2017/06/25 - 2017/06/25
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三峯霧美さん
毎年さくらんぼ狩りに行く友人たちと、今年も南アルプス市でシーズン最後のさくらんぼ狩りを楽しんできました。
ランチは山梨名物のほうとう、時間があるので、思い付きで大日影トンネルの遊歩道へ。
それでもまだ時間があるので、信玄の菩提寺「恵林寺」まで足を延ばしました。
気心の知れた友人たちと、おしゃべりしながらの思い付きの旅、とても楽しい一日でした。
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友人達と中央道の談合坂SAで待ち合わせ、早く来た友人は軽く朝食を食べたり、のんびりやってきた友人はコーヒーで済ませたり。
さて、さくらんぼ狩りに南アルプス市に向かおうってことになり、ちょっと待てよ。いつも行く農園ってどこだっけ?名前覚えてる?え~~?
はいはい、他の連中は車を買い替えてナビの履歴に乗ってない。
クルマも長く乗ってるといいこともあります、私のナビにはちゃんと履歴が残ってました。
9:20 南アルプス市の米山しげのぶ農園へ到着。
こんにちは~と声をかけると、いつものおばちゃんが「いらっしゃ~い!」 -
受付にチラシがあって、毎回もらっていくのに,毎年どこかに消えてしまう。
旅行記書いておけば、来年検索できるではないですか!名案だ!
なんと今年はこの日がさくらんぼ狩りの最終日。
期間の後半は、手の届く範囲は実が無く、高い所にしかないのです。
農作業に使うシルバーの脚立を各自渡され「My脚立」。
脚立を持って、お目当ての木に向かいます・・かなり面白い光景でありますね。 -
昔は「ナポレオン」か「佐藤錦」が美味しいと言われてましたが、今は佐藤錦が人気。
でもこの農園はいくつかの種類が植わっていて、味や風味の変化が楽しめます。ちなみに、この少しオレンジががかったのが佐藤錦。
みんな脚立を持って、木の周りをうろうろ、「ねえ?それなに?佐藤錦?甘い?じゃ、そっち行くわ!」ウロウロ。
脚立に乗ってると、収穫してるって感じです。 -
大人気の佐藤錦は木の上なら、鈴なりに実ってます。
濃い赤い色で酸味が爽やかな「高砂」、真赤で酸味と甘みのバランスのよい「紅秀峰」。
ご主人によると、さくらんぼの糖度はどの品種もほとんど変わらないそうですが、酸味が弱いものを甘く感じ、酸味の強いものは甘みを感じにくいんだそうです。勉強になります。 -
30分もしないで、満腹。さくらんぼをお腹いっぱい食べたいと小さい頃に思っていた夢がかなう至福の時。
テーブルでは農園の方が、さくらんぼの仕分け中。
なんという品種だか忘れましたが、幼稚園からの注文で、園児たちが食べるんだそうです。
真っ赤で甘酸っぱいさくらんぼに、子供たちの喜ぶ顔や嬉しそうな声が聞こえてきそうですね。 -
一通りお腹がいっぱいになると「お茶を上がっていきなさい」と自家製の漬物と土瓶で淹れたお茶をふるまっていただけます。
7月中旬からは桃狩のシーズン、固くてもしっかり甘い桃を食べにいらっしゃいと、誘われました。すももも一緒に食べられるそうです。 -
そして、8月中旬からはブドウ狩りのシーズンが始まります。
葡萄棚の先に、富士山が見えました。
10:25 白根ICの近くのJAに寄って、ジャムを買いました。お土産用のさくらんぼ、産直の野菜なと盛りだくさん。お買い物の人もたくさんいました。 -
11:30 ランチとお買い物に 中央市の道の駅とよとみへ。
これが、また、結構な混雑で、駐車場の空きを待つこと数分、出入りはありますが、常に満車状態です。
ソーセージなどの屋台販売があるので、それらジャンクフードで腹ごしらえと思って出かけたのですが・・・・道の駅 とよとみ 道の駅
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この時期はトウモロコシの収穫最盛期で、屋台販売は焼きトウモロコシ!
