2017/12/15 - 2017/12/25
2位(同エリア55件中)
キムチさん
年明けから転職することになり、有給消化で一足早い年末休みでモロッコ、西サハラ、モーリタニアに行く計画を立てました。
西サハラ~モーリタニアは陸路での国境越えを計画していた。
国境情勢は流動的と聞いていたため、モロッコ、モーリタニア両大使館に電話確認をしたら旅行者は通れないと聞いたので諦めて空路で行こうと航空券を取得する直前に、普通に陸路で問題なく行けるという情報を得ることができたので航空券はモーリタニア~カサブランカ間の片道のみ取得しました。
1か月程前に楽天トラベルで東京~モロッコの往復航空券を検索したら航空会社、出発時刻全て直前まで未定の神レベルに安い航空券38000円が出てきたので迷いながらも購入してしまいました。
出発直前まで未定と書いてあったのに数日後にはエミレーツ航空に確定しEチケットが送られてきました。
モーリタニアは日本~モーリタニア往復で航空券を取得すると20万円くらいになるので、モーリタニアに行く場合は日本~モロッコ往復で取得して、モロッコ~モーリタニアは別に取得すれば半額の10万円くらいで済みます。
日程
2017年
12/15(金)22:00成田発 エミレーツ航空
16(土)成田~ドバイ~カサブランカ~ダフラ
17(日)ダフラ~ヌアクショット
18(月)ヌアクショット~シンゲッティ
19(火)シンゲッティ~ヌアクショット
20(水)ヌアクショット
21(木)ヌアクショット~マラケシュ
22(金)マラケシュ~カサブランカ
23(土)カサブランカ~ドバイ
24(日)ドバイ~成田
航空券
日本~カサブランカ エミレーツ航空
往復38000円
カサブランカ~ダフラ ロイヤルエアモロッコ
片道15000円
ヌアクショット~カサブランカ モーリタニア航空 片道26000円
合計79000円
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無事に西サハラ出国&緩衝地帯を通過し、モーリタニア側の検問所へ到着。ここでも5、6回警察や軍人からのパスポートチェック&簡単な質疑応答を受け、アライバルビザ取得へ、
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パスポートチェック&質疑応答、更には指紋の認証と顔写真を取り55ユーロ約7500円を支払い、無事にビザをゲット。ネットで賄賂を要求されるという情報もあったが、終始和やかな雰囲気ですんなり取得できました。
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両替所で150ユーロ約20000円をモーリタニアウギアに両替。
1ウギア約0.4円、150ユーロが52000ウギアに1000ウギア札が52枚でかなり厚い札束になった。 -
首都ヌアクショットまで約500km所用約5時間
モーリタニア側に入っても同じような荒涼とした風景がひたすら続く。
国境から30分程走ると首都ヌアクショット方面に行く道と第2の都市ヌアディブ方面に行く道の分岐点に来た。ヌアディブ方面はここで乗り換えらしい。 -
さらに走ると線路のレールがありヌアディブ~ズエラットを結ぶ全長約2kmの世界一長い列車として有名なアイアントレインが見えた。
このアイアントレインも数少ないモーリタニアのハイライトの一つと言われており、いつか乗ってみたいものである。 -
国境から1時間半程度走った後、休憩&食事タイム。ヤギ肉?ライスを5人でシェア、ドライバーとセネガル人は手で食べていたが自分にだけスプーンを用意してくれた。周りに家畜の糞が多いせいかハエが半端ない。もちろん食事にもハエが集っていて食べる気がしなかったが空腹だったので食べてしまった。
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食後にミントティーを飲む。
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モーリタニア側に入ってから軍のパスポートチェックが数10kmおきにある、軍の待機場もテントだったり草や藁で作ったような粗相な感じの建物が多い。モーリタニア側の砂漠は西サハラ側が土漠なのに対し、さらさらとした砂が多い。
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途中で完全に寝入ってしまい、目が覚めた夕暮れ前の18時過ぎにはヌアクショットの入り口に到着していた。
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ヌアクショットは少し見る限りでは首都としては非常にしょぼい雰囲気だった。
