初南半球はタイムトラベラー気分

2017/09/10 - 2017/09/15

最初は乗り気じゃなかった。
ビザが必要だし、物価は高い。紫外線は強い。でも行ってよかった。
美しい景色と動物に癒され、おいしい生牡蠣も安い。
秋の気配の日本から、春のシドニーへ。シドニーは、半袖でもいい日もあれば
風が強くて薄手のキルティングコートを着た日もあった。
スタバのピーカンラテの看板にシドニーでは「SPRING」、乗り継ぎのクアラルンプールでは「AUTUMN」と書いてあるのが面白かった。日本は「ほうじ茶ラテ」だった。
旅の概要
羽田発着エアアジア、クアラルンプール経由シドニー。乗り継ぎ時間は、往復合計12時間以上
宿はドミトリー「THE POD SYDNEY」6人部屋の二段ベッドの上。
エクスペディアで、飛行機＋宿＝78,000円くらい。
ブルーマウンテンに行く時間がなかったからあと１日あればよかったかな。
1日目、夜9時ホテル着。ホテル近くのタイ料理「chat Thai」で夕食
2日目、朝の散歩はサリーヒルズ。おしゃれカフェで初めてのflat white。
マンリービーチ。fish market。夕食は「nomad」「mamak」やら「meet fresh」やらチャイナタウン「happy chef」をはしご。
3日目、フィッシュ＆チップス「Catch 22 Fish and Chips」。カフェ「brew bros」、featherdail wildlife park。現代美術館の中のカフェからのステーキハウス「PHILLIPS FOOT」
4日目、イタリア人街「PAPA」。ダーリングハーバー、オペラハウスに触り？有名中華「fortune village」で飲茶。植物園。ミセスマッコーリーポイント。キングスクロス。

エリア シドニー(オーストラリア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 船 徒歩
• 航空会社: エアアジアX
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: エクスペディア

預け荷物なし、座席指定なし、食事なしの最低料金で予約したエアアジア。羽田ーKLの座席は男性2人に挟まれ万事休すだったが、KL－シドニーはがら空きでゆったり3席使えた。面倒臭そうだった入国審査は顔認証で拒否られた以外はスムーズだった。今回初オーストラリアだったが、まさかビザが必要とは。旅行前にこのサイトの旅行記で知り、本当に助かった（代行申請してくれる業者が500円くらいでやってくれる）。空港でopalカードを買い60$（約か5000円）チャージ。電車で空港から10分くらいのmuseum駅から歩いてすぐの「The Pod Sydney」に今回3泊する。空港到着から1時間で宿に着くことができた。ロケーション抜群とは口コミで知っていたが、本当に街のど真ん中。コンビニも近いし、食べる店には困らない。
歩いてまずはタイ料理「chat Thai」。ソフトシェルクラブ炒めはしょっぱかったけど、味はよい。パッタイと甘い豆乳もデザートに購入。クレジット払い。両替を空港でするか迷ったが、結局しないで翌日「TORATORA」で１万円だけ。それで十分だった。

チャット タイ アジア料理

翌朝。ドミトリーは女性専用の６人部屋。満室だった。二段ベッドの上にはなってしまったが、よく眠れた。同室はアジア系が多かった。
初日の朝。ホテル近くのおしゃれタウン、サリーヒルズを散歩。
犬の散歩をする人、ジョギングする人。平日の朝。
代官山っぽい雰囲気。
カフェは早くから開いていて、ジモティが朝食を食べている。
昨晩夕食の店を探して街をうろついてみて意外だったのが、店が早く閉まっていること。その分朝は早いらしい。早起きの私には合っている。ジェラート「MESSINA」はまだ開いていなかったけれど。

おしゃれカフェ「FOUR-FIVE」。
サリーヒルズのクラウンストリートのカフェでは一番賑わっていた。
飲んでみたかった「FLAT WHITE」をTAKE AWAY。
濃いのが飲めない私にピッタリのミルクコーヒー。
店員さんも親切。気持ちのよい朝。
コーヒーおいしい。レベル高いな。

