ザグレブに滞在してクロアチアを旅するアラ還女二人旅（前半）

2017/10/05 - 2017/10/11

仕事を長期に休めないので滞在時間を長くするため今回も往復はエミレーツ航空を利用しました。

旅程　
１日目　
１０月８日エミレーツ航空313便　羽田 00:30発 ドバイ 　　 06:45着
　　 129便　ドバイ 08:15発 ザグレブ　　12:20着

ザグレブ国際空港は小さくてかわいい。クーナの両替が日本でできないため今回初めてプリペイドのキャッシュカードを作り
入国してすぐのところにあるATMを利用しました。使い方はわかりやすかったのに、なぜかエラーメッセージが！友人の分も立てかえることになっていたので、あせってどうしようかと思いましたが、なんと書き写してきた暗証番号が間違えでした。入国してすぐ大騒ぎしてしまいました。

スーツケースがあるのでタクシーを利用。シェラトンホテルからは２５ユーロ位ときいていましたが、２７０クーナ。

渋滞があったので時間はかかりましたが、その後何回か車で空港まで往復した時と比べて直線距離の道でなかったような気もするのですが、メーター通りの料金です。

宿泊はシェラトンザグレブホテル

料金はbooking.comで予約していましたが、４泊目をプリトヴィツェに泊ることにしたとき、料金が同じだったので
シェラトンクラブに会員登録してシェラトンホテルグループのサイトから予約しました。
部屋は最上階にあるシェラトンクラブのフロアで、他の階の部屋より広く快適でした。
クラブフロアのエレベーターホールには、お菓子やジュース、フルーツが置いてありました。

ホテル到着後、ザグレブ旧市街見学

２日目
クロアチア野観光案内のサイト「クロたび」に載っていたブレッド湖とリュブリャナの日帰り個人ツアーで観光。

ホテル7:30発　　ブレッド湖着10:00 ブレッド城観光
リュブリャナ着　13:00 リュブリャナ城観光　　リュブリャナ発14:50 ホテル着　17:00


３日目
ﾍﾞﾙﾄﾗの空港配車でホテル　03:50出発

クロアチア航空660 05:50発でザグレブを発つはずが、まさかの到着地強風のためフライトキャンセル

650便　06:30発でスプリットへ。07:30ごろスプリット到着し１時間くらいでバスでドブロヴニクに向かうはずが、
バスの手配ができず、9:30に出発。

ドブロヴニク　バスターミナルに　13時ごろ到着。タクシー80クーナで旧市街。（こちらは運転手の言い値）

21:20発でドブロヴニクを出発するはずが、使用機材到着遅れで22:30ごろ出発。
ザグレブ　23:30着

ベルトラの配車でホテルへ戻る

４日目
シェラトンホテルをチェックアウト　スーツケースを預けて徒歩でバスターミナルへ　

12:30バスターミナル発　　プリトゥヴィツェ湖群国立公園へ到着

公園内の船を利用してP3まで行き、徒歩１５分　グリーンガーデンハウスに宿泊

５日目
グリーンガーデンハウス　チェックアウト　上湖群を散策後　14:45発のバスでザグレブバスターミナルへ

ザグレブ　シェラトンホテルにチェックイン

６日目
１２時にホテルをチェックアウト

タクシーでザグレブ国際空港へ

エミレーツ航空130便　ザグレブ　15:35発　　ドバイ　　23:05着

７日目　　　　　　　　ドバイ　　02:40発　　成田 17:25着

エリア ザグレブ(クロアチア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 2.5
• 交通: 3.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 高速・路線バス タクシー 徒歩 飛行機
• 航空会社: エミレーツ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

ザグレブ　シェラトンホテルのシェラトンクラブフロアの部屋からの眺め

最上階の６階。前に立つ建物で旧市街の高い建物しか見えないが残念。室内は他のフロアより広くて快適だった。

ザグレブ観光できるのはこの日と最終日しかないので、荷物を置いてすぐに徒歩で旧市街へ。シェラトンホテル周辺はあまり人が多くなかったけれど旧市街イェラチッチ総督広場付近は人も多く活気がある。

まずは坂を登って聖母被昇天大聖堂へ。

次は販売が終わってお掃除中の青果市場を通りTkalcica通り、Radiceva通りへ。レストランが立ち並び、おいしそうなにおいがする。
時間がないので写真を撮るだけなのが残念。

大勢の観光客が出で来る細い路地を入って行ったら、階段。登りきると教会の裏庭に出た。そこからザグレブの旧市街が一面見渡せた。

聖マルコ教会。もっと大きいかと思っていた。閉まっていて中に入れなかった。左側の建物が首相官邸。クロアチア滞在中の１０月８日はクロアチアの独立記念日で、この教会前の広場で様々なイベントがありテレビのニュースで放映されていた。