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途中、一緒だったセネガル人3人とお別れ、ドライバーは30分くらい迷いながら、事前にネット予約した今夜の宿holidayhotelへ、思っていたより小さい宿で値段40ユーロ約5500円 トイレ、シャワー付き、シャワーはお湯が出ず、おまけに水道水は濁っているし、スタッフも無愛想でやる気なし。
24時間対応と書いてあったくせにスタッフは殆どフロントにおらず、どこにいるのかも分からないため聞きたいことがあっても聞けない。
首都の比較的グレードの高いホテルでこの程度のクオリティでは地方の安宿などは想像しただけで恐ろしい。
さらにネットでは朝食付きと書いてあったのに実際は朝食なしだという。西アフリカの旅が始まった実感が強くなってきた。
疲れていたので食事も食べずに即就寝。
結局他に宿泊客は1人も見かけなった。
18(月)
朝8時起床。ホテルをチェックアウトし、シンゲッティへ行く際の通過点となる都市アタール行きの乗り合いバスが出ているターミナルまでタクシー移動。1000ウギア約400円 -
ターミナルに着いてからアタール行きの乗り合いバスのチケット売り場でパスポートをコピーを取り、アタールまでの切符購入5000ウギア約2000円
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乗り合いバス(ワゴンの少し大きいくらい)に15人乗りでかなりぎゅうぎゅう状態で出発、これぞまさにアフリカ笑。
アタールまで約600km所用約6時間 -
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ヌアクショット市街地を少し離れると例の如く荒涼とした砂漠の風景が続く。
途中にある建物も今にも壊れそうなものや茅葺の原始時代のようなものが多く、明らかに北アフリカよりも生活環境が厳しいということが見てとれる。
軍の検問も頻繁にあり、モーリタニアでは陸路移動の際、外国人はパスポートコピー(現地ではフィッシュと呼ばれる)を検問通過の際に求められる、自分は20枚持っていきましたが使い切ったので、30枚ほど持っていくことをおすすめします。 -
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3時間程走ると中間地点の町で15分程度休憩。サンドイッチを買って食べる。
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再び走り出し、3時間程走った15時にアタール到着。
特に何もない小さな町という感じだ。
次の目的地であるシンゲッティまでは公共交通機関は出ていないので車を手配しなければいけない。
到着してバスを降りると直ぐに少年2人がどこに行くのと声をかけてきた。
シンゲッティと言ったら自分達は旅行会社の人間ですぐそこにオフィスがあるからと言われて言われるがままに着いていった。
今からシンゲッティに行ってシンゲッティで1泊、明日午前中シンゲッティでラクダ乗り、午後にテルジットに行って夜にヌアクショットに戻るというスケジュールで車、ガイド100000ウギア約40000円と言われた。
交渉して85000ウギア約34000円にして貰ったけど、なんだかんだで追加オプション追加料金が次々と発生した上にトラブルにもなり最終的に2倍くらいの金額を払うはめになってしまったので申し込んだことを深く後悔しました。
彼らは多くの日本人にモーリタニアに来て欲しいから日本に帰ったら是非自分達の会社を宣伝して欲しいとか抜かしていましたが自分にとっては最終的に不愉快な思いしたので悪徳会社として公表しておきます。
人によって考え方も違うと思うので利用する人は利用されても良いと思います。
アタール~シンゲッティ~テルジット~ヌアクショットを1日半という短時間で効率よく無駄なく回ることができます。
会社名:ALi deserte voyage
メール:alimada266@gmail.com
TEL:34242515
代金を210ユーロで払った後、食料を買い出しした後に車でシンゲッティに向け出発。 -
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自分を含めて4人、シンゲッティまで約100km所用約1時間半。おやつ代わりに菓子パン、フルーツ、コーラをいただく。
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シンゲッティまではひたすら未舗装の悪路が続き、猛スピードで飛ばすので車酔いしそうになる。
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途中グランドキャニオンのような光景が広がる場所もあった。
さらに悪路が続き砂埃も凄く口の中がじゃりじゃりになる。 -
1時間半走った17時過ぎにシンゲッティに到着。シンゲッティはアラビア半島まで巡礼に行けない人々にとっての聖地になり、同時にイスラム神学研究の一大拠点になったらしく世界遺産にも登録されている。
