北投温泉満喫旅行！

2017/11/02 - 2017/11/04

10回目の台湾は北投温泉満喫旅行！
温泉付きホテルに連泊してたっぷりお湯とホテルステイを楽しみます。
もちろん台湾、美味しいご飯と甘いものも外せないよね！

エリア 台北(台湾)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 3.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 3.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 鉄道 タクシー 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: ブッキングドットコム

疲れを癒そうそうだ温泉だ！
ということで10回目の台湾は北投温泉満喫の旅。
ホテルライフと温泉を楽しむことにだけ目的を置いたのんびり旅行の予定。

飛行機は初のチャイナエアライン。
出発が遅れたなーと思っていたら、いくつかの席の画面が映らなくなっていた模様。これに当たって、25ドルのクーポンをくれると言っていましたが、今ひとつどこなのかわからず、結局もらわないままでした。最近画面なくても自分のタブレットに映画も本も入ってて困らないしねー。

初ベジタブルミールを選択。
すぐに来るし、野菜とフルーツ中心でライトだし、今度からこれでいいかも！

松山空港でSIMを手に入れた後、さくさくっと3回乗り換えて新北投温泉到着！
台湾は乗り換えがわかりやすくて助かります。
駅降りてすぐに見えるケンタッキー。
もう何年も食べてなーい。ちょっと食べたーい。と家族と騒ぐけれども、さすがにここでケンタッキーはないだろうと我慢。

駅前はドラッグストアにコンビニにスーパー、マックにスタバに大戸屋となんでも揃っていました。温泉街だし、間近に山も見えてるのに都会！

北投ロイヤルホテル到着！
本当に駅前。真ん前！トランクを引いていても楽々です。

下は病院、上はホテルという美と健康を追求したホテルということで、とってもステイを楽しみにしていました。
入ると日本語が少し話せる男性スタッフがいて案内してくれました。とっても一生懸命。高級ホテルらしいスマートさではなく、人柄から出て来るような少しカジュアルで一生懸命なもてなし方がとても安心できます。

明日の晩御飯の予約をしてもらい、お昼ご飯はどこで食べますか？と聞かれたので候補にしてた呉家牛肉麺と志明牛肉麺はどちらが好きですか？と聞いてみる。
呉家牛肉麺の方が「濃くて大きい」ので好きとのこと。志明は「高い、小さい」と言うものの、男性の小さいは中年に差し掛かった私達には適量な気もする…。とりあえず行ってから考えよう！とチェックイン時間まで3時間ほど、お昼ご飯と北投散策に出発！

ホテルから10分程歩いて到着！
が、あれ、呉家は14時からということでやってない。
よしでは志明だ！すぐ隣の店舗へゴー！

こんなに近くにある牛肉麺の人気店2店。

平日の12時、路上にある席はもう人でいっぱい！
メニューを取って空くのを待って座る。食べ終わったらすぐ立つ人が殆どなので回転はいいです。

台湾で第3位になったというのは清燉（塩味）の牛肉麺。
家族は牛肉麺、私は筋好きなので半肉半筋麺！
160元は確かにちょっと平均より高いかも。

小菜も種類豊富！
ピータン豆腐や豚皮、筍、玉子、などなど30元かな。
大好きな茄子を選択。

揚げ茄子のニンニク甘ダレがけみたいなコレ、どこ行っても頼むんだけどどこで頼んでも大体美味しい。
台湾の茄子ってとても色鮮やかな紫色なんだけれど、品種が違うのかな？

キタキタ半肉半筋麺！
美味しいコンソメのような濃いめの牛スープに、台湾バジルの香りで確かにこれは美味しい。麺も台湾には珍しく（ちょっとだけ）コシがある細めのうどんのようなもの。さっぱりしてて美味しい。
牛肉もとても柔らかいものの、やっぱりとろっとろもっちーん、の筋が素晴らしい。即家族に「それ美味しそう」と1個取られる。
女子にコラーゲンはキラーワードだよね、と盛り上がる。
私達には筋麺のほうが良かったかも。

