2017/09/04 - 2017/09/09
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birdwatcherさん
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随分前にテレビで見た、断崖絶壁に渡した幅数十センチの板の上を歩くクレイジーな映像。「なんだこれは!?俺も歩いてみたい!」とずっと忘れられずにいた。調べてみると、どうやら中国の西安近郊にある「崋山」という古来より人々に崇拝される霊山らしい。そのほかにも西安には兵馬俑があったり、城壁が残っていたり、見どころが多い。
5年前の北京に続き、2度目の中国本土。日本じゃ体験できない経験をしに、大陸へGO!
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス タクシー
- 航空会社
- 海南航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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西安まではいくつもの航空会社が運航しているが、大した距離じゃないのにどれも乗り継ぎ便ばかりで、とにかく時間がかかる。そんな中、海南航空が直行便を運航していた。なじみのない航空会社だったが、調べてみると評判も良い。それならと、限られたフライトスケジュールに自分のスケジュールを合わせることにした。お値段諸費用込みで27,750円。お手頃価格!
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初の海南航空、機材はB737-800と小さめ。LCCではないが、個人モニターはなく、シートピッチも多少狭い気がした。日本語を話すクルーも乗ってない。とはいえ、その他はドリンクサービス、機内食と、至って普通。可もなく不可もなくってところか。
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約5時間で西安咸陽国際空港のターミナル3に到着。まずは当座の資金を両替しようと、無駄に広く、ガランとしてる到着ロビーで銀行を探す。が、見つからない!確かに時間は19:00過ぎだから営業時間外だけど、ここ、国際空港だよね!?結局、2階の出発ロビーで中国工商銀行を見つけるも、なんと手数料が60元!!5000円両替するために1000円以上も取られるってどういうこと?これなら成田で両替しとくんだったよ。
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西安咸陽国際空港の外観。「西安」の文字が格好いい!
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中心地までの空港バスはターミナルを出た向いのビル、GTCから。
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乗り場はGTCに入って右側だけど、その前に左側のチケット売り場へ。ホテルは西安城壁内の鐘楼のそば。以前は鐘楼まで行くバスがあったみたいだけど、今は無いようなので、一番近くまで行く4号線、西安賓館行きのバスに乗る。運賃25元。ちなみに観光業ですら英語があまり通用しない中国では筆談が活躍する。ここでも「西安賓館」と書いたメモを見せて、楽々チケット入手!
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バス乗り場はこの奥。
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いくつかゲートが並んでいるが、チケットには乗り場番号が記載されているし、何より、よく見ると案内板に「西安賓館」の文字が。勝手の分からない中国で、漢字を理解できる日本人で良かったと感じる瞬間。
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約1時間ほどで西安賓館前に到着。バスを降り、徒歩ですぐの南梢門駅から地下鉄で2駅の鐘楼駅で下車(2元)。外に出るとランドマークの鐘楼が綺麗にライトアップされていた。22:00過ぎにやっとホテルに着き、今日はこれで終了。
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今回のホテルはシタディーンセントラル西安。24時間対応のフロントは親切で感じよく、移動にも食事にも便利な場所にある。
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そして部屋の中はこんな感じ。とても広くキレイで、テレビ、金庫、冷蔵庫はもちろん、電子レンジまで付いてた。wifiもサクサク動くし、これでサービス料込み5泊朝食付き\22,885はお買い得でしょ。
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翌日は朝から雨。どうするか悩んだけど、今後の予定を考えた結果、屋内展示だから大丈夫でしょってことで、ここに来た目的の一つ、兵馬俑を見に行くことにした。
兵馬俑までは西安駅前東側広場から遊5バスで7元。非正規のバスもあるみたいだけど、本物はちゃんと前面に「遊5」や「306」の表示があるからわかる。 -
途中、有名観光地、華清池を経由して約70分、秦始皇帝陵博物院に到着。こんな天気の平日にもかかわらず、売店の並ぶ駐車場には他にもたくさんのバスや車、そして人・人・人。とりあえずチケットを買おうと、人の流れについていくが、次第にいろいろな方向から人が流れて来て、チケット売り場が見つからない。10分以上彷徨ってやっとチケット売り場を発見。屋内施設のはずが、既に靴が濡れて来た・・・。
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中国にしては珍しく、ここには行列が出来ていなかった。立派な窓口でチケット購入。150元也。
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入場券を手にチケット売り場を右手に出て、いよいよ入口へ。中国ではお決まりのX線検査機に荷物を通し、いざ入場!
