リピーターと初韓国、どっちも楽しい飲んだくれソウル2泊3日

2016/04/15 - 2016/04/17

韓国7回目の女ひとりと初韓国の男ふたり、飲んだくれトリオのソウル二泊三日。

韓国旅行リピーターの方は何度か経験されているであろう悩み。
それは「初韓国の連れとリピーターの自分、どちらも楽しめる日程を組むのが難しい！」ということです。

何十回と訪韓するヘビーリピーターさんともなるとそんな悩みももう無いのでしょうが、まだまだ自分の観光にも未練があるちょっとだけリピーターの私がプランニングしたソウル二泊三日の旅行記。

エリア ソウル(韓国)

日本で初めて拡大公開されヒットした韓国映画「シュリ」（https://movies.yahoo.co.jp/movie/シュリ/159601/）。

南北の緊迫した関係を背景に大人の男女のラブストーリーも楽しめるスタイリッシュアクションの名作です。
これを小学生の時に母親に連れられて見に行ったのが私の韓国との出会いでした。
見た目は日本人と全く変わらないのに、南北に引き裂かれた悲しい歴史を持つ韓国の映画はドラマチックで力強く、日本映画とは全く違うように感じました。

あれから幾星霜、何回か韓国に行き、韓国語も少しかじった私が初韓国の男性ふたりと3人でソウルに行ってきました！

3人の共通点は以下。
・お酒が好き
・美味しいものが好き
・映画、TVドラマなど映像が好き
・現代美術が好き
・アラサー

これらの要素を抑えつつ、韓国らしさを楽しむ2泊3日の格安弾丸旅行に行ってまいりました！

まずは成田からイースター航空で仁川へ。
はい、あっという間すぎて写真もありません。
仁川からは空港鉄道でデジタルメディアシティ駅へ。ひとつめの目的地、韓国映画博物館に向かいます！

デジタルメディアシティ駅からはタクシーで5分足らず。《ハングッヨンファパクムルグァン》で通じると思います。歩けない距離でもないのでしょうが、新しい街でなんとなく駅前もサラッとしてるのでよっぽど時間に余裕がある時以外はタクシーがいいと思います。このときは雨も降っていたので、迷わずタクシーを拾いました。
韓国のタクシーは本当に安いので、3人か4人の旅行ならもう迷わず 利用したいですね。

ここ、韓国映画博物館には草創期から現在まで、韓国映画の歴史が真面目にかつビジュアル豊富に展示されています。日本でいう京橋のフィルムセンターです。
太っ腹なことに入場無料です。

早速ゲキ渋の韓国映画ポスターたち。
左上は韓国を代表する国民的名優アン・ソンギがまだ20代の頃に出演した名作「風吹く良き日」のポスターですね。漢江の奇跡と呼ばれる高度経済成長真っ只中のソウルを舞台に地方出身の貧しい若者たちの青春が描かれていて、今とは全く雰囲気が異なるソウルの景色が印象的でした。
一度新宿のK'sシネマで観ていて、今回見直したいと思ったのですがレンタルビデオはないようです。残念。

アン・ソンギはたまに日本メディア等で”韓国の高倉健”といわれることもありますが、子役時代から韓国映画史に残る名作にジャンル問わずガンガン出演し続け、60代の今もなお文化的な作品から超ドエンタメ作品まで主要な役で出演し続けているところを考慮すると、日本の俳優さんに例えるのはかなり難しいです。
おそらく、アン・ソンギが出ている映画を一本も見たことがない韓国人なんていないと思います！

「チング」、「ブラザーフッド」の紹介。衣装もあります。映画に興味の薄い方だと韓流スターの恋愛モノのイメージが強いので韓国映画イコール女性好みと思われるかもしれませんが、いやいや韓国映画はものすっごく激しいアクション描写や胸熱くなる男の友情など、かなり男性好みのものも多いのです。

特に朝鮮戦争をテーマにした作品は名作が多く、熱い涙無くしては見られません。

旅のお連れAさんとKさんもブラザーフッドはおさえているので、まずは楽しそう。

期間限定で展示が入れ替わるコーナーもあって、そこは韓国映画の新作の衣装や小道具、セットデザイン画などが並びます。
自分の好きな役者さんの新作の展示中に行くと、すっごく楽しいと思います！

