2018/01/03 - 2018/01/05
162位(同エリア509件中)
ふくろうの旅人さん
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新春にツアーで奥能登中心の観光に出かけました。ツアーならではの効率のよさで10ヶ所以上の観光地を巡りました。暴風雪という予報で心配しましたが、比較的落ち着いた天候でした。写真は、「白米千枚田」です。緑がなくやや殺風景ですが、背景の荒れた日本海との対比が印象的。調子乗りの小泉元首相が「絶景かな」との賜ったとか。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- JR特急
- 旅行の手配内容
- 団体旅行
- 利用旅行会社
- クラブツーリズム
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1日目:曇り
今回は、クラブツーリズムのツアーを利用。昼前に京都を出発、金沢で写真の「能登かがり火」に乗り換えて羽咋へ。ここでホテルの送迎バスのお迎えです。
ポイント1:正月ですのでそれほどツアーの数は多くありませんが、各社から幾つか能登ツアーが出ています。全部バスというツアーもありましたが、季節柄道路事情も考えてJR移動主体のこのツアーを選択。 -
羽咋駅からバスで30分、能登ロイヤルホテルに到着。一応、クラブツーリズムの基準ではAランクですが、A'ランクというのが正直な感想。
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正月ムードの飾り。右の「キティーちゃん」は??? このホテルの良いところはとにかく広々している点かな。
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夕食会場、バイキング。とにかく種類が多く飽きさせない内容です。味付けも及第点です。
ポイント2:飲み放題は1000円追加。ビールは別にビール飲み放題があり1500円。 -
天麩羅やステーキも実演つきで、アツアツが戴けます。
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カニは以前は食べ放題だったそうですが、(どこかの国の旅行者が滅茶苦茶食べるのに恐れをなしたせいか)今年からカニ引換券が1枚用意され、その引換券でカニひと皿が手に入ります。
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2日目:曇りときどき雪、晴れ間もあり
8時にホテルを出発。約1時間かけて輪島へ。朝市には少し早いということで「漆器工場」見学。 -
この工房の「特別展示室」。もちろんすべて購入可能ですが、因みに中央の虎の彫り物は何百万円とか。
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輪島の朝市の模様。この日が初売りであり、かつ前日大雪のせいでまだ出店数は少なかった。
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有名な?酒屋。100-200円で色々な酒を試飲できます。妻は試飲の結果、ガイドに勧められた「俺のお酒」を購入。
ポイント3:今回のツアーでは、添乗員のほかに地元のバスガイドが同行。
以前は「バスガイドなんて」と思っていたが、大いに助けになった。特に朝市では、ほとんどの出店のおばさんが知り合い、色々な情報が入手出来ました。 -
輪島名物「いしる(醤油)せんべい」の自称老舗。たくさん味見をした弱みで5枚入りを2袋購入(1つはゴマ入り)。1袋400円。
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「永井豪記念館」彼はこの町出身。
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表紙の写真に選んだ「白米千枚田」。世界農業遺産だそうですが、色々な世界遺産があるものだと感心。
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千枚田から海岸をバスは走ります。途中の荒れた日本海、波打ち際の「波の花」がご覧になれますか?
