フィンランド、ちょっとルカまでオーロラでも。なはずな旅2

2018/01/02 - 2018/01/04

年末年始フィンランドへのお一人様ツアー旅三日目、四日目。

三泊五日だからこれで帰るんだ。

念願の犬ぞり！！！

犬が頑張ってる！

あとサンタに会いに行く！

あとは帰宅！

そして、発覚する衝撃の事実。

私が行きたかった場所は、このツアーのルカではなかった。

エリア フィンランド

フィンランド版那須どうぶつ王国？には、ホテルから添乗員さんがチャーターしてくれたマイクロタクシーで行きました。
一人あたり往復500円くらい。普通のタクシーでも2000-2500円くらいみたいです。

到着。
ハスキー小屋前の注意喚起の看板のようです。

お！

ワンコ発見！
ハスキーのような子とそうでないような子笑

シューッと犬ぞりが駆けてくる。あれに乗れるんだぜ！と大興奮。

クロスカントリーやってるみたいです。
ツアーじゃなければ参加したかった。

ここでも飛入でトナカイ体験できるらしい。

ツアー仲間皆で受付へ向かいます。受付は喫茶店兼土産物屋をやっています。
後から調べたところ、lammintupa winter villegeという場所でした。

ハスキー犬農場だけあって、ワンコぬいぐるみがたくさん。ちょっとファンシーだけど可愛い。

中の喫茶店。暖炉！
暖かい！
ちなみに現地オプションの防寒着をスキーウェアの上に着てちょうど良かった。
マイナス7〜15℃くらいでこの年末年始は暖かいそうです。

まさかのハスキー様の毛皮。
真ん中でバックリ。。。
経済動物だもんね。。。仕方ないけど動物のお医者さん好きにはちょっと衝撃。

簡単なレクチャーを受けたあと、犬のもとへ。

ちなみにオプショナルツアーでは10キロ18千円くらいの予定でしたが、ここでは1回5キロ4000円くらいでした。
安いので途中休憩はないし、決まったコースを走るだけ。
距離が短いので操り手と乗り手の変更はありません。
ほんとに体験という感じ。

うちのツアーなら10キロだったんですよ、と添乗員さん。

ロバニエミまで行って現地オプションが手配できて、そこに頼めばもしかしたら10キロだったけど。。。と添乗員さんにいうと、そこは行けないですよ、なんかちょっと違うかも、と言われる。
おや？

まあよくわからないけどスタートだ！
犬の尻。

尻のみ

プリップリッ。

頑張ってます。

添乗員さんは乗っても犬の尻とやつらが飛ばす雪だけですよ、と言われたけれど、私には幸せだった。

雪景色に真っ白い犬の尻しか見えない幻想的な空間。
永遠に乗ってられたらいいのに。

しかしゴール地点で待機中の犬とニアミスし喧嘩になり、連行されていったワン。

犬ぞりに永遠に乗っていたかったけど、あっさり終わりました。
喫茶店に戻ってティータイムです。現地のドーナツをお仲間さんと半分と昨日も飲んだ現地の木の実ジュース。
美味しい。

昼御飯はツアー仲間にくっついて、ホテルの向かいにあったmuraというお寿司屋さんに行きました。
昨日の昼はトナカイオプションのバスが早く来て食べそびれ、夜はトナカイソーセージによる胃痛と酒しかでないバーで乗りきり、朝はホテルのバイキング。
久しぶりのフィンランドの食事！が、寿司。

スタッフは大将一人で忙しい。

寿司です。
サーモンと白身はフィンランドだけあって美味でした！
カルフォルニアロールも日本では食べないけど美味しかった。
すし飯にすし酢がないのは残念。
まー、外国の人にすし飯は、腐った味わいになりますよね。

食後、ツアー仲間とそりでホテル回りを回遊しました。
少し雲が抜けてきたかな？

夜は晴れてくれ。

再びホテルへ。
ホテルの土産物コーナーにいたハスキーたち。
潤んだ瞳が強烈。
これは、、、
何かの橋をギリギリで渡ってしまった子達な気がする

なぜ村山眉をつけたのか。

ホテルにいたサンタさんのシモベ小人たち。
けっこう大きくて立派。
彼らの見守るソファに座って、実はサンタコテージ行きのバスを待っています。
この旅唯一のオフィシャルオプションです。

サンタコテージ着！
サンタさんがサンタ奥さんと迎えてくれます。
しばしサンタさんから歴史などのレクチャー。
昔は農作業をしてたけど最近はサンタ業をしてるらしい。
サンタさんはラップ人。
ラップ人はロシア〜北欧にまたがっていて、基本、国境はないらしい。
北方民族大好きです！

ビジネス夫婦かなー夫婦でサンタに雇われてるのかなーとか、大人らしいことを考える。

サンタ小屋中。
遊牧民はどこにいっても少しにている。
タペストリーの刺繍が美しい。

フィンランド版那須どうぶつ王国でみた子ハスキーちゃん発見！

サンタ小屋土産物屋笑
例に漏れず笑

サンタからのクリスマスカードが送れる土産物屋から応接間に戻ると、皿が用意されてました。
どうやらここはサンタのいるレストランらしいです。

見せキッチン笑

サンタの台所。
実は裏に立派なレストラン厨房があり、サンタ帽子をしたおばさんもとい小人さんたちが料理を用意してくれてます。
ここは見せ台所。

サンタの食事はビュッフェ方式。

ごはんを食べてる間はサンタ奥さんがゆったり編み物をして見守ってくれます。
時刻はだいたい19時。
大人なので、奥さんはこのあと家に帰って食事か、前後に賄いかなーなんて思いながら、ちょっと申し訳なくなる笑

