2018/04/27 - 2018/04/27
26位(同エリア85件中)
櫻さん
タイトルに「集集線」と入れてますが、原付で沿線を走っただけで実際には乗車していません。
終点の車埕站が観光地として有名なので、そこを本日のメインスポットとしてぐるぐる。
でもその前に、ちょっと寄り道をします。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 交通手段
- 徒歩 バイク
PR
-
おはよーございます。
3日目の朝。
今日は原付ぐるぐるです。
宿の隣の『龍鳳宮』で念入りに交通安全祈願。龍鳳宮 城・宮殿
-
『龍鳳宮』から眺める日月潭。
今日も天気がイマイチ。
日月潭とは相性が悪いのかしら? -
それでは原付を借りましょう。
前日の自転車を借りたお店と同じ。
日月潭(水社側)はレンタルサイクル屋はたくさんありますが、原付を貸してくれるお店はわずか2軒だけ。
地域によっては「外国人には貸せないよ」という所もあるので、旅行に出る前に店もしくは宿に「外国人借用の可不可」を確認することを最近は常としております。
今回は宿に予約したと同時に聞いたら「大丈夫よ~」だったので一安心。 -
前日に自転車を借りる時に「明日は原付を借りたいのー」と話をつけておいたので、手続きなどスンナリ。
1日600元。
もう一軒のお店も同価格。
今までレンタルした中で一番高い。
やっぱり観光地価格ね。
そしてヘルメットをご覧ください。
店の壁に掛けられた数多くのメットの中から「好きなの選んでイイよ」と言われ、「まさか芋頭カラーがあるなんてっ!」という喜びと「芋頭カラー以外、私の頭に似合う色は他になし!」という固定概念によって即決。 -
さて。
集集に行く前に、片道2時間半かけて雲林縣林内郷という所にやって参りました。
のどかな田園風景が広がります。
そして奥の方をご覧ください。 -
はい、ズームイン。
-
林内郷の中でもこの烏塗村という所は芋頭の一大産地ということを、旅行前に偶然知りました。
「行政院農業委員會」というサイトの中の芋頭のページに台湾各地の産地が紹介されているんですが、そこに地名が掲載されていなかった超穴場スポットです。 -
近くを濁水渓が流れているから、その名も「濁水芋」。
-
バイクを走らせていると出現する、この青々とした芋頭田に腰が砕けるほど感動しました。
-
こちらはインスタ映えスポットの「百年木棉花」。
-
その近くにある『烏塗村農産推廣中心』です。
-
当然載せませんが、ここで自撮りしました。
-
建物の横にはステージらしきものが。
調べてみると芋頭掘り大会やご当地特産品の販売会などイベントが行われているので、その際に使われるのかな。 -
そして建物の裏側はちょっとした広場になっていました。
-
用水路を流れる水は嘉南大圳から引かれています。
八田與一氏の一大灌漑事業の1つ、あの嘉南大圳です。
その水で芋頭たちがスクスクと育っている。
八田氏が遺した偉大な功績は、私の心と胃袋すらもこんなに幸福に満たしてくれているんだと思うと、改めて尊敬の念を抱かずにはいられません。 -
みんな立派に育ってるね。
良かったね。 -
また1つ、天国を見つけました。
-
ところで日月潭ではあんなに雲が多かったのに、芋頭田に辿り着いたら快晴に恵まれました。
芋頭たちが私を歓迎してくれている証拠かしら?
