2014/09/20 - 2014/09/25
20位(同エリア46件中)
キムチさん
遅めの夏季休暇でアルジェリアに行って来ました。
大学時代は地理学科に所属し、イスラム圏の暮らし、文化について勉強していたこともあり、中東、アフリカのイスラム圏に興味をもっており、いつか行ってみたいと漠然と思っていた。
2012年のロンドンオリンピックの際にロンドンへ行ったときに知り合いになったロンドン在住の日本人Nさんに会いの誘いで2014年9月20日にトラファルガー広場で開催されたジャパン祭りに参加する目的でロンドンに行く予定をしていたので、代休をくっつけて8連休にしてロンドンの後でアルジェリアに行く計画を立てました。
アルジェリアを選んだ理由はアフリカにも行きたいし、アラブにも行きたいと思い、中東、アフリカ両方の雰囲気が味わえる場所といえば思いあたるのは北アフリカ。
北アフリカでもエジプト、モロッコ、チュニジアはメジャーすぎるし、リビアは戦争状態、ということで消去法でアルジェリアという考えに至りました。
アルジェリアというと1990年代の内戦や、アフリカのアルカイダの本部がある国、2013年1月の人質事件などにより危険な国というイメージをもつ人が非常に多く、職場の人や、友人にアルジェリアに行くというと、大丈夫なの?なんでまたテロの国に行くの?死ぬなよと言われたり非常に心配されました。アルジェリアといえばテロも起きていてイスラム過激派も国内に多数いる。しかしそれは全土ではなく極限られた地域ということ。
たびたびテロや外国人誘拐が起こっている地域はリビア、マリなどの南部国境地帯と、東部の一部地域の山岳、森林地帯に限られる。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 飛行機
- 航空会社
- ブリティッシュエアウェイズ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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実際に自分がアルジェにいた日に東部のティジウズ県の山岳地帯でフランス人の山岳ガイドがISに誘拐されて殺される事件が発生していた。
首都アルジェを含む大都市、観光地は一般的に安全といわれている。
日本の外務省の渡航情報では首都アルジェを除くほとんどの地域がレベル2以上なのが気になりますが -
イギリス外務省の情報は緩やかで北中部は殆どグリーンで旅行しても問題なしになっている。
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アルジェリアは先進国しか行ったことのない自分にとって初一人旅、初イスラム圏、初アフリカ、初途上国と何かと初ばかりでした。
アルジェリアは内戦が勃発する前はモロッコ、チュニジアと一緒になったマグレブ3国版として地球の歩き方も発行されていたみたいですが、1992年の内戦勃発後に廃刊になり、2005年くらいに観光誘致が再開されたようですが、ガイドブックを調べてもなかなか出てきませ調べるだけ調べて出てきたのが大塚さんという方が個人で書いた本、写真ばかりで地図などが殆ど載っていませんでしたが、重宝しました。
アマゾンで2000円程で購入しました。
次なる難関がビザ、ネットで調べると現地ホテルからオーナーのサイン入りの全日程分のホテル確認書と英文の日程表が必要という話で相当面倒くさそうでしたが、大使館に電話で問い合わせするとインターネットで取った確認書で良いとのこと。
ガルダイア以南に行く場合はビザは1ヶ月前に申請しろということでしたが、当時はまだ旅慣れしていなかったこともありアルジェと周辺のローマ遺跡のみという無理のない日程にしました。北部だけであればビザは2日で取れるという話でした。
日程表はエクセルで適当に作って、ホテルはhotels.comからアルジェのホテルを取って予約確認メールを印刷して持参しました。2日という話でしたが10日後以降に取りにこいとのこと。
出発5日前に無事に受け取りました。
日程
2014年9月
21(日)ロンドンガトウィック~アルジェ
22(月)アルジェ
23(火)アルジェ~ティパサ~アルジェ
24(水)アルジェ~ロンドンガトウィック
25(木)ロンドン~羽田
9/20(土)
ロンドンでの用事を終え、20時過ぎにビクトリア駅から電車でガトウィックエクスプレスでガトウィック空港駅へ、約40分で着。
ガトウィック空港からタクシーで今夜の宿、事前にネット予約したガトウィックベルモントホテルへ、朝食込み約6500円 そのまま就寝。
21(日)
ホテルから送迎6ポンド2014年当時約1080円でガトウィック空港northターミナルへ、ブリティッシュエアウェイズ10:30発アルジェ行き。
アルジェまで約2時30分の予定でしたが、1時間遅れの14時にアルジェ、ウアリブーメディアン空港着。 -
両替所で現地通貨アルジェリアディナールに両替、200ユーロが22000DAに、アルジェリアディナールは国外持ち出し禁止、出国時にディナールを持ってないかチェックされる。両替の際に渡される両替証明書は出国時にチェックされることもあり、金額が合わないと闇両替をしたと疑われ、トラブルになり出国できないこともあるらしいが、チェックはされなかった。
ってかお札がテープでつぎはぎしてある(笑) -
空港の外に出ると結構蒸し暑い。
タクシーで事前にネット予約したアルジェ中心市街地にある1泊約6500円のsamirHOTELへ、
タクシー代1600DA、渋滞が酷く距離は10km程だが到着に1時間近く掛かった。 -
