2017/09/23 - 2017/09/24
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はなまりんさん
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暑かった夏がやっと勢いを緩め、秋風が立ち始めました。温泉の恋しい季節です。頃は秋分、思い立って、那須高原に温泉を訪ねました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- レンタカー JALグループ 新幹線 スターフライヤー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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2017年9月23日、東京駅10:12発の新幹線やまびこ207号仙台行で那須塩原に向かいます。
東京駅 駅
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出発まで通路の椅子で待っていると、向かいの人の足元をなにやら動き回るものが…
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あらま、鳩じゃありませんか!
勝手知ったるという感じで、人混みの中をちょこちょこと歩き回っています。ここにどうやった入ったんだろう?もしかしたら東京駅に住みついてるのかも!?
たくましいなあ! -
列車が入って来ました。やまびこ号はカラフルで明るい車体。
列車に乗り込むのって、ワクワクしますよね??
旅に出るぞ~~ って感じで ヽ(^o^)丿 -
やまびこは1時間ちょっとで那須塩原駅に到着 11:21。
新幹線のおかげで、あっという間に那須高原にやって来れます。那須塩原駅 駅
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今回はJRのレール&レンタカーを利用しました。
塩原駅のエスカレーターを降りた先に店舗があります。 -
今回のドライブコース。
赤線が一日目。黒線が二日目。緑の囲いが立ち寄り先です。記憶があいまいな所もあり、正確とは言えないかもですが… -
出発!!
事前のリサーチで、この辺りにトラピスト修道院があり、手作りのとても美味しいガレットというお菓子を販売しているという情報を見つけていたので、一番にそこへ行ってみることにしました。
国道4号線を北上すること約40分。不安になった頃にトラピスト修道院の案内が左手に見えました。 -
こんな緑の美しい道を進んでいきます。
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分かれ道にはちゃんと道しるべが立っています。
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着きました! 那須トラピスト修道院です。
那須トラピスト修道院 専門店
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緑の中に教会が見えます。
とにかく静かです。誰もいないし、何の音もしません。 -
こちらは居住棟でしょうか。いくつかの白い建物がひっそりと建っています。
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奥の方には農場やビニールハウスが見えます。後で伺ったところでは、出来るだけの自給自足を目指して、農業を営んでいるのだそうです。
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あら? ちょうどお昼休みのよう。しばらく待ってベルを押しました。
すると修道女さんが一人出て来られて、どうぞ、と、中へ招き入れて下さいました。 -
礼拝堂へ案内して、説明もして下さいました。
とてもシンプルな礼拝堂です。ヨーロッパ風の華麗な装飾を想像していたので、少しびっくりしました。この礼拝堂は清らかな雰囲気です。こちらまで気持ちがシンとなるようでした。
この修道院は60年ほどの歴史があるそうです。 -
キリスト像は木彫りです。
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二階の、外部の人のための祈りの部屋から礼拝堂を見たところです。
窓の色彩も、ありがちなステンドグラスとは違い、あくまでシンプル。
静謐な空気に満たされて、縁なき衆生のはずの私達でさえ心が静まって行くような、そんな雰囲気の教会です。
ガレット目当てだけのはずだったのに、私達はこの修道院にすっかり魅了されてしまいました。 -
なんと、マリア観音がありました。近くのお寺に保管されていたのを引き取ったのだそうです。この辺りにも隠れキリシタンの里があったという事でしょうか。長崎や熊本が有名ですが、こんな北の方でマリア観音に出会えるとは、思ってもみませんでした。
すると、ここは修道院に相応しい場所だったのかもしれませんね… -
玄関を入ってすぐの所に販売所が設えてあります。
ガレットを分けて頂きました。
この修道院の魅力にすっかり虜になったのと、試食したガレットがとても美味しかったのとで、お土産は全部これにしようと決めて、たくさん購入してしまいました。 -
こちらがガレット。二個一組で個包装されています。ばら売りです。
これの12袋入りと24袋入りの箱入りがあります。
徳用の25個入りもあります。徳用は個包装無しです。
見かけはワッフルですが、中身はフランス菓子ガレット。しっかり重くて超美味! -
さて、修道院を後に、少し4号線を後戻りしてから、県道305号線を北に向かいます。
日本でも珍しいアルパカ牧場を目指して。 -
いました!たくさんのアルパカ達。
しかし、しかし、モコモコのはずの毛が… ない~~! \(゜ロ\)
聞けば、夏には毛を刈ってしまうんだそうです。名付けて、クールビズならぬ「ビズパカ」ですって!!
そんな~~~ トホホホ那須アルパカ牧場 動物園・水族館
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ま、可愛くないことはないんですけど…
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気を取り直して車を走らせていると、近くに平成の森があることが分かりました。早速立ち寄ることにしました。
ここは、元、那須の御用邸だった敷地の半分を、国民に公園として開放された森です。那須平成の森 自然・景勝地
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原生林のまま。4時以降は熊に注意、の看板が!
