2017/09/13 - 2017/09/14
105位(同エリア828件中)
るびさん
目下単身赴任中の兄、三浦半島での仕事ももうすぐ終わるとのことで、もう一度遊びに行くことにしました。
今回は平日に行くこともあって、宿泊先は兄の仕事場から至近の京急油壷観潮荘にしました。兄にとっては「職住超接近」の1泊となったことでしょう(笑)
前回は初めて東京湾フェリーで三浦半島往復をしましたが、今回は平日で夫が2日は休めず、午後半休+1日有休という形のため、午前中仕事の夫には、職場から京急三崎口駅へ直接向かってもらい、そこで落ち合う運びに。
金谷のフェリーターミナル最寄りの富津金谷までの高速料金と、横横の衣笠までの高速料金がどっこい(むしろ富津金谷までのほうが少し高い)なのに、更に車を載せると片道約4000円かかるフェリー、いくら楽ちんとはいえ一人で乗ったらさすがに勿体ないです(ノ∀`) ということで、往路は首都高湾岸線~横浜横須賀道路までひた走りました。
ホテル京急油壷観潮荘は平日直前プランでお得に泊まれました。お世辞にも豪華さとは無縁で、施設も古さは感じますが、部屋は抜群のオーシャンビューですし、夜はそれこそ波の音しかしない静かな環境で、私にとっては何日も滞在したくなる居心地の良い宿でした。しかも宿泊すると京急油壷マリンパークの入場チケットがもれなくついてくるということだったので、泊まった翌日はマリンパークに行ってみました。敷地もホテルのすぐ隣でしたし。イルカショーを見たのは何年ぶりだったかしら。歴史が古く、規模は小さいマリンパークですが、45年も飼育している大きなチョウザメが見られましたし、犬好きなイルカやコツメカワウソなど、とても可愛かったです。
帰りは夫と一緒ですので、今度は初のアクアラインを通ってみることにしました。海ほたるは開業当初に木更津から行って引き返したことがあるので2度目ですが、アクアラインを通り抜けたことがありませんでした。海ほたるも開業20周年だそうで、時が経つ速さにも驚かされますが、海中トンネルに海上PA、改めてすごいものを作ったものだなぁと感慨深かったです。
こんなささやかなプチ旅行ですが、天候に恵まれ、良い息抜きとなった2日間でした。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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夫と待ち合わせは、ここ京急三崎口駅で。
12時に仕事を上がった夫ですが、この駅には13時45分ごろには到着できるので、一旦帰宅してから出直すより断然早いのでこうなりました。
一方私は、母の施設に兄に見せたい書類があったので、10時に家を出て、母の施設を経由してから高速に乗ってここを目指しました。横須賀PAで少し時間をつぶしましたが、それでも約束の30分前に着いてしまいました。
この駅には一般車両が6台ほど、停めて待っていられる場所があるので、そこで待ちましたが、この日は日差しが強くて暑かったです^^; -
無事に落ち合って、少し遅めのランチをどうしようかと考えつつ車を走らせていたのですが、目ぼしい飲食店が見当たらず、宿泊先のホテル京急油壷・観潮荘に着いてしまいました。
じゃあここのレストランでいいかということになり、店内へ。レストラン潮彩 グルメ・レストラン
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今日の活魚水槽にはホラ貝が。
そういえば黒板にある「本日のおすすめ」にもホラ貝のお刺身と書いてあります。
これを夕食時に追加注文しようと決めました。この瞬間に、この水槽の1匹のホラ貝の運命が決まってしまいました。ごめんね^^;レストラン潮彩 グルメ・レストラン
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「潮彩」の窓際席からは海がよく見えます。
前回来たときは窓際席が空いていなかったのですが、今回は14時過ぎとあって店内は非常に空いていました。レストラン潮彩 グルメ・レストラン
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さて何にしましょう。
三崎と言えばマグロ、前回はここで兄が「マグロ丼」をご馳走してくれましたが、正直いまいちだったので、今回はマグロ以外にしようと思っていました。
夫も同様だったようで、二人してメニューを眺めつつ、マグロ以外のものを物色していました(ノ∀`)レストラン潮彩 グルメ・レストラン
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今回夫はこちら、「メカトロ天丼」。
なんかメカトロって「一昔前の近未来的」な響きなんですが(笑)
メカジキのトロ、なのでしょうけども、やっぱり「メカトロニクス」を思い浮かべますよね?