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入って正面がメイン展示の1号坑。どんどん人が吸い込まれていく。
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奥に広がる空間と人だかりに期待が膨らむ。この先には・・・
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ジャジャーン!兵馬俑!!目の前に広がる幾千もの兵隊や馬の並ぶ景観に圧倒される。これが作られたのは約2200年前。実に日本が縄文時代から弥生時代に変わろうとしていた時代。そんな時代にこんなものを作ることができた文明が存在していた事実に驚く。
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死後、自分の墓を守らせるために始皇帝が作らせたこれら等身大の人形にはすべてモデルがいると言われ、そのため二つとして同じ顔をした人形はいない。そのリアルさたるや今にも動き出しそうなほどである。
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修復途中の人形も展示されている。一体、どれほどの歳月をかけ、どれだけの人や馬が作られたのだろうか?
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1号抗を堪能した後は、3号坑へ。
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3号坑は広さ約20m四方と規模は小さいが兵馬俑の最高指揮部隊にあたる場所だと考えられている。
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最後に2号坑に入場。
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2号坑は発掘途中という雰囲気で、俑ではなく、発掘風景を紹介している感じ。風化を防ぐために上から土を被せてあるとのことで、何が埋まっているのかわからない。
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最後は文物陳列庁へ。
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文物陳列庁では状態の良い俑を間近で見ることができる。こうして見てみると鎧の鋲、服のしわ、靴底から髪の毛といったディテールにまで気を使って作られていることがわかる。あまりの精巧さに思わず見入ってしまう。
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一通り見て、お腹が空いたので、敷地内の売店で食事をすることに。
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注文したのは西安名物、超幅広の麺が特徴のビャンビャン麺18元。酸味の効いたスパイシーなスープに、パクチーがいいアクセントになっていた。本来の味付けはもっと辛いみたいだけど、辛いものが苦手な俺は「不辣(ブーラー)」とオーダーし、辛さ控えめにしてもらった。ちなみにビャンビャン麺の「ビャン」という漢字は57画もあり、中国でもっとも画数の多い字らしいです。
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広場の真ん中にデーンとそびえる像。この人がここの主役、始皇帝だとか。
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お腹も落ち着いたところで、次はこの乗り場から出る無料のシャトルバスに乗って、始皇帝のお墓、始皇帝陵へ向かう。
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バスはほんの数分で始皇帝陵に到着。10分ほど歩くと、記念碑の向こうに周囲6.2キロにもなる山のような陵が望める。巨大な権力を誇った始皇帝が眠るこの墓は、現在の発掘技術では埋葬品の保存状態を維持しながら発掘することができないとのことで、いまだ手付かずだそう。もし発掘されたら物凄いお宝がザクザク出てくるんだろうなあ。
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広い敷地内には「0006副葬抗」や・・・
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「9901副葬抗」と名付けられた小規模の展示施設もある。
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行きと同じルートで西安の街に戻り、夜は街のもう一つのランドマーク、鼓楼の近くの夜市へ。羊肉の串焼やザクロジュース、ヨーグルトといった定番のお店をはじめ、さまざまなお店が立ち並び、呼び込みの声と人出ですごい活気がある。歩くだけでも楽しい。
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そんな中、今日の夕食は賈三灌湯包子。
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羊肉餡包子17元。思わず写真を撮る前に一つ食べちゃった。字を見てわかる通り、羊肉の餡だけど、まったく臭みはなく、むしろしっかりと肉の味がして美味しかった。おかげで、あっという間に食べ終わってしまった。
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これだけいろいろな店があるんだから、他にも何か食べようと、桂花糕というデザート(?)を購入。3元也。キンモクセイの香りのシロップがヒタヒタに染みたおはぎのような触感のお菓子。カステラのような見た目もあり、エグイくらいの甘さを予想したが、それを裏切るほぼ無味の不思議な食べ物だった。