トウモロコシの地方発送窓口はすごい混雑です。
いつもはこちらの工房にあるソーセージ屋さんの屋台販売があるんだそうです。 -
友人が外に面白い自動販売機があるよというので、行ってみると・・・納豆の自動販売機!
へ~、売れるの?って眺めてたら、買っていく人がいました。びっくり。
結局、ランチは有名ほうとう屋にでも行ってみるかと・・・そうなんです、さくらんぼって、水分なので、すっかり空腹になっちゃいました。 -
12:45 甲州ほうとう 小作 石和駅前通り店
お~っと、丁度ランチタイム広めの駐車場も空き待ちで、なんとか駐車できました。
うん、今日は山梨をうろうろしてるって感じだ。甲州ほうとう小作 石和駅前通り店 グルメ・レストラン
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私の車のナビは渋滞に突入を選択したらしく、先着の車から遅れること10分。
到着時には、席に案内されるという、ナイスタイミング。
冷たいほうとうの「おざら」を友人が進めてくれたのですが、やっぱり温かいほうとうに心が揺れて・・・ -
鴨肉ほうとうにしました 1600円 まあ、観光地値段ですが、実は大きなカボチャが二切れ入っていたのですが、どうやっても一切れ残してしまいました。ごめんなさい。
冷たいほうとう「おざら」は、麺が薄めに出来ていて、汁は醤油味で具が入った温かいものです。 -
こちらは豚肉辛口ほうとう、カルビ味です。
もともと山梨のほうとうには肉類は入っていなかったそうですが、観光の名物として出すにあたり、お肉を入れて提供するようになったんだとか。
13:45 さて、これからどうする?ってことになり、JRの古いトンネルに行ってみようと出発。 -
14:10 勝沼ぶどう郷駅の脇の駐車場に車を止めましたが。
駐車場の入り口に、大日影トンネル遊歩道は通行止めと書いた看板が!
駐車場に車を止めて、「歩けないって書いてあったよね~」と看板見た数人で相談。
とりあえず、トンネルの前まで行ってみましょう
ここは古い駅の跡地で、公園になっています。
EF6418がモニュメントとして飾られています。 -
立派な大きな石の碑があるので、調べてみたら、「中央線 降雨防災の碑」
2004年から2008年にかけて、中央線の高尾~塩山にかけて降雨に強い中央線にするための大掛かりな工事が行われたそうです。
中央線は首都圏と山梨を結ぶ唯一の路線で、山間地を走るために大雨が降ると列車の運行が規制されていたそうですが、この工事が完成して、山梨県を陸の孤島から解放したという事です。
何にもわからずに、列車や電車に乗っていますが、普通に運行してる、その後ろには、いろいろな努力があるものなのだなと、感謝いたしますね。 -
線路わきの階段を登っていくと二つのトンネルが現れます。
トンネル出口から25mほど離れているのに、ひんやりとした風が吹いて来ました。
その冷たい空気はトンネルのから噴き出した空気です!!