辛いのが好きな家族はやっぱり賞を取ったのがいいと塩味にしたものの、ラー油とラー味噌をたっぷり入れて食べて、紅焼牛肉麺を食べていた近くの人を羨ましそうに見ていた。次来れたら、違うお店で辛いのも食べましょう。

しかし、小さめと言っていたサイズはやはり丁度良い感じで、お腹が適度に満たされて幸せなお昼ご飯になりました。

お腹が満たされたから観光だー！

と駅前に戻ると、これは旧駅舎かな？
建物の作りや、お土産物の展示がありました。

北投公園をとことこと歩く。

文物館が修理中なのは知っていたものの、図書館も休館日で残念。
でも周囲のホテルを一軒ずつ、次はどこに泊まろうかと考えながら歩いているのも楽しい。
加賀屋の前では着物の中井さんたちが整列してお迎えをしていました。
他にも大きめなホテルが沢山。既に廃墟化しているものもあり、ゴージャスなホテルもあり、お散歩楽しいです。

いかにも温泉街らしい、川底の石の色が変わった川縁を歩き。

地熱谷到着。
すっごい熱いから絶対入らないで！と書いてある通り、28度の外気温があるのにわんわんと湯気が上がるほど熱そうな地熱谷。
歩いているだけでどっと汗が出て来る、天然サウナです。
この街湿度高い！お肌には良さそうです。

あんまりにも暑いから豆花でも食べに行こう！と歩いて北投市場の近くまで到着。15分くらいかな、のんびり歩いて苦にならない距離でした。
お昼過ぎだったので店じまいをする直前でしたが、ここは周囲も含めて完全に地元密着型な市場で大声で「大根1包で5元！5元！」と怒鳴って売っていたり（50元の聞き間違いかな、小さめが4本入っていた）、生活感が溢れていてとても見ていて楽しい。

あまりの暑さにレモンジュースが飲みたい！という家族の訴えにあちこち探す。探してない時にはどこにでもある気がするのに探すと見つからないジューススタンド。近くに紅茶スタンドはあったものの、檸檬汁がいいのだと。澎湖で美味しいレモンジュースを飲んでから台湾のジュースといえばこれ、という家族です。
そして見つけたところで、檸檬冰がレモンジュースかわからず金柑檸檬を指差しで頼む。結果ちょっと甘めだけど美味しかったのでこれはこれでよしかな。

豆花屋さん到着。
店先に饅頭を蒸しているし、巻き寿司といなり寿司を売っているし、朝ごはん屋さん兼豆花屋さんらしい。

わかりやすいメニュー。

メニュー豊富。

花生豆花、氷あり。

紅豆豆花、氷なし。

紅豆（小豆）も花生も甘さ控えめで少し歯ごたえを残して煮てあり、豆花も大豆の香りの残った素朴なもの。シロップも甘さ控えめなので、安心してするりと食べられる食べやすい豆花でした。
うう。じんわり美味しい……。

さて、そろそろ15時。
とことこ歩いてホテルへ戻ります。15分くらいかな？結構あちこち歩いた感じ！

お待ちかねのチェックイン。
豪華なホテルなのはわかっていて予約したものの、やっぱり入るとテンション上がる感じの豪華さにわくわくするー！
中はとっても綺麗！ベランダもあり。
駅側だったので、少し音は聞こえるけれども夜間は静かでした。

デカフェのあるコーヒーポットに（カフェイン苦手なので、これかなり重要なポイントだった）フルーツ、ナッツ、お茶用のミント。

お水にポカリ。
口コミではプリンがあることが多かったものの、ジュースになっていました。お水は他にもお風呂に2本あり。

そして！待望の！
部屋付き温泉！！！

湯量はたっぷり、かなりすぐ溜まります。
湯温は熱め。1人で入るにはあまりにも広いゴージャスな浴槽です。
硫黄の香りたっぷりの濁り湯で、温泉に入っている…！という感じがしっかりします。

お風呂に入って、お散歩で疲れたのでお昼寝。

夕食は外へと出かけるつもりでしたが、予定していた店が定休日だったのと温泉に入ってもうリラックスムードの家族が「お出かけしたくない感」満載だったため、目論んでいた「ホテルに出前を取る」が出来るかを実践してみることに。