「BILLS」の支店もある。お客さんで賑わっている。パンケーキを食べておけばよかったと後悔。

アパートの一室のゴミ箱の上に美人さんな猫。絵になるな。

ホテルにいったん戻り、そこから歩きでサーキュラーキーへ。フェリーでマンリービーチを目指す。大型客船とハーバーブリッジ。

今日は曇り。フェリーからオペラハウスとご対面

皆さん景色にうっとり。

ハーバーブリッジが見えてきた。曇りだけど海風はさわやか。気持ちいい。

マンリービーチへ到着

きれいなビーチ。遊泳禁止の看板があるのに、水着で泳ぐ親子も。一応ライフガードのお兄さんもいたけど注意しないみたい。

ゴミがひとつも落ちてない。夏に泳いだら気持ちよさそう。サーファーもいたが、エリアが決まっているのかここのあたりにはいなかった。

またフェリーでサーキュラーキーに戻ったら、次は電車でfish marketへ。

偽物かと思ったけど、ちゃんと動いていた。
タカアシガニ以外でこんな大きいカニを見たのは初めて。

タスマニアのオイスター。半ダースで1600円くらい。入口の「DOYLES」で。
大粒でおいしい。少ししょっぱいけど。
二つに切ってあるのはMORETON BAY BUGというウチワエビみたいなの。これ食べたかったのよ。
1個350円くらいだっかな。味はエビ。
あとは茹でエビ。白ワインも。しめて3000円以内。

これが食べれて満足

これは調理したのが売っていなかったから食べられなかった。

サーモンのお刺身も人気みたいだった。

FISH MARKETはこんなところ

宿に戻っておやつ。宿の近くのスーパー「COLES」で。アップルサイダーはアルコール。チーズうま。
でも共有冷蔵庫に残ったチーズを入れておいたら捨てられてしまった。
名前と部屋番号だけでなく、チェックアウト日も書いておかないとダメらしい。
ショック。

夕食は宿から歩いてサリーヒルズにある「NOMAD」へ。下調べでおしゃれそうなので来てみたかったお店。あたりは暗い通りにあるので、朝の散歩で下見しておいてよかった。

お店の中。厨房では何かファイヤー。優しくて美人な店員さんにオススメを聞いたら「お酒は飲む？お腹すいてる？すいてない？」と聞かれ、「お酒は飲まない、すいてない」と答え、高いので２品だけチョイス。

カルパッチョのようなものと揚げせんべいのようなもののセット。魚しょっぱい。塩入れすぎ。これで2000円くらい。高過ぎだよ。

ゴートヨーグルトアイスの果物添え。これも2000円くらい。
あと炭酸水飲んだだけで、お会計は5000円。
物価高+雰囲気代だね。

食べ足りずに宿の近くへ戻ったら「ＭＡＭＡＫ」へ。牛肉のサテ。甘味噌がおいしい。
人気店なので並んでる人がいた。

これも食べてみることに。並んで待っている間、ロティを伸ばして焼く様子が見えるので。
手前のカレーはしょっぱかったけど、ロティと奥の豆カレーみたいのはおいしかった。
でもすごく安いわけじゃない。これも500円くらいしたかな。
それに私カレーがあんまり好きじゃないんだよね。

食べたりずに、宿近くのチャイナタウンへ。夜９時くらいだけど、もう賑わいはなく薄暗い。

チャイナタウンのsussex food centerの「happy chef」で。私はやっぱりこっちがいい。粗麺、チャーシュー、鶏肉もたっぷり。

2日目。まずは歩いてQVBへ。道すがら「TORATORA」で１万円だけ両替しておいた。

QVBは美しいビル。

「ヘレンカミンスキー」も。

お次はフィッシュアンドチップスが食べてみたくて「Catch 22 Fish and Chips」
イカフライや魚フライとカニカマフライとポテトのセット。
イカフライおいしい。
これも食べきれずに冷蔵庫に入れたら捨てられたのよねー。