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次は柿子餅、3元。柿のペーストの入ったアンドーナツのようなもの。何種類かある味の中から、基本フレーバーだというキンモクセイの香りを付けた餡にクルミの入った「黄桂核桃」をチョイス。揚げたて熱々なのと、優しい甘さが気に入った。これ、ちょっと好きかも。
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翌日は予報通りいい天気!よし崋山へ行くぞ!崋山へは地下鉄北客駅に隣接する西安北駅から新幹線に乗る。しかし辿り着いた西安北駅の切符売り場は長蛇の列。にもかかわらず、窓口が一つしか開いていないせいで一向に列が進まない。しばらくして徐々に窓口が開いたけど、切符を買うのに30分も時間を取られた。どうしてこういうことが起きるかなぁ???ちなみに新幹線のチケット購入にはパスポートが必要なので忘れずに。
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やっと買えたチケットは出発まであと5分の新幹線のもの。駅の入口は一旦切符売り場を出た隣。しかしここは中国。パスポートチェックとお決まりのX線検査が待ち受ける。急いでそこを抜け、エスカレーターを駆け上がってやっとコンコースに出た。しかしここは中国。中もとにかく広い!ダッシュで改札を目指す。
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運良く迷うことなく、お目当てのB12番改札口を発見。まるで飛行機の搭乗口のよう。ふーっ、何とか間に合いそうだ。
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開業当時は事故もあり、どちらかというと悪い印象だった中国新幹線。実際は足元広々で乗り心地も良かった。車内には食堂車があったり、アテンダントさんがいたりと日本とは微妙に違う。西安北駅から崋山北駅まで2等車で54.5元。
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飛び去る風景を楽しむこと約40分。新幹線は時間通りに崋山北駅へ到着。
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無駄に広い駅前の広場を通り抜けたところに遊客センター行きの無料バスが待っている。わかりやすい表示もなく、本当にこのバスでいいのか不安になるが、山登りの装いの中国人が乗っていたので間違いないだろうと判断。バスは人がいっぱいになったところで出発。
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スピードはゆっくりだし、途中、普通に乗り降りする人もいるので結構時間が掛かるが、15分?20分?くらいでバスは遊客センター入口に到着。世界遺産をアピールする石碑の後ろにそびえる山がめちゃくちゃ美しい!
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バスを降り、また無駄に広い公園を抜けたところに三角屋根の遊客センターはある。
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ここでは入山料180元を支払い、同時にロープウエイ乗り場までのシャトルバスのチケットを購入。なお、ロープウエイは北峰行きと西峰行きがあるんだけど、俺は北峰を選択。運賃20元。
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北峰行きも西峰行きも乗り場は同じなんだけど、北峰行きバスは乗り場左側の金色のバス。日本語の看板も出ているけど、間違えないように!
俺が乗ったバスは俺でちょうど満席となり、すぐに出発。ラッキー!バスは絶壁の間を走る山道を登り、20分ほどでロープウェイ乗り場に到着。 -
北峰ロープウェイは急峻な山を一気に標高1600mまで登っていく。ダイナミックな景色に否応なしにテンションも上がる。そのお値段片道80元。
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ロープウェイを降りたらまずは北峰を目指してトレッキング開始。とはいえ、乗ったのが北峰ロープウェイなだけに、ちょっと歩くとすぐに北峰に到着。別名雲台峰、標高は1614.9m。
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余裕があったのは最初だけ。本格的な登りが始まると歩を進めることに必死で景色そっちのけ。おかげで崋山でも有数のフォトポイント、ここ蒼龍嶺でも、気づいたときは登り切っていた。本当は幅の狭い尾根に延びる急勾配の長い階段を見上げるような画をカメラに収めたかったんだよなー。とは言えわざわざ下る気にもなれず、見下ろす画をパチリ。凄さ伝わらね~。
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蒼龍嶺を過ぎると2つ目のピーク、中峰に到着する。別名玉女峰、標高は2037.8m。
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梯子と言った方が正しいようなほぼ垂直に延びる階段。アトラクションとしてはすごく楽しい。景色だけじゃなく、こういった他ではできないことが体験できるのが崋山の楽しみの一つだと思う。
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振り返るとそこには絶景が。これを見られただけでも来た甲斐があったと思えるほどの景色。
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ここまで登ってくると、どこを見ても息をのむような絶景に出会える。本当に本当に素晴らしい景色で、いつまでも見ていられるくらい。