カウンターで、「外送を頼みたいんだけどどこかお店はありますか？」と聞いて見たところ、予想外の大騒ぎに。どこにある？あそこはどうだ！とスタッフさんが話し出し、何がいい？と聞かれて「台湾料理」と答えると尚更に悩んでいる様子。
一応調べていた外送できる店を見せたところ、「そこちょっと高い」とのこと。結局二人掛かりで調べてもらい、虱目魚はごめんあんまり好きじゃない、と伝えて「おおう！」と残念がられたり、「カレー」と聞かれて「んん？！さすがにカレーじゃないほうがいい…あと日本料理以外がいい！」と答えて「ですよねー」的な反応を貰ったりと大変お手数をかけて、結局徒歩3分くらいにあるお店から出前を取ることに。
ルームサービスを取るでもなく我儘を言うお客にこんなに一生懸命に対応してくれてありがとうございます……。

15分くらいで到着。さすが早い！
部屋まで届けてくれて、現金払い。360元でおかずとご飯と色々。
食べてみたかったサメの燻製とかも摘んで、まったりビール。
ピータン豆腐はいつでも美味しい。
これはこれで幸せです。

20時からスパを予約。
素敵ラウンジの奥にあるスパはホテルらしい豪華な作り。
カタコト英語でここはコミュニケーションでなんとかなりました。

定価3200元の2割引。
治療系ではなく、リラックス系のマッサージで効く！感じではないものの、アロマオイルも使って中々気持ちいい。
1時間まったりと丁寧にマッサージしてもらう幸せ感を満喫する。しすぎてカメラ忘れて写真なし。個室でとても綺麗でした。
終わると鶏とごぼうのスープとベリーティーを出してくれました。うーんまったり。
宿泊だからか、SPAの個室の中にあるシャワーは案内されず、部屋へと帰ってオイルを落としてまた温泉に浸かって寝る。
水が4本あるので、足りなくならなくていい。
まったり満喫です。

2日目。
さあ朝だ朝風呂だ！と湯を入れたところやっぱりあーつーいー！
熱めの風呂にざばっと浸かるとすっきりしました。

さあ、期待の朝ごはん！
卵料理と主食を選べて、後はビュッフェスタイルです。
ジュースは3種類。最後に少しだけ残っていたキウイを注いだら溜まっていた種が全部コップに入って凄いことに！

お茶も選べる

コーヒーは何種類か。
デカフェを頼んだらでてきたのが嬉しい。

フルーツとスイーツ。
愛するレンブはまだあまり甘くありませんでした。
11月末からか…旬！8月に食べたレンブはあまりにも不味かった。
5月や9月でも、美味しいレンブが食べられたこともあったのになあ。
昨日の市場で実はレンブをじっくり見ていたのですが、まだ美味しそうなのは少なく残念でした。

チョコビスケットにベリークリームとチョコレートを乗せた小さい甘いものが美味しくて、かつ適量で良い。

小さなおつまみのようなものが色々。

スモークサーモンどーん！

サラダ類も結構豊富

このチーズは普通に美味しいチーズでした。
台湾でチーズが普通に美味しいって貴重な気がする。
以前洋風スタイルな素敵なホテルで、チーズが種類豊富で喜んで全種類取ってきたら全部不味いという衝撃体験があったので、普通に食べられるだけで嬉しい。チーズ好き。
パンも何種類もあったものの、お腹いっぱいでとても手が出せず。

小牛俳胡麻烏龍麺。
どこが烏龍なのかちょっと不明。
美味しいのだけれど、かなりタレがオイリー。
そしてこのうどんのカト○チ感が凄い。日本でよく食べるタピオカでんぷん入りのもちもちした少し透明感のある冷凍うどんなのですまさに。だから麺があまりにも、馴染みきった美味しさ。外国感がないけどそれもまた良しか？！

トマトラビオリも普通の美味しさ。

卵料理は2人とも目玉焼きを頼んだところ、ターンオーバーもサニーサイドアップもかた焼きだったのが残念。
台湾の目玉焼きって半熟のことが多いのになあ。

しかし全体的には種類も豊富だし、お店も綺麗だし、ホットディッシュも何種類かあるし、満足。
洋風を目指しているからか、そういえば豆乳がなかったのがちょっと残念なくらいかな。豪華な朝ごはんでした！