疲れたのとケーブルカーに載るための小銭がなかったので、ロトゥルシュチャク塔横のカフェで飲み物を飲んで一休み。

ケーブルカーに乗っている時間はあっという間。降りると目の前はイリツァ通り。

日本大使館近くのプルゲルで夕食。これはパプリカの肉詰め。

こちらはザグレブ風カツレツ。他にサラダを１つ頼み二人で分けていただきました。旅行に来て残念なのは、沢山食べられないこと。両方ともおいしかった。

翌日はブレッド湖に出かけるため朝が忙しいので、朝食用のパンを帰る途中のパン屋で買って帰りました。

２日目
今回の旅の準備のために熟読したwebサイト「クロたび」にあったザグレブツアーズ催行の「ブレッド湖&リュブリャナ/スロベニア日帰りプライベートツアー」に参加

１人180€×２人
ホテルロビーに7:30に迎えに来てもらいベンツのミニバンで出発。
ザグレブは土砂降り。渋滞のザグレブ中心地を過ぎると道路は空いていてすぐにスロベニアとの国境。国境を通過するときはパスポートチェック。

リュブリャナ通過中も雨。ところがブレッド湖に近づいてきたらこの天気！
ドライバー兼ガイドは、息子くらいの若い好青年。最初は私たちは拙い英語で必要なことしか話さなかったのですが、青年の明るい性格に影響され色々話をしました。現地に住む若い人と話したことは初めてだったので貴重な経験。とても楽しかった。

車が停められる撮影場所ということで立ち寄った湖畔から、ブレッド島の聖母被昇天教会を撮影。地面は乾いていてこのあたりは雨が降らなかった。

ブレッド城入城はツアーのコースに含まれていました。ここからの眺めは最高。

ガイド青年によると、クロアチアの人々もここへはバカンスで良く訪れるそうです。春から秋はハイキングや水上スポーツ、冬はゲレンデもありウインタースポーツを楽しむそうです。湖の周りはホテルやレストランが沢山あって芦ノ湖や山中湖みたいな雰囲気だった。

湖畔のカフェでご当地スイーツ　ブレイスカ・ケレムナ・レズィーナをいただく。これとコーヒーもツアー料金に含まれていました。
味は甘すぎず、日本人好み。量は多い。この後ザグレブに戻るまで、お腹が空かなかった。

いつも混んでいて時間がかかるそうですが、この日はすぐにオーダーを撮りに来てくれました。

ブレッド湖からリュブリャナへ。到着時は晴れていました。リュブリャニツァ川の水運で古くから栄えた街だそうで、雰囲気は春に訪れたフランスのストラスブールに似ているように感じました。中心部の地下駐車場に車を停め橋を渡って旧市街へ散策。川沿いの広場にある市場でガイド青年が焼き栗を買って味見させてくれました。

フランシスコ教会は外観を見ただけ。晴れて空が明るいこともありますが、建物が皆美しい。１泊してゆっくり散策したかった。

ケーブルカーでリュブリャナ城へ登ります。下から見上げた外観は古城ですが、中は結婚式場やカフェなどもあり市民のための施設という感じ。監獄だったころを再現している場所もあります。塔の上からは３６０度眺められたので登った甲斐があります。
帰りは栗の並木道を歩いて下りました。栗の実が沢山落ちていた。

山の上がリュブリャナ城。店が立ち並ぶ中を散策。ここで１時間でも自由時間が欲しかった。

ツアーを申し込むときに１８時にはホテルに戻りたいということをリクエストしました。結果、それが一番優先されたのだと思うのですが、友人と２人だけのツアーだったので、リュブリャナで自由に歩き回れる時間がほしいとリクエストしておけば良かったと思いました。ショッピングなどもしたかった。


渋滞に巻き込まれることもなくザグレブのシェラトンホテルには１７時前に到着。

せっかく早く戻れたので、ザグレブ中央駅まで徒歩で出かけて夕食を食べる店を探します。

ザグレブ中央駅から近いところにあったトミスラブで頼んだソーセージのソテー

きのこのリゾット
友人と二人で分けて食べます。お店はずっとおばあさんが一人でサービスしていました。
明日の朝は早いので早々に引き上げて休みます。

３日目
05:50発のドブロヴニク行きに乗るため、ベルトラで空港まで配車を頼みました。30ユーロ。pick upの時間は03:50。３時に起きて支度。クラブフロアにあったりんごを１個いただいて持って行きました。これが役に立った。

4:20ごろには空港に着いて、すぐチェックイン。出発ロビーにあるカフェで一息。
出発のスポットで待っていてもいっこうにボーディングのアナウンスがありません。そのうちクロアチア航空の職員がやってきて個別に何やら話しかけ、話の終わった人から別の場所に移動していきます？？？