韓国映画の名作タイトルがズラリ。これは韓国語か英語がわからないと読めないので、その場合は雰囲気だけ楽しむ感じになります。

韓国映画好きで、かつ韓国語をかじっていると、好きな映画の原題をクイズ感覚で探せるので楽しいです！

地下には特集上映用の映画館があります。スクリーンが複数あり、シネフィルのおじさま、おじいさまがロビーで開場を待っています。軽食と飲み物の売店もあり、東京のフィルムセンターに比べるとすごく和やかな雰囲気です。
フィルムセンターも全席指定にして、イスの座り心地を良くしたら、もう少し和やかになるのかな。難しいですね。

花輪も日本のものと少しデザインが違って面白いです。

最後になってしまいましたが入り口にして、出口の写真。日本語音声ガイドも借りられます。

また二階には資料室があります。
静かに各々が興味ある本を手に取ったり、ヘッドフォンで映画を見たり。正直、これだけで1日過ごせますね。

ここでは最初から最後まで日本人観光客の姿は全く見ませんでした。というか、海外観光客は一切いないようでした。ソウルは日本人だらけでつまんないー！という方には穴場です！

韓国映画好き同士で来て、好きな作品の衣装やポスターを眺めてワクワクしながら1、2時間過ごしてほしいスポットです。

韓国映画博物館を出ると、そこはデジタルメディアシティのど真ん中。
目の前は韓国の大手TV局MBCです。
中にもエンタメスポットがいろいろあったようなのですが、屋外の大型現代アートモニュメントに気を取られて素通り。

ちょうどMBCの屋外ディスプレイの展示替え中でした。

歩き回って疲れたのでソルビン（http://www.sulbing.jp）で休憩。
期間限定、生の苺たっぷりのセンタルギソルビン（生苺かき氷）は甘酸っぱくて疲れた身体に染み渡ります。
大きいので3人で1つがちょうどいいです。

実は3人のうち2人が二日酔い、1人が未明まで仕事とボロボロのコンディションだったので、ソルビンを食べながらひとりずつ交代でうたた寝。
ソルビンDMC店はソファがふかふかで席もゆったりしていて、とても居心地がよかったです。

うたた寝しても疲れは取れないと重い腰をあげ空港鉄道&地下鉄で移動。鐘路3街駅近くにとった格安ホテル、ホテルビズチョンノ仁寺洞（https://i.4travel.jp/shisetsu/10362699?dmos=os）にチェックインして仮眠。

このホテル、ツインでも4,000円台～というお手頃なお値段、立地の素晴らしさ、スタッフさんの親切さ（英語は通じます）、と三拍子揃っています。
お部屋は必要最低限の広さですし、清潔ですが新しくはない。でもそれで充分です。寝に帰るだけだし、なんてったってこのお値段と立地には替えられません！
ホテルすぐそばの海鮮系のお店も結構賑わっていて、今度宿泊する際はぜひ伺いたいと思いました。

仁寺洞も歩いてすぐなので、お土産購入や両替にも困りません。かさばるお土産をすぐ宿に置きに戻れるのは本当に助かりますよね。ただ、今回は男性陣ふたりにそんなに楽しんでもらえなそうだったので仁寺洞には立ち寄りませんでした。

夕食は広蔵市場へタクシーで！ホテル近くの大通りからタクシーで5分かかりません。
市場は屋根付きなので、雨でもへっちゃら！
残念ながら、この日は到着から夜までずっと雨だったのです・・・

広蔵市場の入り口からアーケード内を2,3分歩くとユッケ横丁に到着です。日本ではご禁制になってしまったユッケの専門店がずらっと並んでいます。

人気店と名高いユッケチャメチッ1号店で番号札をもらって並びました。一回呼ばれたのに数字が聞き取れず飛ばされそうになったのですが、近くにいた地元のお姉さんが気づいて助けてくれました。旅先で優しくされると本当に嬉しいですね。

そして、いつぶりかわからない位久しぶりのユッケ！
旨い！多い！安い！焼酎に合う！
無言で平らげました。
久々のユッケ、新鮮でタレも美味しくて、もはや官能的ですらありましたね。

ユッケ、レバ刺し、センマイ刺し、ユッケビビンバと焼酎、ビールを堪能。どれも美味しくて大満足。
これで4万ウォンちょいでした。まさにせんべろ。

狭い店でも入れて、かつ色々なものが食べられるという点では3人組って本当に無敵！

一軒めから結構食べましたが、ここから広蔵市場食べ歩きスタートです！

ユッケの次は麻薬キムパプ！
ユッケ横丁から歩いて2分くらい、市場を歩いていると、かなり目立つ看板が出ているのですぐわかります。

すごい名前ですが麻薬のようにとまらない美味しさ、ということでしょうか。
すっごく美味しいです。
普通のキムパプに比べて具が少なめで小さいのであっという間に食べられます。
3人で一つを立ったままササッと頂きました。