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3つ目のピークは東峰。別名朝陽峰、標高は2096.2m。ただの頂上じゃなく、まさに絶頂という表現がぴったりの場所。
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東峰の目の前には今にも孫悟空が生れてきそうな険しい岩山が見られる。
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東峰を過ぎるといよいよ今回の旅の最大の目的、長空桟道が現れる!クレイジーな体験をしようと、既に多くの人が断崖絶壁に作られた通路に並んでいた。でも冷静に考えると、手すりがあるとはいえ、この通路の場所が既に尋常じゃない。
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待つこと数十分、通り抜ける風で体が冷えてきた頃にやっと自分の番が近づいてきた。30元を支払って、荷物を預ける(というか置くだけだけど)。いやー、ワクワクするなあー。
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俺もしっかりとハーネスを装着。このハーネスからは、先端にカラビナの着いた2本の命綱が延びている。
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このワイヤーに命を預ける。ワイヤーの継ぎ目に来たら、まず片方のカラビナを外し、隣のワイヤーに装着。そうしてからもう片方のカラビナも同じ操作を繰り返す。この順番、すごく重要。そうすることで常にどちらか一方の命綱がワイヤーにつながっていることになる。
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スタートしていきなり垂直下降。進む方向なので嫌でも下を見ることになるがここは標高2000m、ものすごく怖い。命綱があるのはわかってるけど、自然と足がガクガクしてきて、手すりのチェーンを握る手に力が入る。
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何とか垂直下降を終えると今度は横移動。岩壁にへばりつくようにしながら幅40cm程の板の上を歩く。意外と板はしっかりしてるとはいえ、目の前に何も遮るものがない頼りなさが恐怖に変わる。加えて当然ルートはこの一本なので、こんな場所でも戻ってくる人とすれ違わなくてはならない。
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人間とは強いもので、こんな環境でも少しずつ慣れてくるらしい。歩を止め、谷側に体を向け、景色を楽しむ余裕が出てきた。その勢いのまま、前を行く人に携帯を渡し、手足を伸ばして片足立ちで半身を宙に投げ出した格好の写真を撮ってもらった。
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こんな感じ。でもやっぱり怖くて、ワイヤーをつかむ右手の肘を伸ばすまでにはいかなかった。
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断崖を進むこと数十mで長空桟道の終点にたどり着いた。でもまだその先には小さな祠がある。多くの人はそこまで行かずに折り返してしまうが、俺はちゃんと安全祈願をしてきた。
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長空桟道の興奮と達成感に浸りながら、登山再開。長空桟道で1時間半くらい時間を取っちゃったから、ちょっと頑張ろう。そして歩くこと約20分、崋山の最高地点、2154.9mの南峰に到着。別名落雁峰。ここは最高地点ということもあってか、他の頂上より人が多かったなあ。
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目の前に目指す最後のピーク、西峰が見える。その姿はまるで空に浮かんでいるよう。
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いよいよ最後の登り。さっきまで遠くに見えた西峰のピークがこの先にある。これまでの道に比べると比較的なだらかなので、なんとなく気分が楽だ。
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一歩一歩噛みしめるようにゆっくりと登ってきたが、最後までこんな階段が待ち受けるのが崋山。これを登ると・・・。
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2082.6mの西峰、別名蓮花峰に到着する。これで崋山のすべてのピークを踏みしめたことになる。
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西峰の頂上にある石柱。真っ青な空をバックに実に映える。
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あとは下るだけ。帰りは西峰ロープウェイを利用。チケットを購入し、岩山をくりぬいた無骨な乗り場へ向かう。
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観光地とは言え140元は取りすぎだろーって思ってたけど、この西峰ロープウェイ、半端なかった。長さもさることながら、山を越え、谷を渡り、物凄い角度の上り下りを繰り返す。地上からの高さは恐怖を覚えるほど。それだけに景色の良さは言うまでもない。かなりのアトラクションだった。
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あーあ、終わっちゃった。でも凄く良かった。本当に来て良かった。この景色と体験は日本じゃ絶対できない。西安の城壁内から行くとなんだかんだで1万円以上かかるけど、来ればそれだけの価値はあると思えるはずです!
