2017.09 東国三社参り「息栖神社」と佐原散策

2017/09/19 - 2017/09/19

東国三社参り その2

「香取神宮」「鹿島神宮」「息栖神社」は東国三社と呼ばれていて、これら三社を参拝する『東国三社参り』は難しい交渉事を成し遂げた祭神たちのご利益にあやかり、大願成就が叶うといわれているそうで、伊勢神宮を一度参拝したのと同じ御利益が得られるとか
前回香取神宮と鹿島神宮へ参拝し、今回「息栖神社」へ参拝してきたので、東国三社参りできました。願うは家族の健康のみです
帰りに佐原へ寄り道し、水郷の町を散策してきました。伊能忠敬旧宅やジャージャー橋を眺め、小江戸佐原を堪能してきました

エリア 香取・佐原(千葉)

前日「香取神宮」「鹿島神宮」へ参拝したので、「息栖神社」へ参拝し、東国三社参り完遂しました

こちらは二ノ鳥居

息栖神社は井戸が御神体の神社

二ノ鳥居からご神門まで石灯篭が沢山
その奥左手にある手水舎は一ノ鳥居横にある、忍潮井から引いているそうです

朱色の神門から正面に本殿を見ることができます。神様が通る道"正中"を通らないように左側を静々と参ります

本殿でお参りし、御朱印をいただきました

息栖神社の御朱印

祭礼の際「力石」で若者達が力比べをした
神様の前で体と精神を鍛えるために行われたそうです

参道横に稲荷神社があり、お狐様さんが赤いほっかむりをしていました

一ノ鳥居の両脇に湧く「忍潮井」は、伊勢の明星井と伏見の直井とともに日本三霊水の一つ

鳥居の左右に井戸があり男瓶と女瓶という瓶の中から泉が湧き出しています

天気の良い日でしたので、運良く瓶を見ることができました

こちらの一ノ鳥居は二ノ鳥居から少し離れていますが、パワースポットなので必ず訪れてほしいと思います

前日香取神宮へ行く際、佐原の街並みを通り過ぎただけだったことを後悔していので、帰り際立ち寄りました

伊能忠敬旧宅
無料で見学できます

佐原の有力な家の一つであり、酒造業や米穀売買業などを営んでいた伊能家に忠敬は17歳で婿養子に入り、50歳まで暮らした家

店舗には帳場と奥に座敷があり

その横には炊事場がありました

傾斜と高度を計測する為の象限儀(右)
方角を求める半円方位盤(左)

忠敬が設計されたとされる書院

伊能忠敬が足かけ17年をかけて全国を測量し『大日本沿海輿地全図』を完成させたと伝えられていますが、実は忠敬は志し半ばで病死。弟子たちは“この地図は伊能忠敬が作ったもの”と世間に伝える為に、その死を伏せて、忠敬の死から３年後弟子達により地図が完成し、幕府に献上されたそう

小野川に面した伊能忠敬旧宅の正面には「だし」と呼ばれる荷揚げ場がありました

伊能忠敬旧宅前にある小野川に架かる樋橋は灌漑用水を東岸から西岸に送る為、木製の大きな樋を作り架けたもの
大樋で造られたので「樋橋」と言い、大樋から水がジャージャーと流れ落ちていたので、別名「ジャージャー橋」とも呼ばれていました

「珈琲遅歩庵いのう」は伊能忠敬記念館のすぐ近くにある伊能家17代目経営のカフェで、東京バンドワゴンの撮影場所で撮影小物を店舗に残してあるそう

関東地方で初めて「重要伝統的建造物群保存地区」に選定された江戸風情が残る町並み

忠敬橋の上には象限儀のオブジェ

街頭も素敵^ ^

町並みはタイムスリップしたよう

小野川沿いのしだれ柳が良い雰囲気

「小江戸さわら舟めぐり」もできます
舟から町並みを見上げるのも良さそうですね^ ^

今回私は車で行ったので、佐原市のホームページで無料の駐車場を検索して向かいました。
電車で行く場合は本数が少ないので、時刻表確認を忘れずに…

最後までご覧くださいまして、ありがとうございました