薀蓄1:波の花は日本海に特徴的な風景。ガイドは「シャンプーの泡みたい」と表現。荒々しい波、岩場、そして適当な水温の産物です。(なお、以下の薀蓄はガイドの話をまとめたもの。メモも取っていないので誤りがあればご容赦)。 -
途中、バスに揺られながら取った「かに飯弁当」。あまり美味しくなかった。気が弱いので1日目汽車の中で添乗員にオプションとして提示された際、笑顔で購入した。
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すず塩田村。珠洲(すず)市にある。
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揚げ浜式塩田の風景。もちろん塩生産の時期は日照が多い夏場。
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「おちょこ」と呼ばれる独特の形をした筒で塩田に海水を巻く実演。上手な人ほど綺麗な放物線を描くそうだ。
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続いて、能登半島最先端の「禄剛埼灯台」へ。
ポイント4:バスの駐車場からかなり急な坂道を400m位歩きます。足腰を鍛えておいて下さい。夏は冬より更に辛いとか。
薀蓄2:日本に灯台は約3300、そのうちAランクは23あります。そのうちの一つ。 -
中央に見られる「菊の御紋」が許されている灯台。謂れは不明、正確に言うとガイドに説明を受けたが忘れました。
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「千枚田」にある道の駅「狼煙(のろし)」。
薀蓄3:なぜ「狼煙」と書くかは、狼の糞を炊く藁などに混ぜたから。古来中国では、狼の糞を混ぜると火が真っ直ぐに上がると言われていた。 -
この日の最後の観光地「見付島」別名「軍艦島」。昔は島がもっと立派で横から見ると軍艦に見えたが、現在は波の浸食でやや寂しいお姿。弘法大師が、能登に渡った時、最初に「見つけた」島だそうです。
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この日のお泊り「大観荘」。有名な「加賀屋」のすぐそばに立地。全体的にやや古め。「加賀屋」も覗いて見たが、やっぱり覗かない方が良かった。
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エントランスには、正月の松飾り。無料のお神酒もサービス。散歩に行くと言ったら「ほかほかカイロ」を渡してくれる心使いが嬉しい。
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部屋の様子。「海も見える、なかなか結構じゃないか」は最初の感想。
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夕食は、広間で会席料理。味付けは悪くないし、品数もまあまあだが、素材のQualityが問題。カニは冷凍かも。ツアー仲間と後で笑えたのは、「鮑」と称した鍋は「トコブシかも」という点。「芸能人の各つけ」とかいう番組を彷彿させる。給仕をしてくれた中居さん4名は全員70歳代。スローテンポで見かねた添乗員が給仕をヘルプ!
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3日目:曇りのち晴れ間(雪なし)
朝食も昨日の大広間、仲居は同じメンバーのお姉さん4名。我々のツアーも平均年齢が高く、なぜか仲居さんたちと心の交流。 -
8時半に出発して、まず波の浸食で形成された厳門を見学。
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厳門の洞窟をくぐって見える「千畳敷」。波が静かだと岩のりを採る海女の姿があると。このあたりから、夏場には遊覧船が出ている。
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更に、北へ20分ほど走って「ヤセの断崖」へ。松本清張の「ゼロの焦点」のロケ地で有名となった。
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「ヤセの断崖」。2016年の地震で先端が崩落し、今は柵が作られている。迫力半減。
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10分ほど歩いて「義経の舟隠し」。東北へ落ち延びる義経が能登半島を通過したさい、48隻の船を隠したといういわれがある。
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「舟隠し」を上から見たところ。
薀蓄4:なぜ義経が能登半島を経過したかは不明の点が多い。一説では、義経の側室の一人「わらび姫」の出身が能登で、彼女を訪ねたとされている。 -
元来た道を南下して帰路に着く。途中のドライブインでトイレ休憩。ここの名物は「さざえ最中」。さざえの形をしているだけ。2つ購入(150円/1個)。
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このドライブインのもうひとつの売り(?)は長く続くベンチ(460m)。一時ギネスにも世界最長として掲載された。しかし、あえなく富山県に抜かれて現在は二位に甘んじている。
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昼食を取った「千里浜(ちりはま)レストハウス」。
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これも1日目のオプションで購入したもの。
ポイント5:ここの名物は「貝めし」。お作り、かき揚げも付いていてお得。カレーやラーメンも食べられるが、結構値段が高いのでお勧め。 -
渚を車で走ることが出来る「なぎさドライブウェイ」。長さは約8km。風が強い日や雪が積もっていたら、すぐ通行止めに。ガイドの話だと冬場は、20%位の確率。シチリアの「青の洞窟」みたいだ。
薀蓄5:世界で渚をドライブできるのは、3ヶ所。他はアメリカのフロリダとニュージーランド、砂の質に依る。 -
この日も朝方は通行不可だったらしいが、昼前にOKがでた。
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車中からの写真でうまく撮れていないが、まあこんな感じ。
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「のと里山海道」(現在は無料)から北陸自動車道に入り、1時間半。加賀町の「月うさぎの里」へ。
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名前のとおり10数種類50匹ほどのうさぎが放し飼いにされており、触ることが出来る。小さい子供が恐る恐る触っていた。うさぎをモチーフにしたグッズも多い。
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加賀温泉駅からサンダーバードに乗車。2時間弱で京都に到着。
薀蓄6:この駅は加賀温泉郷の拠点。なかでも山中温泉は松尾芭蕉が絶賛した日本三大温泉の一つ。あとの二つは、有馬と草津だそうだ。
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