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砂に埋もれたモスク
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旧市街は迷路のようになっている。
写真のこいつが張本人のペテン師アリー、年齢16歳のくせにタバコなんかスパスパ吸っている。 -
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途中別のガイドに案内されているヨーロッパ人ツーリストも見かけた。
お土産物屋に寄り新しいターバンを購入6000ウギア約2400円を2000ウギア800円に値切ったけど、それでも高い、アルジェリアでは400円くらいだったのに。 -
このあたりの家も崩れて廃墟化してる家が多く、ゴーストタウン化してる。
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モスクの周りには図書館が数カ所あったが閉まっているよう。
世界遺産としてのシンゲッティとしてのハイライトは早くも終わり。 -
30分程町を歩いたら今夜の寝床に案内される。
AUBERGE ZARGA
2年前にアルジェリアのガルダイアで泊まった宿みたいに伝統的な建物を改造した宿だが、それより明らかに汚い。殆どの部屋が鍵は壊れていて閉まらないし、夜中にはネズミや猫が侵入してくる。 -
日本語の書き込みもある。
日本人もかなり来てるようだ
ここのオーナーは大阪に住んでいたことがあるアルジェリア人で日本語を少し話せる。 -
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トイレ、シャワールームも半端なく汚かった。
当方、大学時代にワンゲルをやっていたので野宿や数日くらい風呂に入らなかったり、少しくらい汚い環境だったら平気でしたが、これはあまりにも耐え難かったのでこの日は1日風呂には入らず、トイレも青空トイレで済ませました。 -
夕食はマカロニを茹でた物の上に野菜を載せた料理(クスクスのマカロニバージョン)みたいな物と、豆のスープ、なかなか美味かった。
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食後はみんなでミントティーを飲みながらまったりと至福の時間を過ごした。
現在の中東問題とエルサレムへの大使館移転問題、北朝鮮問題などディープな会話で盛り上がった。 -
寝ようと思って部屋に入ろうとしたら部屋の中から大きなハリネズミが出てきた。
結局夜中に猫が部屋に侵入してきたり、ネズミが動く音がうるさかった為にこの日もよく眠れなかった。
19日(火) -
8時起床、パン、クリームチーズ、コーヒーの朝食後、荷物を纏めて砂漠へGO
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ラクダの背中に荷物を括り付けて、いざラクダ乗りに、いざ乗ってみると不安定で怖い、尻も痛い。
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大砂丘のほうに向かう。2km程歩いてラクダを下りる。下りるのも素人には至難の技だ。
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ガイドのアリーに連れられて今度は砂丘に登る。靴を履いた状態で登ると靴の中が砂だらけになるので、靴を脱いで登る。
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家が途切れれば、一面の砂漠が広がっている。
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色々な角度から砂丘を撮影。
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他の観光客も現地人も誰もおらず、砂漠を独り占め。
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振り返るとシンゲッティの村が見える。
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ジャンプ
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しばらく砂丘を堪能した後、再びラクダに乗ってキャンプに戻りシンゲッティを後にし、車で1時間かけてアタールに戻る。
シンゲッティの砂漠は本当に来て良かった。2年前のアルジェリアのティミムーンの砂漠に負けず劣らず素晴らしかった。
何というか雰囲気がすごく良い。 -