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ホテルは朝食込み、トイレ、シャワー付き、ホテルにチェックイン後は早速町歩きへ出発。
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アルジェはアフリカのパリといわれるのに相応しいほど、街並みはヨーロッパ風でアフリカとは思えない美しい景観になっている。
地中海を背景に青い手すりのバルコニーが映える白い建物と、重厚なアーケードが軒を連ねている。 -
アルジェリアといえば前年に起きた人質事件や、テロ、外国人誘拐といった噂が絶えない、外を歩くのも少し怖かったためモロッコに行った友人から貰ったターバンもどきを巻いてサングラスをかけて外国人だと分からないようにしていったつもりが余計に目立ってしまいすれ違う人全員にジロジロ見られる。
完全に逆効果だったため直ぐに外した。この国では東洋人は珍しいのか想像以上に目立つ。「ニーハオ」とか「こんにちは」とか100m歩けば5人くらいに声をかけられる。
歩き初めて1時間もたたないうちに土砂降りの雨が降ってきた。 -
雷まで鳴り始めたので商店街の軒下で雨宿りをしていると目の前の文房具屋のおじさん(写真)に声をかけられて、どこから来たのと聞かれ、日本ですと言うと welcome to algeriaと歓迎の言葉を受けた。おじさんは日本のことについて興味津々で、雨が止むまで家で雨宿りしていきなさいといってくれコーヒーをご馳走してくれた。アルジェリア人親切です。来る前は怖いイメージだったこの国、初日から大好きになりました。1時間半程したら雨も止んで暗くなったのでこの日はホテルに戻る。
22(月)
この日は8時起床で朝食。 -
メニューはフランスパンにクロワッサンにカフェラテ、オレンジジュースが付いただけのシンプルなもの。アルジェリアホテルのグレードを問わず朝食メニューはたいがい同じようだ。
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食後街を散策に出かける。海沿いにでてみたがゴミだらけで非常にきたない。
テロ警戒の目的もあって、数十mおきに警察官が立っており心強い。 -
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港の周りにはエキゾチックな風景が漂っており、港に沿うようにフランス風の建物が並ぶ。
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美しい外観の中央郵便局、フランス統治時代に建てらた町のランドマーク的なものでもある。
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町の中心となっているポルトサイード広場?
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路上で靴や雑貨などを売る露天が並んでいる。
カフェではコーヒーを飲みながら読書する人の姿があり、狭い通りでは子供たちがサッカーをしている。その間を車がクラクションを鳴らしながら通り過ぎる。 -
しばらく歩いたら海沿いのレストランで食事、初のアルジェリアめし、海沿いにいるのになぜか魚でなくチキンを頼んでしまった。ミネラルウォーター付きで500DA。チキンが美味い。
食後はカスバに行こうと思ったけど、高温多湿な気候で思ったよりも体力の消費が激しいため、スーパーで飲み物を購入した後、一度休憩しにホテルに戻った。
2時間程度昼寝をした後、カスバに向かった。 -
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地中海を見下ろす小高い丘の斜面にはりつくよつに広がる古い町並みの世界遺産旧市街カスバ。16世紀にオスマン帝国の要塞として築かれた。
カスバとはアラビア語で「要塞」という意味らしい、映画「望郷」の舞台の舞台になり世界的にも有名になった。1962年のアルジェリア独立戦争の中心地でもある。 -
建物の間をぬうように細い路地が入り組んで迷路のようになっており、中世のアラブの世界に誘ってくれる。
急勾配の坂や階段は外敵を寄せ付けないまさに要塞となってる。 -
カスバ内はあちこちに泉がありモスクでの御祈りの前に身を清める場所としても利用されている。
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カスバ内にある伝統工芸博物館へ、見学料100DA、館内は撮影禁止で尚且つ職員がついてきて見張っているので残念ながら写真はとれず。
とりあえずパンフレットのみ撮影。 -
博物館をでると学校帰りの小学生?くらいの子供たちに囲まれ芸能人扱い。
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カスバの頂上から地中海を眺める。
暗くなる前にカスバを後にする。
ホテルに戻りカスバに一人で行ったことをホテルの人に話したら危ないから駄目だよと怒られました。
カスバは風情あるエリアですが、昼間でも薄暗く、一部スラム化しており治安が悪いため、本来は事前に観光協会を通じて警察署で手続きしてから警察署同伴でないと観光してはいけないことになっているみたいです。
今回何事もなかったのは単に運が良かっただけかもしれませんが推奨は出来ませんので、今後行こうと思っている方は自己責任でお願いします。
23(火)