ホテルで受けられる無料アクティビティ一覧。
今日こそは行ってみようかなあ。肌診断に心惹かれます。

ラウンジを覗きに。
本が並んでいて、居心地の良い空間です。

置いてあるのはクッキーとお茶、珈琲類。
クッキーは時間でちょっと種類が入れ替わってました。
健康を押しているホテルなので、ラウンジにアルコールはないものの、ポリシーが明確なので納得。これはこれで良いです。

部屋に帰って、また温泉に浸かってごろごろーーー。
もう今回は温泉で癒されるのが一番の目的なのです。

途中で部屋のクリーニングも居ながら入って貰ったところ、スピーディにテキパキとやってくれました。その途中で、「果物追加要りますかー」と来てくれたお姉さんに「食べてないから大丈夫だよー」と伝えてジュースだけ貰ったところ、後から「じゃあバナナなら要る？！」と持って来てくれたのに笑った。バナナなら貰います。ウェルカムフルーツ、剥かなきゃいけないものが多くて大抵食べられないんだけど、バナナはいいよね！すぐ剥けるしね！

16時ごろ美容院にでも行ってこようとお出かけ。
Googleマップで目星をつけておいた美容院、徒歩10分程度。

現在可以洗髮嗎？と聞いて出来るよー、というアクションに招かれて中へ。小綺麗なお洒落美容院です。

レモン水をくれました。

日本では美容院に出来るだけ行きたくないのに、台湾では毎日でも行きたいのはシャンプーだけでも行けるし、その際のマッサージがやたらと強くて気持ちいいから！
頭を相当強く洗ってくれるし、マッサージ屋さんのマッサージより気持ちいいことも多い。そして、美容師さんによって同じ店でも方法が全然違ったり、不可解な内容のこともあってそれが楽しい。

今回はシャンプー前にブラシを使って頭皮のマッサージ。
さあシャンプーだ、と楽しみにしていたら、シャンプー台がマッサージ機でびっくり。そして軽く泡だてられたと思ったら、耳栓されてなんかカプセルみたいなのに入れられて機械シャンプー開始！

すっごく煩いし擽ったいし超変な格好だしで思わず笑ってたら、「リラックスしてください」と翻訳アプリで伝えられる。したいけど可笑しいんだよー、擽ったいよー！！

ということで、楽しみにしていたマッサージはほぼ無くその点ではちょっと残念でしたが、コテでくるっくるに巻いてくれてゴージャスな仕上がりは中々。台湾のシャンプー後のセットってとても丁寧で好きです。
これで199元、これは火通うよなあ…。でも台湾名物の爪まで使うようなハードなシャンプーもちょっと恋しい。

ホテルへと帰り、18時予約の夕食の店へ。
新北投の阿嬌的店、あちこちの雑誌やブログでよく見るここに今回行くしかないでしょう！ととても楽しみにしていたのです。

場所がマンションの4階。
これは絶対知らないとは入れない……！
中央にある入り口から入って、管理人さんにここに来たと伝えてエレベーターの4階をキーを使って押して貰えないとそもそもたどり着けない。
台湾のマンションの中って初めて歩いた…！

揚げる、炒めるという手法を使わず、蒸す、煮るだけで仕上げた台湾家庭料理を基にした創作料理はヘルシーで美味しい、と聞いていて期待が高まる。店内はレトロな雰囲気。

最初に少し甘さのある漢方茶が出て来て、それを飲みながら話していると。

日本語の雑誌の特集ページを出してくれた！
これと違う料理もあるものの、名物料理は説明がちゃんと載っているし、どんなものなのかよくわかってこれはとてもありがたいサービスでした。

魯肉飯のタレで煮た卵、と書いてあるしこの色なので味が濃いと思ってたのに、食べるとなんで？！塩気がすっごく薄い！あっさりで食べやすい。

りんごとカラスミ、きゅうりと海藻のマスタードソース和え。
これもとってもさっぱりでライトな味付け。まるで筋のようなちょっとムチっとした歯ざわりの海藻が美味しい。

3品目で出た、名物料理の瓢箪料理！
鶏出汁の濃厚なあんかけなのに、これも塩気がとっても薄く、さらっとお腹に入る。
冬瓜よりも柔らかく、ヘチマよりも形を保った硬さのある瓢箪は美味しい味は舌に残るのに胃に貯まらない。するっと食べられる。