12時アタール着。アタールではガイドのアリーの家でミントティーを飲みながらサンドイッチとデーツをいただく。
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モーリタニアの一般的な家は石造りのワンルームが多い。
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昼食後、アタールから約1時間かけてテルジットに向かう。
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ヌアクショット方面に向かう道を10km程度左に行くとテルジットに着いた
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テルジットは水道も電気もない小さなオアシスの村で大峡谷の谷間にデーツの木が多く並び、湧き水がでていて自然豊かな観光地になっている。
周辺の砂丘でキャンプも楽しめるらしい。
ツーリストが普段は多く訪れるそうだが閑散としていた。 -
観光地なのにお土産屋もレストランもなく、周りにはテントのような家や、茅葺の家ばかりしかない。
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湧き水を飲むように勧められたが100%具合が悪くなるのでコップに口を付けて飲んだふりだけした。
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砂漠の風景ばかり見ていたので緑と自然の美しさに癒される。
靴を脱いで少しだけ水に浸かってみた。
小川に沿って歩いているとツーリスト用の休憩所用のタープやテントが多数あり。 -
少しだけごろっとした。
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モーリタニアの衣装も着てみた
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テントには3000ウギア約1200円で宿泊も出来る。
やたら高い気がする -
しばらくオアシスの中を散策した後に、ヌアクショット方面に向かうバスに乗るために来た道を戻りテルジットとの分岐点の検問所へいった。
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アリー以外とはここでお別れ。
分岐点の検問所も今にも壊れそうな掘建て小屋で周りには本当に何もない。 -
バスが来るまで後1時間以上あるが何もすることがないため、とりあえず周りをウロウロしながら景色を撮った。
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検問所ではラクダやヤギなどの家畜を飼っており、軍人さんが餌付けをしていた。
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犬も飼っている。可愛らしい子犬が5匹ほどいた。
17時になってやっとバスが来た。結局1時間半待ちで行きと同じぎゅうぎゅう状態でヌアクショットへ向かう。 -
バスが走りだして10分もしないうちに停車、乗客が一斉に降りだした。何事かと思ったら一斉にお祈りを始めた。
10分程待った後、再び出発。しばらく走るとすっかり真っ暗になってしまった。
夜の砂漠は街灯もなく車のライトを消せば全く何も見えなくなる。夜の砂漠に取り残されたらと思うと恐ろしい。 -
結局5時間半かかり22時過ぎにヌアクショット到着。
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この日はアリーの知り合いのシェアハウスに宿泊。追加料金15000ウギア約6000円
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ミントティーを飲みながらトーク。食事もボリュームがあり美味しい。
かなり長時間話し込んで1時過ぎに就寝。 -
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20(水)
8時起床。朝食後、料金の不足分の両替をしにアリーと一緒に街にでる。自分はこの日は1日ヌアクショットを散策する予定で、アリーはこの日アタールに戻る予定になっている。
ここで大きなトラブルが発生した。ユーロだけでは足りなく、日本円も20000円分両替をすることにしたがモーリタニアは日本円の両替は基本不可。
ユーロ分を両替した後、アリーと一緒に両替できる場所を探し歩く。
両替してくれるという人がいたようでアリーが20000円を持っていく。
1ユーロ136円 20000円=148ユーロ 1ユーロ400ウギアというレートなので20000円を両替すると本来は59000ウギアになるはずだ。
