2018/01/07 - 2018/01/07
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telescopioさん
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オマーンには観光客が気軽に行ける砂漠が二か所あり、ひとつは首都マスカットから行けるワヒバ砂漠、もうひとつは西部のサラーラから行けるルブ・アルハリ砂漠。
いろいろな方の体験談から言っても、名前からいっても、ルブ・アルハリ(empty quarter)の方が広大で「どこまでも」感の高い砂の海と思われるけれど、今回は日程の都合でサラーラまでは行けなかったので、ワヒバ砂漠を訪問。
初めてオマーンに行った2002年末にも行きたいと思っていたけれど、当時はどこでどうツアーを探せば良いのかさっぱり判らなかった。
今はネットで簡単に現地発の日帰りツアーが探せるので、便利な時代になったなあとしみじみ。
- 旅行の満足度
- 4.5
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-
朝8時にホテルにお迎えが来て出発。
写真は夕方撮ったので西日ってるけど、なかなか派手な車だった(笑)。
大変ゆったりしたトヨタ車で、今回は友人と二人だったけど、後部座席3人でも全然窮屈じゃないよね、という感じ。
ツアーを催行するのは Vacation Packages Oman という会社。
我々が参加したのはこれ。
https://vacationpackagesoman.com/tours/muscat/safaris/wahiba-sands-and-wadi-bani-khaled-safari-8-hours -
恐ろしいほどコンディションの良い、ガラガラの高速道路をすいすい走って、あっという間に(といっても3時間くらい)ワヒバ砂漠到着。
手前のガソリンスタンドでタイヤの空気を抜いて、オフロードに入っていく。
砂漠観光にはお約束のラクダがいて、乗りたければここでラクダに乗ることも可能(別料金)。
でも私も友人も他で乗ったことがあるし、平地をぐるっと回る程度なので、ここは眺めるだけにする。 -
さて、砂丘に登ろう。
風紋とタイヤの跡の合わせ技(?)で、なんとも不思議な模様ができていて、場所によっては、海面の波のよう。なかなかきれい。
砂もさらさらでパウダリー。
靴に砂が入って歩きにくいけど、靴を脱いでみると砂が熱く、靴下を履いていても足の裏が微妙にアチチとなり、登るのに難儀した。 -
砂丘の上の方まで行くと、遠くのオアシスと集落が見える。
このときのマスカット周辺は気温28度くらいで暑すぎず快適だったけど、やはり昼近い時間の砂漠はあなどれない。
前述したように砂が熱くなるので、素足で歩くのは無理だし、熱くなった砂は、体重をかけるとどんどんサラサラと崩れていくので、アリジゴクのように登りづらい。
マスカットからの移動にかかる時間を考えると、冬以外の時期だったらけっこう厳しいかも。 -
おお、いい眺めだ。
ルブ・アルハリとの比較で、あまり規模の大きな砂漠ではないようなイメージがあったけど、けっこうちゃんと、砂の海。
1週間前にイランのメスル砂漠で2017年の砂漠納めをしたけど、これが2018年の砂漠初めだ。悪くない。 -
砂丘で遊んだ後は、ヤシの葉でできた休憩所で、アラビックコーヒーとデーツをいただく。
一応、昔のオマーンの生活を知るということにはなってるけど、置いてあるものの説明とかは特になし(笑)。
これは何に使うもの?と聞けば教えてくれるけど、正直なガイドさんは「昔は何かに使ってたんだろうけど、今は観光客用のディスプレイだね」とかミもフタもないことを言ったり(^-^;
あとはちょっとした小物販売。スカーフや手作りブレスレット(ミサンガみたいなやつ)を見せてくれるので、コーヒーのお礼という気分で気に入ったスカーフを買った。made in India(笑)。 -
続いて、ワディ・バニ・ハリドへ。