カフェ「BREW BROS」。
賑わっていたから入ってみた。ビジネスマンたちがコーヒーを買っていく。

私が頼んたものではないけど。私はまた「FLAT WHITE」をTAKE AWAYで。

さて今日のメインイベント。電車とバスで１時間近くかけて動物園へ。
タロンガと迷って、こっちに来て正解。好みによると思うけど、動物と触れ合いたい、人工的に管理された感じより素朴な雰囲気が好きな私にはもってこい。
口コミで最寄駅からのバスがわかりにくいとのことだったが、本当にわかりにくかった。バスの係員もおらず、来るバスの運転手に聞けども、それぞれ違う番号のバスを教えてくる。１時間ほどロス。結局偶然いたパトカーの警官に尋ねたら、スマホで動物園のhpをあけて調べてくれた。それが正解のバス番号でなんとかたどり着けた。少しだけ割引になるクーポンは空港に置いてあるという口コミだったが、取り忘れてしまったけど、宿にもあったので持っていった。

ワラビーかな。動物名が書いてない（探せばあったのかも）から何の動物かよくわからない。飼育員さんも近くに全然いないし、柵もないから、触ってOK。この子は柵から出てしまっていた。

ハリネズミに触るなんてめったにできないよね。
針がすごく硬かった。
どの動物も触ってもガン無視で手の匂いを嗅いだりとかもしない。

体重を計っているところ。
この木はフェイクでスケールになっている。ぶら下がったところを計測。
偶然に、この体重測定のタイミングにあたりラッキー。
それまでは遠くにじっと寝ているコアラしか見えなかったのに、めっちゃ近くで見ることができ、頭を撫でることもできた。係員に怒られたけど。
シドニーではコアラは抱っこできない法律。写真撮影は有料だったから、やめておいたら、この時触れることができ得した。

写真だとよくわからないが、お腹の袋に赤ちゃんコアラがいた。
かわいい。

大人しいコアラが怒って吠えるのを見た。人間に対して怒ったのではなく、別のコアラが同じ木に停まって接近したらグル～って怒っていた。飼育員の方が撫でてなだめていた。

表紙の写真のウォンバット（多分）。なでなでしたけど、肉厚というか中身が詰まっているというか。固太りというか。重そう。人参食べたり、自分のうんちの上に寝てしまったり。触り放題なので、私も背中を指圧したりしていたら気持ちよさそうに表紙の写真のような顔で寝てしまった。

つちのこ発見。
ガラスケースの中だから触れないけど。

でっかいクロコダイル。
さすがに柵がある。

CITYに戻って、現代美術館の上のカフェから。
夕飯は同時期に滞在している方と待ち合わせして「PHILLIP FOOT」でステーキだから、その前にアップルサイダーで夕暮れのシドニーを満喫。
隣の席のイケメンが「写真を撮って」というので撮ってあげてしばし会話。
彼はモルドバ人で１ヶ月仕事でオーストラリアに滞在しているとのこと。
モルドバがどこかわからない私にスマホの地図を見せて「ルーマニアの隣だよ」と教えてくれたり、カンガルーの肉を焼いて食べたけど焼きすぎたことなどを楽しくおしゃべり。アデレードからシドニーに来たところだったらしい。
私が拙い英語で話していて、昨日と今日を言い間違えていたら「君はタイムトラベラーなのかと思ったよ」と笑われた。なので、旅行記のタイトルをこのエピソードと、季節が反対なのを合わせて「タイムトラベラー気分」にした。

現代美術館の上のカフェは景色がよい。だからサイダーだけで1000円近い。
景色だけ写真を撮りにくる人もいる。

オペラハウスもハーバーブリッジも見える最高のロケーション

イケメンのモルドバ人と別れ、
「PHILLIPS FOOT」へ。自分で焼くスタイルのお店。
無事に待ち合わせした方と会って、二人でヒレとサーロインをわけわけ。
レアな焼き加減にして柔らかくおいしく食べた。
私の盛り付けめちゃくちゃだけど。
焼くときに、「塩は後らしいですよ」と日本のビジネスマンが教えてくれた。
シドニー駐在、いいなあ。