大根とホタテ。
こっちは海鮮出汁で、海鮮の出汁ってそれだけで塩気が強いことが多いのになんでこんなに塩を感じないんだろう。中まで出汁がしみしみで大根はいい色になってるのに、全く味が濃くない。ホタテはむっちーんと甘い浅い火入れ。

豚アキレス腱の煮物。
これ滅茶苦茶おいしい！！
コラーゲンの塊なのに脂はほとんど落ちていて、とにかくむちむちっと粘るような食感が楽しめる。物足りなくならずに食べられるのに、野菜も美味しく食べられるのに、あっさりなのは本当、なんで？！

本日のスペシャル。
他で絶対食べられないもの。
その名も、魯肉飯。

何故に？！
魯肉飯なんて、台湾にくると毎回1度は食べてるのに、他と全く違う驚きの味でした。「店主が世界一美味しいと胸を張る魯肉飯」と雑誌に書いてあるけど本当だよ！

ジャスミンライスのようなパラパラっとしたご飯。強い香りは感じなかったけど、ジャスミンライスの仲間のよくアジアで食べられている種類の粘りの少ない米なのかも。または湯こぼしして炊いてるのかな。
それに塩気がないのに旨味たっぷりのタレと、コラーゲン！！！な肉が合わさってさらっとした食感も含めて食べたことのない味が出現。
これは他の魯肉飯と全然違う…。これだけまた食べたい……何度も食べたい…。

キノコと鶏のスープ。ちょっと陳皮が入っていたかな。
少し冷めてくるとあっという間にとろみがついて、唇がぺったりするくらいのコラーゲンっぷり。

温野菜で胃が軽く、暖かく、この凄まじいコラーゲンの波状攻撃。
お肌のハリと潤い命の大人女子殺しのコース構成ですまさに。クリーンヒット世代です。刺さりました。

デザートは白木耳と棗のスープ。
涼しく感じるさっぱりとした甘さ。

食べた直後はお腹いっぱいに感じるのに、1時間後はおちついて胃に負担がない、本当に素敵な食事でした。2人でビールを一本飲んで2790元。ちょっとお高めですが、納得、満足。

ホテルへと帰り、再び温泉に浸かってのんびりとする。
1日目は気が急いている感覚が抜けなかったけれど、今日になってやっと気持ちがお休みに慣れたように落ち着いてお風呂に浸かれるようになって嬉しい。
部屋付き温泉の贅沢感をたっぷり満喫。

3日目、お腹が空いて目が醒める。
なんて健康なんだ。さあ、朝ごはん。
元々朝を食べない家族は今日は睡眠優先で食べないということなので、1人で行って1時間近くかけてたっぷりのんびり楽しむ。
今日はスパニッシュオムレツとお粥に。

お粥は中華のさらさらしたものではなく、糊っぽい食感。
オムレツはやはり作り置きで硬かった。
うどんっぽい烏龍麺が一番美味しかった。包子も試してみたかったなあ。
珈琲を頼むと、昨日ミルクを入れていたのを見ていたのか何も言わずとも持ってきてくれる。さすが。
ビュッフェはパンやジュースの種類が変わっていたりといった小さな違いだけで概ね同じもの。牛肉湯がやっぱり美味しい。
今日は大好きなチーズとパンを取ってじっくり食べる。ホテルメイドのパンかなと期待したものの、ちょっとパサっとしたパン。ハードなパンはなく、どれもちょっと柔らかいもの。

台湾はハードなパンが少ない。高雄の世界一位を取った薔薇とライチのパンとかはとても美味しかったので、これからもっと出てくるのかもしれない。町のパン屋さんの台湾にしかないネギパンとかはそれはそれで結構好きだけど。

部屋に戻って再び温泉。
外はかなりの強風＆雨。
帰りの飛行機が遅いので、11時のチェックアウトを14時まで伸ばして滞在する。
今回はとにかく、ゆっくり、のんびりで。