次は肉！と思い焼肉屋を探しながら市場を見て回ること10分弱、そこそこ賑わいのあるお店のアガシと目が合い、入店！
オーライドゥンシムという焼肉屋さんです。

豚をガンガン焼きます！やっぱ美味しい！
サムギョプサルではなく、丸いお肉です。
柔らかくて美味しい！焼酎ガンガンすすむ！

韓国語で注文するとふたりから尊敬の眼差しが・・・
嬉しいけれど、通じるのは食べ物屋さんだけなんですよね。タクシーでは全然通じない、そのレベルの韓国語話者なのです。もっと頑張ろう。

お肉の次はタチウオを焼きました！
これは韓国ならではだと思います。
ホクホクしていて美味しかったです。マッコリにも焼酎にも合います。これはお店のアガシが強くオススメしてくれなければ多分食べなかったので、嬉しい出会いでした！！

お肉もタチウオも2人前ずつ食べて、マッコリ一本と焼酎二本で3人で5万ウォンくらいだったと思います。

お腹いっぱいになって表にでると市場はそろそろ終わりの時間。
閉まりかけの屋台を眺めながら散歩していると、海鮮鍋横丁を発見。冬はこっちで一杯やりたいな～！

地下鉄で鐘路3街に戻ると、ジョンやチヂミをつまみに出す居酒屋と屋台がズラリ。
雰囲気は屋台がいい感じなのですが、座って飲める屋台居酒屋はちょっとだけ割高な印象なので、居酒屋にしぼって数分物色。

女子大生みたいなグループから50代くらいの男女グループなど幅広い年代が飲んでいる楽しそうな居酒屋に入店。オシャレでもなく、レトロでもなく、チェーン店でもない、本当にごく普通の韓国のサラリーマンが仕事帰りに飲む感じの気楽なお店です。ここから酔っぱらってしまい、お店の名前がわかりません。

マッコリのボトルが20種類くらいある居酒屋で、栗とスタンダードをオーダー。ジョンの盛り合わせが1万ウォンで、色鮮やかないろんなジョンが山盛りですごく美味しかったです。お店のアジョシも優しい。また今度行ったらお店の名前を確認したいと思います。
酔っぱらっていていくらだったか忘れてしまいましたが、たしか3～4万ウォンくらいだったと思います。

お腹いっぱい、ほろ酔いご機嫌で宿まで歩いて戻りました。

1日目はあいにくの雨でしたが、映画博物館と広蔵市場と居酒屋をのんびり楽しむことができました。
私はユッケ、Aさんはジョン、Sさんは豚焼肉がお気に入りでした。

2日目のスタートは景福宮から！

私は韓国初めての人には必ず景福宮をオススメしています。
大きい！美しい！宮殿と韓国の歴史・文化がわかる博物館がまとめて見られる！アクセスがいい！
何回来ても飽きません。特に季節が違うとまた趣が異なっていいですね。春夏冬と来たことがあるので、次は紅葉の時期か夏の夜間参観に来てみたいです。

ただ、ここばかり来ていてなんとあの世界遺産・宗廟に一度も行ったことが無いんです。今回は宗廟にしようと思っていたのですが、前後の観光の関係で結局また景福宮に来てしまいました。
本当は昨日、仮眠なしで大丈夫なら広蔵市場の前に行けたんですが、眠気に勝てませんでした。次回は必ず行きたいです。

Aさんは韓国時代劇を見たことがあるので、宮殿の数々にかなり喜んでくれました。

Kさんは思い入れはないものの、純粋に建物や借景となっている北岳山の美しさに感動している様子。
そして、韓服で観光する女の子たちの可愛らしさにも感動していたようでした。
ここ3,4年のことだと思うのですが、2,000円台くらいからのお手頃値段で韓服を借りてお出かけするのが韓国の女子高生・大学生くらいの子を中心にブームになり、海外観光客も多く利用しているようです。
カラフルでちょっと現代風のデザインのものもありとても可愛らしいです。彼女たちがキャッキャしてるのを眺めていると、まるで韓国時代劇の世界にトリップしたみたいです。

また韓服だと景福宮はじめ古宮の入場料が無料になります。もともと4000ウォンくらいではありますが、お得ですよね！
次回、女性グループでソウルに来る時は絶対やりたいと思います！