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行きと同様、バス、新幹線、地下鉄を乗り継ぎ、西安に戻ってきたときにはもう暗くなっていた。一日掛けて歩いた足には心地よいけだるさが残っている。ということで、今日の夕食はホテルの近くの樊記腊汁肉 竹笆市店でロウジャモウ(漢字は変換できないので割愛!?)を食べることに。
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ロウジャモウ(12元)は西安名物の中国式ハンバーガー。中国風バンズの中にじっくり煮込んでほろほろになった豚肉を挟んだファストフード。想像通りの味で驚きはなかったけど、普通においしかった。加えて甘酒とマッコリの中間のような西安のお酒、黄桂稠酒(3元)をオーダー。お酒感はまったくなかったけど、嫌いじゃない。
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4日目は午前中をお土産購入に費やし、お昼は鐘楼駅前広場に面したイスラム料理の有名店、同盛祥に入ることにした。
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このお店、本来はプリペイドカードのようなものを買って、それを使ってオーダーするみたいだけど、どうしたらいいのかわからずキョロキョロしてたら、見かねた店員がサポートしてくれた。レジカウンターに連れていかれ、直接32元を支払って看板メニューのヤンルーパオモーをオーダー。席で待っていると、ロウジャモウのバンズと似た(同じ?)パンが入ったお椀が運ばれてきた。えっ?何これ???
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って一瞬びっくりするけど、店員は身振りで、これを細かく千切れと言ってくる。なるほど、そういうことか。しかし、このパン、厚みはあるし、そこそこ硬いし、小さいようで2枚をやっつけるのは意外と大変な作業。萎えそうになる弱い自分と戦いつつ、必死に千切ること数分、やっと写真のような状態に。するとそこに・・・
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羊肉と春雨の入ったスープを入れてくれる。これがヤンルーポオモーの完成形。肉は柔らかく、細かく千切ったパンが絶妙な味付けのスープを吸い込み、これがまたいい感じ。食べてみて、店員が細かく千切れと言ってた意味が分かった気がした。個人的には西安で食べたものの中で一番美味しかったなあ。
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食事のすぐあとでトイレの話もなんだけど、西安市内では至る所で公衆トイレの看板を目にする。中国のトイレと言えば、仕切りやドアのない「ニーハオトイレ」が有名なので、実際はどうなんだろうと、恐る恐る入ってみた。しかし構造はいたって普通。どうやらオリンピックを機に、都市部ではトイレの近代化が進んだらしい。ただ人々の気持ちはそう簡単に変わるものではないようで、この時、個室のドアを半開きにしたセミニーハオの人がいました。
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この日の午後は西安の城壁に登ることにした。入壁料54元。
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全長約14kmにもなる城壁の上は歩くだけでなく、レンタサイクルで回ることも出来る。俺もさっそくレンタルし、サイクリング開始。レンタル料2時間まで45元、他にデポジットで200元が必要。
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城壁の上は車も通らないので快適なサイクリングが可能。途中いくつもの門を通過しつつ、西安中心部の景色を楽しむ。西北の角からは陝西省で唯一のチベット寺院である広仁寺の金色の屋根を見下ろし、永寧門からはランドマークである鐘楼を見る。のんびりとした平和な時間が過ぎて行く。
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お昼に食べたヤンルーポオモーは腹持ちが良く、あまりお腹は空いてなかったけど、夜は再び夜市へ足を運び、スパイシーな味付けで豪快に焼かれた名物の羊肉串焼10元を購入。
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続いて、ヨーグルト10元。陶器製の容器は持ち帰り、現在、会社のデスクの上でペン立てとして活躍中。
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実質最終日の今日は市内観光に充てる。最初は地下鉄小寨駅から徒歩10分ほどの陝西歴史博物館。ここは枚数制限のある無料参観券を入手すれば無料で入れるということで、朝一で向かうも、開館5分後の8:35に着いたときにはすでに50m以上の行列ができていた。さすが中国!
