2017/11/15 - 2017/11/15
276位(同エリア714件中)
愛吉さん
奈良平安時代、日本は中央政権の元60余りの国が置かれていました。
各国には役所が設置され、、行政・司法・警察・宗教等に絶大の権力を持つ国司が中央より派遣されます。
そしてその役所のある場所を国府と呼び、その街を府中と呼びました。
当時の武蔵野国は、現在の東京都と埼玉県、それに横浜市と川崎市の大部分を占める広大な地域で、その国府がこの東京都府中市に置かれていたのです。
今回歩こう会の仲間達とそのよすがを偲んで歩きます。
スタートは京王線中河原駅、午前10時、参加は6名でした。
表紙の写真は武蔵の国総社、府中市の大國魂神社。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- 私鉄
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府中市郷土の森博物館に到着しました。
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門を入って先ず目に飛び込むのがこの風景。
紅葉も見頃の様です。 -
先ず博物館に入ります、府中の歴史を順を追って展示し見応えあります。
地元中学の生徒でしょうか、大勢来ていました。
これは武蔵の総社、大國魂神社の例大祭、くらやみ祭の様子を再現したもの。
毎年5月上旬に行われます。 -
大國魂神社の旧神輿。
一回り大きい神輿を新調しました。 -
750年頃の国府の街復元模型。
当時の人口は二千人程と推定されます。
それでも武蔵野国最大の集落です。 -
当時のお役人の衣装を纏った等身大の人形も展示されています。
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博物館を後にし、府中市郷土の森を散策。
散策路の脇には、石仏が見守ります。 -
萩のトンネルを潜り抜けます。
ここにも石仏が。 -
トンネルを抜けると紅葉が広がります。
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紅葉の道を進みます。
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道の脇を小川が流れ、滝となり、心地よい水音を響かせます。
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木立の中にはまいまい井戸があります。
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建物が並ぶ場所に出て来ました。
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ひときわ大きく目立つ建物。
甲州街道府中宿の大店、田中家住宅で、明治天皇の行在所にもなった建物です。
奥深く豪壮な造りです、懐かしい府中の風景としてここに移築されました。
中に入って見学しましょう。 -
道路側から見ると蔵が並び、昔の風情を感じます。
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少し離れて見ると、正に一幅の絵ですね。
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府中に在った古い建物を移築保存しています。
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旧府中町役場
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旧島田家住宅(島田薬舗)
明治21年建設の蔵造りの家。 -
島田薬舗の店先。
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欅並木の向うは町役場。
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高安寺、竜門山等持院と号します。
田原藤太秀郷の屋敷跡、足利尊氏が武蔵野国安国寺として建てたのが始まり、その後幾度かの変遷を経ますが、足利家の菩提寺として等持院を名乗ります。
山門は明治25年の再建。 -
山門を潜り境内に入ります。
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本堂、等持院の扁額が掛かります。
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境内風景。
古刹の風格が残ります。 -
同上
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観音堂
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府中高札場の跡
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武蔵国の守神、武蔵の総社、大國魂神社に到着。
国衙の隣に位置し、国の斎場としても機能していました。 -
鳥居を潜ると総門です。
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今日は七五三。
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山門
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手水舎
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本殿
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参拝が済んだら、記念写真を写しましょう。
ペコチャンが待っています。 -
ハイチーズ。
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こっちを向いて下さい。
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お父さん頑張ってますね、でも片手撮りだとブレてしまいますよ。
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パパとママ どっちが上手かな。
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こちらはおじいちゃんとおばあちゃんです。
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ハイ写しますよ、立って下さい。
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総門を出ると参道には欅並木が続きます、八幡太郎義家が東北征伐(前九年の役)の折戦勝祈願をし、凱旋時にお礼として千本の欅の苗木を寄進したのに始まります。
初代最後の一本は昭和24年迄在りましたが、台風により倒壊、現在は2代目3代目になります、それでも立派な並木です。 -
並木道には八幡太郎の銅像があります。
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銅像に見送られて神社を後にします。
これから遅い昼食です。
終
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