向かって右側が明治に造られた「大日影トンネル」
左側は現役の中央線のトンネル、「新大日影第2トンネル」です。大日影トンネル遊歩道 名所・史跡
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トンネルの調査をしたところ、漏水と経年劣化の予防対策が必要と判断されて「当分の間」遊歩道は閉鎖されていました。
でも、案内をしてくれる方がいて、パネルを見ながら、いろいろ教えていただきました。
なんだか知らないけど、案内してくれるおじさんは、トンネル内の気温がブータンと一緒だと、ブータンを連呼したので、私たち「ブータンおじさん」って名付けちゃった。 -
1896年(明治29年)着工、1902年(明治35年)貫通、1903年単線で開通。
1968年(昭和43年)に複線化に伴い隣に新大日影トンネルが開通し、古い方は下り専用となりますが、1997年(平成9年)にすぐ隣の下り専用の新大日影第2トンネルが開通し、用途廃止・・・という事は、20年前まで使ってたんですね。ああ、私、このトンネルを通ったことがあるんだ! -
トンネルは一直線、冷たい風が吹いてきて、ずっと先に出口(入口?)の明かりが見えています。
現役を引退して、市に寄贈されて遊歩道になったそうですが、多分トンネルの改修工事の予定はない様子。
ブータンおじさんの説によると、「勝沼ワインが世界遺産に登録されたら、修理されるはずだ」って。 -
トンネル脇の煉瓦でつくられた水路。これも、今では貴重な土木遺産だそうで。
言われなくちゃ、全然分からないですね。
しかし、ブータンおじさんの言う勝沼のワインが世界遺産になるって話は無いみたいですよ。
たしかに、勝沼は日本でのワイン生産の第一歩の地ですが・・・。 -
貫通時の記念写真、トンネルの上に立つのは、当時の棟梁とか・・・。100年もたつと、歴史か伝説ですね。
もうこの時代に生まれていた人は、日本でも最高齢に近い方数人。 -
現在の中央線の下り「新大日影第2トンネル」を中央線が轟音と共に走り抜けていきます。
14:45 トンネルの中に入れなかったのは残念。
まだ、帰るには時間があるので、武田家の菩提寺「恵林寺」に寄っていくことにします。 -
14:56 牛奥みはらしの丘
ここを通ったら、やっぱり寄って、景色を眺めたい場所です。
駐車スペースとトイレがあるだけですけど、勝沼が一望できる、穴場の景色。 -
15:20 乾徳山 恵林寺 臨済宗妙心寺派
入り口の門の前に駐車場があります、斜めに突っ込む形の駐車場で、いまいち出しにくい。
忘れていましたが、もう少し先にちゃんとした駐車場があります。 -
5年ぶりくらいのお参りです。その頃は、御朱印集めをしてなかった。今回は御朱印を頂いて帰りたい!
総門の前に二つの燈篭・・・こ、これは、埼玉の狭山湖周辺に点在するお寺にある、芝の徳川霊廟にあった燈篭によく似てますね。
西武は恵林寺にも置いてったんでしょうか。 -
カメラの露出の関係で明るく写っている参道ですが、実はもっと薄暗い感じです。
恵林寺は鎌倉時代の1330年に創建され、夢窓 疎石を招いて開山。
夢窓 疎石は幼少時に出家して甲斐に住んでいました。その後、奈良の東大寺、京都の建仁寺で学び、南禅寺の住職となります。
京都の苔寺、嵐山の天龍寺の庭の設計などでも有名です。 -
四脚門 (赤門)
徳川家康による再建と伝わる、重要文化財です。
この門だけが、鮮やかで、ちょっと違和感もあり、さらに庭園の中を参道は進んでいきます。
応仁の乱以降、寺は荒廃しますが、甲斐武田氏の菩提寺として復興します。 -
三門 武田家の菩提寺になり、信玄によって、京都から高僧が次々に招かれますが、武田家は1582年に織田と徳川の連合軍によって滅亡。
恵林寺に逃げ込んだ武将の引き渡しを織田軍側が要求しますが、住職の快川 紹喜はそれを拒みます。
織田軍は寺を焼き討ちにし、快川 紹喜らは他の僧と共に亡くなります。
その時に「安禅必ずしも山水を須(もち)ひず 心頭滅却せば火も自づと涼し」の辞世を残したと言われています、山門にはその扁額が両側にかかっています。
焼けた門の跡地に、現在の門が造営されました。門の脇に石碑が建っています。 -
開山堂 三門の正面
本能寺で信長が討たれた後、徳川家康が甲斐を領し、武田家の遺臣を庇護し、焼き討ちを逃れた末宗瑞曷を招いて、恵林寺を再建します。
この開山堂には、夢窓疎石、快川紹喜、末宗瑞曷の三像が安置されています。 -
開山堂の右隣に玄関、方丈、庫裏に続く門があります。
庫裏から先は有料拝観 300円。
どーする?見ていく?
