2017/09/24 - 2017/09/24
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JIC旅行センターさん
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私は趣味のマラソンを始めて30年。これまでに国内外のいろいろな大会に出場してきました。特に定年退職した3年前からは海外マラソンに参加する機会も増え、世界各地を走るようになりました。そのような中、かねてからロシアという国に魅力を感じており、一度モスクワマラソンを走ってみたいと思っていました。
インターネットで検索したところ、ロシアを専門とするJIC旅行センターの存在を知りました。昨年まではマラソンツアーの企画があったそうですが、今年はオプションでの設定とか。値段も他社より比較的リーズナブルであったため、早速友人を誘って二人で申込みました。しかし、現地でガイドとは合流するものの、マラソンスタート後はガイドが外れ、その後はすべて自分たち二人で行動しなければならず、ロシア語が全く話せない私たちは不安の中で出国の日を迎えました。
大会は9月24日に開催され、今回が5回目です。
大韓航空機で福岡から韓国・仁川(インチョン)に飛び、仁川からモスクワまで約10時間の長旅でした。ロシアの首都であるモスクワは人口1200万人。クレムリンを中心に放射状に広がる大都市です。道幅も広く、モスクワ大学をはじめ外務省などスターリンゴシック建築と呼ばれる7つの高層建物が目を引きます。テロを警戒し、厳重な警備でした。外国人はパスポートのチェック、手荷物検査をはじめ、バッグの中まで調べられました。日本語はもちろん、英語もほとんど通じない異国の地でジェスチャーを交え、地図とガイドブックを片手に現地ガイドを頼りながら、何とかスタートラインに立つことができました。
スタート時の気温は6℃。雲一つ無い快晴の青空が広がっていました。マラソンには絶好の気象条件で、記録はネットタイム採用です。ロシア語での放送と共にけたたましい音楽が闘争心を掻き立てます。
午前9時15分号砲。Fブロックからのスタートで、スタートラインまで約8分。一級河川のモスクワ川に沿って、モスクワの中心部や観光スポットを周回する平坦で走り易いコースでした。高層建物や玉ねぎ形をした屋根の寺院など、次々に移り変わる景色にデジカメを片手に走りました。出場者は約3万人ですが、日本人ランナーが極めて少ないこの大会で、幸運にも、ランシャツの「熊本」の文字を見た現地在住の日本人ランナーに途中声を掛けられ、一緒に走りながら案内をしていただきました。また、娘さんがモスクワ大学に留学しているという大阪からの日本人ランナーも合流し、ハーフまでは日本人4人の集団で走りました。
ハーフを過ぎ、25kmあたりから上り坂もあり、次第に気温も上昇し、いよいよ自分との闘いであるマラソンの始まりです。次第に1km=5分30秒ぺースを維持することがきつくなってきました。30km過ぎからは右ふとももと左足の甲も痛くなり、ペースがどんどん落ちていきました。
やがてコース最大の見どころ(走りどころ)であるモスクワ川のクレムリン城壁沿いの道路を迎えます。日頃は車で大渋滞しているこの道路を走れるのは1年のうちで今日のこの大会のこの時間だけとか。数年前、世界陸上モスクワ大会で市民ランナーの星・埼玉県庁の川内優輝選手が日の丸を付けてここを走ったのを思い出します。あこがれのモスクワマラソンを今こうして車一台も通ることなく、ランナーだけが独占して走れることは、この上ない贅沢です。デジカメで写真を撮る余裕もなくなり、景色は自分の目と心にしっかりと焼き付けて走りました。
沿道からロシア語での熱烈な声援を受けて、何とか4時間05分12秒でフルマラソン89回目の完走を果たすことができました。完走メダルを首にかけてもらい、バナナとリンゴをもらって、アルミシートで身体を包み、友人と合流し、荷物受け取り後、着替えを済ませ会場を後にしました。
モスクワマラソンの大会運営はとてもしっかりしていて、これまでに参加した他の海外マラソンと比較しても驚くほどでした。世界的なマラソンブームの中、ロシアでも日本と変わらないほどのマラソン熱を感じました。
その後、モスクワ川クルーズをしてモスクワの観光をめいっぱい楽しみました。翌日の帰国時間まで、赤の広場やレーニン廟をはじめ、マルクス像のある革命広場など観光地を歩き回り、アルバート通りのスターバックスでコーヒーを飲み一服しました。宇宙飛行士記念博物館では、ガガーリンの宇宙服をはじめソ連時代からの貴重な資料を観ることができました。3泊したホテルは1720室もある24階建ての超ビッグなホテルでした。
ゴール後、ガイドブックにあるレストランの場所が分からず近くのおばあさんに尋ねると、もっと安くておいしいレストランまで一緒に歩いて案内してくれました。また、地下鉄の乗り場が分からず、地図を広げてうろうろしている姿を見て、声をかけてくれる人がたくさんいました。理解しようと互いに一生懸命話すのですが、言葉がほとんど通じないことに困りましたが、最後は何とかなるものです。さらには、地下鉄の中で高齢者に席を譲る若者の姿を見たりしました。これまで遠い国と感じていたロシアでしたが、とても親日的であり、今回訪れてそのことを肌で感じることができました。
モスクワは2018年サッカー・ワールドカップに向け、急ピッチで道路工事が進められていました。来年、さらに整備されたモスクワを訪れることができればと思っています。
(熊本県合志市在住/63歳)
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