タクシーで一度松山空港に荷物を置いてから、お土産の買い出し！

からすみを家族に頼まれていたものの、いつも買う迪化街は遠いためもう少し調べると伍宗行というお店を発見。ここも評判が良いので行ってみることに。
からすみの美味しさは大きさよりも厚み…！
100ｇ?450元、500元、700元と並んでいると500元を選ぶ自分が小市民だと思います。
美味しそうなのを選んで、そしたら気になるものが。
からすみふりかけ……！
我が家は家で日本酒を飲まないこともあり、自宅用には最近からすみを買っていなかったのだけれど、これは気になる！100ｇ?入って500元。結構高いです。美味しいといいなあ…！
この後、おにぎりにまずは入れてみたところやっぱり塊のようなねっちり感がないのがちょっと惜しい。カラスミパスタにして、オイリーさを足したら美味しくなりそうなので、残りはそっちで使おう。2回分はたっぷり使えそうで、なんせ使いやすいのはいいです。

これで物欲に火が付き、家に甜麺醤なかったんだよね…！から始まって調味料とビーフンを結構買い込む。横で店のおばちゃんが日本語で、「腐乳欲しいならこれ美味しい」とか「甜麺醤はこれ」とか言うので言われるまま。まずはお勧めにトライしましょう。家に帰ったら、教えて貰ったレシピで魯肉飯を作るんだ…！

そして、近くの老牌牛肉拉麵大王へ。
賑やかな城中市場の中にあるこの麺屋さん、にんにくがっつり肉味噌ジャージャン麺が美味しいと聞いてにんにく大好きな家族に食べさせたかったのです。
まさに市場の中の屋台っぽいローカルな店ながらも、何故か壁の装飾だけとっても豪華。かつ人気店らしい席数も多い。メニューも実は多い。

店先の滷味もすっごく美味しそう。
筋がぷるっぷる。
小菜のきゅうりもさっぱりしていて美味しい。

ジャージャン麺。

これ、滅茶苦茶おいしいっ！！！
昨日の脂を落とした料理とは真逆の、肉だぜにんにくだぜ！！と強い主張をしてくるとっても元気になりそうな味。いかにも街の市場っぽい。麺ももっちり腰がある！
台湾の麺はぱさっとしてるかコシがないかだと思ってたけど、今回の旅行で食べた麺はどれも美味しくて嬉しい。

にんにく大好きな家族は「うまっ！！！」と叫んで豆豉とラー油を足してかっ込む。私はお酢を入れてさっぱりと、ラー油も多め、豆豉少なめで調整。お酢入れるとよりさっぱりがっつりでものすごーーーく美味しい。
ああこの肉味噌、ご飯にかけて食べたい……。
パンチも効いているからか、小さいサイズのお椀でお腹苦しいほどいっぱい。これは絶対また食べたくなる。

店を出ると、すぐに豆花屋さんが。
ちょっとにんにくになってしまった口をここでさっぱりさせない？いいね！ということで即座る。

家族はいつもの紅豆豆花。
甘さかなり控えめ。
暖かいのを頼んだのもあって、ぜんざいっぽさ全開。
芋団とか白玉入れてもよかったね。

私もいつもの花生豆花。
豆花はクセの少ないつるっとした食感、花生はちょっと固め。で甘さが相当少なめ。

北投の豆花の方が美味しかったとか、比較すれば味の差はあるものの豆花はどこで食べてもそこそこ美味しいのが偉いと思う。

通りすがりに凄く人が入っていたパン屋と総菜屋が合体したような店舗があったので入ってみる。
パイナップルケーキもあったのでお土産をここで購入。パンのところで選んで買えるので、好きな種類と個数が選べるのがいい。箱、邪魔だしね。
パイナップルケーキ、クランベリーケーキ、土パイナップルケーキを合わせて買う。土パイナップルケーキは自分のぶんも。ちょっと酸っぱめが好き。

ここから空港へタクシーで回って、旅行終了。
たっぷりゆっくり休んで温泉入って、お土産もしっかり買って、かなり充実した旅行でした！北投、温泉だけじゃなくて楽しかった！