ソロツー：伏木，富山，有峰林道

2016/06/26 - 2016/06/29

雨晴海岸と富山市，夜の宇奈月温泉，有峰林道に行った。雨晴海岸は松本清張の「けものみち」の舞台にもなっている。ここから立山連峰を眺めるのが目的。晴れていないと見られない。実は以前に一度来たことがあったが，曇りだったために立山連峰は拝めなかった。リベンジと思って訪問したのだが今回も立山連峰は姿を現してくれなかった。

エリア 富山市(富山)

• 旅行の満足度: 2.5
• 観光: 2.5
• グルメ: 2.5
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: バイク
• 旅行の手配内容: 個別手配

尼御前PAで休憩。午前2時半。雨がひどい。この地域は北西が日本海なので，日本海側から吹いた風が山にあたって雨を降らせる。Yahoo!天気で雨雲レーダーの様子を見たが，雨が止みそうになかったので雨の中を雨晴海岸へ向けて出発した。

比美乃江公園に到着。朝の5:30頃。ここは富山湾の西岸を走っている氷見線の終着駅，氷見駅の近く，r373沿いだ。

海は凪いでいてきれいなのだが，立山連峰は今回も見られなかった。大天使ミカエルでも降りてきそうだったのでしばらく海を眺めていたのだが，何も起きなかった。

大境洞窟住居跡。縄文時代前期(7000年前)の住居跡。海蝕によってできた洞穴である。この中に住んでいたらしい。

比美乃江公園に戻り，総湯という銭湯に入って休憩。「総湯」とは共同浴場のこと。この銭湯の固有名詞ではない。

「海寶（かいほう）」という食堂に来た。魚市場の人のための食堂で，一般の人も食べられる。一般は8:30-14:00の利用になる。しかし本日は休み。がっくり。※平成29年11月30日で閉店したらしいです。

氷見駅に来た。氷見線の車両。驚いたのは，外国人観光客（東南アジア系）が来ていて写真を撮っていたことだ。こんなところにまでインバウンドの波が来ていた。

氷見線伏木駅。このあたりに来るとかなり町中という感じになる。

コンパクトシティを目指している富山市内。路面電車が走っている。富山市は地形的にコンパクトシティを目指しやすいように思う。ただ，市内は観光資源が物足りない。

古い路面電車も走っていた。趣があって良い。

富山城の堀沿いの道にはこういうブロンズ像が。文化的な余裕を感じる。

富山城千歳御門。右の方に見えている石垣の積み方は「野面積み（のづらづみ）」という積み方。野面積みは自然石を積み，隙間に小石や割れ石を入れて埋めるというやり方。他に「布積み」というやり方もあり，こちらは石を四角く加工してから積む。富山城は両方が混在しているらしい。

富山のメインホテル，ANAクラウンプラザホテル。隣に富山国際会議場がある。

富山国際会議場。

富山城。

夜に温泉に入れるかなと思って宇奈月温泉駅に来た。閉まっていた。調べてから来ればよかった。小さな喫茶店しか開いていなかったのでとんぼ返りすることに。

夕飯を食べた「博多ラーメンばたやん駅前店」。学生の行列ができていた。

富山ブラックラーメン。味はふつうに美味しい。もう一度また行きたいという感じではない。話のネタ程度。

今日は有峰（ありみね）林道を目指す。一度走ってみたかった。写真は小俣ダム近辺。

有峰湖まで来た。途中，工事中で片側車線規制が多かった。途中のルートはそんなに楽しいルートというわけではなかった。バイクで走っているのは私ぐらい。

ダム湖100選に指定されている。

がけ崩れなどが多いらしく，通行止めの支線があった。

有峰林道の料金所。帰りに撮影した。ここは坂道になっているので，ブレーキロックがない二輪車は，料金を払うときにはスタンドを立てて完全に降りた方が良い。

富山湾と言えばホタルイカでしょ！ということでホタルイカミュージアムにきた。

展示は地味だが面白い。

帰路は日本海側を通らずに東海北陸自動車道で名古屋方面に抜けることに。北陸自動車道を分岐するとひるがの高原PAまでガソリンスタンドがないので注意だ。写真は五個荘（ごかしょう）合掌の里。合掌造り集落は白川郷が有名だが，富山にある合掌造り集落がここ。白川郷と共に世界遺産に登録されている。