2017/08/02 - 2017/08/09
20位(同エリア231件中)
コニさん
会社の先輩から、中国語の先生が里帰りをする際に新疆ウイグル自治区行きの手配をしてくれるので一緒に行かないかと誘われたので即座に行きたいと返事をしました。参加者は生徒4名と私と先生のお子さんの柔道の先生とで6名となります。私と先輩を除いた4人は6日間しか休みが取れないとのことで私と先輩は4人より2日早く出発することにしました。出発の一週間前に近所の中華料理屋に集まって打ち合わせをしましたが、後発組の一人の航空券のEチケットの名前が一字違っているのが発覚、この人は一旦航空券をキャンセルして安いチケットを探し、我々より2日早く出発することにしました。
我々の旅程(予定)は下記の通りです。
2日 名古屋 8:55発 MU292 上海10:10着
上海 17:55発 FM9221 蘭州経由ウルムチ着00:50
3日 ウルムチ観光 (天地)
4日 ウルムチ観光 (市内観光)
5日 ウルムチ観光 (博物館 バザール)
トルファン観光 (ブドウ園 灌漑施設)
トルファン駅 22:12発 夜行寝台列車(硬臥)
6日 5:47 柳園着 敦煌観光 莫高窟 鳴沙山 月牙泉
敦煌駅 14:50発 寝台列車(硬臥)嘉峪関19:21着
長城賓館宿泊
7日 嘉峪関長城観光 市内観光
嘉峪関南 12:24発 新幹線 張液西13:44着
五彩山観光 先生の旦那さんの田舎に民泊
8日 張液観光 山丹油菜花 山丹軍馬場
張液 16:30発 GS7648(飛行機)蘭州17:30着
蘭州市内観光 甘?民航云美旅精品酒店宿泊
9日 7:30蘭州発 MU0719 MU0291 上海経由名古屋
さて予定通りに行くことが出来たでしょうか。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 観光バス タクシー 飛行機
- 航空会社
- 中国東方航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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名古屋発8:55 MU292 中国東方航空で上海まで行きます。
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上海浦東空港に定時到着。乗り換え時間約8時間です。荷物はウルムチまで直行ですので入国審査後上海の街中まで時間潰しに行ってきます。
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初めてのリニアモーターカーに乗って出かけます。お昼頃でしたが300KM/Hまでしか速度が出ませんでした。車内はがらがらです。
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地下鉄に乗り換え、陸家嘴駅にて下車してしばらく上を向いて高層ビル群を眺めていましたが首が痛くなってきたので、以前宿泊したことのあるオリエンタルリバーサイドホテルの前から川の下を通って外灘に出ることにしました。
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外灘観光トンネルの入り口です。外灘から浦東地区の高層ビル群を眺めた後南京東路を散歩していましたが、日本に行ったことがあるというおじさんに捕まり、お茶屋さんに連れていかれそうになったので振り切って地下鉄に乗って空港に帰ってきました。地下鉄からリニアへの乗換駅でおいしいパンを買ってきて空港で食べました。
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上海から蘭州経由の飛行機は、中国東方航空の系列会社上海航空の飛行機です。
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機内食はチャーハンと高菜漬けとアップルジュースです。
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ウルムチ行きなのでこのような帽子を被った人が目につきます。
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蘭州で一旦飛行機から降り、また同じ飛行機に乗り込みます。蘭州ーウルムチ間は饅頭一個です。かじった後の写真ですみません。
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ウルムチ到着夜中の1時頃です。中国語の先生と2日早く来た人に迎えにきてもらいました。
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これから先生の家に3泊お世話になります。近所ではスイカ、メロンなどを売る屋台がたくさん見られます。
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翌日の朝、宿泊させていただいた家(アパートのような集合住宅)の裏にある朝食屋に行きました。
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先生、いろんなもの頼みすぎ。そんなに食べれない。食べれなかったものは持って帰ります。
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油条はおいしいですがそんなに食べれない。
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先生の家の前にはリンゴの木があります。
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今日はバスを差し切り天地に行きます。天地は中国のスイスと呼ばれているようです。入り口に到着しましたがここから専用バスに乗り換えて進みます。入場料は215元と高いです。パスポートが必要です。
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途中、バスから降ろされて民族村のような所を歩かされます。再度バスに乗って進みます。
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バスを降りたところでゴザを敷いて昼食を食べました。先生のお母さんがたくさん食べ物を買い込んで持ってきてくれました。大きい丸いのはウルムチ名物のナンです。
