2018/01/19 - 2018/01/19
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chiaki-kさん
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今日は終日ジャイプール観光。最初はジャイプール郊外の丘の上にある世界遺産アンベール城、市内に戻って世界遺産のジャンタル・マンタル天文台、そしてシティパレスに風の宮殿と忙しい一日になりそうだ。
表紙の写真はアンベール城に登るためバスから乗り換えたジープが野良牛を避けながら、町の中を通過するシーンだが、クラシックなジープに加え、いかついインド人ドライバーが後ろから迫ってくると、まるでアクション映画の一シーンのようだった。
なお、タイトルにあるナルガール要塞は旅行行程には無く、現地ガイドさんから提案されたオプションだったが、素晴らしい体験だった。詳細は旅行記中に記載しましたので、最後までご覧ください。
2024/03/07 一部修正
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- その他
- 交通手段
- 観光バス タクシー 徒歩
- 航空会社
- エアインディア
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- クラブツーリズム
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1/19
AM 5:00 今日は連泊でゆっくりできる為、朝風呂を浴びてから昨日スーパーで購入したチャイを飲みながら日本から持参した最後のカップ麺を食べる。 -
デスク周りはこんな感じ。右上になにかボトルが3本置いてあるが・・・
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SULAという名のインド産ワインが2本とスミノフ・ウォッカが1本。値段は1800R(3600円)とベラボー。
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窓の外はこんな感じ。ジャイプールは山に囲まれた盆地なので街の向こうに山が連なっている。
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9:00 ホテル出発。5分ほどの所にピンクスクェアというショッピングモール発見。ちなみにジャイプールはラージャスターン州の州都で、人口は305万人の大きな街。
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JAIPUR(ジャイプール)の大きな文字看板あり。よく見ると看板の上部は城壁風になっている。なお、現地語ではジャイプルだそうだが、本ブログでは4トラに合わせてジャイプールと呼ぶ。
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ヒンズー語だとジャイプールはこうなる。
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道ばたにはバスの改造工場あり。雨の少ないジャイプールならでは。
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ちなみにこちらは改造後のスリーピングバス。アジアではよく見る長距離用バスだが、初めて見た方もいたみたい。
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20分ほど市内を移動して郊外へ。とある広場で、このクラシックなジープに乗り換えてアンベール城を目指す。
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ジープの後部座席は対面で6人ほど乗れるようになっている、今回のインドツアーではいろいろな乗り物に乗せてくれた。
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アンベール城の麓の街を通過。
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こんな狭い道を通過するのでバスは無理。
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野良牛も当然いる。
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アンベール城に到着。後ろの山の上に砦のようなものがあるが、あれがジャイガール要塞。ジャイガール要塞については後で説明します。
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アンベール城はかつてアンベール王国と呼ばれた国の王城で、ムガール帝国とは同盟関係を持った独立国である。まずは、チャンド・ポール(月の門)と呼ばれる門をくぐって入城。
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ジャレブ・チョークと呼ばれる中庭に入る。後方では麓から象に乗って上がってきた皆さんが下車ならぬ下象していた。
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入城料は外国人500R、インド人100R。この程度ならまあまあかも。
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スィン・ポール(獅子門)を入るとディーワーネ・アーム一般謁見殿のある広場へ。
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ここがディーワーネ・アームの広場。正面に見える建物はガネーシャ門。
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ガネーシャ門をUP。
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ガネーシャ門の上部は透かし彫りになっており、表に出れなかった王宮の女性達がここから外部を見ていた模様。
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ガネーシャ発見。ガネーシャはシバ神の息子だが、いろいろ訳があって頭は象、体は人間の形をしたインド人に人気のある神様。ちなみにガネーシャの乗り物はネズミ。画の下にもいるね。
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ディーワーネ・アームの広場の見晴台からジャレブ・チョーク(中庭)を望む。右側に見える門はスラージ・ポール(太陽門)という正門。我々が入ってきたのは左側にある月の門。よく見ると太陽門から観光客を乗せた象が続々入城している。
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太陽門のUP。門の前には大砲らしいものも置かれている。