私たちへの対応は最後で、なんとドブロヴニク空港強風のためフライトキャンセル！スプリット行きの便に変更すればバスを手配するとのこと。日帰りなのに！

昼ごろにはドブロヴニクに到着するというので、私たちもスプリット行きに搭乗。スプリットもかなり風が強く到着前かなり揺れました。

スプリットの空港
7:30ごろ到着。日本だったら案内の係員がいそうですが、出口から出ても誰もいません。クロアチア航空のブースに行って尋ねるとバスの時間がわかるまで待つように言われる。色々な人が聞きに行き、そのたびに言う内容がかわってくる？

だんだん同じ目的地の人の顔がわかってきて、皆で情報を交換。日本人の７人のシニア男性グループと一人旅男性がいてちょっと心強い。

インド人カップルにタクシーで一緒に行く人を探していると言われたが、ちょっと払いきれないのでひたすら待つ。

12時ごろ出発かもしれないと言われて、どうしようかと思っていたら、「そんなに遅いなら運賃を返せ」と言った人達がいてくれたためか到着２時間ごの9:30に出発が決まった。決まったのは8:30.

土曜日だし運転手の手配ができなかったのでしょうね。

でもこの経験で何も言わずにただ待ってたらいけないんだと学びました。

出発時間が決まったのでようやく落ち着いて空港に一つだけあるセルフサービスカフェで朝食。３時に起きて５時間半経っていました。その間空腹でホテルからもってきたりんごを食べることができて良かった。

日本人の他の旅行者たちともお話をしました。

予想外のバスの旅。ハイウェイの間はずっと石灰岩の山。大きな木はあまりありません。

昔ギリシャをバスで旅した時の景色と似ている感じ。

ボスニア・ヘルツェゴヴィナの国境ネウムを通過した後休憩したドライブインのような店からの景色。

ドブロヴニク滞在が短くなった替わりにドライブしたと思うことに。

13:30にドブロヴニクバスターミナルに到着。
ターミナルから旧市街への行き方は、バスの中で調べたが路線バスを待つ時間ももったいなくて、目の前に停まっていたタクシーと交渉して80クーナで旧市街へ。

ドブロヴニクカードを日本で買っていたが、半日では使いこなせなかった。

まずは城壁歩き。フライトキャンセルになるくらいの強風なので、海側は気をつけないと持っている物が飛ばされそう。

途中のカフェで休んでいる人が羨ましい。

クルーズもしたかった。残念。

途中かなりきつい階段もあった。
基礎体力を付けておかないと旅行は楽しめない。

城壁歩きが終わったところで、ジェラート。
友人はダブル！

城壁歩きの次は、フランシスコ会修道院、聖ヴラホ教会、聖母被昇天大聖堂、聖イグナチオ教会と見学。結婚式を２つ見た。

新郎新婦を先頭に参列者が歌を歌いながら並んで教会に向かって歩いていく。

17:30に予約していたレストランプロトの時間を早くしてもらい16:45から夕食。（昼食は食べていない）
予約していたテラス席は１番乗り。

二人とも魚介類が好きなので色々頼んだら、多すぎると店の人に言われてしまった。

結局頼んだのは、本日の魚のグリル。

トリュフのフィットチーネ。
二人で分けていただいた。これにビールと白ワインで満腹。

もう少し量が少なくて色々食べられると楽しいのだが。

以前バルセロナでセットになっているコース料理を食べたときは、前菜とスープで満腹になり、メインディッシュとデザートが食べられなかった。

夕食を早い時間に変更したのは、ロープウェイに乗ってスルジ山の上に行きたかったから。
空港行きのバスチケットを買ったときに、待ち時間に行かれそうか聞いてみたら無理と言われ、徒歩で行かれるところまで登って夜景を眺める。

スルジ山は行きたかった。やはり１泊したかった。ただ私たちの滞在中の航空便はどれも混んでいて、日帰りしか選択肢がなかった。
フライトも少ないので、やはり早めに計画を立てないと。２か月前では厳しかった。

空港には早く着いたのに、使用機材到着遅れで帰りの便は１時間遅れで到着。
しかし文字だけの表示で、どのくらい遅れるかのアナウンスは無い。出発ロビーにはクロアチア航空の職員は誰もいない！ただ待つだけ。

ザグレブに到着したのは23:30。急いで到着ロビーに出ると、ﾍﾞﾙﾄﾗの配車の運転手さんが待っていてくれて嬉しかった。
こんな深夜なのに、初日ザグレブに到着した時よりずっと安い料金に感激して（定額で予約時に支払うので）チップをはずんでしまった。

長い１日。配車を往復頼んでいて本当に良かった。