薄切りにされたメカジキと、ナス・しし唐・かぼちゃの天ぷらがご覧の通り山盛りで、非常にボリューミーでした。お漬物が2種類と、ポテトサラダ、アオサのお味噌汁付きで1,250円は、大変庶民的なお値段です。レストラン潮彩 グルメ・レストラン
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大抵夫とシェアするので、同じものではつまりません。
そこで私は「メカトロステーキ丼」にしてみました。
こちらはメカジキの薄切りを、豚丼のタレのような味付けで焼いたものの上に、たっぷりのフライドガーリック、小葱、糸唐辛子がトッピングされています。
こちらも付け合わせは天丼と同じ、価格も同じ。
天丼に比べると少な目とはいっても、女性に完食はちときついかなというボリュームでした。
天丼もステーキ丼も、どちらも味は良かったです。ポテトサラダは余計かなという感じ^^;レストラン潮彩 グルメ・レストラン
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実は食事の前にフロントに荷物を預けておいたのですが、食事中に部屋の準備ができたとのことで、荷物は既に部屋に運ばれていました。
なので食後はフロントでチェックインして、手ぶらで部屋に向かいました。
全体的に古さを感じますが、一部の部屋はリノベーションして禁煙ルームにしていっているようです。
まぁ兄ともども喫煙者の私たちにとっては、こんな昔ながらの、喫煙可能がデフォルトの宿は貴重ですけどwホテル京急油壺 観潮荘 宿・ホテル
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それにしてもこの窓の外の景色には思わず「おぉ!」と。
見事な小網代湾ビューです。ホテル京急油壺 観潮荘 宿・ホテル
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さっそく窓を開けて写真を撮ります。
これは右手方向、シーボニアマリーナが見えます。美しいヨットがいっぱい係留されています。係留費も相当なんだろうなぁなどと考えるのは、およそその世界とは無縁の庶民の証拠ですねwホテル京急油壺 観潮荘 宿・ホテル
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右手足元は横堀海岸という小さな浜があります。
今日は暑い日だったので、何人か泳いでいる人もいました。ちょっとスノーケリングしてみたくなる海岸ですね。ホテル京急油壺 観潮荘 宿・ホテル
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大浴場でひと風呂浴びて部屋に戻ると見事な夕焼けが。
残念ながらサンセットビューではありません。でもサンセットは自宅で日ごろから嫌というほど拝んでいるので、私はむしろ夕焼けの方が好きだったりします。
海までピンクに染まって、本当に綺麗(*´▽`)
仕事を終えた兄が、入れ替わりで大浴場に向かいました。昔から「カラスの行水」な兄でしたが、なぜかかなり時間がかかってから戻ってきました。聞くと「いやぁ、露天風呂から見える夕焼けがあまりに綺麗で。つい見とれてた」
良い時間帯にお風呂に入れたようです。ホテル京急油壺 観潮荘 宿・ホテル
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お風呂のあとは夕食です。「HP限定・直前割プラン」で、1泊2食付き・1名あたり8,800円というリーズナブルなお値段ですが、お夕食はボリュームも十分で、生ビールの中ジョッキを1杯飲んだら、ご飯は食べられませんでした。
小柱と野菜のマリネ、タラコの煮物、お刺身、天ぷら、メカジキのお鍋、マグロのハラスの味噌漬けステーキ。それに追加でホラ貝のお刺身を一皿。
ホラ貝は薄造りだったので、歯が弱くなってくる世代の私たちでも硬くなく、美味しく戴けました。何しろもうアワビの水貝とかは無理ですもの(ノ∀`)r
ご飯を戴かなかったので、どうやらデザートを出しそびれたようでした。私たちが部屋に戻ろうとしたら、ウエイトレスの方が、「デザートはお部屋で召し上がりますか?」とお盆に載せて持ってきてくれたので、お言葉に甘えて部屋まで持ちかえって戴きました。
抹茶をまぶしたわらび餅に、小豆餡と生クリームを添えた、ミニパフェ風の可愛いデザートでした。ホテル京急油壺 観潮荘 宿・ホテル
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一夜明けて、朝の小網代湾です。
クルーザーが沖に向かって出て行きます。どこで釣りをするのかな。ホテル京急油壺 観潮荘 宿・ホテル
