマシーンはあるし、前日の夕食の残りもある
昨夜、ディナーのタジンの残りをレストランから持ち帰りしたい と告げたら「お部屋にお届けにあがります」と言っていただいて、届けてくれた時たくさんのパンとバターも一緒に付けてくれたので、全く朝ごはんを食べに行く必要がありませんでした
こんなサービス受けたことがないです -
その際チップを渡しそこねていたので、良く面倒を見ていただいた方をレストランで探しに来ました
何人かのスタッフが特別素晴らしかった
マネージャーらしい若い方と、レストラン・ホールスタッフ長のような私のサービス係の方が、本当に気が利いていて探しましたが・・ -
渡したかったスタッフの方はバーエリアで見当たらないので、チップはのちにレセプションで預かってもらうことにしました
-
そしたらこの行為が感動を誘い、レセプショニストがわざわざ呼んで来て本人に直接渡すことが出来ました ほんの少額だったのに..
握手して感謝を伝えてホテルを後にします -
夜は流れる水も、日中は止まっていて静か
リヤド フェス - ルレ & シャトー ホテル
-
噴水の横に備わるテーブル席
-
ほんとうに特別でした
ラ’ ルカサール・バー -
一点の曇りもない清潔感にあふれた空間
-
リヤドフェス
今度来る時も、同じ部屋に泊まり、同じものを食べてOKです
リピートしない私にはたいへんめずらしい事 -
素晴らしかったです、リヤドフェス
次又来れますよう -
空港に向かう前、スークで革のベルトを買って行きたいのです
リヤドフェスをチェックアウトして、迷路のような路地を歩きタラーセギーラヘ -
帰りの道はタラーセギーラを通り、ブージュルード門からタクシーを拾い、空港行きの市バス乗り場まで行く事にしました
-
昨日の夜見た、気になるリヤドを通りすぎるのですが
-
これですね
夜の星 的な意味の名前だったリヤド -
何かここには特別わくわく感を持ちます
次ぜひ訪れたい
---後記---
わかりました、この場所
ホテルとしてのリヤドというより、フード、ドリンク&ミュージックに、アートもある所で、Kassr Annoujoum Ducci Foundationとトリップアドバイザーに出ています
評価は
場所はいいけれど、高くておいしくもなくスタッフはルードでetc. と文句たらたらのレビュアーが数人混じっていました
ステイも可能とあって、12人くらいまでok という事は、きっと建物全体を貸し切れるのだろうと思います -
面倒なようで楽しいようで面倒なメディナの路地
慣れると違うのでしょうけれど‥ 次に来る機会があったら路地歩きが出来るかもと思いはじめる
ロンドンからRyanairのフライトは冬なら2年連続でチェックしてみた所、片道たったの15~28ポンド程度 私は14.99で来ました
泊まりもヨーロッパより高くならないし
また来るかもしれない もしかしたら -
雨が多い時期でしたが、帰る日にはお天気
差し込む日差しで路地の様子が、また別に見えてきれい -
最後の第三世界の風景に別れを告げて
ちなみにフェズのメディナは、よその土地からやってきたモロッコ人も、信じられない街の造りだと言っていました
なんでこんなにまで、道を細く作るんだろう、とか
みんな中世へのタイムスリップ感を味わいに来ているのです -
タラア・セギラに出る直前の路地にある、お水のボトルを買っていったお店
ここではフランス風のパンが買えます
アイシング・シュガーをまぶした菓子パンや、クロワッサンなど -
タラア・セギラでベルトを3つ買いました
あまったディルハムを使い、高くもなく安くもなくといった値段で、本革のものを勝ったつもりですが、どうなんでしょう
1本6~800円程度だったかな
値段交渉で引き下がりを見せなかった相手は最後、3本で・・ たしか200DHで受けてくれたような記憶 -
本屋の店番のネコ
それともセキュリティーの方でしたでしょうか
‥この手の脳内ギャグは、他の人にはつまらない
自分受けしたところで 帰ろう -
まぶしい天気に恵まれました
ブージュルード門に近い小広場にいます -
ゆっくりしたかった日差しの中で
-
空港に行ったらもうヨーロッパと物価は同じだから、ローカルでナッツとか美味しいお菓子や干しフルーツ、オリーブを買うチャンスがあったのに
あわてて行かなくってもよかったのでした
実は空港でいっぱい時間を持て余してしまった -
ブルーゲート/ブージュルード門のすぐ近くに、クチコミ高評価の行きたかったレストランのひとつが見つかりました
Chez Rachid
けっこうローカルっぽい店構え
モロッコの食べ物は当たりはずれが極端にあるので、評判のいいレストランをグーグルマップやトリップアドバイザーでリストアップしてきたのです
あれ?