食後ホテルを出発してローマ遺跡がある地中海沿いの都市ティパサに行くため、海沿いのバスターミナルへ向かう。 -
町はどこもゴミが散乱していて汚い。バスはオンボロな車体が多く、壊れる限界まで使用しているようだった。
バスには行き先も書いておらず、どれに乗ればいいのか全く見当もつかない。近くのアルジェリア人の青年にティパサに行きたいというと、このバスターミナルは直通バスはないということで、1回乗り継ぎする必要があるとのこと言った料金は200DAと安い。
ティパサ方面に行く同じバスに乗るおじさんとバスの料金徴収の人に、この日本人を案内してやってくれと言った。困っていると向こうから話かけてくれて周りを巻き込んででも助けてくれる。国際テロ組織の本部がある国とは対照的に人は凄く優しい。日本での情報は何と思いました。
バスの車内では警察官だという同い年くらいの青年とお話し、アルジェからバスで海岸線を約1時間半走ると港町ティパサへ到着。 -
ティパサはアルジェと違いこじんまりした港町で入り組んだ海岸の丘にティパサ遺跡がある。
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着いたら先ずは腹ごしらえ。焼いた白身魚とポテト、フランスパン食べ放題と食後のデザート付きで900DA
白身魚は味が薄くて美味しいとはいえない。
お腹がいっぱいになったところでいよいよ世界遺産ティパサ遺跡へ、入り口にいたセキュリティ?のおじさんに入場料30DAを払う。 -
とりあえずセキュリティのおじさん達と記念撮影。
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左の写真のおじさんが遺跡内を案内してくれた。
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ローマ帝国時代の高級住居跡。
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魚醤を製造していた工場の跡地。
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博物館内のモザイク画。描かれている魚はキリスト教のシンボルらしい。
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雨水を貯めるための水路の跡。
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途中、欧米人観光客のおばさんに会ったので一緒に記念撮影。
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水道橋のアーチの前で記念撮影。
一通り遺跡を見て回ったら他のセキュリティの人たちがお茶を飲みながら休憩していたので、一緒にお茶を飲みながらしばらくおしゃべり。
帰りはバスで帰る予定だったけど、セキュリティのおじさんが知り合いのタクシーを呼んでくれた。ホテルまで2000DAで送ってくれるらしい。
頼んでもいなかったんだけど、人の親切は受け取ることにした。2000DAだったらアルジェ空港~市街地までの料金より多少高いくらいだから、ティパサ~アルジェまでの約70kmの距離だったら赤字になるくらいの格安価格だ!
30分程でタクシー到着。欧米人のおばさんもアルジェ市内に宿があるらしく同乗、アルジェのホテルまで1時間程で到着。
イタリア人のおばさんが料金を半額1000DA出してくれたので1000DAのみお支払い。
既に暗くなってたのでファーストフード店でピザを食べてホテルに戻り就寝。
24(水)
最終日は朝8時に起床、ホテルをチェックアウト後、タクシーでアルジェ中心部から南に5kmの高台にある独立記念塔へ向かう。 -
高さ92mを誇る独立記念塔はアルジェリア独立20周年を記念して、独立戦争で命を落とした殉教者のために建てられたもので1986年に完成したらしい。
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さらに階段を上に上るとアルジェ全体を見渡せる綺麗な景色が見られれる。
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マーケットも賑やかで観光客目当てのお土産屋さんも並ぶ。
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花火を売っている露店のお兄ちゃんたちが写真撮ってくれと寄ってくる。
花火を1袋、500DAで半強制的に買わされた。
機内に持ち込めないので結局はゴミになるはめに-_-b -
最後に職場へのばら撒き土産にデーツを買って帰る。1kg入800DA×3=2400DA
フライトの3時間になったのでタクシーで空港へ戻り13:40のブリティッシュエアウェイズロンドンガトウィック空港行きでアルジェリア出国。
16:40にロンドンガトウィック空港到着。
ヒースロー空港へ移動し、23:40羽田行きにのり、翌日20:10羽田着。
今回の旅は初めての一人旅であり、行く前は無事に帰国できるか不安が大きかったですが、多くの現地人の優しさに触れ、忘れられない旅になりました。
現地人の助けがあったからこそ無事に旅を終えることができたんだと思えます。イスラムに対するイメージもガラリと変わりました。アルジェリア本当にいい国です。
今回の旅では物足りず翌年は南部(サハラ砂漠)の都市に行くことになります。
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