2017/09/02 - 2017/09/03
296位(同エリア822件中)
sinxさん
マドリードからトレド、コルドバを経てグラナダに向かいました。
マドリード☆☆ トレド☆☆☆ コルドバ☆☆☆☆
って感じ。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス タクシー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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マドリードの王宮。アルマス広場より。
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王宮は18世紀の建設。ベルサイユ宮殿やシェーンブルン宮殿に比べると、外観も内装も豪華さでかなり劣る。同時期に建設されたナポリ王国のカゼルタ宮殿に似ている。
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アルムデナ聖堂。アルマス広場より。1993年の竣工。
ネオクラシカル様式といわれるが、ちゃちな内装は僕の好みではないな。 -
ビリャ広場に建つ旧市庁舎。17世紀、ハプスブルク朝時代の中心地。
観光客が少なく落ち着いた雰囲気で、マドリードの中ではかなり印象深い場所。 -
マヨール広場。広場の周りを建物で囲むというのはマドリードが初めての試みだった。
ガイドブックで見るほど「赤」が鮮烈ではなく、全体的にくすんだ感じで期待はずれ。でもプエルタ・デル・ソルに比べれば、写真映えするかな。 -
サン・アントニオ・デ・ロス・アレマネス教会。17世紀に建てられたゴシック教会。
スペインらしからぬ装飾であることは認めるけど、ガイドブックで紹介するレベルの観光施設とは思えない(辛口評価)。 -
パセオ・デル・アルテ通り。
道路の真ん中を歩行者が歩ける並木道。通りにはネプチューンの噴水をはじめ、数々の泉も楽しめる。プラド美術館やティッセン・ボルネミッサ美術館もこの通り沿い。 -
ティッセン・ボルネミッサ美術館。
エル・グレコの「受胎告知」。ドラマティックな構図と色づかいがベネチア派の影響を受けていると指摘されている。 -
ティッセン・ボルネミッサ美術館。エル・グレコの「受胎告知」パート2。
ただし、プラド美術館のレプリカらしい。倉敷の大原美術館で見たエル・グレコの受胎告知に似ている。 -
ティッセン・ボルネミッサ美術館。ルノワールの「庭で日傘をさす女」。
モネかと思った。個人的にはこの美術館で一番のお気に入り。 -
ティッセン・ボルネミッサ美術館。クラナッハの「カール5世」。スペインの黄金世紀を築いた王様。鷲鼻とあごがハプスブルク家って感じ。
プラド美術館所蔵のティツィアーノ「ミュールベルクのカール5世騎馬像」の方が好き。でも写真撮影できないからね。これで我慢。 -
翌日、特急AVANTでトレドに移動。トレド駅には9時に到着。20世紀初めに建てられたネオ・ムデハル様式の建築は、個人的にはかなり好み。駅内部のステンドグラスも、駅の装飾として見れば高評価。
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アルカンターラ橋よりトレド旧市街。アルカサルを望む。
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バレ展望台よりトレド旧市街。眼下はタホ川。期待どおりの素晴らしい眺め。僕は駅からタクシーで行きました。
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トレド大聖堂。大きくて全体がカメラに写せない。
15世紀末に完成した、スペインの大主教座(カトリック総本山)。ムデハル様式も随所に散りばめられた、スペイン・ゴシック建築の傑作。 -
トランスパレンテ。
朝一番に撮影。ベルニーニの仕掛けを参考に、祭壇上部の天窓から差し込む光が絶妙で、教会の荘厳さを強調する演出が素晴らしい。 -
バラ窓のステンドグラス。
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大聖堂美術館。エル・グレコの「キリストの聖衣剥奪」。周りにはエル・グレコの作品が多数陳列。ティツィアーノも展示されているらしいが、気づかなかった。残念。
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トレド市庁舎。
アユンタミエント広場を挟んで大聖堂の向かいにある、おしゃれな外観。1703年竣工。マドリードのビリャ旧市庁舎(ハプスブルク朝時代)と似た建築。 -
サン・フアン・デ・ロス・レイエス修道院。トレドに残るスペイン・ゴシック建築の一つ。
2階回廊よりパティオを見下ろす。1階回廊の装飾がムデハル様式を濃厚に受け継いでいる。
あー上部がもやがかかったように見えるのは、鳩除けのネットが掛けられているからで、僕の写真の技術が劣っているからではありません。ハハハ -
サン・フアン・デ・ロス・レイエス修道院。中庭より。
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サン・フアン・デ・ロス・レイエス修道院。自分らしくない構図に挑戦してみた。
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トレドより、いったんマドリードに戻ってAVEに乗り換えコルドバへ。かなりの強行スケジュール。おかげでコルドバは、ほぼメスキータのみの観光という惨事に。こんなことなら、やっぱりマドリード泊をやめれば良かった。
というわけで、コルドバのメスキータ。オレンジの中庭よりミナレット(塔)。カトリック風に改装しているが、やはりイスラムの要素が残る。木陰は涼しく、空の青が大変美しい日だった。塔に登りたかったなあ。 -
メスキータのアーチの森。モスクは8世紀の後ウマイヤ朝、アブド・アッラフマーン1世の創建。柱の基礎となっているのは、古代ローマあるいは西ゴート時代の建築。
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アルハケム2世による交差型アーチヴォールト。独創的な葉と花の装飾紋様をしたアーチの連続は感動的。
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ミフラーブ。イスラムの聖地・メッカの方向を示す帆立貝型の壁。ビザンチン様式の伝統的なモザイク装飾も使われているそうな。
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ユダヤ人街・花の小路。白い壁に青い鉢そして赤い花。確かにかわいらしいんだけど、「たったこれだけ?」
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コルドバ旧市街より城壁を抜けてビクトリア公園へ。後世に「作られた」景観ではあるが、お堀と城壁のコントラストがなかなか良い。
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コルドバを出てAVEと代替バスにて19時にグラナダに到着。
ホテルがあるアルハンブラ宮殿よりアルバイシン地区の風景。白い壁とオレンジ色の屋根の美しい眺め。 -
おまけ。
ホテル、パラドール・デ・グラナダの入口。 -
夕食はパラドール内のレストランで。オープンテラスの席で夕暮れ(20時半)の中、ギターの生演奏が始まって雰囲気は最高。
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スープはガスパチョ。トマトの冷製ポタージュ。
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前菜はイベリコ豚の生ハム。
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メインは豚肉のコルドンブルー・ロッシーニ風。
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デザートは、チーズケーキのブルーベリーソース添え。
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