2016/02/18 - 2016/02/19
529位(同エリア1730件中)
あおしさん
ロードス島、クレタ島と回ってアテネに到着。
アテネは実に30年ぶり。
当時はエジプトに行く途中で半日だけだったけど、今回は明日の昼の日本への帰国便に乗るまで1日半の予定。
まずはアテネといえばアクロポリス一帯から周ることにしました。
動画も撮りました
https://www.youtube.com/watch?v=JlJwdryDWmk
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
まず、1日目(2月18日)。
ホテルのあるアテネの中心・シンタグマ広場を9時半にスタート。
シンタグマ広場からアクロポリスへ向かう一帯はブラカ地区と言われて、いかにもアテネの風情のある街です。
30年前の学生時代、初めて海外旅行で歩いた街がこのアテネ。
当時は実に新鮮な気分でこの街を歩いたことでしょう。アテネの中心 by あおしさんシンタグマ広場 広場・公園
-
街の中からアクロポリスが見えてきました。
実に高台にアクロポリスはあります。 -
少々入り口をみつけるのに手間取ったが、まずはアクロポリスへ。
中学高校の世界史では、古代ギリシア時代の象徴として必ず出てくる場所ですが、私の世代だと「聖闘士星矢」のイメージが強いと思います。
というわけで、頭の中で「星矢」の歌を歌いながら、アクロポリスを登っていきます。
まずは前門。
「星矢」で言えば黄金聖闘士が守っている12宮のイメージです。アテネの、古代ギリシアのシンボル by あおしさんアテネのアクロポリス 史跡・遺跡
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前門を抜けると、アクロポリスの頂上。
アテネの、古代ギリシアのシンボル・パルテノン神殿があります。
まさに「星矢」の世界!「ペガサス流星拳~!!!」 -
パルテノン神殿はギリシア12神の1人で女神アテナを祭った神殿。
アテナは処女神だったので、「処女宮」とも呼ばれます。
2500年の歴史で何度も破壊されており、いわば廃墟のような状態ですが、これだけ残っているだけでも十分。 -
女神アテナは大変気が強かった女性で父である主神ゼウスでさえおびえたほど。
一方で、メデューサを倒し王女アンドロメダを救ったペルセウスや「トロイの木馬」を考え出したオデュッセウスなど勇敢な青年は好みのようで、まあ、理想が高い女性だったのでしょう。
あちこちの男性を誘惑するアフロデイーテ(ヴィーナス)とは正反対の女神です。 -
ドーリア式だったか、真ん中が膨れる太い柱。
上の三角部分には彫像も多くあったようです。 -
このアクロポリスにはかつてはたくさんの神殿やかつては「星矢」に出てくるような巨大なアテナ像があったそうですが、今は残ってるのはパルテノン神殿ともう1つの小さな神殿だけ。
少女を柱にしたこれも「星矢」でエンディングなどたびたび出てくる神殿です。
「あ~、明日の~、空は~、ブル~ウ♪」
青い空、碧い海、まさにギリシアは「ブルー」の国。
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アクロポリスから見るアテナ市街。
高台にあるからとても景色がいいです。
前に見える山はアテネで一番高いリカヴィトスの山アクロポリス 展望台 史跡・遺跡
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天気もよくて、とても雰囲気のいい場所なので、1時間ほどぼーっと神殿を眺めてから、今度はアクロポリスを降りて、周りの遺跡へ。
まずは古代ギリシアで始まった演劇が行なわれていた劇場。
ここも廃墟のような感じですが、ぼーっとするにはいい場所です。 -
みなさん、ぼーっとして日向ぼっこを楽しんでいました。
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アクロポリスの隣にある古代アゴラ。
アクロポリスが神殿なら、ここは政治生活の中心場所。
ほとんど廃墟ばかりだけど、歴史に興味がある人にはアクロポリスより興味がわく場所かも。ここもアテネの必見のスポット by あおしさん古代アゴラ 史跡・遺跡
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アテネ王・テーセウスを祭った神殿。
