2017年 9月　春秋航空で行く重慶&成都火鍋食べ比べの旅　1日目　重慶編

2017/09/21 - 2017/09/21

春秋航空1周年記念セールで成田―重慶往復を諸税込みで13000円程でゲットしたので、さっくり重慶行ってきました。
春秋航空が重慶線就航してくれたおかげで安く四川まで飛べるようになったからこのところ半年に１回は重慶に飛んでます。
機内持ち込みが5kgとハードル高めだけど、1週間位の旅だったら何とかなるものです。

旅の日程

9/21 重慶
9/22 成都
9/23 雅安
9/24重慶
9/25重慶
9/26帰国

重慶―成都は高鉄(新幹線)が頻繁に出ていて2時間弱で行くことができます。

そこで今回は重慶、成都、成都からちょっと足を伸ばして雅安の火鍋を食べ歩いてきました。

今日は重慶１日目を紹介します。

エリア 重慶(中国)

成田第三ターミナルの春秋航空チェックインカウンター。
春秋航空は2時間半前からチェックインが始まります。
団体と個人のレーンが分かれているので、個人だと割と早く手続き出来ます。
いつも通り重慶線はほとんど日本人がいません。

チェックインを終えたらフードコートで朝ごはん。
私達姉妹はいつもリンガーハットの一番安い長崎ちゃんぽんの麺2倍を半分こ。
麺2倍にしてもレギュラーサイズと同価格。

あ、もちろん今回も仲良し摩訶不思議姉妹旅です（笑）

搭乗口。
ここからバスで飛行機まで移動。

小さな機体。
席は3―3です。
今日もほぼ満席。

春秋航空は食べ物、飲み物持ち込みしても特におとがめなし。
新商品のポテチをおやつに。

8月末にオープンしたばかりの重慶江北空港第三ターミナルです。
大きくてキレイです。

到着ロビーはまだお店も少なく閑散としています。地鉄と書いてありますがまだ開通していません。

地鉄が開通してないと知らずに矢印に沿って外へ出て来ました。
ターミナルを出て連絡通路を渡ると長距離バス乗り場へ出ます。
地鉄も開通したら同じ方向に出るんだと思います。

観音橋や解放碑、沙坪バなど主要な街まではエアポートバスも出ています。

私は軽軌で獅子坪に出たいのでターミナル連絡バス(無料)で第二ターミナルへ出てから軽軌に乗り換えです。
ターミナル連絡バスは結構頻繁に走っています。
到着ロビー出た所の端の方から出発します。

第二と第三は結構離れていてバスで5分位かかります。徒歩では移動出来ません。
バスは第二ターミナルの軽軌の駅の出口の前に止まります。
帰りはここからまたバスで第三ターミナルに行けます。

始発駅なので座れます。
椅子がステンレスでツルツルしてるから滑ります。

おちゃめなイラスト

今回の重慶の宿がある獅子坪の駅までは空港から40分位。
鉄道北駅からも近いので移動にとても便利なんですよ!

駅から徒歩3分のヨンチーホテル。
もちろん4トラ経由でctripで予約。
4トラ経由してもシステムのトラブルかなんかでポイントつかない事もままあるけど、ちゃんとポイントが加算されれば安宿に泊まるほどお得です。
しかも連泊するときも一泊分ずつ分けて予約すれば一泊分ずつにポイントが加算されます。

一番安い部屋の特色クイーンルーム。
ctrip価格で一泊138元(2人分の朝食込み)。
現地払いで、外国のクレジットカード使えないので現金オンリーです。

窓ありなのが嬉しい。
重慶は安い部屋だと窓なしが多いのです。

しかも冷蔵庫付き!
この値段で冷蔵庫付きの部屋はどこを探してもないです。
なので結構探すの大変でした。

スリッパもふかふかなのがついてます。

なんとバスローブまで!