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朝の横堀海岸は、昨日の夕方の眺めよりも色鮮やか。
見ていると潜りたくなってしまいます(ノ∀`)ホテル京急油壺 観潮荘 宿・ホテル
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部屋からこの眺めです。
太平洋から昇る朝日が見られる銚子も良かったけれど、湾ビューって風情がありますね。見渡す限りの水平線が見えるより、対岸が見えたりする方が変化があるからでしょうか。木々の緑と海の青、両方が見えるからでしょうか。ホテル京急油壺 観潮荘 宿・ホテル
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朝食はカメラを忘れてしまって写真がありませんが、十分なものでした。
もう胃袋も若くないので、バイキングじゃない方が美味しく戴ける気がします。
10時にチェックアウトして、宿泊者にはもれなくついてくる無料チケットを使って、お隣の京急油壺マリンパークに行くことにしました。
本来は車はマリンパークの有料駐車場に移動しなければいけないのでしょうが、今日も平日とあって、ホテルの駐車場も空いているので、フロントに車をしばらく置いておいていいか聞いてみました。長くても2時ぐらいまで、と言ったら、気持ちよくOKして下さいました。ホテル京急油壺 観潮荘 宿・ホテル
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ホテルでもらった紙をチケット売り場で見せると、入場チケットをくれました。
ワタシ的に見て、マリンパークの唯一の欠点は「全面禁煙」なことですヽ(´ー`)ノ
時流にはかないませんが、海に面したオープンエアスペースが沢山あるのに1か所の喫煙所もないなんて。嫌煙ファシズムを感じる今日この頃です...。京急油壺マリンパーク 動物園・水族館
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入り口にも殆ど人がいなくて、「平日だからかもだけど、営業的に大丈夫なのかな?」と心配になったのですが、チケット売り場で「10時半からイルカ・アシカショーがありますよ」と言われたので、ショー会場に行くと、皆ここに集まっていました(笑)
完全インドアなイルカショーは初めてです。
最前列の観客に水をかけるような派手なパフォーマンスもなく、雨天でも安心のインドアショーなので、お子様連れには良いでしょうね。
ただバリアフリーではなさそうですし、客席の階段の一段ごとの高さがかなりあるので、足腰の弱くなったお年寄りには結構辛いかも。京急油壺マリンパーク 動物園・水族館
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ショーはイルカとオタリアとカリフォルニアアシカが登場しました。
オタリアがオルガンを演奏するのにはびっくり。飼育員がキーを指し示しているのはわかるのですが、リズムはどうやって…。同じ音が続くときとかね。
演奏してくれたのはauのCMで有名な、BEGINの「海の声」でした。京急油壺マリンパーク 動物園・水族館
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知らなかったのですが、このイルカ(ジャンボという名前らしい)は犬に興味があるというのが有名らしく、それを多分ご存じだった方が、このように連れていたワンコを窓べりに置いたら、ショーを終えたイルカが近寄ってきて本当にここから離れないのです@@;
イルカはこんな優しい顔でワンコを超ガン見し続けていましたw
おかげでこんないい1枚が撮れました(*´▽`)
飼い主さん、ありがとうございます!京急油壺マリンパーク 動物園・水族館
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ここのペンギン島ではイワトビペンギンが飼育されていました。
ふさふさの黄色い飾り羽のせいで、なんか年配っぽく見えてしまうペンギンですよね。
「ハッピーフィート」というワーナーのアニメではラブレイスという名の、教祖とあがめられている預言者がイワトビペンギンでした。皇帝ペンギンと比べたら小柄ですが、風格がありますよね(笑)
余談ですがラブレイスの声は、故ロビン・ウィリアムズ。アラジンのジーニーといい、このラブレイスといい、本当に魅力的。好きだったなぁ;;京急油壺マリンパーク 動物園・水族館
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さて続いてはかわうその森へ。
可愛いコツメカワウソたちが数頭、飼育されています。中でもこの姉妹(あられ・あずき)はとても仲良しさんのようです。京急油壺マリンパーク 動物園・水族館