最後に私の恒例！敷地内の国立民俗博物館前にある十二支神像の自分の干支像と2ショット写真を撮ります。
これ、大人がしゃがみこむとちょうど顔が並ぶくらいのサイズで可愛いんです。
約10年前に初めて景福宮を訪れて以来、毎回必ずここで干支像と写真を撮っています。

この像の一角、いろんな国の海外観光客が和やかに自分の干支と写真を撮っていていつもすごくいい雰囲気なんですよね。
干支を知らない英語圏の国の人に英語で教えてあげている中国の若者がいたり、海外観光客同士でお互い写真撮りあいっこしたり・・・
歴史的価値とかは特にないと思われる新しい像なのですが、ぜひ見掛けたら覗いてみてください。

初めてでもリピーターでも楽しめる、やっぱり景福宮はテッパンですね！

景福宮の後は歩いて3分ほどのファンセンガ（黄生家）カルグクスでランチ！

ここは事前に調べて来ていました。
韓国料理は辛いものばかりではない、辛くないものも美味しいということを初韓国のおふたりに伝えるための来店です。

昨日散々飲みまくって食べまくって朝食は抜いていたので、牛骨のマイルドなスープが本当に沁み渡るようで美味しかったです。

カルグクス（うどん）とマンドゥ（餃子）とマンドゥグッ（餃子スープ）と木苺のお酒のボトルをオーダー。
どれもすごくボリュームがあり、とても美味しく、かつリーズナブル。これで4万ウォンくらいですが、1万5千ウォンが木苺酒なので、食事だけならお手頃価格です。

そしてこのお店の何がすごいかというと、お店がとてもキレイでスタッフさんもみんな親切で、本当に気楽に入れるというところです！！
メニューもシンプルなので、韓国語ができなくても大丈夫です。
イス席も座敷席もあり、お手洗いもとても綺麗です。

景福宮の前後にちょっと食事でも、という際には老若男女問わずオススメできるお店です。

昼食後は腹ごなしも兼ねて、北村をお散歩。
オシャレなカフェがいっぱいあって入りたくて覗くのですが、なかなかお腹が空かず入れません。

現代アートのオブジェも多く、ギャラリーも多いのでゆっくりしているとあっという間に1日立ってしまいそうです。

雑貨屋さんやかわいいアパレルショップもあるのでゆっくり回りたいところですが、男性陣2人は興味無いと思うので自粛しました。
この界隈に先ほどの韓服レンタルショップもいくつかあったので、女子旅なら先にこちらから回って景福宮に行くのが楽しいかもですね！

お散歩後は景福宮方面に戻り、国立現代美術館ソウル館へ！

ここは現代美術好きにはすっごく見応えあります！！じっくり楽しむとら3時間くらいかかります。
展示もミュージアムショップもカフェも最高でした！！カフェのソファもオシャレで座り心地抜群で、美味しいコーヒーとオシャレなケーキで1時間くらいまったりしてしまいました。
3人とも大満足！！

海外の観光客の人はほとんどいないようでした。

水を使った作品。
ただぼぅっと眺めているだけで時間が過ぎていきます。

ある作品の内部で天井を写した写真。

大体の展示が写真撮影OKでした。
また、適度におしゃべりしながらみんな鑑賞しているので、お子さんづれでも楽しめると思います。

美術館の後は世宗大路を通って清渓川に寄りつつ明洞を目指します。
結構歩くので雨が上がってくれていて助かりました。

世宗大王の像は私にとってはNYの自由の女神、仙台の伊達政宗像みたいな感じのイメージです。
二人はあまりの大きさに呆気に取られていました。

スマホの電池切れという二日酔いらしい残念なミスのせいで、ここからは写真がありません。

清渓川近くの出店でオデンやフライドポテトをつまみつつ、明洞へ。
ここは原宿的な活気を見て欲しかっただけなので、すぐに地下鉄で次なる目的地、国立中央博物館に移動します。

Aさんが見ていた韓国時代劇の時代の鎧や馬具、装飾品を見るのがメインテーマです。
国立中央博物館は私も初めてでした。
すっごく広くて展示物も多く、かつ展示物の内容が豪華なので、歩ける体力がある人、歴史に興味がある人には本当にオススメです！
国宝の仏像はやっぱりとても清らかで穏やかな表情で素敵でした。
各フロアにオシャレなカフェもあるので、ゆっくり休憩しながら見て回ることができます。

ただ、本当に真面目な展示なので、わかりやすくキレイなものがさらっとみたい、というライトな需要の際にはやはり景福宮近くで済ませることをオススメします。

国立中央博物館見学後は龍山駅近くの日本人駐在員ファミリーたちがよく行くというお店で牛焼肉ディナー。
美味しかったけど印象が薄い。何故だろう？
多分疲れていたのだと思います。

