東南アジア縦横断の旅道中記 １５《ハノイは商売魂とバイクの数が凄い！》

2018/02/01 - 2018/02/05

【Cộng Hoà Xã Hội Chủ Nghĩa Việt Nam】
ベトナムはハノイに来ました。

ベトナム人は商売魂が逞しいw。街のどこに座っていても靴磨きや帽子売り、色んな雑貨売りが寄って来ます。売り手はおっさん、おばさん、兄ちゃん色んな人が声をかけてくる。道を歩いていても必ずバイタクやシクロのおじさんが声をかけて来ます。

はっきり「要らぬ！」と言わないとしつこく食いついて来ます。靴磨きのおばさんなんて、勝手に人の靴を脱がせて磨こうとしてきます。

そして値段のぼったくりが逞しいのもベトナム人の特徴みたいです(笑)。しかし、我が心の中の大和魂がぼったくりなど許すはずがないので、ベトナム商人との値引き合戦になります。ちなみに、最初10$だったベトナム国旗キャップが最終的には1$まで下がりました。

ベトナムでは「値段が納得いかないから絶対に買わねー」、そして「別にあなたから買わなくても、他に変わりはいくらでもいるんだぜ」、というスタンスなら100％ぼられません。だってこっちは買う気がないんだからw。安ければ考えてあげる的なスタンスです。ぼったくり価格で安物を買わされるなら、高くてもデパートなどでまともな物を買います。(現地への貢献になりにくいので、ホントはデパートより路上商売人や個人商店に金を落としたいのだが)

ただ値切り合戦は、高く売りたい商売人と安く買いたい客のゲームみたいなもんです。

こう言うのも含めて、ベトナム人は東南アジアいち商売魂が強いのと同時に働き者。そして一見の旅行者への親切さも東南アジアいちな感じもしています。

【ハノイ1日目】夕方宿にチェックイン。夜、人との約束で食事に連れて行ってもらう。

【ハノイ2日目】この日金曜。金曜はホーチミン廟と戦争博物館が休館の為街歩きに徹する。

【ハノイ3日目】ラオスのムアンクア以来1週間ぶりくらいに晴れた。ホーチミン廟、ベトナム戦争歴史博物館見学。

【ハノイ4日目】この日はハノイからバスで1時間半ほど郊外の町に泊まりで出かけた。

【ハノイ5日目】郊外の町からハノイに戻る。その町は一泊のみ。すでにベトナム滞在可能日数が1週間きってしまったし、2週間後にバンコクに戻らなければならない用事があるのでハノイからバンコクまでのルートを考える。一昨日まで泊まっていた宿に再訪したら、部屋がファミリールームにアップグレードされて超広い。

エリア ハノイ(ベトナム)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 2.5

• 同行者: 一人旅
• 旅行の手配内容: 個別手配

これはラオカイ駅前のバス会社の表。ディエンビエンからラオカイのバスが、302kmの距離を12時間かかる道のりで20万VD。なので、280kmを4時間程で到着するラオカイからハノイ便が高く感じてしまう。共にスリーピングバス。

また、ラオカイのローカルバスターミナルにもハノイ行きの看板はあったのだが、私の調査能力不足でバスの有無、運賃などは不明。安いバスがありそうな気がしなくもない。ちなみに、高速で走るミニバスはラオカイからハノイまで35万VDみたい。これは現地の暇そうなおっさん情報なのであてになるのかは不明。

ラオカイからハノイへの移動中の休憩。バス運賃は230000VD。ハノイまで約4時間。で、このバスハノイの到着場所がホアンエアム湖から約10km郊外のバス置き場。いつのまにやらローカル達はどこかで降りていったみたい。

たまたま同じバスだったドイツ人女子2人と私の外国人3人、周りに何もないとこに放り出され困る。ドイツ人女子がウーバーを呼ぶというのでシェアを申し込むものの、ウーバー車を待つが来ない。そしたら、ラオカイから乗って来た大型バスの後ろから、このバス会社のフリーシャトルのマイクロバスが登場し、バス会社のオフィスまでタダだから乗れと言う。そう言うバスがあるなら先に言ってくれ。

近くにいたタクシーはホアンキエム湖まで1人10万VDとふざけた事を言っていたので無視。目先の金に客を逃す典型的なアホ。

で、その謎の郊外からフリーシャトルのバスに乗り3kmほど中心部にあるバス会社のオフィス前に到着。ドイツ人女子がウーバーを呼んでくれている間に私は流しのタクシーに値段チェック。そのタクシーは7km先のホアンキエム湖まで皆んなで10万VDだと言う。この値段なら悪くない。ハノイのタクシーは全員がぼったくりマンって訳でもなさそうだ。しかし、ドイツ人女子が呼んでくれたウーバーなら68000VDなので、ウーバーに乗る。そして3人でウーバーをシェアしてホアンキエム湖付近まで移動。ドイツ人女子の片方が結構可愛かったので、私は格好つけて68000VDのうち4万VDを払ってやった。別にこんなとこで格好つけても何にもないんだけど。可愛くサンキューって言ってくれたので満足。

バスの休憩中に食べた肉まん。1万VD。中に鶉のゆで卵が入っていて激ウマだったので2個食べた。

ドイツ人女子と別れ、私は夜に人と会う約束があったので待ち合わせ場所に近いところに宿をとった。この写真みたいな場所にある宿。場所は教会の裏一帯がツーリストエリアになっている。