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同じ日に4頭生まれた中の2頭がメスで、それが「あられ・あずき」。他にオスが2頭いて、1頭は完全人工飼育なので単独飼育され、あと1頭は成獣となったために隔離されたようです。
遠くから飼育員がやってくるのがわかると、ものすごくはしゃぎます(笑)
飼育員が来ても、すぐに餌がもらえるわけじゃないとわかると、姉妹でじゃれあい始めます。その可愛いことったらないです(*´▽`)
とても愛らしい生き物ですね。京急油壺マリンパーク 動物園・水族館
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「かわうその森」は、全体にカワウソがいるわけではなく、とっかかりにカワウソの飼育展示があり、そこから三浦半島の自然を模したビオトープが作られている感じです。
フクロウもいましたよ。フクロウといえば映画「ティンカーベル」に出てくる「ホウ」だけで人のお悩みを解決してしまうフクロウさんを思い出します(笑)京急油壺マリンパーク 動物園・水族館
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ビオトープにはオイカワが泳ぎ、蓮やミソハギが咲き、田んぼの稲穂が実っていました。
ミソハギの花の蜜を吸っているのは「イチモンジセセリ」でしょうか。
基本的に虫は苦手なため、ネットで調べた情報ですが^^;京急油壺マリンパーク 動物園・水族館
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ここからは「魚の国」に移ります。
「相模湾の沿岸魚類」の一覧パネル。もちろんこれ以上に魚種は居るのでしょうが、この数だけでも十分、海の豊かさはわかろうというものです。
昔、真鶴でダイビングをしたことがありますが、その時に見たカゴカキダイ、セミホウボウ、キンセンイシモチなどももちろん載っていました。京急油壺マリンパーク 動物園・水族館
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入ってすぐのこの水槽に驚かされました。飼育45年目って…。
50年に及ばんとするマリンパークの歴史もさることながら、45年間も死なせず育てていることもすごいし、40年以上も生き続けてきたチョウザメたちもすごいです。京急油壺マリンパーク 動物園・水族館
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この手前のがシロチョウザメで、左手すぐ後ろがシベリアチョウザメのようです。
シロチョウザメの世界最大記録は610センチだそう。チョウザメは70年ぐらいは普通に生きるそうですが、中には150年も生きるものもあるとか。チョウザメ界の45歳はまだまだバリバリの年代なのかもしれません。
恐れ入りました!w京急油壺マリンパーク 動物園・水族館
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古代魚好きならここ、油壺マリンパークはすごく楽しいかもしれません。
チョウザメも古代魚と言われていますが、これは「ラブカ」という、相模湾で発見された大きな魚ですが、原始的なサメの特徴を持った魚ゆえに「生きている化石」と呼ばれているそうです。
よく見ると、目が意外とマンガチックで可愛い顔をしています。京急油壺マリンパーク 動物園・水族館
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こちらも「生きている化石」と書かれている、ミツクリザメの標本。
ミツクリザメは世界各地で報告があるものの、日本、とりわけ相模湾や駿河湾で見つかることが多いそうです。ミツクリザメという和名と、学名Mitsukurina owstoniは、発見者の一人、明治時代の動物学者の箕作佳吉(みつくり・かきち)氏にちなんだそうです。
特徴のある長い吻が印象的で、名前は知っていましたが、なるほど日本人が発見した希少なサメなのですね。今でも時折、相模湾とかで網にかかるらしいのですが、水族館での飼育では数日ほどしか生きられないそうです。網にかからないことを祈らざるを得ません。京急油壺マリンパーク 動物園・水族館
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これまた「生きている化石」と書かれている、オオワニザメの標本です。
サメって生きた化石率が高い生き物ですね。それほどに、海中という環境に適した合理的なメカニズムを早い段階で獲得しているのかな。考えてみるとすごい生物ですね、サメって。京急油壺マリンパーク 動物園・水族館