アリーにも事前に説明したが、アリーが持ってきた金額は11500ウギア約4050円ほどしかない。
明らかに足りない。もう一度アリーに説明するも、これで間違いない日本円のレートなど知らないと抜かしてくる。
アリーのポケットを無理やり探ったら明らかに多くの札束が入っている、あろうことか16000円分を自分の懐に入れていたのだ。
ふざけんな‼️と怒鳴りながら力づくで取り戻そうとしていたら周りにいたモーリタニア人騒ぎを聞きつけて集まってきてアリー側に参戦しようとしてきた。
身体の大きな黒人が10人ほど集まってきて今にも殴り掛かってくる勢いで、身の危険を感じたので安全第一で潔く諦めた。
まともに戦ったら二度と歩けなくなるくらいボコボコにされるのは目に見えていた。黒人は同属意識が強く、血の気が多いので怒らせるとどういう行動にでるか恐い。
アリーは早々とタクシーを捕まえてアタール方面に帰ってしまった。
最後は何とも後味が悪い別れ方だったが、今度会ったらぶっ飛ばしてやりたいと思った。まあこんな国二度と来ないと思いますが(笑)
この日は1日中怒りが収まらなかったが、気分を切り替えてヌアクショット散策へ出発。 -
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とりあえずスーパーで水とスナックを購入。値段は日本と変わらないくらいか少し高い。
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ヌアクショットはこれといった見所があるわけでもない、ただの砂だらけの汚い町だ。
砂埃が凄く半日歩いただけで身体中砂だらけになる。
モーリタニアは地球の歩き方もガイドブックもなくヌアクショットでは観光できそうな場所を探して歩きまわったはいいものの本当に何もない。
中心部に立つ行政庁舎 -
とりあえず市場周辺をウロウロする。
売っているのはたいてい生活必需品なので特に珍しいものはない。
服も古いセンスの服ばかりで買う気もしない。 -
おやつに揚げたてのドーナツ1袋1000ウギア約400円程度。香ばしくて美味い。
写真は拒否られたので買った後に遠くからこっそり撮影。 -
アーケード街
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少し路地を入ると貧民街のような光景になっている。小さい黒人の子供がお金ちょうだいと言ってしつこくついてきた。
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昼食はタジンを頼んだつもりが豆のスープにチキンが入った全く違うものがでてきた。2000ウギア約800円。
同じ店にいたトルコ人夫婦とお話し彼らはセネガル方面に向かうという。 -
馬車もミニタクシーがわりとして利用されている。
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頭に物を乗せて歩いている人を見るとアフリカの雰囲気が楽しめる。
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ヌアクショットで一番大きいモスク。
中に入ることはできないので写真を撮るだけ。
正直ヌアクショットは2時間程度歩いただけで飽きたので、宿へ行くとためにタクシーを捕まえる。
モーリタニアは北アフリカの国と違い住所や区画が整理されていないのでホテルの名前を伝えても住所検索をすることができず、タクシーに何回も違う場所で下ろされたり、ドライバーが何度も人に聞きながら探していたので最終的に15000ウギア約6000円以上かかりました。
モーリタニアでは事前に、宿をネットで予約していくよりもタクシーのドライバーに適当に安い宿を聞いて連れていってもらうほうが安上がりです。
ヌアクショット観光の楽しみ方としては特に見所はない町なのでブラブラ歩いて庶民と同じ視点での時間感覚で過ごすのが一番かと思います。 -
タクシーも北アフリカの国とは比べ物にならないくらいオンボロで窓ガラスが割れていたり。車体の一部が大きく壊れているのも当たり前。
どうやらヨーロッパで使いふるされた車の最終的な行き場になっているらしいのでこんな車が多いらしい。
しかも驚いたことにヌアクショットはバスや電車などの公共交通機関がないらしく移動手段がタクシーしかない。
首都なのに公共交通機関がないってどういうことよ(笑) -
なんだかんだで1時間以上タクシーを乗り継ぎ着いたのが今夜の宿
オーベルジュMENATAモーリタニアで数少ない安宿。6000ウギア約2400円。
隣にレストランあり。共同シャワー(バスタブあり)、トイレ共同、WIFIありだが運悪く使えない状態だった。
値段の割に快適だったが、
またまた部屋にネズミがでた(笑) -
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中庭にはテラスもある。
