【鉄道のみ】小倉から萩へ、下関から「観光列車○○のはなし」に乗る。でも、一人で乗る列車ではないね～。

2018/01/20 - 2018/01/20

小倉から萩へ。下関～東萩間は昨年から運転を開始した観光列車「○○のはなし」に乗車する。
最近は各地で趣向を凝らした列車が誕生し、楽しめるが・・・
こういう列車って、一人で乗るものではない、そう、思ってしまう・・・食事も難しいし・・・
逆に、夫婦、友人グループで利用する場合は楽しいでしょうね～
いずれにせよ、車窓から見える日本海の風景は秀逸。
もし、再度の利用機会があったら・・・座席位置には妥協しない、それが結論か。
日本海の風景と、○○のはなし、の記録。

エリア 下関(山口)

• 旅行の満足度: 3.5
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: JRローカル
• 旅行の手配内容: 個別手配

スタートは小倉駅から。

小倉駅 (福岡県) 駅

関門トンネルを走行する区間はJR九州所属の415系交直流電車が使用されている。
旧国鉄タイプの老兵が走る。
門司駅構内の交直流デッドセクション通過の際、室内の電気が消えるのに懐かしさを感じる。
9：40分小倉発下関行。

下関駅到着。車内は空いていた。

下関駅 駅

JR西日本の普通電車。下関地区のJR西日本の車両は黄色。
時間的には後続の列車でも間に合ったのだが、時間に余裕を持たせたのは、下関で食事の調達をするため。
ご存知だと思うが、下関駅では駅弁の販売はない。かつては有名駅弁も存在した伝統を持つが、今では売店もない状況・・・
駅前で食べ物を調達してホームに戻る。

さて下関駅から「○○のはなし」に乗車する。
ホームでの見送りを受ける。
買い物をしている間に列車は入線。

「○○のはなし」は新下関始発で東萩駅までを運行している。
主に土休日運転。キハ47改造車、2両編成で全車指定席。
こちらは2号車。
この日はほとんどの方が新下関での乗車で、下関からの乗客は少ない。
車内は少し空席があったが、ほぼ満席。

1号車。下関駅からは2号車が先頭。
下関発10：21分。
1号車、2号車共にツアー客のような感じの方々が多い。JR西の個人ツアー？
鉄マニアのような人たちの姿は少なかった。

1号車車内。沿線の紹介と特産品のディスプレイがある。
萩焼。

沿線の特産品などの紹介。

下関、ふく提灯。

車いす用のスペース。

この車両は和風の車両。車内は海側にボックスシートと海側を向いた座席。
山側に畳敷の座席がある。ただ、窓枠と座席が一致しないところがある。

海側を向いた座席。2－A,D、4－A,D、12－A,D。6席が該当。
12－A,Dは窓枠が邪魔になるかも・・・

2号車。この車両はすべて海側を向いた座席で2人掛けのシート。
この列車の特徴的な車両だが・・・
この座席に2名が座る・・・友人なら問題ないが・・・まったく知らない人や異性が座ると・・・
隣りの座席がそういう状態で・・・なんと落ち着かないことか・・・
ちなみに自分の座席もここだったが、隣の座席が空席だったので・・・
停車するたびに気になったが、空席のままだった（ラッキー）

車内の様子。一人で乗車する場合、もし隣の席が好みの合わない方だったら・・・
かなりの苦痛では・・・
1人で利用する場合は、必ず1号車にしましょう。それも、窓側を向いた座席、あるいは畳敷の部分・・・
2号車に乗る場合は覚悟を持って？乗りましょうね。
JR東日本管内の指定席券売機でも購入できるが、座席の指定はできない。
座席をリクエストするためにもみどりの窓口での購入がベターかも。

２号車には販売カウンターがあるのだが・・・弁当類の販売はない。
アルコール類の販売はあり、つまみ程度はあるのだが・・・
土産類も・・・鉄マニア向きのものはなし。

カウンター前には記念スタンプが設置されていて自由に押すことができる。

スタンプ用紙はポストカードになっている。

発車してすぐ、幡生駅ですぐに運転停車。
下関から東萩まで、運転停車はあるが、そのほかの停車駅では停車時間が少ない。

10：53分、最初の停車駅川棚温泉駅。

10：58分、小串駅。

小串駅を出ると・・・
日本海の絶景が始まる・・・

列車は何度か停車し、風景を楽しめる。

列車が停車する場所には、停車位置表示がある。

山陰線のこの付近は以前から景色の優れた線として知られていた。

線路の下は海、それも透明感のあるきれいな海・・・

トワイライト瑞風も走るし・・・

湯玉駅。列車交換のための停車。

長門の夫婦岩。

11：32分、難読駅名として知られる特牛（こっとい）駅。

水面近くを走るところもある。

11：53分、人丸駅。この駅が最寄となる元乃隈稲荷神社の駅名標。
○○のはなしでは事前予約で特製弁当が楽しめるが、ここ人丸駅での積込みだった。
かなりの方々が予約していたようで（ツアーに含まれている？）
この予約制の弁当以外は食事の用意はない。
まあ、萩についてからでも問題ないのだが・・・車内で食事を考えている場合は、予約が必須。

人丸駅そのものは乗降客もなく静か。

長門古市駅。列車交換のための停車。

ローカル区間のお得意さん、高校生？たちがチラホラ。

長門市近く・・・

長門市駅。12：22着。4分程度の停車時間がある。

構内のDCを撮影。

ここ長門市駅では乗降があり、それまで空席だったところにも乗客があったりする。車内でも希望とは違う座席に座っている方が乗務員と話しをしていた。
長門市発時点で空席ならば、座席の移動はかまわない・・・そんな内容だった。
事実、長門市で数名の方が下車した。

終点の萩が近くなり・・・

12：52分、萩駅。
古い木造駅舎の萩駅。ただ、無人駅だが。
萩市の中心部は、ここ萩駅、終点の東萩駅どちらからも行くことができる。

下車したくなる、駅。

駅名標。

12：57分、東萩駅到着。

東萩駅 駅

駅そのものに大きな変化はないが、少し装飾が増えただろうか・・・
下車した皆さんはすぐにどこかへ・・・
東萩駅には何もないので・・・

駅名標。
下関から東萩まで、日本海の風景を見ながらの鉄旅は楽しい。
ただ、一人で乗る列車ではない、それが結論か？

いずれにせよ・・・この列車に乗るときは・・・
座席を選ぶこと、食事の手配を考える事、この二点は忘れないでほしい・・・

鉄マニアよりは風景を楽しむ列車・・・でしょうね。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。単なる個人の感想、ご笑覧いただければ幸いです。