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近年、地球環境の変化のせいか、発見報告が増えた気がするダイオウイカ。
NHKが初めて深海で生きている姿を動画に収めたり、塩化アンモニウムだらけの身をなんとか食べようと南米で取り組んでたり、世界各地で様々な研究がおこなわれていますが、未だに生態も謎が多い最大クラスの無脊椎動物。
卵は僅か1mm程度だそうですね。何を食べたらこんなに大きく育つのでしょうか。そしてこれをバクバクと食べるマッコウクジラくんは、塩分過多にならないのでしょうか(笑)
うん、確かに謎がいっぱいです(ノ∀`)
しかしここまでの展示物、そしてこの暗さ。息子が小さい時だったら絶対に泣いて嫌がっていたと思います。彼は洞窟や暗い水族館とかが本当に苦手でしたから^^;京急油壺マリンパーク 動物園・水族館
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それでもやっぱり水族館なので、こんな癒し系の水槽もあります。
まぁハリセンボンやミノカサゴなので癒し系と言っていいのかは疑問ではありますが、見ているだけなら本当に美しいですよね、ミノカサゴ。
なぜかトガリエビスが1匹居るのは、色合いを考えてのことでしょうかね。京急油壺マリンパーク 動物園・水族館
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立派なニシキエビですね。
ニシキエビはイセエビ属の中でも最も大きくなる種で、体長50センチぐらいに育つそうです。中には60センチを超え、重さも5㎏になったりもするとか@@;
色も美しいですが、大きいので迫力もありますね。京急油壺マリンパーク 動物園・水族館
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伊豆半島や三浦半島にはこのムラサキウニが多くいますが、ウニは海藻を食べる生物なので、海苔の養殖業者から見たら厄介者です。
厄介者なら人間様が食べればいいじゃないかと考えますが、ムラサキウニはあまり身が入っていなくて食べる部分がとても少なく、市場価値が無いのです。
ところがふと、三浦半島で作っているキャベツの廃棄品を試しに与えてみたところ、ウニがキャベツをよく食べる上に、育って身がぎっしりになったそうです。そこで目下、三浦産のキャベツでウニを育てる実験が正式に行われているらしいです。
これがうまくいけば、キャベツのゴミは減らせ、天然ムラサキウニは捕獲して減らせて海苔養殖業者は安心でき、養殖で育ったウニには商品価値が生まれ、という一石三鳥ぐらいのナイスアイデアですね。
海中の生き物に農産物というのは違和感があるかもしれませんが、魚にも草食魚がいますが(ニザダイ科とか)、水族館で飼われている場合、レタスや白菜などを与えていますので、ウニがキャベツを食べても不思議はないなぁとw京急油壺マリンパーク 動物園・水族館
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水量600トン、1周80mを誇る、大型回遊水槽です。
今時の水族館ならシームレスなのでしょうが、何しろ半世紀も前に作られた水族館ですから柱があります。ですが1968年に作られたこの水槽の大きさは今なお世界最大レベルだそうで、それはすごいなと思いました。京急油壺マリンパーク 動物園・水族館
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回遊水槽にはシロワニとかノコギリエイとか、目を引く大物も結構いますが、私が今回目を奪われたのがこのほぼ中央にいるずんぐりした魚。
なんとも妙な姿です。何という名前なのか、全く想像がつきません。夫が説明板から「これじゃない?」と見つけてくれたのが「スギ」という魚でした。確かにこれっぽい。
ところが帰宅してからスギを画像検索すると、出てくる画像は殆どがスリムで黒いタテジマのある、コバンザメによく似た魚ばかりです。でも調べているうちに、確かに若いうちはコバンザメに間違われることもある姿ですが、成長すると体高が出て、黒い縞が薄くなって、このような姿になるそうです。
味も良い魚だそうで、一時期「クロカンパチ」などとして売られていたこともあるそうですが、今はその名前は使えないらしいです。
今回の最大の収穫は、この「スギ」という魚を知れたことでした(*´▽`)京急油壺マリンパーク 動物園・水族館
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マリンパークを出て、仕事中の兄に挨拶して、帰路につきます。
横浜横須賀道路の衣笠ICまでの途中、生鮮物でも…と思って立ち寄ったのがこの「すかなごっそ」。道の駅的な産直センターですね。