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ホテルと併設しているレストランでモーリタニア最後の夕食。七面鳥の蒸し焼き1000ウギア約400円
翌日は朝6時30分のフライトと早かったので早めに就寝。
21(木)
朝3時半起床。夜中のためか車があまり走っておらずタクシーを捕まえるのに30分以上かかった。
空港まで12000ウギア約4800円とやたら高い。実際走るとかなり距離があり1時間近くかかったので無理もないかと思った。 -
モーリタニアヌアクショット空港は国際空港なのにやたら小さくてしょぼい。土産物屋もほとんどない。
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正直モーリタニアの旅はなかなかきつかったです。空港に着いてやっとモロッコに戻れると思って安心したのも束の間、最後の最後でまたまたトラブル発生‼️
空港の入り口の保安検査を抜けるなり空港職員がマネーマネーと言って金をせびってきて財布の中を見られ残っていた3000ウギアを抜かれた。出国税だのわけの分からないことを言っていましたが帰国後大使館に聞いてみたらそんなものはないと言っていたので確実に賄賂だったみたいです。
陸路移動で賄賂要求がなかったので大丈夫かと思っていたら空港で賄賂要求があるというのには驚きです。
トラブルはこれだけに留まらず搭乗手続きを終え保安検査を終えた後の場所にいた身体の大きな黒人警察に呼ばれ別室送りになる。
またマネー要求が、パスポートを人質にとられ金払わないとお前は出国できないよと言われ、ウギア、ユーロがなかったので日本円しか持っていないというと財布をひっくり返された上に餌に群がるゴリラのように今度はリュックをひっくり返し荷物を全て出し目を血走らせて荷物を物色していた。
結局ないということが分かると舌打ちをして行け!といってパスポートを放り投げてきた。
他の外国人の人に話しを聞いたらどうやら賄賂を要求されたのは自分だけだったみたいです。おそらく日本人を狙っているのだと思うので、モーリタニアにこれから行こうと思ってらっしゃる方は十分お気をつけ下さい。この国本当に腐っています。もう二度と行きません。
結局モーリタニア航空のフライトが30分遅れて7時にヌアクショット発10時に無事に再びカサブランカに到着しました。
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この旅行記へのコメント (8)
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- 梅の忍者さん 2018/07/09 19:09:10
- 凄い旅を経験しましたね
- 少年の両替インチキ、出国空港での2つのトラブル、やるせないな。
私だったら喧嘩をしたかも、そして傷だらけで帰国できなかったかも?
これがアフリカの中でも更に後進国の実情なのですね。
若いから出来る冒険で、良い経験が出来ましたね。
でも帰国出来こうやってブログに投稿出来るのも旅の楽しみですね
益々アフリカの旅を続けてください。
- キムチさん からの返信 2018/07/11 19:31:06
- Re: 凄い旅を経験しましたね
- 梅の忍者さん
はじめまして、訪問&コメントありがとうございます。
このあたりの国ではわけのわからない旅行会社を使うと正規料金以外にも色々と理由をつけて金を搾取されるとので公共交通機関で行けないような場所に行けて、観光地を短時間で無駄なく回れるというメリットがあるのですが考えものです。
日本円を渡すと、今回のようなトラブルもあるので、特にモーリタニアのような日本円の両替が不可な国ではユーロを多めに持っておくべきだと痛感しました。
賄賂要求もありましたが、この国はまだまだマシなほうらしく、アフリカにはもっと酷い国もたくさんあるようです。
ケニアのサファリも楽しそうですね。自分も次は東アフリカ、エチオピアあたりを狙ってます。
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- ままさん 2018/06/30 12:49:33
- びっくり!怖ぇ~!
キムチさん、初めまして
私の旅行記にいいね!ありがとうございました。
さてさて、凄い旅を拝見しました(汗)
私の夢はいつか個人旅行で旅をしたい!ですが
いやいやビックリ!怖ぇ~!
日本円の両替騙したペテン師アリー!悪い奴だね。(怒)
旅行記を拝見しながらハラハラドキドキの連続…
取り敢えず、この旅行記を書いてるってことは、無事に帰国できたのね。
おばさんままには考えられない旅の連続です(@_@;)
若い時しかできない旅を拝見させて頂きました。
時々【怖いもの見たさで】訪問させて頂きますね(笑)
ままより(・ε-。)⌒☆
- キムチさん からの返信 2018/07/01 11:02:50
- Re: びっくり!怖ぇ~!
