2017/09/12 - 2017/09/16
57位(同エリア270件中)
VEGASさん
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久しぶりに夏らしい旅行をしてみたいということで年間300日間以上が晴天に恵まれるという地中海に浮かぶリゾート、マヨルカ島にやってきました。青い海や史跡をめぐり、風情溢れる街並みを歩いてリゾートの休日を満喫したいという思いで来たのですが、割とトラブルにも見舞われ、実質約3日間という慌ただしい期間の中、結構ぐだぐだな旅行になってしまいました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 高速・路線バス
- 航空会社
- JAL
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- エクスペディア
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9月12日(火)
今回行きはブリティッシュ・エアウェイズを利用し、羽田→ヒースロー→パルマのルートで目的地に向かいました。テロ事件等の影響で入国審査に時間を要すると聞いており、少々乗り継ぎに不安があったのですが、追い風の影響で飛行機が1時間早く到着、審査もスムーズに終わって少々余裕がありました。ただ乗継便の出発が1時間以上遅れ、午後7時15分現地到着予定だったのが午後8時50分ごろの到着となりました。 -
ようやくパルマ空港に到着してスーツケースを受け取ろうとしたのですが、自分と同便の他の客が9割がた荷物とともに去っても自分の分が出てきません。これはロスト・バゲージ?今回私は空港とホテルの往復送迎を頼んでおり、飛行機の到着が1時間以上遅れた上に、荷物の対応も時間がかかったら夜何時くらいまで送迎車は待ってくれるのかと一気にパニック状態になりました。とりあえず送迎サービスの会社に電話すると、飛行機到着から1時間を過ぎるとドライバーは帰ると言うので、何とか現状を説明し、追加でもう40分待ってもらいました。結局、イベリコ空港のカウンターで荷物は8番あるいは9番の受取り所にあると思うのでそこへ行くように言われると、他の受取り所から壁で仕切られていて少しわかりにくいこの場所でやっと自分のスーツケースをみつけることができました。
長距離輸送の荷物受取りは別扱いだったのでしょうか。今でもよくわかっていません。 -
9月13日(水)
次の日、世界の観光地でおなじみのHOP-ON,HOP-OFF2階建てバスツアーでベルベル城へ向かいます。私のホテルからはスペイン広場前のバス停が最寄り駅でした。このバス停は始発駅から4番目の停留所です。始発は午前9時半発なのでそれぐらいからここで待っていると9時50分くらいにバスがやってきました。 -
始発のせいかそれほど人は乗っていません。ただ、ベルベル城見学後の午前11時過ぎに乗ったときには2階はほぼ満席でした。
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海を見ながら走るのは気持ちがいいですね。
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ベルベル城到着です。バスを降りた場所近くに入場チケット売り場があり、こちらはチケット売り場側から撮影しています。城の入口は少し離れたところにあります。
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城の上からは美しいパルマ市街の景色が広がります。
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上からの写真です。1階中央の広場を取り囲むように柱が立っています。
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下から見るとこんな感じです。平日の10時ごろでも結構観光客を見かけました。
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ベルベル城を後にしてジョアン・ミロ美術館に向かいました。ツアーでは12番目の停留所になります。2階建てバスはすべての停留所には止まらず、降りたい場合には目的地到着前にブザーを鳴らす必要があるのですが、人気の2階席にはブザーがないので1階で鳴らさないといけません。走行中の1階への移動はバスのスピードも相まって少し危険なので要注意です。
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外には数々の彫刻が見られます。
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アトリエの中の様子です。手前に柵があるのでこれ以上中には入れません。
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ミロのアトリエ周りの庭からはカラ・マジョール海岸が見えます。ここから歩いて10分ほどの場所なので降りてみることにしました。しばらく降りるとタイトルの写真のような景色が見えてきます。
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透明感のある海水です。ここでのんびり座っていたら警備の2人の警察官に職務質問(?)をされました。「どこから来たの。」「どこのホテルに滞在しているの。」「パスポートを見せて」などなど。最後は「Have A Fun」といって解放してもらえましたが・・。
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そのうち別の男性が私の近くに座り込んで脱法ドラッグらしきものを吸い出したので、カラ・マジョール海岸からすごすごと退散することにしました。近くのバス停留所から市内バス3番線の終着地、イリェタス海岸を目指します。
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カラ・マジョール海岸から市内バス3番線に乗り、20分弱の乗車で終着地イリェタスに到着です。写真のとおり結構混んでいました。
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少し下まで降りてみました。カラ・マジョール海岸周辺は割とペットボトルの飲み物を買える店が多かったのですがこちらは少なめでした。少々散歩してまた市内バスでマジョール広場近くまで戻りました。
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一旦パルマ市内のホテルに戻ってアルムダイナ宮殿を訪れることにしました。宮殿横まで通じるボルン通り近くの散歩道を通ります。
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宮殿とパルマ大聖堂の外観です。マジョール広場からここまで歩いて15分といったところでしょうか。
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宮殿に入るときは空港のような手荷物の検査がありました。私のカメラ入りリュックサックは無事通過しましたが、残念ながら宮殿内の絵画等の展示物は撮影禁止でした。夕方5時半ごろに入場したせいか人はまばらでした。
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宮殿に隣接する大聖堂です。この時午後6時半をまわっていたので入場はできませんでした。(6月1日~9月30日の間は午前10時~午後6時15分まで)
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大聖堂前の広場からの眺めです。
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夜はばらまき用のお土産を探しに街に出ました。結局スペインではお馴染みのデパート、エル・コルテ・イングレスの食料品売り場でお菓子の箱を買い込むことになりました。ダレクサンドレ・ルセリョ通りとジャウマ3世通りにそれぞれ建っており、午後9時半まで営業しているので立ち寄りやすいと思います。