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結局30分くらい並んで入場券をゲット。なお、チケットの入手にはパスポートの提示が必要なので、お忘れなく。
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陝西歴史博物館。中国でも最も設備の整った博物館の一つらしく、中はキレイで展示内容も先史時代から近代までとしっかりしていた。
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お昼は博物館から歩ける距離にある天下第一面大雁塔広場店で。
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麺の長さがギネス記録だという天下第一麺28元は、西安らしい幅広麺をスパイシーなスープと優しい味付けの2種類のスープにつけて食べます。ただ、麺の幅広さでスープは絡みづらくなるし、長さで食べづらくなってる。不味い訳ではないけど、あまり良い結果はもたらさないように感じます。
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昼食後は腹ごなしを兼ねて、慈恩寺の敷地内に立つ大雁塔を見に行った。642年に建てられたこの塔の内部には、西遊記でおなじみの三蔵法師がインドから持ち帰った仏典や仏像が保管されているとのこと。塔の上部にも登れるそうだが、それには30元かかるので省略。
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続いて地下鉄南梢門駅へ移動。これまた入場無料の西安博物院を目指す。駅を出て歩くこと10分、小雁塔の入口は見つけたが、なかなか博物館の入口が見つからない。間違いなくこの近くなんだけどなぁ・・・。しばらくウロウロして辺りの様子を観察してるうちに、小雁塔の入口だと思っていた窓口でチケットを入手でき、かつ入口もこの奥にあることが分かった。なーんだ。でも、わかりづらーい。
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園内を歩いていると見えてくるのがこの小雁塔。正式名称は薦福寺塔というらしいが、形が大雁塔に似ていて、それより小振りだから小雁塔と呼ばれるようになったみたい。塔の上部にも登れるそうだけど、30元かかるのでここでも省略。
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小雁塔を抜けたところに現れた西安博物院。規模は小さめで人が少ないので、のんびりしたり休憩したりするのにもいいかも。一方、展示物はそれなりにしっかりしている。俺は流して見学。
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鐘楼と並ぶ西安のランドマークの鼓楼。綺麗にライトアップされ、その美しさを写真に収めようとスマホをかざす人が絶えない。明日の帰国の前に今晩も夜市に出かけた俺にとっては見慣れたそして最後の景色。
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今日はこれまでの夜市散策で気になっていたものを食べてみようと、涼皮の屋台の中でとりわけ多くの人が並んでいたこの店へ。ちなみにこの屋台、いきなり並ぶのではなく、先に店内でお支払いを済ませ、そのレシートを持って並ぶシステムなのでご注意を!
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涼皮とは米粉を溶かした水を薄く延ばして蒸し、適当な大きさに切ったもので、この店ではきゅうり、肉、ナッツなどを乗せ、ピリ辛のスープを掛けていただきます。お値段8元とお手頃。店内に持ち込んで座って食べられます。
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2日目の夜に食べて、素朴な味を気に入っていた柿餅。今日は別の店で買ってみることに。お値段同じく3元。揚げたてを食べられたので、熱々で美味しかった。
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今日はいよいよ帰国の日。海南航空の帰りの飛行機は8:15発なので、慌てないように6:30には空港に着いていたい。空港までは1時間くらいかかるから、市内を5:30に出るには4:30から動いている空港商務飯店発のバスしかない。地下鉄はまだ動いてないのでホテルでタクシーを呼んでもらい、空港商務飯店へ移動。タクシー代13元。空港バスは25元。
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早朝なだけに渋滞もなく、余裕を持って国際線ターミナルであるターミナル3に着けた。とりあえずベンチで簡単な朝食を摂り、出発時間の1時間半前に開く海南航空のカウンターで、チェックインも完了。あとは飛行機に乗るだけ!
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ポケットの中でデジカメの電源ボタンが押されてしまったようで、成田到着時にはバッテリーが切れ、この西安出発の写真が旅の最後の記録になりました。さて、テレビでチラっと見た画がきっかけで始まった今回の旅、実物は想像以上で、兵馬俑には圧倒され、崋山には心から魅了されました。世界には本当にいろんな場所があるなぁ。そしてそのすべてを見ることが出来ないなら、これからも興味を持ったものくらいは積極的にアプローチして行こうと思いました。さあ次はどれにしよう?
-完-
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