ツーリストエリア横のDoan通りにこんな感じの食堂が並んでる。この手の食堂はぶっかけ飯と麺料理のフォー両方やっていてそれぞれ3万VDて感じ。

バス休憩の肉まん以降何も食べていなかったので、宿にチェックイン後この食堂でまずは腹ごしらえ。フォーより量がある分、コスパはぶっかけ飯の方が高い。ちなみに、ぶっかけ飯の付属で付いてくるワカメスープが飲み放題。

食事後、人との待ち合わせまで時間があったのでカフェタイム。ベトナムにはカフェだらけでしかも美味いのでコーヒー中毒者には非常に助かる。

人との約束の時間になり合流。有名？な店に連れて行ってもらい、しかもゴチになってしまった。野菜と魚の肉をフライパンで焼き、素麺みたいな麺にピーナッツと汁をかけ食べる。店は超混んでいた。魚が美味かった。店の名前はChả Cá Thăng Long。

知り合いと解散した後、夜のハノイを散策しつつ宿に戻る。

翌朝。これは教会の裏のツーリストエリアの朝。タイミング悪くこの日金曜。金曜はホーチミン廟と戦争博物館が休み。ハロン湾などは行っても行かなくてもどっちでもいいけど、この2つは見ておきたい。なので、ハノイ1泊延長のつもりでこの日は街歩きに徹する。

夜の教会裏のツーリストエリア

ハノイ近郊の街に一泊で出かけてからハノイに戻った時にアップグレードされた部屋。部屋広すぎ。バルコニーもあって最高。一泊なのがもったいない。

アップグレードされた部屋のバルコニーからの眺め

ハノイにあるベトナムの携帯屋の大手。ベトナムの携帯屋は店員のお姉さんがミニスカ。

ベトナムでのiPhoneの値段。
日本と変わらない。金持ちしか買えない。

対して中華製とコリアン製スマホ。iPhoneに対して激安。しかも最近では品質もいい。なぜならスマホの中身は日本製だったりする。


【ここから下はハノイの街角スナップ写真連発です。ハノイの活気を感じて下さい】

ハノイ駅前。ベトナム語で駅はGAというみたいです。

凄いでしょ。このバイクの量。皆んな上手いこと他の人を交わしながら進む。

ベトナムTシャツ欲しい気がする。

こちらはノースフェイスなどの偽物の店。ハノイ中にある。商品はバックパック以外ならそこそこのクオリティだったりする。私は、ルアンパパンですっ転んだ時にズボンの膝のところが破れて見た目が乞食になったので、ハノイでノースフェイスの偽物の長ズボンを25万VDで買った。買った店のおばちゃんは25万VDでも売れて嬉しそうだったので、実はまだ値下げの余地あるかも。これで、上着がルアンパパンで買った偽物ノースフェイス防風パーカー、ズボンがハノイで買った偽物のノースフェイス、なのにキャップだけ東京で買った本物のノースフェイスという服装になってしまった。正規のノースフェイスショップにこの格好で出向いたら店員から白い目で見られそうだ。

リンファッションの隣にあるのが有名なシンツーリストの本物みたいです。偽物のシンツーリストはあちこちにある。

偽物みたい

偽物みたいです

これはハノイのお寺。タイ風と日本風が合わさったような仏像、その後ろには中国の儒教の像、そして右サイドの壁にはインドの寺の遺跡的な装飾、左サイドの壁にはベトナム・中国風の多重の塔。色々ミックスされているお寺だった。

ベトナムらしい三角帽子の人は沢山いるのですが、私の楽しみだったアオザイを着た人が一人もハノイにはいませんでした。理由は今の時期寒いからみたいです。

ベトナムに星条旗が。今ではベトナム軍と米軍が合同軍事訓練する間柄。ちなみに写真とは全く関係ないですが、KFCとバーガーキングがホアンキエム湖の北側に、マクドナルドがホアンキエム湖の南側にあった。

金ピカのお寺。実際は写真よりもっと金ピカ。

ベトナム人にかかれば木の枝も商品棚になる。

自転車に大量の荷物を積む人はベトナムに沢山いますがこのおばさんは凄い。荷物が陶器です。バランス崩して倒したら終わり。

運良く列車が来るタイミングにたまたま居ました。列車と建物の距離がギリギリ。バンコクとそっくり。

ハノイの市場。ここの活気や街中でのベトナム人の商売のイケイケ感を見ると、意外なんでが人口で割ったGDPがフィリピンやラオスよりベトナムの方が低いみたい。実はベトナムって人口が1億近くいるんですね。

風船売りのお兄さん達。実は写真外にあと2名います。私は休憩がてら噴水に腰掛けて30分くらい彼らを観察していたのですが、売れた気配なし。商売成り立つのか心配になる。

路上屋台の生春巻き。知り合いと食べに行った。肉の串焼きとその下にある具材のやつを一人5個づつ食べてコーラを頼んで1人9.5万VD。相場が分からないけれど安いような気がする。

ベトナムコーヒーは最高です！
毎日2回は飲んでた

こんな感じでハノイ2日目はひたすら一日中街中を散策しました。とにかくバイクだらけです。市場ではものすごい数の人達が働いています。あちこちで車やバイクのクラクションが鳴っています。私が歩いた範囲内では物乞はいませんでした。ハノイは他の東南アジアの都市とはまた違った雰囲気があり街歩きが楽しかったです。