あ 違った Riad Rcifのレストランでした 笑
似ていてややこしい
けどナンバー5のRcifも中々ながら、このRachidだって17位だから、そうとう美味しいほうでしょう -
メディナの一番有名な入り口 ブージュルード門
ブージュルード門は20世紀に入って作られたフェズ旧市街への門の一つ -
メディナ内から見ると緑色のタイルですが..
-
メディナを出るとブルーのタイルなのです
なので英語にするとブルーゲートブー ジュルード門 建造物
-
ロバのキャラバン隊が出入りする瞬間をキャッチしました
門をのぞくとブー・イナニア神学校のミナレットがみえるショットポイント -
こういう光景は、モロッコまで来ないと中々お目にかかれませんね
-
プチタクシーに乗り込んで外を見ると、とにかく壁だらけなのに気がつくのです
-
ぎょうぎょうしいから好き
-
門をくぐります
-
くぐった向こう側の壁
と壁の前の空間
この空間がだだっ広くて、どうとっていいのかわからない -
高い壁
-
威厳がありました これらの延々と続く壁
メクネスもだったんですけど、フェズは規模が大きい -
ひたすら壁と壁(塀でしょうか)の間を走るプチタクシー
これはけっこう見ものでした 1回だけなら楽しめる -
フェズ駅までこんなのがずっと続く
-
シティバス バス停サイン
-
フェズ駅の前に広場があり、そのちょっと先に停まる空港行き16番のバス
-
まだ少し早くて運転手もいません
空港行きバスなのに回転式の出入口のバリアが付いていて、荷物が挟まりそうになる
大きいスーツケースなら通り抜けられなさそう -
車掌さんだと思ったらそうでなかった人が、ちょっと外で待ってて
と案内してくれて、指示通り外で待つ
しばらくしてやってきた運転手さんは、モロッコ人というよりインターナショナル感があって、写真撮っていいですかって聞きたかった
でも残念ながら勇気出ず -
出発したらほんの近くのバス停に、大勢ローカルの人々がこのバスを待っていた
全員乗り込み、バスはVille Nouvelle 新市街を走り抜け、お金持ちエリアと思われるところを走って行きます -
道筋にはお屋敷がいっぱい並んでいる高級住宅地帯
飛行機で会話したモロッコのお嬢さんによると、フェズはリッチで高度な教育が行き届いた、エリート志向の都会として知られているということ -
そしてオリーブの木が植えられている市街地へ
-
市内にもいたけどヒツジの群れはどこにでもいた
ここにも -
なんかものがたりに出てくるみたいな名前だけど
羊飼い
の写真が撮れました -
着きました サイース空港
モダンできれい
ちょっと遠めの場所で降りて、パーキングを超えて歩きます -
旅行記の前編巻頭でも写真をアップしたように、飛行場の内部はぴかぴか
-
イスラムは、イスラムの美しさがあるものなのです
アブダビの空港もきれいで豪華で大好きでした -
時間を余してチェックイン前にカフェをぶらぶら
-
ビーフのMaghdour=タジンの中身やお魚の中身の包みパイみたいなのが59DH
うわー もう物価が空港ではフランスだ
まだ感覚的にパン一個に5ユーロは受けいれられない
59 Moroccan Dirham = 5.42 Euroですよ、もっと言うと -
ここの飛行場はきっとフランスのより洗練されています
噴水が涼しげな中庭 -
ライアンエアーのチェックイン・カウンター
しばらく並んで -
空港の待合いロビーでは、ベルベル族の弦楽器奏者がアンビエント音楽をポツポツ奏でている
サイス空港 (FEZ) 空港
-
残りのディラハムは国外持ち出しが禁止なので、演奏者にチップを渡したりと使いきってきました
空港は綺麗ながらお店の数はヨーロッパの比ではなく、あまり時間も潰せないのでこうして行ったり来たり -
私が通常旅行するヨーロッパの国では、イギリスがまだEU圏のため、たばこやお酒などTax Freeで持って帰れないけれど、ここモロッコではお土産にイギリス人受けするベンソン&ヘッジスを2カートン買えた それが超お得
英国内では1箱が驚きの12ポンド(約1,800円)なのに、パッケージのグロ写真もないし(大事) 、10箱入りのカートンが13ユーロで買えて、心の底から満足感を味わいました 笑
たまには友達にサービス
心温まる出来事、出会い、モロッコのようなエキゾチックな旅先ならではの新発見など楽しめたけれど、4泊した旅の総合評価は10点満点で8~9でしょうか
観光で何処にも立ち寄らなかったのと、だまされた感の強いエピソードがあったのでマイナス点はこれらの理由から
というか
表現的に近いのは
8勝2敗
という感じ
かなwwwwww
無駄にながーい旅行記にお付き合い下さった皆様、ありがとうございました
疲れましたね 笑サイス空港 (FEZ) 空港
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