せっかくここまで来て、また来るとは思えないので、拝観することにしました。 -
庫裏 ここが拝観の入り口です。自動販売機で拝観券を購入。
あまり拝観者はいないようです。
大きな庫裏は禅寺では珍しいそうです。
明治38年に火災によって、お寺の建物は、ほとんど焼失し、明治末期に再建されたものだそうです。 -
おおきな釜が二つ。いったい何人分の食事が作れるんでしょうか。
戦中は東京から学童疎開の子が生活していたそうです。 -
庫裏に上がると、これこそ武田!という言葉の衝立。
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順路図に従って、まずは方丈へ向かいます、ここは玄関の奥の部屋、池のある中庭の先に渡り廊下、その先にも庭園が見えています。
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玄関を内側から・・・京都のお寺に来てるのか錯覚してしまう風情。
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方丈前庭園 ここは山梨のお寺です。京都のような方丈前庭があるなんて、知りませんでした。
右手奥には勅使門。 -
方丈の中は、ふすまが入っていないので、とても広々としています。京都の大きなお寺と同じような規模の広さです。
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枯山水の方丈前庭、ちょっと京都のお寺とは風情が違うのも、甲州だからでしょうか。
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太鼓橋型の渡り廊下の先に明王殿があります。
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橋から明王殿に続く廊下は「うぐいすばり」
明王殿には、信玄が生前、対面して造らせたという等身大の不動明王像が安置されています。「武田不動」と呼ばれています。 -
明王殿の奥には、信玄の墓所があります。通常は非公開で、毎月12日だけ公開されます。信玄の月命日なんだそうですよ。
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明王殿奥には、柳沢吉保の墓所もあります。
徳川家の御用人で有名な方ですが、自らの出目を甲斐武田宗と自負していたそうです。 -
方丈の奥の「恵林寺庭園」 開山の夢窓 疎石の設計した庭園です。
まあ、こんな山梨の奥に素晴らしいお庭があるなんて。
みんなほっこりとした気持ちで、庭園をしばし眺めておりました。 -
庫裏の授与所で御朱印を頂きました。「武田不動尊」
恵林寺に来る予定は全くの思い付きだったので、今回の旅では御朱印帳は持って来なかった。書置きを頂きました。
仲間の一人はしっかり御朱印帳持参しております。「いつでもどこでももらえるように」だそうで、さすがです。
もう一人、初御朱印ゲットの友人は、「え?神社とお寺は分けた方がいいの?」というので、二人で御朱印集めのミニレクチャーしちゃいました。 -
16:10 参道をおしゃべりしながら戻り、勝沼ICから中央道へ。談合坂でいったん集合してから解散しました。
この後、夕食を食べに移動したり、自宅に帰ったり。
私はほうとうが、お腹に響いているので、このまま自宅に帰りました。 -
本日は、道の駅で美味しいたまごと、ジャムを2種、さくらんぼとキルシュ、桃とココナッツという珍しい組み合わせに、迷った末にご購入。見事に真っ赤なトマトもゲット
南アルプス市JAこま野在家塚で購入。
ジャムは地元のケーキ屋さんの手作りジャムです。 -
これは、予約なしでは、なかなか手に入らなにという 山梨市の丸山菓子店の万葉の草餅
さて、どこ買ったのか・・・一番可能性が高いのは談合坂SAだと思うのですが、もしかしたら、道の駅とよとみだったかも・・・。思い出せない -
それは、なん十年も前に、群馬に済む祖母が作ってくれた草餅の味に似ていました。美味しかったです。
予定していた場所さえあやふやだったさくらんぼ狩り、ランチに寄った道の駅は空振り、でも、ほうとうを食べ、トンネルの涼しい空気を感じ、戦国時代に思いを馳せ、何より、お友達とのどうでもいいおしゃべりが楽しい一日でした。
また来年も行きましょうね!
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