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遠くの山にはヒンズー教寺院と思われる建物が見えるが、その後ろにはまるで万里の長城のような城壁が・・・
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山の上まで続いている。
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イチオシ
ムガール帝国とは同盟関係だったといえども、いつどうなるか解らない事態に備えて建造したのだろう。
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これがディーワーネ・アーム一般謁見殿。梁の下には・・・
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象さんがいる。
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東側にはこんな窓が空いている。行って見よう。
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人工湖のマオタ湖やケサール・カヤーリー・バーグ水上庭園が見える。さらに足下には、
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大勢の象さんがお仕事をしていた。
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象はタイのアユタヤで乗ったことがあるが、ユラユラ揺れるので、手すりに必死につかまっていた記憶がある。
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以前、働かされすぎた象が機嫌を悪くして観光客を踏みつける事故が発生した為、今では象の稼働時間に制限を設けているとのこと。
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アンベール城やジャイプールを守るため造られた長城。
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ガネーシャ門を入るとこんな庭園のある中庭へ。ここはディーワーニー・カースとよばれる貴賓謁見殿がある。
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ディーワーニー・カースに入ってみよう。
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ジャイ・マンディル。勝利の間(鏡の間)とも呼ばれ、壁一面に鏡の装飾が施されている。
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UPしてみると
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こんなステンドグラスが。
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天井の細工も見事だ。
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庭園からディーワーニー・カースを望む。
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アンベール城の最深部はザナーナー・マハルと呼ばれるハーレム。日本で言えば大奥といった場所。ここで15分のフリータイム。
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何百人もの女性達がここで暮らしていた。
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ジャイガール要塞は18世紀に立てられた要塞でアンベール城やジャイプールを守る役目を果たしていた。アンベール城から徒歩30分ほどで行けるそうだが、暑い時期はTAXIかオートリキシャで行った方が無難か。
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UPです。
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こんな砦も。
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ハーレムの部屋の天井。ここは位の高い夫人が住んでいた部屋らしい。
ハーレムの中は迷路のようになっていたので、ホウキを持っていた(今から思うとこれも怪しい)職員のような男性に道を聞くと「その階段を登って」との仕草。そしてその後、何度か離れようとしても勝手についてくる。10分ほどで帰ろうとすると「チップ」ときた。20Rを渡すと「リトル」といって返してきたので「いくらなら良いか」尋ねると「1000R」と言う。「ノー、ノー、オンリー、テンミニッツ!」と強調して50R渡して離れたら追ってはこなかった。
アンベール城へ行かれる皆様、ホウキを持った輩にはお気を付けください。 -
再び皆さんと合流して出口へと進む。これは途中にあった調理用大鍋。
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これで2000人分のカレー料理を造っていたらしい。
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砲弾? いえいえ巨大な瓶(天地逆)です。
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イチオシ
最後にもう一度ジャイガール要塞を眺める。このときに現地ガイドさんに「行って見たい」と言ったのをガイドさんはしっかり覚えていた。
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ジープが集まっている駐車場まで戻ってきた。帰りも来たときと同じジープに乗る。
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ジープはもともとはWW2中に米陸軍の作戦指揮車として生まれた小型万能車。現在でもインドではマヒンドラ社がライセンス生産を行っている。
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イチオシ
アンベール城を右にみてマヒンドラ・ジープは風を切って走る。
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バスに乗り換えジャイプールへ戻る途中、ジャハルマハル湖という人工湖の側を通るが、こんな建物発見。マハラジャの宮殿で名前は「ジャハル・マハル」、「水の宮殿」とも呼ばれる。
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もともとは、カモ狩りを楽しむ王族の保養所として使われていたが、現在は非公開となている。
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ジャハル・マハルから3分、今日のランチはここ。あらー、デラックスな建物!