バスルームも狭いけどキレイです。

お湯が出るのは少々時間がかかりますが、水圧もまあまあです。

ドライヤーや歯ブラシしてクシもついてます。

アメニティーもこれだけついてて駅前で138元はコスパかなり良いと思います。
ベッドがダブルなので、一番安い部屋は友達同士だと厳しいかもですが、20元位足せばツインの部屋もあります。

受付の人は多分中国語オンリーっぽいけど親切だし、手際も良かったです。
重慶北駅や龍頭寺バスターミナルから各地に移動を考えている人にもオススメの宿です。

飛行機でポテチ食べただけだったのでお腹が空いたからちょっと早めですがお夕飯食べに街へ。
事前に調べておいた火鍋屋さん、朴沱老码头。
ホテルから歩いて10分かからない位のところです。

時間が早いのでガラガラでしたが、お店の接客はとても良かったです。

タレに入れる薬味類はセルフサービスです。
箸休めのスイカや漬物もあります。

お茶やご飯もセルフで食べ放題。

デザート用の白キクラゲの甘いスープも食べ放題です。

メニュー。
鍋底は紅油だけなら無料!
重慶の火鍋屋さんは基本的にどこもそうですね。
大体紅油は使いまわしなんです。
お店によっては一人あたりの最低消費額が設定されたりしますがここはありません。
ただ座席料として、この店では一人6元徴収されます。

１番お安い重慶ビールでまずは乾杯。

タレは缶に入ったゴマ油をベースに、好きな薬味を入れてつくります。
塩味はオイスターソースと言うのが四川流です。

一人一つ支給されるつけダレ用のゴマ油。
ジュースと間違えて飲まないようにね（笑）

火鍋の具材。
パクチー入りの肉団子が美味しかった!

お店特製の黒豆腐

うずらの卵。姉の大好物。
もやしで巣の形にしてあるのが可愛い。

これが美味しいパクチー肉団子。

手切り牛肉。
重慶火鍋はモツを食べなきゃ意味ないんだけど、うちらはモツは全般苦手なのでどうしても避けてしまう。

鍋底は有料になっちゃうけど鴛鴦鍋に。
紅油だけだと飽きるから。
普通は紅油と清湯の位置が逆だと思うんだけど、辛いのが苦手そうに見えたのか清湯を大きい方に入れてくれた。
しかも中に入ってる具材は最初から入ってたもの。野菜は注文しなくてもこれで充分ってくらいの沢山入ってました。
紅油は微辣にしたけど、結構辛めでした。

牛脂の塊。
重慶の火鍋の紅油は牛脂で出来ているのでコクがあって美味しいのです。

注文した物が出揃いました。
何度か食べて分かりましたが、女子2人だったら7品位がちょうどお腹いっぱいになる量です。
最初に注文し過ぎないように気をつけてください。肉類3、きのこ2、野菜2位がバランス良いです。

紅油が真ん中だと油が跳ねて清湯の方に飛び散り最後の方は清湯まで紅油に変身してしまう事態になりますので、鴛鴦鍋の時は紅油を外側にしてもらって下さい。(^_^;)

〆にキクラゲの甘いスープで口をさっぱりさせてご馳走さま。

18時位になると外にも席が準備されてお客さんも入って来ました。
このお店は鍋底の味も良いし、具材も新鮮だし、お店の人の感じも良くて気に入りました。
また来たいし皆さんにもオススメです。

鍋食べ終わったら姉が具合悪くなったのでホテルに帰り、私は一人で街をブラブラ。

さっきの火鍋屋さんから数十メートル離れたところにある烤鱼の店。
去年の四川一人旅で、四川料理の達人の中川さんプレゼンツの重慶食べ尽しツアーに混ぜて頂いた時の初日の3次会で来た店です。
去年はこんな立派な看板なかったのに!
道端で魚焼いていかにもローカルって感じだったのに!
繁盛してるんだな～。

烤鱼の店から緩やかな坂を上っていくと重慶火鍋第一街が現れます。
この看板から100ｍ位、火鍋屋が軒を連ねて凄い賑わいです!

一番人気は火鍋街の入り口にあるこの店と、

この店です。
他のお店はまだそんなにお客さん入ってません。
でも夜20時を過ぎた頃にはどこのお店も席がない位混み合います。
私が今日食べた店はこの通りの一本手前なのでちょっと穴場かもしれません。

火鍋のサンプル

別の店の火鍋のサンプル。
これだけのスパイスが鍋底に使われているのね!

元々重慶の火鍋は、港で捌かれた後の牛の捨てられていたモツを貧乏な労働者が美味しく食べらてるように考案されたものだから、モツの臭みを取るための香辛料は欠かせないものなんですよね。

次回はこの通りの店で火鍋の食べ比べしてみたいなと思いながら帰途につきました。