ベラビスタ尾道としまなみ海道の旅②：大久野島編

2017/07/28 - 2017/07/30

ベラビスタ尾道に泊まるため、広島行を決定した私たち。
残念ながら、人気のベラビスタの予約は１泊しかとれず、さて、どこへ行こう？

そんな時、ガイドブックを覗き込んだ息子が「うさぎ島へ行きたい！！！！」と。
調べたら、尾道から広島空港までの行程にちょうど入れ込めそうな場所。
うさぎ好きファミリーとしては、ぜひ大久野島に行かなきゃでしょう！！！

エリア 竹原(広島)

尾道駅前のホテルからレンタカーを走らせること１時間半。
電車もあるけれど、便数や乗り継ぎを考えるとやっぱり車。

途中、三原市や竹原市を抜け、民家の屋根が特徴的！
みんな赤瓦でしゃちほこつき。

大久野島へのフェリーが出る忠海港には無料の駐車場がありますが、夏休み中ということで結構混んでました。

港付近はそこかしこに、うさぎ！三角コーンまで。

出向前は並びます。
今日の飛行機で帰る私達は、とにかくこのフェリーに乗らなくては。

フェリーが来た来た！

カーフェリーです。

乗船時間はたった１５分。あっという間に大久野島が見えてきます。

上陸すると、すぐにうさぎたちがやってきます。
これはうさぎ好きにはたまらない。

観光客の多い夏休みでうさぎたちも餌には困っていないし、暑くて動きも鈍っているといわれているわりには、この様子。

「ごはん、ちょうだい～」：うさぎ談

フェリー乗車前に港でうさぎ用のエサを買っておきました。
「人間＝ごはんをくれる」と思っているので、あちこちから寄ってきます。

下船後、島にある休暇村までの無料送迎バスに乗る方法もあるけれど、うさぎに心をうばわれた息子たちは、徒歩での移動を選択。
休暇村までは歩いて１０～１５分程度。

さすがに暑いので、木陰で休むうさぎさんたち。

キャンプ場も併設されています。

おやおや木道の影にもうさぎさん。

この子ももちろん、「ごはん、ちょうだい～」

大久野島のウサギは基本的には野生。
ごはんはねだりますが、人なついているのとは少し違う。

それでも、島中どこを歩いていてもわんさかいるウサギさんたちに、うさぎ好きなら大興奮。

この子には王者の風格が！

途中で立ち寄ったビジターセンター。
冷暖房はありませんが、大久野島のことをわかりやすく紹介しているので、暑い真夏の休憩がてらに。

海沿いからすぐの場所にあります。

皆、いろんなところでウサギに呼び止められるので、近いけど遠い。」

大きな木の根っこや、洞窟など、子どもも楽しめる展示。

毒ガス資料館。
大久野島がかつて、地図から消され、こっそりと戦争のための毒ガスを製造していたなんて・・・。

今は「うさぎの島」として、たくさんの観光客が訪れるようになり、平和って大切だなと感じます。
入場料はかかりますが、大久野島を訪れたら、やはり一度は立ち寄るべき。
冷房も効いてます。

島内にはほかにも各所に戦跡が。

ウサギと戦争。
大久野島のシンボルでしょうか。

大久野島にある休暇村には、カフェとレストランが併設。
宿泊客でなくても温泉や食事を楽しめます。

まずはここで休憩して、情報収集。
ウサギのかき氷。

滞在時間が限られたので、レンタサイクルで島を１周することに。
歩いても１時間くらいとのことですが、暑いし。

自転車でも人間とわかると寄ってくるウサギ。

途中、瀬戸内海の美しい景色も堪能できます。
近隣の人たちは、海水浴を楽しみにくる様子。
休暇村の温泉やプールとセットで楽しめますものね。

１周する途中も、不思議な戦跡がいくつもあり、気になって立ち寄っては、またうさぎに呼び止められる繰り返し（笑）。

今はもう使われない、廃墟となった建物。
独特のムードをかもしだします。

滞在時間が３時間と短かったのですが、ぜひ次は休暇村に泊まってゆっくりとうさぎたちとたわむれたい。

不思議なウサギ耳のオブジェ。

なんとこの日は40度近い気温！
できれば春や秋に再訪したい。

最後までうさぎとたわむれる次男。

暑くても元気いっぱいのうさぎたち。

国立公園の名にふさわしい、風光明媚な島でした。

帰りは忠海港の売店でウサギグッズをゲットです。
うさぎ好きさんをターゲットにしたおしゃれな港でした。

港のとなりには、アヲハタジャムデッキ。
予約をすればジャムも作れます。

アオハタが広島の、しかも大久野島の近くの会社なんて正直知りませんでした。
なかなかおしゃれ。