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キングフィッシャービールは大瓶が450R。
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メイン料理にはタンドリーチキンが初めて出た。おいしかったです。
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昼食後、旧市街へ移動。旧市街最初の観光はジャンタル・マンタル天文台(世界遺産)。18世紀、ジャイ・シング2世は首都をアンベールからジャイプルへと遷都し、ジャンタル・マンタルなどを建設した。ジャイ・シング2世は天文学者としても有名な人物で、ジャイプールをはじめ、インド各地に天文台を建設した。
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最初に案内されたのは日時計。
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一番小さい目盛りは、ひと目盛り2分だそうだ。
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これはなんだか忘れてしまったが、ガイドさん「晴れていて良かったね~」と一言。
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これは星座を計るものと記憶しているが、
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この金属板の・・・
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影が映った場所に何かの星座があるということらしい。ヒンズー語なので良くわかりませんが。
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これがジャンタル・マンタル天文台最大の日時計。
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一番手前にある目盛りの一目盛りが2秒だそうだが、ハッキリしないぞ。
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ジャンタル・マンタル天文台の全景はこんな感じ。遠くの山の上に宮殿のようなものが見えるが、あれがナルガール要塞。まさか後でここまで行くとは思わなかった。
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天文台を後に徒歩で向かったのはシティ・パレスと呼ばれる宮殿。ここには今でも本物のマハラジャが住んでいる建物がある。
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写真は元の宮殿で現在は博物館になっている。ちなみに内部は撮影禁止。
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ディワーネ・カースと呼ばれる貴賓謁見の間。右側に銀色の壺のようなものがあるが、本物の銀製で、かつてマハラジャが英国まで旅行に行くときガンガーの水を入れていったそうだ。
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宮殿の後方に旗をひらめかせた建物があるが、マハラジャの住んでいる建物だそうだ。
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バスに乗り、5分ほど移動した幹線道路沿いで下車。道路の反対側にあったのが、風の宮殿(ハワ・マハル)という建物。
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ジャイプールというとこの建物が必ず出てくるのだが、ここは外に出ることの出来ない宮殿で暮らす女性達が市井をのぞき見る場所だった。
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うすっぺらな壁のような建物で、道路側は全面透かし彫りに、宮殿側はスケスケとなっている。
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本日の観光はこれで終了、このあとバザールとスーパーマーケットで軽くショッピングしてホテルへ戻る。時間はPM3:30で夕食はPM7:40からと4時間のフリータイムが生じた。ホテルロビーで解散してからTDさんより”山の上まで夕日を見に行きませんか”とのオプションの話があり、即、乗った。
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16:30 部屋で休んでいたところへTDさんより迎えの車が来ましたとTEL。玄関まで行くとTDさんはお見送り係で、現地ガイドさんと私2人でチャーター車と思われる、カローラクラスのトヨタ車に乗って出発。写真は途中で見たジャイプールのスラム街その1
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スラム街その2
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スラム街その3 コメントは差し控えます。
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この標識先の逆ト交差点を左折。Nahargarh Fort(ナルガール要塞)へ。
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小型車ならなんとかすれ違いできるクネクネ道を登る。尾根道になったところで野生のクジャク発見。
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こんな良い雰囲気の遺跡で停まって下界を眺めると、
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水の宮殿とジャイプール市の一部が見えた。
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UPです。
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入城料を払って城門をくぐり、ナルガール要塞へ入る。ナルガール要塞はジャイプールを敵から守る為に造られた要塞だが、時にはマハラジャの離宮として利用されており、サワーイ・ジャイ・スィン2世が9人の王妃のために建てた宮殿もある。
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車はどんどん尾根道を先へ進む。
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終点はこんな場所で、階段を登ると、そこは・・・
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展望台になっていた。そこでは・・・
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イチオシ
ジャイプールの街を下に見て、ラージャスターンの大地にまさに沈まんとする夕日と出会う。
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夕日のUP。
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あ、日が沈む・・・
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沈んジャイプール(^^;;
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ジャイプールの街の灯が輝き始めた。
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イチオシ
三日月とジャイプールの街の灯との共演。素晴らしい体験をダンニャワード(ありがとう)・インディア。
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帰り道に撮影したナルガール宮殿。
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ジャハルマハル湖と水の宮殿。
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イチオシ
そしてライトアップされたジャハル・マハル(水の宮殿)。さあ、明日は最終日だ。
これで「2018年 インド旅行記5:ジャイプール」は終了です。本日も最後までご覧いただきありがとうございます。
2024/03/07 一部終了
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この旅行記へのコメント (2)
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- aoitomoさん 2018/02/06 12:27:44
- 夕日の写真も最高でした!