しかし日差しが強烈。 -
そんな時はこちら。
『烏塗村農産~』内で芋頭スイーツの数々をいただけます。 -
暑いからやっぱりかき氷。
芋頭牛奶冰をオーダー。
テーブル席も用意されています。 -
目がくらみます。
-
こんな置物が。
キモカワ。
でも欲しい。 -
わざわざ2時間半かけて来た甲斐がありました。
この2日間ろくに芋頭を摂取できなかったから、充実感もなおさら。
それでは集集方面に戻りましょう。 -
集集線沿線にやって参りました。
この辺りもサイクリングロードが整備されていて、ここは線路と並走する『集集緑色隧道』入り口です。 -
「緑色隧道」の名前の通り、まぁ素敵。
左側はすぐ線路。
集集線通過とバッティングすれば更に素敵なんだけど、約1時間半に1本という運行間隔なので、タイミングを合わせるのが難しい。緑のトンネル(集集線) 自然・景勝地
-
ざーっと走ってきて集集站に到着~。
集集駅 駅
-
旅行前、タイムリーにも「世界ふしぎ発見」で台鐵を取り上げていて、ちょうどこの集集站も登場してました。
1999年の大地震で倒壊してしまいましたが、2002年に復旧。
ヒノキ造りの旧い駅舎目当てに、休日は多くの観光客で賑わうそうです。
平日だとこんな感じ。 -
駅舎内の様子。
寅さんが旅の途中でフラッと降り立ちそうな雰囲気。 -
ちょうど集集線が着いた。
-
この辺りはバナナが名産品なんですね。
芋頭田行きに思いのほか時間がかかったので早々に切り上げ、本日のメインスポットへ向かいます。 -
というわけで終点の車埕站に到着~。
原付だと30分ほどです。車埕駅 駅
-
電車の本数が少ないから線路に入り放題。
-
ここも人気の観光地。
でも平日は閑散。
一つ手前の水里站までは街中にあるけど、この車埕站だけはこんな大自然に囲まれた所にあります。 -
駅周辺にはお土産屋さんが並びます。
お腹が空いているので、まずはお昼ごはんから。 -
車埕名物の木桶便當が食べられるこちらの『木茶房』で頂きます。
-
あ。
今回の旅の初ネコ。
でも不愛想に通り過ぎて行かれた。
よく見たらお腹が膨らんでたから、ご出産間近? -
メニュー色々。
-
木桶は記念にお持ち帰りできます。
-
午後1時過ぎ。
お客の入りは半分くらい。 -
店内にはヒノキの木工グッズも販売されています。
-
メインは東坡肉にしました。
他に小菜2品とお味噌汁、紅茶、デザート付き。
デザートは仙草ゼリー。
紅茶、相変わらず砂糖入りで激甘。 -
東坡肉トロットロ~。
でも下のご飯が汁吸い過ぎてふやけちゃってちょっと…。
ほとんど残してしまいました。 -
木桶をキレイなままお持ち帰りできるように、こんな紙の器に入っています。
良心的。 -
しかもフタとオリジナル紙袋付き。
木桶便當を注文すると、持って帰りたい旨を告げなくてもこのフタ入り袋が自動的についてきます。
持って帰ったけど何に使っていいか分からず、いまだ放置中。 -
お腹も満たされたので観光開始。
『車埕木業展示館』です。 -
車埕も林業で栄えた町。
集集線は建設資材などを輸送する為、日治時代に敷設された路線。
周辺の山々で伐採された木材は、この車埕站に運ばれて来たそうです。 -
当時の製材所の様子が再現されています。
-
こちらでも木工グッズなどのお土産物を販売。
-
ヒノキがふんだんに使われている。
今年はヒノキ花粉の飛散量が去年の43倍という地獄のシーズンを過ごしました。
症状が最高潮の時に訪れてたら、例え加工されている物にでも過剰に反応してたかもしれない。 -
展示館内にも木桶便當を食べられるお店やカフェが併設されています。
-
お隣は『林班道』という、エコグッズなどを扱ったショップが入る施設。
セブンイレブンも入っています。 -
梅もこの辺りの名産品らしいです。
-
梅製品の他、茶葉や醤油などご当地名産品を多数販売。
水里郷の農會直売所だそうです。 -
まぁっ、火車票餅があったわ!