こちら、メインは八百物で、鮮魚は脇に小さな建物があるだけでした。その魚コーナーは地元の長井港にある長井水産さんがやっているようですが、もしお魚目当てなら、ここから車で10分ほどの長井港にある長井水産の直売センターに行った方が良かったと思いました。
八百物は三浦の地の物が売られていますが、三浦大根の季節ではないし、ピーマンやナスや冬瓜などは千葉県でも作っていますし、取り立てて安いというほどでもないので、あまり魅力を感じませんでした。
ただ精肉コーナーで葉山牛を売っていて、霜降りのミスジ肉が唯一魅力的でした。でもクーラーバッグを持ってきていなかったので買えませんでした(ノ∀`)すかなごっそ お土産屋・直売所・特産品
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平日ですが高速がとても空いてて快適です。
帰りはアクアラインを通るので、間違えないようにしなきゃです。 -
本牧ふ頭と大黒ふ頭を結ぶ、横浜ベイブリッジ。
美しい橋ですが、海面とのクリアランスが55mしかないため、近年増加する大型客船がくぐれず、横浜港大桟橋が使えないケースが増えているそう。
代わりに九州や神戸などに寄港する船が増えたことで、そちらの地域活性化には役立つでしょうけれども、港町ヨコハマとしては由々しき現状といえるでしょうね。横浜ベイブリッジ 名所・史跡
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ベイブリッジも美しいですが、私はこちらの「鶴見つばさ橋」の方が好きかな。
この鶴見つばさ橋は、一面吊りの斜張橋としては世界一の長さだそうです。美しいだけじゃなくて世界一だなんて素晴らしい(*´▽`)鶴見つばさ橋 名所・史跡
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東京湾アクアラインがもうすぐです。
アクアラインといえば、社会実験により、国と千葉県の負担によって(ETC利用で普通車は)800円に値下げされ、その結果、交通量が3倍以上に増え、木更津の三井アウトレットパークの集客も上々で、まだまだ800円は続くらしいですね。
千葉県民としては、県の財政負担があっても、それ以上に地域活性化がされるのであれば非常に喜ばしいことだと思います。
天気の良い日は海ほたるからの眺めも良いですので、どうぞ皆さま、アクアラインを通って是非千葉県にお越しくださいませ(*´▽`)ノ -
さていよいよ東京湾アクアトンネルに入ります。
初めて通るので、物珍しさ200%です(*´▽`)東京湾アクアライン 名所・史跡
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暗いトンネルをしばらく走って、ようやく出口が見えてきました。
海底トンネルといえば首都高湾岸線の「東京港トンネル」ぐらいしか走ってこなかった私ですので、この東京湾アクアトンネルはやっぱり「長いなぁ」と思いました。東京湾アクアライン 名所・史跡
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トンネルを出るとなんとなく気分がほっとします。特に天気の良い日は。
さぁ、15年以上ご無沙汰の海ほたる、もうすぐ到着です。東京湾アクアライン 名所・史跡
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遅めのランチは、海ほたるのフードコートで。
お店の数は6店舗程度で、さほど大きなフードコートではありませんが、時間もずれているせいか空いています。改装もしているのでしょうが、清潔感溢れるフードコートです。海ほたるパーキングエリア 道の駅
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窓際席からの眺めは抜群です。それにしても今日は風もなく暑い夏日で、雲も夏雲だし、海もベタ凪ですねぇ。
海ほたるパーキングエリア 道の駅
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フードコートではラーメンのお店で、私は「アオサ入りアサリ塩ラーメン」、夫は「醤油ラーメン」。
このアサリ塩ラーメン、スープが美味しかったです。アサリとアオサもGood。
夫の醤油ラーメンも最近では珍しい澄んだスープの「支那そば風」で、あっさりしていて美味しかったとのことでした。海ほたるパーキングエリア 道の駅
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ところでこの海ほたるのフードコート、こんなところに「佐世保バーガー」が。
本当は佐世保にある、認定されたお店だけが本物の佐世保バーガーらしいのですが、他の自治体にあるお店が勝手に名乗っても良いみたいですね?
