アラバストロ石(アラバスター、雪花石膏)の加工で有名なトスカーナの小さな町、ヴォルテッラに行って来ました。ヴォルテッラはトスカーナの主要な観光地の一つですが、多少交通の便が悪いです。理由としては、トスカーナ各地にプルマンが出てるシエナから向かっても、コッレ・ヴァル・デルサでのバスの乗り継ぎが必要な事。しかも、乗り継ぎでバスの会社が異なるのでバスのチケットをいちいちそれぞれ買わないといけません。バスで行く人はあまりいないのか、運転手さんもチケット買う時間を設けてくれるので問題は無いですが、この手間が面倒です。<br />コッレ・ヴァル・デルサからヴォルテッラまでのバスのチケットはバス停のエディコラで買えます。基本的に観光客はレンタカーや自家用車で来るようで、バスの利用者は少なめでした。故に本数も少ないので注意しましょう。

アラバストロ加工の町、ヴォルテッラ

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2017/08/01 - 2017/08/01

6位(同エリア7件中)

Giorgio Bianchiさん

アラバストロ石(アラバスター、雪花石膏)の加工で有名なトスカーナの小さな町、ヴォルテッラに行って来ました。ヴォルテッラはトスカーナの主要な観光地の一つですが、多少交通の便が悪いです。理由としては、トスカーナ各地にプルマンが出てるシエナから向かっても、コッレ・ヴァル・デルサでのバスの乗り継ぎが必要な事。しかも、乗り継ぎでバスの会社が異なるのでバスのチケットをいちいちそれぞれ買わないといけません。バスで行く人はあまりいないのか、運転手さんもチケット買う時間を設けてくれるので問題は無いですが、この手間が面倒です。
コッレ・ヴァル・デルサからヴォルテッラまでのバスのチケットはバス停のエディコラで買えます。基本的に観光客はレンタカーや自家用車で来るようで、バスの利用者は少なめでした。故に本数も少ないので注意しましょう。

エリア

ヴォルテッラ(イタリア)

旅行の満足度: 4.5

観光: 5.0

ショッピング: 5.0

交通: 3.5

同行者: 一人旅

一人あたり費用: 1万円未満

交通手段: 高速・路線バス徒歩

旅行の手配内容: 個別手配

シエナからコッレ・ヴァル・デルサ乗り継ぎでヴォルテッラに到着です。
ヴォルテッラは二つの谷に挟まれた台地の上にある町で、見晴らしは非常に良いです。
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プルマンはマルティーノ・デッラ・リベルタ広場に到着します。
ここから町の中に入っていきます。

バスターミナル (ヴォルテッラ) バス系
街並みは他のトスカーナの町に似た美しい街並みです。
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エトルリア門建造物
エトルリア門。
ヴォルテッラの市壁の門の一つ。エトルリア時代、ヴォルテッラがまだヴェラトゥリと呼ばれていた時代に作られた貴重なエトルリア建築の一つです。
ヴェラトゥリはエトルリアの諸都市の中でも特に栄えた街の一つで、その勢力はリグーリア海まで力を持っていました。
最終的にローマに併合されますが、その後も自治を認められ栄えました。
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プリオーリ宮。
現在も市庁舎として使われている建物です。

プリオーリ宮 (市庁舎) 建造物
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プリオーリ宮前のプリオーリ広場は町の中心。

プリオーリ広場広場・公園
プリオーリ宮内のフィレンツェ公国/トスカーナ大公国の行政長官の紋章。
テラコッタ製です。
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ドゥオーモ。
残念ながら改修中で入れませんでした。
13世紀半ばに建設されたピサ様式のロマネスク建築の教会。

ドゥオーモ (ヴォルテッラ) 建造物
ヴォルテッラは小さな町ですが、聖ピエトロの後継者であり第二代ローマ教皇となった聖リーノはヴォルテッラの出身であったりします。
鐘楼。
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こちらは洗礼堂。
13世紀に作られた八角形の洗礼堂です。

洗礼堂 (ヴォルテッラ) 寺院・教会
洗礼堂の内部。
賑わうヴォルテッラの路地。
ヴォルテッラは鉱物資源が豊富な町として昔から知られ、特にアラバストロ石(雪花石膏、アラバスター)の加工で人気な町です。
有名なヴォルテッラのアラバストロ加工品は非常に美しく、お土産には最適。値段もピンキリです。
ワインの栓とかは安くて実用的なのでおススメです。
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ローマの劇場跡史跡・遺跡
ヴォルテッラの北側には古代ローマ時代の劇場跡がありました。
サン・フランチェスコ門。
バルツェに向かう途中に見つけた大きな教会。
市壁の外でも雰囲気ありますね。
にゃんこ様。虫と戯れているのだろうか。
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町外れにある「バルツェ」という場所に向かいます。
崩れ行く崖が絶景と聞いていましたが、向かう途中で猛暑でかなりキツい。
この時のイタリアは北アフリカから来た猛暑で40度超えの地域がありました。

バルツェ自然･景勝地
バルツェに着きましたが、ガイドブックに載っていた風景がどこから見えるのかが全くわからない！案内板とかも役に立ちません...
結局、その絶景ポイントは見つからず、猛暑で熱中症になりかけたので街に戻りました。結局どこにあったのか...
帰り途中にスーパーで買った紅茶を飲んで一休み。
町に戻ってきました。
ダンヌンツィオの言葉が刻まれています。
そういえばエトルリア博物館にある工芸品の名前ってダンヌンツィオが名付けたんでしたっけ。思わぬ接点。
ヴォルテッラの戦没者慰霊碑。
ヴォルテッラの拷問博物館。
トスカーナではこの手の博物館よく見るんですが、トスカーナ人は拷問好きなのか？
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グアルナッチエトルリア博物館博物館・美術館・ギャラリー
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ヴォルテッラの城塞。
メディチ家のヴォルテッラ統治時に作られたものですが、現在は現役の刑務所なので未公開です。

城塞 (ヴォルテッラ) 建造物
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ヴォルテッラ観光終了。シエナに帰ります。
プルマンの数が限られているので、観光の際はプルマンの時間を忘れないように観光した方が良さげです。
行きとは異なり、帰りは多くの人がプルマンを利用していました。

バスターミナル (ヴォルテッラ) バス系