集集站近くにコレを販売するお店があるということで行ってみたんですが、潰れててゲーセンに変わってました。
諦めてたから嬉しさハンパない。 -
梅酒を買いたかったけど、瓶ものは荷物が重くなるので断念。
干し梅みたいなのを買ってみました。
なぜか火車票餅だけ袋に入れてくれた。 -
火車票餅は名前の通り、切符型のビスケット。
集集線の名物です。
サクサク香ばしくって予想外に美味しかった。 -
しかもフタの裏側にはこんな切符つき。
鉄道好きってわけじゃないけど、なんか嬉しい。 -
お菓子や特産品を扱う『車埕梅荘』にも訪れてみたら…。
-
うおおおおおおおおおおおおおお。
-
日本に持ち帰ることのできる、数少ない芋頭関連商品のひとつ。
スーパーやコンビニでは売られていません。
なので、これまで街中で見つけて素通りしたことはなかった、と思う。
いっそこの彰化の吉運食品行に問合せして、空輸してもらえばいいのかしら? -
木材の樹脂を取り除くために作られた貯水池。
-
そして、左側に見えるゲート型のような建物2つは天車(クレーン)。
丸太を吊り上げる装置なんだそうです。
ヒノキ造りで当時のままの姿。 -
でも、朽ち果てた建物もありました。
-
鳥のさえずりさえ聞こえる静けさ。
のどかな風景。
心が落ち着く。 -
集集線がやって来ました。
-
あら、おとといの内湾線と同じラッピング。
台湾&台鐵好きで、台鐵車掌の試験を受けにやってきた宇宙人(という設定)のMr.tenとMiss.oneです。 -
観光客がバラバラと。
週末とかはスゴいんだろうなぁ。 -
10分後に再び出発しまーす。
-
出発しました。
ばいば~い。
私もぼちぼち帰ります。 -
無事に日月潭に戻り、原付も返して、途中のパン屋さんにお立ち寄り。
今年に入ってから台湾全土ではご覧のようなパンが大流行しています。
その名も「髒髒包」。 -
髒=汚い。
表面にかかっているのはチョコパウダー。
ガブッとかぶりつくと口の周りが汚れるから、というのが名前の由来と予想。
生地もチョコレート味だしチョココーティングされてるし、甘いものが苦手な人は悶絶するほどの甘さです。
私も悶絶し、2日に分けて食べたけどそれでも完食できませんでした。
まぁ、話のタネということで。 -
そうそう、半島ではちょうどこの日、あの2人が会ってました。
部屋に戻ってTVつけたら仲良く植樹したりの真っ最中。
台湾でも連日これ関連のニュースが流れていました。 -
宿には洗濯機&乾燥機が備えてあります。
洗濯機は1回50元。
乾燥機は10分10元。
洗剤は使い放題。
繁華街から離れているけど、洗濯機があったのがこの宿を選んだ理由。 -
洗濯を済ませて、夜の徘徊開始。
-
金曜の夜だけど相変わらず観光客が少ない。
明日になったらドッと来るのかな?
そういえば日月潭は豆花など台湾スイーツのお店がありませんでした。
かき氷を出す小吃屋は一軒だけあった。 -
そろそろ胃袋が疲れて来ました。
さっぱり和風なものが食べたくて、思いついたのがコンビニの関東煮。
豬血糕もおでんダネとして使用。
筍は自然な甘みがあって美味しかった。
台湾のおでんはピーナッツの粉をかけるんですね(かけなかったけど)。 -
毎度おなじみ『梅荷園』。
梅荷園 自然・景勝地
-
いつ来ても人がいない。
-
雲間に隠れちゃってるけど今宵は満月でした。
スマホ撮影なのでこれが精一杯。
向こうのほうで光っているのは文武廟。
ライトアップするのね~。
明日は高雄に移動します。
3日目終了~。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (5)
-
- ラミチさん 2018/05/17 09:24:28
- 芋頭凝縮
- 櫻さん
こんにちは
やっぱり芋頭三昧良いですね。
櫻さんらしくて安心します。
前の日月潭の辺りを読み直したら、内容は覚えてるから読んだハズなのに、?いいねを押し忘れた所が何個かあって、すぐさま押しました。
変なタイミングでお知らせが行ってビックリさせたらごめんなさい。
ではでは。
ラミチより
- ラミチさん からの返信 2018/05/17 09:26:07
- ?
- あ、ハートマークが文字化けしました。
残念。
- 櫻さん からの返信 2018/05/18 20:33:43
- RE: 芋頭凝縮
- 安心していただけて光栄です♪
このあと高雄に移動して、ますます芋頭だらけです。
それから、なんか過去の旅行記も大量に
読んだ頂いてありがとうございます。
目・肩・首・頭などお疲れじゃないですか?
私も今回の旅行記を作るにあたり、前回の日月潭編を
見直したんですが、とんでもない天候の時に行ったんだなぁと
つくづく呆れてしまいました。
-
- トロピカルおやじさん 2018/05/15 22:05:38
- こんばんにゃ
- 日本では 何の接点も無いのに
台湾では タイムラグはあるものの
結構ニアミスしてますねー
集集駅に降り立つた時 漂ってた甘藷系の香りは
櫻嬢の残り香だったのか ٩( ᐛ )و
車ていの写真 懐かしいでした
芋畑もあんな風に切り取ると
不幸明媚じゃなかった! 風光明媚な景色ですね
- 櫻さん からの返信 2018/05/18 20:29:39
- RE: こんばんにゃ
- 私もトロピカルおやじさんの旅行記見て、
同じような行程にちょっとビックリしました。
集集站周辺も結構見どころあったんですね。
時間があれば色々見て回りたかったんですが、
林内郷までの道のりと、日月潭から水里の往復
山道走行がなかなか大変だったので、駆け足に
なってしまいました。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
集集線周辺(台湾) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
5
79