夕方に近かったためか散策する人影もほとんどなく、あたりは静まり返っていました。空気が美味しくて、深く吸い込むと体が隅々まで綺麗になるような気がします。 -
日も暮れかかりました。
今夜の宿は別荘地に立つ小さな旅館「芽瑠鼓 めるこ」。全7室。エレベーター無し。お布団も自分たちで敷いて下さいって、ええ~っ?!
でも、温泉です♪♪ (*^。^*)那須温泉 那須湯菜の宿 芽瑠鼓 宿・ホテル
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部屋はまあ普通です。
でもね、 -
眺めが素晴らしい! 傾斜地に建っているので、二階の部屋からは向こうに広がる那須の森が一望!! 緑の眩しさが目に沁みます。
ワオ! -
お風呂は二つ。7室の客が好きな時間を貸切利用します。
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こんな内湯と
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内湯の外に続く丸い信楽焼の露天風呂。
かけ流しの湯がさらさらと溢れ、まさに極楽極楽♪♪
可愛い露天があんまり気持ち良くて、内湯には一度も入らず仕舞いでした。
この内湯+露天が貸切になるのです。
貸切の終わった深夜から朝にかけては、男湯と女湯になります。 -
お湯は単純硫黄泉。薄く白濁していて、たくさんの小さな小さな光る粒が湯の中を舞っています。
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お湯はかけ流し。少し熱めの湯が出ていますが、湯船の中ではちょうどいい湯加減になっています。
サラリとした湯は、ほんとにいい気持ち… -
しかししかし、このお宿で特筆すべきはこの料理!
最初の一皿は野菜のみでしたが、一口食べた途端に、あまりの美味しさにびっくり仰天!
なんこれ!? 野菜やろ!? ただの野菜がどうしてこんなに美味しいの??
まさに、絶品とは、この事かしらん?? -
こうなると期待が高まりますが、このあと次々に運ばれる料理も、すべて期待を裏切りませんでした! すごいな~
こちらはお造り。メープルサーモン。鮭は那須の養殖もの。 -
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この地酒がまた抜群!
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食べるのに夢中で、写真はかなり撮りそこないました。
なので、メニューを。
色々な旅館でご飯を頂きましたが、この旅館のご飯は文句なしに三本の指に入るんじゃないかと。 -
こちらが料理長の小林さん。フレンチの修業をされた後、和食に入られたとか。野菜をはじめ食材を大切にと、日々研究されているそうです。
料理に感激した私達は、無理にお願いして、お話を聞かせて頂いたのでした。
(写真は了解を得て掲載しています) -
翌朝、朝食のあと、テラスでコーヒー。森の霊気に癒されて…
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2日目は、那須茶臼岳ロープウエイを目指してドライブ。ロープウエイに乗るのが、今日の一番の目的です。
那須高原の道は緑の中を抜けてどこまでも。 -
おっ、茶臼岳だ!
茶臼岳 自然・景勝地
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実はこの後が大変でした。車が殺到して渋滞し、駐車場に入れないのです。長いこと待ってようやく停められましたが、もっと早く宿を出るべきだったとちょっと反省…
日曜日の那須路はあなどれません! -
あ、ロープウエイだ! ルンルン♪
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ロープウエイはそれほど混むこともなく、すぐに乗れました。
そこからの景色はそれまでの疲れを吹き飛ばしてくれるほどの絶景! -
山頂駅。ここは日光国立公園の一部なんですね。
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リンドウが咲いています。
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こんな傾斜を少し登ってみました。
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ワンちゃんたちも登っていました。
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しばらく歩き回って、山の景色を楽しみました。頂上へは、片道40分かかるらしいので断念。
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小一時間山を楽しんだ後、またロープウエイで山を降ります。
下りのロープウエイから。絶景… -
ロープウエイはスイスイと下ります。
わずか数分。もっと乗っていたいのに… -
お山よサヨナラ
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帰路に立ち寄った殺生石。硫黄のせいで生き物が住めないのでしょう。
たくさんのお地蔵さんが。 -
昼食は瑞穂蔵という食事処で。立派な古民家です。
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だご汁定食。田舎風の懐かしいお味。かなりのボリュームでした。
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時間に余裕があったので、ステンドグラス博物館に寄りました。ここは期待以上の充実ぶりでした。アンティークのホンモノが置いてあり、オルゴールとパイプオルガンの演奏も聴かせてもらえました。
内部は撮影禁止。なので、写真はありません。オルゴールやステンドグラスが素敵だったんですが。
時間つぶしのつもりだったのに、つい長居してしまいました。 -
帰りはこんな道を那須塩原駅まで戻ります。
帰りの新幹線は13:02発。時刻が迫っていたので、ドキドキしながら飛ばし、なんとか間に合うことが出来ました。焦りまくり!
もちろん違反じゃないスピードで! -
東京駅に帰って来ました。ギョーザとビールで打ち上げ。お疲れ様!
緑深い那須は素敵だったな~ (^^♪
きっとあとひと月もしたら、紅葉で全山真っ赤になるんだろうなぁ… また行きたいなぁ…東京駅 駅
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この旅行で行ったホテル
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那須温泉 那須湯菜の宿 芽瑠鼓
3.21
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