- ままさん
こんにちは。こちらこそ御訪問、コメントありがとうございます。
旅行会社を使うと短時間で無駄なく観光地を回れるのはいいんですが、色々と理由をつけて搾取されるだけ搾取されるので実際には正規の料金の倍くらいお金が掛かるので考えものです。
一般的に観光客が少ない国は人が優しいと思っていたのですが、モーリタニア人は旅行会社関係者だけでなく、一般人も全般的に擦れてる人が多いと感じました。
数年前に訪問した観光客が少ないアルジェリアではぼったくりや無理やりお金を要求してくる人は殆どおらず、タクシーに同乗していたおじさんががタクシー代を半額払ってくれたり、コーヒーをご馳走になったりと逆に与えられることが多かったので、出国時の賄賂要求も含めてモーリタニアに関しては残念でなりません(苦笑)
自分は海外に行く頻度自体が年1、2回なので更新頻度は少ないですが、比較的日本人が行かないようなマイナーな国が好きなので、アフリカ大陸を攻めて行く予定です。
モロッコでの砂漠ツアー楽しそうですね、羨ましいです。自分もサハラが好きで、今までアルジェリア、チュニジア、モーリタニアとサハラには3回も行っているのですが、未だに夜の砂漠に泊まったことがないので次回再訪することがあれば砂漠ツアー利用してみたいと思います。
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- 風神さん 2018/06/16 16:31:28
- いやぁ~大変な国ですね!
- 私も30年前、ネパールのアライバルビザで空港係官に5000円だまし取られましたが、
モーリタニアに比べれば大したことないですね(笑)
- キムチさん からの返信 2018/06/17 20:02:28
- Re: いやぁ~大変な国ですね!
- 風神さん
はじめまして、ご訪問ありがとうございます。
空港での賄賂要求は確実に日本人を標的にしており、日本人の中でも人を選んでいたように思えました。
数年前に渡航した友人は何も要求されなかったと言っていました。
モーリタニアの賄賂高官はお金がないことが分かれば直ぐに引き下がるのでその点では、まだ他のアフリカの国よりもマシかと思います。
中部アフリカの国に行くと警察や軍人からの賄賂を拒否すると投獄されたり、射殺される事案もあるみたいです。
モーリタニアに限らずサハラ以南の国に行く際は、空港の入出国の際はユーロやドル紙幣は隠すか、財布に少なめに入れるのがよいかもしれません。
どうしてもパスポートを返してくれなかったり、身の危険を感じた際は状況に応じて数百円単位で払ったりすることも必要になってくるかと思います。
アルジェリアにもツアーで行かれたのですね。コンスタンティーヌやジェミラ、ティムガッドなどにも行かれていて羨ましいです。自分もアルジェリアにはまって2回行っていますが、東部のコンスタンティーヌ方面にはまだ行っていないので、もしまた個人でビザが取れるようになったら行ってみたいです。
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- itaruさん 2018/02/05 00:44:14
- 私も出国審査でやられました
- キムチさん、こんにちは。
モーリタニアの出国審査後の「金くれ攻撃」の保安要員に私もやられました。こっちにこいと別室に連れて行かれ、所持金検査とかいって財布をチェックし、落としたふりをした際に60ユーロを抜かれました。しかも、「金くれ攻撃」に面倒くさくなり、余っていたモロッコの50ディルハム(モロッコ再入国の予定がないのでいいかと思って)を渡していたので、本当に気分が悪かったです。今思えば、名前の確認するとか、大使館の名前を出すとか、しておけばよかったな、と思います。
- キムチさん からの返信 2018/02/05 21:39:22
- はじめまして
- itaruさん、こんばんは。
ご訪問ありがとうございます。
モーリタニア出国時に財布にユーロを入れてなかったのが不幸中の幸いでした。
カサブランカ行きの飛行機で隣になったフランス人とインド人も何も要求されなかったと言っており、9年前に行った大学時代の友人にも話したら何も要求されなかったと言っていました。
確実にモーリタニアに来る頻度が少ない日本人をターゲットにしており、日本人の中でも人を選んでいたのかもしれませんね(笑)
西、中部アフリカは殆どの国で空港での賄賂要求があると聞くので行く際は入出国審査時に財布にはユーロ札はあまり入れないようにしたほうが良さそうですね。
アルジェリアの経験からモーリタニアは観光客が少ない国なのでモーリタニア人は親切で観光客擦れしていないと思っていましたが、チュニジア並みに何かと理由をつけてお金を要求してくるウザい人ばかりで印象はかなり悪かったです。
旅行記色々と拝見させて貰いました。
リビアに行かれたんですね。自分も学生時代から行きたいと思っていた国なので非常に羨ましい限りです。
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