途中の道も、ごつごつした岩山など、なかなかダイナミックな景色が楽しめる。
中東の山はどこも緑がほぼ皆無で、こういう環境で育つ子どもは、山というのは巨大な岩のようなものと思うんじゃないかなぁ。
駐車場からワディに向かう歩道。青い服は運転手兼ガイドさん。 -
少し歩くと広い池のようなところに出る。
ここが地元オマーン人に人気のスポット、ワディ・バニ・ハリド。
確かにきれいだし、乾燥した土地でこんな豊富な水を見ると、すごくほっとする。
ここにはいわゆるドクター・フィッシュがいて、足を入れると角質を食べてくれる。
運転手さんが「シンガポールとかでやるとけっこう高いでしょ?ここならタダだよ!」と笑う。ここまで来るのが高いんだって(笑)。 -
この水路(?)に沿って上流に行くと、水源の洞窟まで行けるそうだけど、そういうのにあまり興味のない我々は、ここでまったり寛ぐことに。
行くなら滑るから気を付けて、と運転手さん。 -
ちょっと高いところに橋があり、飛込が盛ん。
地元の若いモンが多いけど、観光客もけっこう飛び込んでいた。
写真の金髪女性は、飛び込むポイントまで行ったもののなかなか決心がつかず、写真を撮ろうと待ち構えている人たちに急かされてキレていた(笑)。
飛び込まず、普通に泳ぐことももちろん可能。 -
我々が選んだツアーは昼食がついていないので、ここのささやかなランチビュッフェを楽しむ。一人4リアル(1200円くらい)で、種類は少ないけどオマーンにしては安いと思う。
あまり期待していなかったけど、何気にカレーが美味しかった。
このほかに、生野菜とフライドポテトもあり、飲み物は熱い紅茶とミルクティーの二択。このミルクティーが濃くて美味しく、おかわりを重ねた。 -
テーブルからの眺め。
いや~、ここいいわ~。
行く前は、ここは砂漠のおまけというか、砂漠だけでいいのに絶対セットでついてるんだよね、というような気持ちだったけど、行ってみたらすごく良かった。
深呼吸を繰り返し、友人と「ここいいね~」「気持ちいいね~」と何度も確認(笑)。 -
存分に寛いで、一路マスカットへ。
運転手さんが、帰りに時間があったら、途中の村の市場に寄ろうと言ってくれていたけど、砂漠とワディで寛ぎすぎて、市の終わる16時に間に合わなかったので、マスカット直行。
写真は、高速の途中で見えたモスク。ここってわざわざ車でお祈りにくるのか???
市内に近づくと、建設中のオマーン最大となるショッピングモールも見えた。
運転手さん、この後市内のどこかに行くならそっちで降ろすけど、ホテル直行とどっちが良いかと聞いてくれたので、マトラのスークに行ってもらった。
ホテルはルイだったのでとてもありがたかった。
時間も本来8時間なのにオーバーしてしまったので、チップを渡してお別れ。
運転手さんが「UAEに行ってもアラブ人に会えないでしょ?またオマーンに遊びにおいで」と言っていたのが印象的。
確かにそう、ドバイだと観光客が接するのはインド・パキスタン人ばかり。
それで何か問題あるのか、アラブ人に会いたいのか、というのは個人差として、もしアラブ人に会いたいならオマーンの方が良いし、オマーンはどこもクリーンで人込みもなくてラク。物価は高いけどね。
なお、ワヒバ砂漠に行くツアーはたくさんあって、ランチ込みだったり、ベドウィンのお宅訪問がついてたり、多少のバリエーションがあるけど、メインは砂漠とワディ。
内容確認を日本語でしたい方は、例えばベルトラあたりで申し込むのが安心かな?
催行はどこも現地の会社なので、直接申し込む方が多分安いけど、事前にネットで予約するなら、大手を通す方が安心といえば安心かも。
参考までに、ベルトラのワヒバ砂漠ツアーはこちら
https://www.veltra.com/jp/mideast/oman/a/113133
英語なら、大手のviatorが種類も多くオススメ。
https://www.viator.com/Muscat-attractions/Wahiba-Sands/d4389-a15193
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