パルテノン神殿は途中で破壊、再建されたりして、古代ギリシア時代のモノではないけど、こちらは古代ギリシア時代から2500年生き残ってきた神殿で大変貴重なものです。
ソクラテスが仕事もせず、道を歩く人をつかまえては、わけのわからないこと(その後哲学とされる)をふっかけてたのはここ。
奥さんはそんなソクラテスに不満で水をぶっかけたりして、「世界3大悪妻」として歴史に名を残したが、こんな亭主を持ったら誰でも悪妻になるかもしれません。 -
テーセウス神殿から見る古代アゴラ。
アクロポリスの下で、ここで左派の人があこがれる全市民参加して政策決定を行なう市民集会が行なわれたり、市場があって、生活品を購入したりしたところです。 -
アゴラの近くにあるローマ帝国皇帝ハドリアヌスの作った図書館。
「テルマエ ロマエ」にも登場するハドリアヌスは大変なギリシア好きで、ギリシア人の真似をして美少年を愛人にしたり(漫画では出てたが、映画では出ていなかった)、多くの建物をアテネに寄進した皇帝でした。 -
いったん4時過ぎにホテルに戻って、ちょっとお昼寝をして、再度夜のアテネ市内へ。
本当は夕焼けのアテネを見たかったけど、曇りになってしまいました。
今回の旅行は飛行機の時間が軒並み夕方だったので、夕焼け、夕日を見れなかったのは残念。
アクロポリスはライト・アップされていて、とても美しい。 -
ブラカ地区をぶらぶらと散歩しながら、見つけた「タベルナ」でギリシア料理を
魚を食べたかったのだけど、アテネでは肉より魚の方がはるかに値段が高かったので、結局魚は断念。 -
ギリシア料理名物「サガナキ」
チーズと卵をオリーブオイルで焼いたもの。
チーズ入りの目玉焼きみたいなものです。 -
アテネ2日目(2月19日)
今日は日本への帰国日。
午後3時の飛行機の時間まで街をぶらぶらと。
アテネの市場です。
市場はその町の一番活気を感じるところなので、必ず行くようにしています。 -
オモニア広場
不法入国者が集まり、治安が特に悪いとされるところです。
確かにアラブ系の人が多く、ちょっと雰囲気が悪かった。雰囲気はあまりよくないです by あおしさんオモニア広場 広場・公園
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アテネ国立考古博物館
教科書などでおなじみの古代ギリシアの作品が多く展示されているところです。 -
アガメムノンの黄金のマスク。紀元前1500年ごろのもの です。
アガメムノンはミケーネの王で、勇者アキレス、「トロイの木馬」を考え出したオデュッセウスなど率いてトロイ戦争を始めた王。
10年もかかってトロイを滅ぼしたが、帰国後、妻とその愛人に暗殺されてしまったとされています。 -
ポセイドン像
主神ゼウスの弟で、海をつかさどる神。
「ポセーイドンは海をゆけー♪」(この曲がわかる人は相当の年です) -
アテナ像
アテナは鎧を来た女性として表現されます。
「星矢」でもおなじみ -
アフロディーテ像(英語ではヴィーナス)
アフロディーテは裸の女性として表現されます。
有名な「ミロのヴィーナス」はもう少し後の時代に作られました。 -
アテネでは日本では40年前には無くなってしまったトロリーバスが健在 です。
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モナスティラキ広場
遠くにアクロポリスが見えるのが絵になるので、ガイドブックなどによく使われる場所 です。モナスティラキ駅 (地下鉄) 駅
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ヨーロッパと言えばカフェー
バックにアクロポリスが見えるのはとても絵になる光景です。
でも路上不法占拠のような気も -
アテネではよくみられるクルーリー(ドーナツ型のパン)の屋台
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クルーリーはこれ。
わたしも1つ買ってかじりながら街歩き -
空港行のバスの乗るためシンタグマ広場に戻ってきました。
シンタグマ広場の前の国会議事堂前ではちょうど12時からの衛兵交代をやっていました。
シンタグマから地下鉄で60分でアテネ空港へ。
15時35分のドバイ行に乗ること、4時間。
ドバイで夜10時から待つこと5時間。
ドバイを夜中2時55分に出発して、10時間かけて成田に夕方6時前。
帰国後はしばらく時差ボケに苦しめられました。
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