2017/09/19 - 2017/09/19
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ペコちゃんさん
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9月中旬に、富士山の御殿場口新五合目から「二ツ塚」に登りました。
富士山の側火山である二ツ塚は、別名が「双子山」でその名の通り、二つの山(上塚・下塚)が並んでいます。
新五合目から幕岩と二ツ塚を3~4時間で周回するハイキングコースは、スタート地点(新五合目)の標高が1,440m、上塚が1,929m、下塚が1,804mと標高差もあり、それに富士山特有の滑りやすい細かな砂礫の道が続くので、意外ときついコースです。
このコースを歩くと、改めて富士山の裾野の雄大さを感じます・・・何しろ日本一の高い山で独立峰の富士山ですから、その裾野が広いのも当然です。
写真は、二ツ塚の下塚から見た上塚~宝永山~富士山。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
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仲間5名で6時に地元を出発して、中央道~東富士五湖道路経由で、8時に御殿場口新五合目駐車場に到着。
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今日は晴の天気予報ですが、下界は曇って見えません。
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富士急バスが登って来ました。
御殿場から1日3便の運行です。 -
駐車場入口の近くに「日本初スキーの地」と書かれた木製の記念碑が建っています。
日本のスキー発祥の地は、1911(明治44)年にオーストリアの軍人・レルヒが日本人にスキーを伝授した新潟県高田ですが、日本で初めてのスキーは、ここ富士山。
1910年にオーストリアのクラッセルがレルヒ少佐と一緒に富士山に登山し、八合目まで登ったろころで悪天候と高山病のために登頂を断念し、ここからスキーで滑り降りたという記録があります。
因みに、富士山の山頂からスキーで滑り降りた人は日本人学生で、1935(昭和10)年のことでした。 -
この鳥居が御殿場ルートの入り口。
他の富士登山ルートに比べ、登山口の標高も低いので、五合目から富士山に登るルートの中では最も長い距離です。 -
駐車場の周りには、秋の花が咲いています。
これは「フジアザミ」・・・アザミにしては大きな花で、パイナップルのような姿です。 -
これは「カントウヨメナ」でしょうか?
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クルクルっとくるまった薄紫の「クサボタン」。
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今回は《新五合目 ⇒ 幕岩 ⇒ 四辻 ⇒ 二ツ塚(上塚・下塚) ⇒ 新五合目》と周回するコース・・・休憩・昼食時間も含め、約5時間の予定です。
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富士山・宝永山・二ツ塚・駐車場の位置関係は、このようになります。
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駐車場奥の登山口から、まず幕岩へと向かいます。
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天気が良ければ、登山口の辺りから富士山や宝永山、二ツ塚も見えるはずですが・・・ガスが切れることを期待して行きましょう。
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五里霧中の中、火山礫を踏みしめて進みます。
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ヒメシャラやダケカンバなどの樹林帯に入ると、ガスが薄れてきました。
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歩くこと90分、ガスがきれて陽が差してきました。
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9時40分に幕岩の溶岩流へ到着。
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溶岩流の枯れ沢を登って行きます。
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幕岩は、富士山の噴火で流れ出した溶岩やスコリア(火山噴出物)の積み重なりで出来たもの。
幕岩の最下部は約1万年前の溶岩、最上部は1707年の宝永噴火のスコリアだそうです。 -
スコリアに覆われた枯れ沢にある幕岩。
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富士山の噴火を連想させる大きな岩。
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幕岩の近くに咲く花。
これはヤマホタルブクロ。 -
シロヨメナ。
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ホソエノアザミ。
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ここは幕岩の上部。
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背の低いカラマツ林を歩いて、四辻を目指します。
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富士山が姿を見せました!
富士山は、10万年以上前に最初の噴火が始まり、それを何度も繰り返すことで積もった火山灰や溶岩などが山を形成。
そして1万1千年ほど前に大規模な噴火が起こって上部(中心部)が崩落し、現在のような形の富士山になったと言われています。 -
富士山の右側には、上塚が。
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富士山の手前は、写真では分かりにくいのですが宝永山。
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この時期の富士山は、フジアザミやイタドリが至る所に生えています。
これは、イタドリの亜種である「メイゲツソウ」・・・別名はベニイタドリ(紅虎杖)。
3mにも達する太い根を持ち、水分に乏しい荒原でも、逞しく生き抜いています。 -
「イタドリ(虎杖)」の別名は「スカンポ」。
スカンポと言えば、北原白秋の童謡「酸模の咲く頃」を思い出します。
♪ 土手のすかんぽ ジャワサラサ 昼は 蛍がねんねする
僕ら小学一年生 今朝も通ってまた戻る
すかんぽ すかんぽ 川のふち 夏が来た 来た ド レ ミ ファ ソ ♪ -
左に富士山、右に上塚を見ながら進みます。
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間近で見上げる富士山と宝永山。
富士五湖や西伊豆から見る山姿とは、大分イメージが違いますが、また違った味があります。 -
国内線でしょうか、国際線でしょうか、飛行機が富士山の上空を結構頻繁に飛んでいます。
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上塚が近づいてきました。
二ツ塚は富士山の側火山の一つで、噴火で放出されたスコリアが降り積もって出来たスコリア丘という小火山です。 -
南側の眺め。
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この時期、スコリアの至る所にフジアザミが咲いてます。
フジアザミは日本のアザミの中で最も大きく、高さは20cm~1m、花の直径は5~10cmほどにもなります。 -
四辻を少し下った鞍部から、高い方のピーク「上塚」を目指します。
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上塚を途中まで登ると、富士山と宝永山の山容が、よく分かります。
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登り口から上塚の標高差は約150m。
ほんの小山だと思っていましたが、登り始めるとザク道で、しかもかなりの急傾斜。
足元はグズグズで、一歩一歩がズルズルと少し下がり、結構キツイ! -
上塚の頂上に到着。
頂上には標柱も何もありませんが、ケルンが目印のようなもの。 -
三角点には「御料局」の文字が刻まれています。
御料局とは、皇室の御料林を管理する目的で明治18年に発足した宮内省の外局のひとつで、明治41年には「帝室林野管理局」に名称が変更されました。
つまり、この三角点は100年以上前のものということになります。 -
一方、上塚から下塚を見下ろすと、かつての溶岩噴出口であった山頂の窪みが良く分かります。
左側には標柱や祠も見えます。 -
秋晴れの下、富士山や宝永山が間近に見られて、満足!
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この後は下塚へ。
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上塚を見上げると、富士山の頭が見えました。
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上塚と下塚の間にある鞍部で昼食をとった後、下塚へ。
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下塚(したづか)の頂上には、立派な山頂標柱が建っています。
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山頂の石碑には、「始祖 伊邪那岐命・伊邪那美命」と刻まれています。
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ここにも鳥居が。
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下塚から見た、富士山・永宝山・上塚・・・三山揃った、他の登山ルートにはない光景です。
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下塚からの帰りは、張られたロープに従って、砂礫斜面をひたすら下りて行きます。
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富士山には雲がかかりましたが、御殿場の街は晴れているようです。
富士山の周辺を歩き、その雄大さを感じた初秋の一日でした。
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