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9月14日(木)
この日はパルマと山々に囲まれた小さな街ソーイェルを結ぶ人気の列車に乗り、そこから路面電車に乗り換え港町ポルト・デ・ソーイェルへ向かう予定でした。しかし、昨日の2階建てバスの混雑ぶりから、午前10時パルマ始発の列車は観光客であふれかえるのではと思い、パルマ駅地下2階の停留所から長距離バスでポルト・デ・ソーイェルまで先回りし、そこからソーイェル、パルマまでの帰りの行程でゆっくり列車に乗ることにしました。午前8時の出発でポルト・デ・ソーイェルには8時35分到着予定です。 -
しかしバスは遅れ気味で時刻どおりには走りません。加えて、私は終着駅1つ手前の駅でなぜか「5分後にポルト・デ・ソーイェル行きが来るから」とバスから降ろされてしまいました。時刻表の見方が間違っていたのでしょうか。まあ、何とか終着駅には到着し(一瞬周りに海が見えない場所であせりましたが)、港町までたどりつくことができました。
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平日の朝のせいか、人はまばらです。レストランで食事をする人もまだあまりいませんでした。
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路面電車がやってきました。料金は片道7ユーロで、駅の周辺に切符売り場は無く、電車内で支払いをします。
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海風を切って電車が走ります。
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山道も走ります。ちなみに9時半発のこの列車には私を含め5人しか乗っていませんでした。
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ソーイェルの街に到着です。ここで乗り換えですが列車がくるまで40分ほど時間があるので街を散策しました。
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豚が窓から身を乗り出している印象的なオブジェです。
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列車がやってきました。こちらは片道18ユーロです。パルマ行きの人はそこそこ駅で待っていましたが、チケット売り場は発車20分前ぐらいまで開きませんでした。
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車両の中はこんな様子です。この車両はパルマ発の最後尾になりますが、帰りは先頭になります。
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パルマから来た人たちはここでポルト・デ・ソーウェル行きの路面電車に乗り換えです。やっぱり混んでますね。
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列車からの景色です。山脈の中を抜けていきます。
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お昼頃にパルマ駅に到着して、今度は駅前の停留所から市バス15番線でパルマ海岸を目指すことにしました。昨日訪れた2つの海岸よりずっと長い海岸です。
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40分ほどで終着駅に到着。長い海岸ですがどこまでも人、人、人で埋め尽くされていました。かなり年配の方々が目立ちました。
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砂浜でのんびりする人が多く泳いでいる人は少なめでした。
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海岸を巡回するためのバスも運行していました。
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海岸沿いの道も整備されており、とても歩きやすかったのですが・・いかんせん長い。少し歩き疲れてきたのと、もう一つ別の海岸の景色の写真を撮りたいと思い、昨日訪れたイリェタス海岸の少し先にあるカラ・コンテサ海岸に向かいました。
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カラ・コンテサ海岸です。こちらはこじんまりとしています。市内バス3番線の終着駅イリェタスのすぐ近くです。市内バスは割と本数も多く、空港行きを除けば一律料金1.5ユーロなので利用しやすかったです。ただ、出発時に急いで走ってくる乗客は全く待ってくれなかったですね。
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夕方は市内を散策しました。こちらはパルマ大聖堂近くにあるイスラム関連の遺跡、回教徒浴場です。在りし日の設計図では結構大きな浴場だったようです。
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再び大聖堂前です。改めてみると大きな建物ですね。
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これでマヨルカ島旅行もおしまい、もう少しあちこち回りたかったなと思いつつホテルに帰って荷物の整理をすることにしました。
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9月15日(金)
いよいよマヨルカ島ともおさらば・・名残惜しくも午後2時の便で出発するので予約していた送迎の会社に時刻の確認のため連絡したのですが、午前8時半から営業ということなのに午前9時、10時になってもつながりません。ホテルのチェックアウト時にフロントの方が「何かお手伝いすることはありますか?」と聞かれたのでこの件を話すとすぐに取り次いでくれました。やれやれ。 -
ホテルでの最後の朝食です。ハムとオムレツがとてもおいしかったですね。
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迎えの時間までマジョール広場周辺でお土産を探すことにしました。
広場の地下はショッピングセンターになっています。 -
地下のショッピングセンターのお土産屋で買った「シウレル」という土笛です。店員のおじさんによると「周りの商品はみな中国産だけどこれは地元の名産品だよ。満月の夜にこれを吹くと幸運を呼ぶ。」とのことでした。陶器なので丁寧に割れないよう包んでくれました。他に「MADE IN SPAIN」と彫られたベルトを1本、近くの店で買いました。
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パルマ空港につくと意外に受付カウンターで並び、さらに飛行機出発遅延の表示が・・。加えて晴天日数300日を誇るマヨルカ島でまさかの大雨。近くに座っていた人は「Jesus!」と舌打ちするので、ひょっとして出発がかなり遅れるのか、まさか出発しなかったらどうしようと正直真っ青になっていました。
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帰りはパルマ→フランクフルト→成田の行程だったのですが、いきなりパルマ空港で出発が遅れ、出発時刻も不明とかなり冷や汗ものの展開でした。結局1時間半遅れで飛行機は無事出発、フランクフルト空港のターミナル2を走り回って出国審査を無事通過、成田行きの便までたどり着くことができました。搭乗時刻を待っていると外には虹が・・。この旅で一番印象的だった風景かもしれません。振り返ってみるといい経験でしたが、今度はもう少しゆっくりと旅を楽しみたいと思います。
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