- chiaki-kさん こんにちは~
和歌山でも、朝から雪が積もって気温が低下してます。
まだまだ厳しい寒さが続きそうですがchiaki-kさんも体調にご注意ください。
朝の旅サラダという番組で4週連続でインドの特集をやっていてそれも毎週見ていました。
インドの表向きの見所が紹介されてました。
一方で旅行記ですとディープな部分も垣間見れて、
私は、そっちの方に目がいってしまいますが、
色々現実が垣間見れて勉強になります。
『アンベール城』
アンベール城そしてアンベール城を守るジャイガール要塞、
広大な土地だけに連なる城壁も凄いですね。
『タンドリーチキン』
インドに行ったら是非タンドリーチキンは食べたいです。
料理に出てきてラッキーです。
『ハワ・マハル』
この建物も有名ですね。
当時の状況を想像すらできませんが、
興味をそそります。
『ジャイプールのスラム街』
ナルガール要塞に行く途中のスラム街。
こんな場所が気になります。
フィリピンセブ島でも、スラム街は凄かったです。
国も世界もこのような場所に光を当てないとダメなんだと思うのですが、色々難しいのですかね。
『ナルガール要塞展望地』
夕日の写真が最高ですね。
予定外での粋な計らいも嬉しいですね。
ライトアップされたジャハル・マハルも美しいです。
続きも楽しみです。
aoitomo
- chiaki-kさん からの返信 2018/02/07 07:09:37
- 良くも悪くも、凄いものを見ました。
- ・
aoitomoさん、おはようございます。いつもありがとうございます。
佐久地方は標高約700mの寒冷地なので朝の気温はだいたい-5℃から
-12℃といったところです。そんな訳もありインドの寒さはまったく
気になりませんでした。
> 朝の旅サラダという番組で4週連続でインドの特集を・・・
ツアー仲間さんから聞きました。旅サラダは以前はよく見ていた
番組ですが、最近はNET徘徊が忙しい為、ご無沙汰です。
> 一方で旅行記ですとディープな部分も垣間見れて、
> 私は、そっちの方に目がいってしまいますが、
道ばたで糞にまみれて寝ているのか死んでいるのかわからない人の
写真も撮りましたが旅行記にはとてもUPできません。
アンベール城ではまんまと詐欺師にひっかりましたが、これも
インドです。50Rは体験料としてあきらめました。
タンドリーチキンはいやほど食ってやろうと思っていたんですが、
毎日野菜料理ばかりで、もしかしたらダイエットしたかも
知れません(^^;;
風の宮殿(ハワ・マハル)は横から撮影してはいけない建物
ですね。よく強風で倒れなかったものです。
ジャイプールのスラム街は、バスから一瞬見ただけなのですが、
ゴミ置き場のようなトタン張りの家、裸足で土埃のまう通路を
飛び回る子供、垂れ流される汚水とそれをすするブタなど凄い物
を見た記憶が残りました。
なお、インド人の平均寿命は65歳だそうですが、多分スラム
に住む人々(ほぼアウトカースト)は入っていないと思います。
ナルガール要塞展望台は、オプショナルツアーに参加という
形になりました。他の方もさそったようですが、結局私1人と
いうことになりガイドさんと2人でインドコーラを飲みながら
夕日を眺めた次第です。料金は1万円をガイドさんに支払いま
したが、あの体験を考えれば安いものです。
> 続きも楽しみです。
最終章の原稿をたった今、書き上げたばかりですが、今回の
ツアーで一番時間が足りない一日になってしまったので、
少々消化不良気味ですが、昼までにUPする予定ですので、
ご覧ください。
chiaki-k
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