サンタさんに別れを告げ、再びホテルへ。
ホテルの冷蔵庫は利かないが、外に出せば天然の冷蔵庫。というわけで雪ビール。


オーロラは...出ませんでした！
ホテルに戻ると濃霧がかかった雪。

2夜とも部屋で待機していて、21時と23時半に添乗員さんからオーロラ出ません。という電話がかかってくるだけ。

前日に添乗員さんからこの雪雲では99%オーロラは見えないと言われてあきらめたため、基本部屋で呑んで寝て、オーロラ出ません。の電話で起こされて再び寝るを繰り返した。


っていうか、ジャンプ台もある山の中腹にあるスキー場で、オーロラ見るって無理なのでは。。。
再びネットを調べると現地オプションのオーロラ観測バスを探すのを忘れていたよ！と気づく。

だって犬ぞりで精一杯だったのですもの。

最終日。
安定の朝ごはんビュッフェです！
この旅で一番楽しみだったのがこのビュッフェのごはんでした。
それ以外はトナカイソーセージにサンタビュッフェに寿司笑

朝８時半ごろ。
こりゃーオーロラなんて見えないよ。

チェックアウトは朝11時。そのまま現地3日の昼から、日本4日の朝まで、再び帰路への長い旅です。

再びのクーサモ空港。
小さいサンタが見送ります。
クーサモ空港は小さく、
フィンエアーのカウンターが
２席と、
サンタが置かれたテーブルくらいしか
出発前ロビーにはありません。

最後に添乗員から挨拶がありました。
ルカはオーロラ観測では日本では今年売り出し中で、現地オプションが手配できなかったり、バスが早く来すぎたり、遅く来すぎたりトラブルもたくさんあったけど、みなさんの意見を参考に、今後のツアーを良いものにしたいと。。。

あれ？そうなの？
サーセリルカって有名じゃないの？
(ネタバレは旅行記最後に！)

保安検査後、場内の土産物屋へ。
ホテルにいたギリギリの子達が！

つぶらすぎると思ったら
瞳孔があった。

飛行機へは再び徒歩。

昼の飛行機でしたが、ヘルシンキに着くのは午後３時前くらい。
日が短いからもう夕暮れ。

国内線はコーヒーが出ます。
フレッシュがフレッシュミルク＝新鮮な牛乳だったので衝撃。

ヘルシンキ空港です。
1/3のハブ空港はさすがに混んでる！

ロシア〜韓国上空あたりで日の出が見えました。
雲の上から表れる太陽は素敵でした。

オーロラは。。。
帰りのヘルシンキ空港でオーロラっぽいものが奇跡的に見えただけでした。

機内食。
そばが付いてるのは嬉しかった。チョコバーも安定の美味しさ。
しかしパンとメインは日本人には少し辛い味。
フィンエアーは行きの機内食はイケヤのミートボールみたいで美味しかったのですが。。。

だいたい、日本時間9時着の飛行機で、現地発から七時間経ってからの機内食は7時スタートですもの。
あまり食べられません。

デザート。バニラのような見た目で味がバニラではない謎アイス。

結局、100均の隙間テープで防寒対策した三脚は使うことがなかった。

それにしてもオーロラ観測ツアーに出なかったことが悔やまれる。。。

と、写真をまとめたり、フィンランドの那須どうぶつ王国の場所を調べていて、気づいたのです。

あれ。。。
ルカって、オーロラ観測ツアーで有名なサーセリルカの略じゃない。。。？

そういえば、添乗員は言ってた。
あなたの言ってるのはたぶん違う。。。
ロバニエミには行けない。。。

そうなのです。
このツアー、オーロラをフィンランドのルカに観に行くという企画。

思い付きで選んだ私は、申し込み後現地オーロラ情報を調べていて、サーセリルカとロバニエミ、イナリしか出てこなかったため、ルカはサーセリルカの略と思い込んでいたのです。

しかし、ルカはサーセリルカとは違う町。
ちなみにクムルスホテルはどちらにも存在する。
ルカとクーサモは北極圏の少し外側にあるけど、サーセリルカは北極圏内。
バスで１日はかかる遠く離れた町。

この旅、最近始めた、日本の何かのはてツアーの番外編のつもりだった。
オーロラを観るから、北極圏は越えるよね。と。
なんと、オーロラを観に来たのに、北極圏到達すら果たしていなかった！

日本国内ではルカの情報がほとんど出ていません。オーロラ、ルカで検索したらサーセリルカしか出なかったもん泣(言い訳)
日本人ほぼいません。

麓では晴れていたけどホテルに帰ったら濃霧だったのは、ホテルがルカの町からさらに離れた山の中腹にある、ヨーロッパで有名なスキー場だったからのようです。

オーロラ観測バスツアーも探せばあるようですが、サーセリルカほどは有名ではない。。。

だから、オーロラバスにも簡単に乗れない。
まさか行こうと思っていた場所と行った場所が違ったとは！

またフィンランドに行く理由が増えたのでした。