思わず好奇心で1個買って、夫と味見してみることにしました。
注文してから作るので、10分以上待たされますが、なかなか美味しそうな出来栄えです。これが一番プレーンなバーガーですが1個770円だったかしら。
お味の方はというと、うん、なかなか美味しいです(*´▽`)
ベーコン、ビーフパテ、目玉焼き、オニオン、レタスたっぷりで、マスタードが効いていて。
思わず「今日の夕飯、これにしよう」と、ダブルバーガー(880円)を一人1個と、息子には追加でプレーンを1個、帰り際にお持ち帰りで注文しました。佐世保バーガー 海ほたるマリンコート店 グルメ・レストラン
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海ほたるも20周年なのですね。過ぎてしまえば早いものです。
海ほたるが完成した1年後ぐらいに、まだ元気だった父母を連れて来ました。今は亡き父はその頃にはもう車椅子でしたが、母はピンシャンしていました。その母が5年後には寝たきりになるだなんて、その当時の私は予想だにしていなかったです。
やはり20年という歳月は長いよなぁ、と、当時と変わらぬ眺めを見ながらそんな感慨に耽りました。海ほたるパーキングエリア 道の駅
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ところでこの川崎方面に見える、まるで巨大なジョーズが海面から躍り出たかのようなシルエットは「風の塔(川崎人工島)」です。
アクアトンネル内の換気に役立つ建造物だそうです。海ほたるパーキングエリア 道の駅
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地図を見るとわかりますが、私の住む船橋市は東京湾の一番奥なんですね。だから海ほたるから眺めると、一番遠くかすんでいる部分になります。
そこから視点を左に持って行って少し海岸線がはっきりしてきたあたりがTDRのある浦安らへん。
そこから更に少し左手に、この日は薄ぼんやりですが、東京スカイツリーが見えました。大きな写真でもなんとなく程度にしか映っていませんが。海ほたるパーキングエリア 道の駅
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ちなみにこれは1年前に東京スカイツリーに登った際に撮った写真です。
右手に風の塔、左手に海ほたるが見えています。
今回、海ほたるからスカイツリーを見たことで、双方からの眺めがコンプリートできました(*´▽`) -
ひとしきり海ほたるで休んだあとは、家路を急ぎます。明日は金曜日、夫は仕事がありますものね。
昨夜は夫が寝ている脇で、兄と遅くまで喋っていた私は寝不足だったため、このあと京葉道路に入った途端(もう道案内も要らないだろうという安心感から)急に睡魔に襲われてしまい。
「ごめん、ちょっと寝てていい?」と夫に断るや、助手席でうとうと。
目覚めたら家まであと15分程度のところでした。ということで、5時半ごろには無事に帰宅です。
この日の夕食は、海ほたるで買った「佐世保バーガー」でした(*´▽`)
お留守番の息子くんも、ボリューミーでレタスたっぷりのバーガーを喜んでくれました。
いつかこの佐世保バーガーも本場の佐世保で食べてみたいものです。
以上で今回のプチ旅行記は終わりです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
るび東京湾アクアライン 名所・史跡
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この旅行記へのコメント (2)
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- アリパパさん 2017/09/19 13:20:02
- 東京湾アクアライン
- ご無沙汰しています
未消化の夏季休暇を使っての国内ボンビー旅行の道すがら
アクアラインにするか普通に東関道か迷い
天候もわるかったので東関道を使いましたが
やはり、天気が悪くてもアクアライン通れば良かったと
後悔している、アリパパです
三浦半島、行ったことありませんが
ノンビリしていてゆっくりできそうですね
夏場スノーケリングなんかも穴場なのでしょうか?