その後タクシーで南山近くに移動。
クラフトビールを楽しめるクラフトワークス・タップハウスで二次会！

相変わらず電池切れでして、ビールの写真だけKさんからもらいました。
試し飲みセット、たしか2万ウォンしないくらいだったと思います。

このお店は英語しか使えない、というルールのお店です。
おつまみも全てアメリカンな感じ。韓国の若者や米軍関係者かな？といった趣の若い男性が多いお店でした。まるでアメリカにいるみたいです（行ったことないけど）。
オシャレで適度にガヤガヤしていて、リラックスしてビールを楽しめます。
お値段は軽く飲んで3人で9万ウォンくらいだったと思います。

観光地ではなく、普通の同世代の韓国人が飲みに行くお店に行けて楽しかったです。

ビールの後は汗を流そうとチムジルバンへ。
タクシーでソウル駅近くのシロアムサウナへ向かいます。10分くらいかかったかなと思います。
車窓から南山タワーやソウル駅など夜景スポットが多数見られて楽しい移動でした。

男性二人と一緒だと、夜間のタクシーも安心して乗れますね。男性が羨ましいなと思いました。いつもの韓国旅行のように女性グループで来ていたら、多分この時間にはタクシーではなく地下鉄で移動していたと思います。
海外とか関係なく、車という密室で、しかも夜に他人と過ごすのはやっぱりリスクありますからね。私は過去タクシーで二回、ちょっと恐いめに遭いましたが二回とも日本ですからね！（しかも一回は昼間。）
今回は男性ふたりと一緒ということで安心してタクシーによく乗りましたが、3人組だと下手に地下鉄乗るよりタクシーのほうが安上がりですし、雨が降ったり止んだりだったので、すごく助かりました。

シロアムサウナ（https://i.4travel.jp/shisetsu/10265950?dmos=os）はチムジルバンの中でも大きくて庶民的でアクセスもよく、有名なところです。
ただ、もっと最新で豪華なところは他に沢山あるので、そういうのがお好みの方にはオススメしません。
適度に庶民派なのがシロアムのいいところだと思います。
財布など貴重品は更衣室の中のフロントで預かってもらえますし、帰りのタクシーも更衣室の外のフロントで快く呼んでくれました。

新しくはないけど清潔だし、みんな和やかにくつろいでいて、適度に空いているし、癒されます。
アカスリは浴室内のスタッフさんに直接お願いしました。料金はたしか終わった後に更衣室内のフロントで払ったような。うろ覚えですみません。
お風呂で汗をかいて、ガツガツアカを出してもらい、仕上げのヨーグルトパック。気持ちいい！！
アカスリの強さもちょうど良かったです。

アカスリを担当してくれたアジュンマに「いっぱい出てるよー、もっと頻繁に韓国に来てアカスリしな」と言われてしまいました笑
ここで気のきいた返事ができる語学力は無いので、ストレートに、「休みとお金が少なくて来られないです」と返してしまいました。世間話出来るくらいになると一気に世界が広がるんだろうな～

入浴、アカスリ後には休憩スペースで男性陣と合流。ふたりは戸惑わずにスムーズに入浴できたようです。よかった。

シッケ（韓国の甘酒のようなもの）を楽しんでゴロゴロしたら、あっという間に2時間弱。
身体はすっかりお休みモードに。
今夜はもうまっすぐ宿に戻ります。
体力が続けばもう一軒飲みに行きたかったなぁ～

そして最終日、昼の飛行機のためのんびりしている時間はありません！
朝ごはん食べて仁川空港に直行！

ここでわれわれが選んだ朝ごはんは、なんと初日に食べた広蔵市場のユッケでした！！

いや、次いつ食べられるかわかりませんからね。
サムゲタンとかでも食べようかと思ったんですが、ユッケだけは新大久保じゃ食べられないですからね。
連れの二人は、正直、別のものが食べたかったのではと思います。でも、私の勢いに負けて譲ってくれました。
本当にありがとうございます！！

朝から思う存分ユッケビビンバを食べて、満足感たっぷりで機上の人となりました。

往復航空券、宿、食費、交通費などもろもろで4万円5千円くらいの旅でした。
行きたいところ、食べたい物、飲みたいお店を詰め込んでこのお値段は安かったと思います。
初韓国のふたりも楽しんでくれたはず。

また美味しいお店、楽しいスポットを探しに韓国に行きたいです！！