2017/09/04 - 2017/09/04
47位(同エリア337件中)
夢道乗光さん
名松線は自分にとってはJR東海エリアで唯一乗っていなかった路線です。いつかは乗らなくてはと気になっていましたが、今回名松線にやっと乗ることが出来ました。
名松線は2009年10月8日の台風18号による風水害で全線運休となり廃線の危機もありましたが、三重県と津市がJR東海に存続を陳情した甲斐あり復旧工事が進み、2016年3月のダイヤ改正で運転再開しました。
関西線、名松線、参宮線を乗車し、一日中ディーゼルカーでの乗車となりました。
①名古屋8:37快速みえ1号⇒松阪9:54
②松阪11:33⇒伊勢奥津12:57
③伊勢奥津13:06⇒松阪14:30
④松阪14:47快速みえ11号⇒鳥羽15:26
⑤鳥羽15:54快速みえ20号⇒名古屋18:05
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- JRローカル
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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青春18きっぷの使用期限は9月10日。残り1枚を有効活用するために9月4日乗り鉄の旅に出掛けました。
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入線する快速みえ1号。
これに乗り一路松阪へ -
快速みえは快速列車でも連続窓、折り畳み式のカーテンで一見特急列車のような雰囲気を醸し出している
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快速みえ1号は2両編成と短く、転換式クロスシートで1号車の前半分は指定席、後ろ半分は自由席と変則。私はもちろん自由席。
八田駅から単線のため時刻表には停車駅として載っていない駅で3度も列車行き違いで停車。 -
車内に掲示のJR東海鉄道路線図
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揖斐川鉄橋より鈴鹿山脈を望む
イギリスのカミンズ製エンジンを各車両に2基ずつ搭載。
最高運転速度120kmでキハ85と比較しても遜色ない走りっぷり。
豪快なエンジン音が響き心地よい -
快速みえは河原田⇔津の間は伊勢鉄道の線路を通るため、青春18きっぷの切符ではJR路線でないため別途に車掌さんから切符を買わなくてはいけません。
何故、快速みえはこんなややこしい乗車券になるのかとよく聞かれますが、かつては四日市から亀山経由で迂回して津、松阪、鳥羽方面に進むルートの運行でしたが、所要時間を短縮すべく伊勢鉄道の線路を使い、快速みえの運行を開始しました。四日市・亀山・津の3点を結ぶ線路の三角形の1辺は2辺より短いという定理です。 -
日本で一番短い駅名の津駅
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名古屋から鳥羽までの路線は近鉄と競合しほぼ並行しており、快速みえは近鉄と真っ向勝負。
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JR松阪駅の正面
松阪というだけあり駅前の松の木はよく手入れされていました。 -
松阪中心部の案内地図
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松阪駅で下車してから名松線の伊勢奥津行きの列車出発まで1時間半あり、松坂城址まで1.5キロ程歩いて観光しました。
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松阪城跡の記念碑
松阪城は日本100名城の一つ。
豊臣秀吉から12万石を与えられた蒲生氏郷が築城。 -
松坂城址の説明看板
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鐘の櫓跡
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左から堀坂山(757m)、観音岳(606m)、日川富士(505m)、鉢ヶ峰(420m)
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松阪開府之碑
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本丸跡
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本丸跡から本居宣長旧宅と松阪市街を望む
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本居宣長旧宅の玄関
月曜日は休館で入れませんでした。 -
堅牢な高い石垣
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何と三井家は松阪が発祥の地とは知りませんでした。
三井グループの創始者で越後屋(のちに三越)を江戸に開店させた豪商・三井高利の発祥地 -
平成27年9月に三越伊勢丹ホールディングスから松阪市に寄贈された来遠像(ライオン像)
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せっかく松阪に来たので松阪牛を食べようと思い、牛銀に向かうも・・・。
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老舗の牛銀本店に辿り着くも本日閉店で、店舗を見ただけで引き返しました。
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牛銀本店で松阪牛が食べられなかった挙句の果ては、松阪駅構内の店名が素敵な汽笛亭で肉うどん(450円)を食べました。松阪牛を食べるつもりが安上がりの昼食となりました。
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紀勢線と名松線のホーム案内看板
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松阪駅5番線から始発の名松線の車両キハ11
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これから乗車する伊勢奥津行き
乗客の半分以上は青春18きっぷと思われる客層でした。 -
今では全国でも希少価値のタブレット交換で運行
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前後のロングシートの間にベンチシートが配列されて居心地も乗り心地も快適。
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新潟車両で1999年に製造されたキハ11-303
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家城駅から伊勢奥津方面の線路
過去に2度車両が無人で下り坂を逸走した事故があった下り坂の線路 -
家城駅で上り列車と下り列車が行き違い
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山間を縫うように走る路線なので、いつまた集中豪雨で全面運休となるかもしれません。とにかく名松線を全線乗れて良かった!
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ローカル線らしい真っ直ぐに伸びる復旧後の線路
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運賃表示器
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松阪駅から営業キロ43.5km・1時間24分の乗車で終着駅の伊勢奥津駅に到着
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『おかえりなさい名松線』の暖簾がかかる伊勢奥津の駅舎
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伊勢奥津駅に掲げられている名松線全線復旧を祝う看板
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名松線を守る会の「みんなで守ろう名松線」横断幕
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蒸気機関車(C11)時代に使用していた給水塔
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ローカル線の終着駅の雰囲気が漂う風景
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2時間に1本間隔の運行
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松阪駅で特急ワイドビュー南紀6号・キハ85系を見送る
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松阪駅下り時刻表
青春18きっぷが利用出来て時間もあるので快速みえで鳥羽へ -
車窓から眺める朝熊山は何となく神々しい。(宮川の鉄橋より)
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二見浦駅を過ぎてから海が見えて来て間もなく鳥羽駅に到着。
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鳥羽駅で発車待ちの快速みえ・キハ75系
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鳥羽駅前に建つ御木本真珠創業者・御木本幸吉の銅像
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鳥羽駅を出て駆け足で海岸まで海を見にいきました。
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鳥羽で温泉に入る時間もないので足湯で我慢
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近鉄特急「しまかぜ」は今も人気があるようで満席。
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参宮線(鳥羽⇔多気)
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本日は伊勢奥津駅に続き、二つ目の終着駅(鳥羽駅)で下車
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鳥羽駅始発の快速みえ20号名古屋行き
これに乗り帰途に -
伊勢市駅で2両増結作業で12分停車
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先頭車両に乗っていたので増結作業もよく見られました。
これから通勤時間帯になるので2両編成から4両編成に。 -
名古屋駅界隈の高層ビル群が見えて来ました。
313系とキハ85系がお出迎え -
高層ビル群が大きく見えてきて、間もなく名古屋駅に到着。
名古屋駅に着いたのは午後6時過ぎ。青春18きっぷなら日付が変わるまであと6時間近くは乗車できますが、青春ではなく高齢者なので寄る年波には勝てず本日の乗り鉄の旅はTHE END!
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