ただし、三浦半島もいいですが、やはり建設関係の仕事なので
橋とトンネルには喰いついてしまいます (^^ゞ
横浜や湾岸エリアなんかの橋は
ドキドキしちゃいます
今回、台風の影響で当初予定していた日本海方面へは行かず
急遽、横浜へ部屋が取れたのでそっちへ向かったのですが
東関道移動中の車内では
「るびさんって、確か千葉と思ったけど、たぶんこの辺り、千葉でも東京寄りかなぁ」
なんて話していたんです
今回改めて思いましたが、東京、千葉は思いのほか近い
関東方面へ行くことが決まりましたら、ご連絡させていただきますので
どこか(-。-)y-゜゜゜できるところでお茶しながら
ディープグアムの話など伺えたらと思います
でわでわ、アリパパ
- るびさん からの返信 2017/09/19 19:31:08
- RE: 東京湾アクアライン
- アリパパさん、こんにちは^^
コメント、ありがとうございます。
アリパパさん、つい最近、こちら関東にいらっしゃったのですね!
東関道かアクアラインか迷われるということは
鹿島神宮や香取神宮にでもいらっしゃったのでしょうか。
アクアラインを使うかどうかは、お天気がいいかどうかで
決められると良いかもしれません。
それぐらい、印象が天候に左右されそうなルートです(ノ∀`)
> 三浦半島、行ったことありませんが
> ノンビリしていてゆっくりできそうですね
> 夏場スノーケリングなんかも穴場なのでしょうか?
私も三浦半島で海水浴をしたことがないのですが
今夏を通して三浦半島で仕事をしていた兄によると
7〜8月は海水浴客で混雑し、渋滞もひどかったようです。
Youtubeに、三浦半島でのスノーケリング動画が
結構あるので、ひとつふたつ見てみたのですが
やはり透明度その他、南の島と比べるのは酷ですね;;
海目当てならば、やはり伊豆半島の方が上だろうと
思いますし、アリパパさんならば紀伊半島方面のほうが
いいんじゃないかしらと思いますw
> ただし、三浦半島もいいですが、やはり建設関係の仕事なので
> 橋とトンネルには喰いついてしまいます (^^ゞ
> 横浜や湾岸エリアなんかの橋は
> ドキドキしちゃいます
多分そうかなぁと思ったので、ベイブリッジとつばさ橋の
写真をアップしちゃいました(*´▽`)
狙い通り食いついて下さって大変嬉しく思っています。
私の中で、アリパパさん=橋、という図式が
既に出来上がっておりますw
> 今回改めて思いましたが、東京、千葉は思いのほか近い
> 関東方面へ行くことが決まりましたら、ご連絡させていただきますので
> どこか(-。-)y-゜゜゜できるところでお茶しながら
> ディープグアムの話など伺えたらと思います
ぜひぜひ、こちら方面にお出かけの際はご連絡下さい。
ディープなグアムはあまり詳しくない気がしますが(^^ゞ
私もタイキュイジーヌの魅力などなど、
アリパパご夫妻に教えて戴ければと思います。
なかなか最近は難しいですが、ぜひ一服できるところで(←これ重要)
4トラオフができたら嬉しいです。
ではまた宜しくお願い致しますm(_ _)m
るび
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