休日午後の散歩・歴史を感じに久里浜まで

2017/10/09 - 2017/10/09

10月3連休最後の日は素晴らしい秋晴れでした。午後からふらりと電車に乗って三浦半島先端にある久里浜まで。東京湾の入口にもなり対岸の房総半島との距離も身近くフェリーで房総半島との要衝の地。それにもましてここが有名になったのは1853年7月8日のペリー提督率いる米艦隊が大統領の親書をもってやってきた黒船騒動によるものです。日本の外交政策が鎖国から開国になってそのご激動の幕末明治維新そしてその後の近代化へのきっかけの舞台となった地です。
それだけの地ですが大きな石碑があるものの普通の公園で記念館も比較的コンパクトな感じでした。ですがこの地の持つ歴史的な意味を後世に確実に伝えていると思いました。大東亜戦争の末期にはこの碑が敵を讃えているとされて引き倒されたそうです。坊主にくければ袈裟までの典型的な話ですね。ペリー提督ばかりがクローズアップされていますが日本側の人たちも頑張ったという事実を知らないといけないと思いました。
駅から片道20分のところでちょっとした散歩には適した場所です。砂浜でのんびり海を眺めるものいいでしょうね。次はそんな準備をしてやってこようと思いました。

エリア 三浦海岸・三崎(神奈川)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: JRローカル 私鉄 徒歩

京浜急行で京急久里浜まで。横浜から沿岸を京急は走っています。横須賀はかなり内陸を走り三浦半島西側の鎌倉から横須賀に向かいます。

京急久里浜駅 駅

駅から真っ直ぐ一本道を20分位歩くと海に出ます。ここが1853年黒船来航の地です。ここが砂浜であったことから接岸できないので隣の浦賀に誘導したそうです。

ここ久里浜は房総半島金谷までフェリー乗り場があります。丁度フェリーが出港するところです。

ほぼ1時間毎に両港から出港して40分ほどの航海になるようです。

対岸の房総半島が見えました。ものすごく近く感じます。

海岸にある案内です。

やっぱり温暖な場所のようです。

砂浜の反対側にペリー公園があります。

ペリー記念館 美術館・博物館

大きな記念碑の隣にある説明碑です。

伊藤博文の書とのことでした。対米戦争中に引き倒され戦後修復されたそうです。その修復が1945年11月との事ですがその迅速さはマンガ並みかと。ただやはり歴史上も外交上もおおいに意義のある史跡ですのでこれからも大切にしていきたいですね。

ペリー記念館が公園の傍らにあります。
入場無料の気軽に入れる建物です。やはりこういう場所には必要です。

http://www.city.yokosuka.kanagawa.jp/4130/sisetu/fc00000442.html

また駅まで20分ほどの散歩。途中釣り船のお店でしょうか太刀魚をクーラーから開けている人を何人か見かけました。

京急久里浜までのつもりでしたが曲がるところをまちがえて線路をくぐってしまいました。ＪＲ久里浜駅が花壇の向こうにありました。

久里浜駅 駅

京急久里浜から一路横須賀に向かいました。

京急久里浜駅 駅