オージービーフに満足し、それぞれのホテルまで二人で歩いて帰る。街がライトアップ。

きれい。

最終日、朝からバスで30分のイタリア人街「ハバーフィールド」の「PAPA」へ

リコッタチーズケーキ（左）とカンノーリ（右）
これが食べたかったの。
硬いワッフル生地みたいなのにリコッタチーズのクリームの入ったカンノーリ。幸せ

全部食べてみたい

なんとこのお店の店員さんに日本人が。
在豪６年でこのお店に４年ですって。
オススメを色々聞けてお土産に日本に持ち帰った。

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ライスコロッケみたいなのも空港で食べるように買った。

イタリア人街のパン屋さん

イタリア人街を後にし、夜のフライトまで時間もあるからブルーマウンテンに行こうか迷う。移動時間往復４時間がもったいないので、CITYに戻り、街歩きすることに。教会を見学

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春だね～

もうすぐシドニーマラソンが開催されるので、道路が封鎖されるみたい。
私が滞在中も街中をジョギングしている人をたくさん見た。シドニーマラソンに出場するのかな。

昼食はシドニーの中華１位の「FORTUNE VILLAGE」へ

点心セット。これだけで８００円くらい。高～

朝はケーキだけだったから、お腹がすいていてこれはペロリ。

腹ごなしに歩いていたら、いつの間にか天文台に来ていた。
素晴らしい景色。

テクテク歩き、DARLING HARBOUR

素敵なHARBOUR

天気良し。最高。

植物園までテクテク

植物園もすごく広くてきれい。ひたすら歩く。

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植物園の中。広々～

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オペラハウスの近くまでテクテク。この白い屋根に触ってみた。

オペラハウスは中に入れなかったけど、触って満足したので、今度はミセスマッコーリーポイントへテクテク。

海沿いをテクテク。こんな景色が続く。

ミセスマッコーリーポイント。

この風景に満足。ブルーマウンテンに行けなかったけど、この景色が見られて良かった。これぞシドニー。

さらにテクテク。キングスクロスへ。偶然、タイガーで有名なミートパイのお店も発見。地元のおじさんがタイガーを美味しそうに食べていた。
食べようか迷ったが、ボリュームがすごそうだし、そろそろ疲れてホテルの近くへ戻りたかったので、やめて道を尋ねて駅を探す。見つからず、焦ってきたあたりでバス停で待っているご婦人に聞いたら、自分が乗る街の巡回フリーバスみたいなのに一緒に乗せてくれキングスクロス駅に行くことができた。

これはまだキングスクロスで迷っていたとき。こんなハーバーもある。
きれい

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この後は迷ったけど無事に荷物だけ預けておいたホテルに戻って、最後にスーパーで買い物をして空港へ。
さよならシドニー。

これはもう帰りの乗り継ぎで寄ったKL空港。見えにくいけど、シドニーではＳＰＲＩＮＧと書いてあったピーカンラテの看板に、ＫＬではAUTUMNと書いてあるの。

去年ヤギ乳を買ったスーパー。
ここと下の写真のマレーシアの靴ブランド「ＶＩＮＣＣＩ」に行きたくて、本来ならＡＩＲ　ＡＳＩＡのＦＬＹ　TＨＲＵは乗り継ぎ地で出入国しなくていいんだけど、いったん出国した。ただ空港ビルなので、市街へ出たわけではない。
もうヤギ乳が売っていなかったので、何も買わず。

サンダル２足購入。合計4000円以下。安い。去年買って履き倒したサンダルが丈夫でよかったのでまた来たかった。
ここはクレジットカードが使えるが、KLIA2の飲食店（ケンタッキーとかも）はキャッシュオンリー（マレーシアのリンギット）のお店が多いので残念。
ケンタッキーでお粥の上にフライドチキンが乗ってるのとか日本にはないメニューがあって食べてみたかったのにな。
これで旅行記はおしまい。楽しい旅行だったな～。