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昼食終了後歩いて天地に行きます。景色はきれいでした。春頃のほうが雪がもっと残っていていいでしょうね、ウルムチの避暑地です。
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先生の家に帰れば、スイカ、メロン、モモ、ブドウなどでお母さんがもてなしてくれます。
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翌日は近くの市場の中にある朝食屋に行きました。食べるものは前日とほとんど一緒です。
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美味しいものもあれば口に合わないものもあります。基本的に粉ものを揚げた物と豆腐料理です。
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市場を見て回るのは興味があります。
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くだものが豊富でおいしいです。ももは平たく独特の形をしていますがこのほうが食べやすいです。
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ウルムチという街は10時にならないと暗くならないので生活のリズムがおかしくなります。夕食に出かけるのは10時頃からになります。昼間炎天下は暑いですが、日陰に入ると涼しいので、日本の暑さのほうがこたえます。タクシーは窓を開けて走っており、クーラーのきいている車はありません。乾燥して埃っぽく、写真のようなジェット機に似た散水車が街中を走っています。
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今日は朝から綿花博物館に出かけましたが開館しておらず。ウルムチの街中に出かけました。実はウルムチ空港に到着した時、先輩の荷物が到着しておらず、その後いろいろありましたが結局は帰りに上海空港で受け取ることになってしまいました。そのため、着替えを買いにデパートに行くことになってしまいました。ウルムチは過去に暴動が起きたり治安が悪いのでいたるところに警官がいます。デパートも檻に囲まれており、入るのに荷物検査が必要です。買い物をして近くのフードコートで食事をしました。フードコートで食事後のコーヒーを買いましたが、店員は日本語を話すことが出来ました。日本が好きで独学で勉強しているようです。
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街中でお寿司を売ってました。
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家に戻れば果物がたくさんあります。緑の袋は干しブドウです。これがおいしい。
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冷蔵庫もくだものでいっぱい。おもてなしの気持ちが半端ないです。ここで大変なことが発覚。後発組が上海から蘭州に到着したのが1時間半遅れで、このままウルムチまで飛んでもウルムチ空港が時間切れで閉鎖になるため蘭州でフライト打ち切りとなってしまいました、自分たちでホテルを手配して翌日の11時に飛行機を飛ばす確約をとったようです。私たちのスケジュールも大きく狂ってきます。
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朝から後発組と合流して市内観光をする予定が、到着していないので我々だけで観光します。ここはバザールです。規模は滅茶苦茶大きいようですが朝が早いため店がほとんど空いていません。10時ごろから開店するようです。すこしずつ開いてきた店に入っていきましたが、売っている物はみんな一緒です。
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ここは博物館です。3800年前の桜蘭の美女のミイラがあることで有名です。
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たぶん桜蘭の美女
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ミイラが多く展示されています。
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このようなのは上海博物館とか西安の博物館に展示されているのと似ているような。
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観光後に昼食に行きました。ウルムチではこの料理が最近はやりのようです。
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少し食べたところで平たい面を上にのせて食べます。おいしかった。
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この飲み物は、「はちみつが入ったビールのような飲み物はいかがですか」と言われて注文しました。ピッチャーに入ってでてきましたが、少し発砲しており酔わなかったのでアルコールは入っていなかったと思われます。おいしかった。りっぱなレストランで食べても500円/一人しなかった。
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遅れてきた後発組を迎えにいきました。飛行機が遅れたことの代償として400元/一人もらってきたようです。後発組を載せてもう一度バザールに行きました。簡単に観光している間私はそのままバスに乗ってバスの給油につきあいましたが、ガソリンスタンドではトランクを開けて荷物チェクが有ります。同乗者は降りて給油する間待たされます。セキュリティーチェックが尋常ではありません。
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ウルムチではナンが名物です。
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ウルムチからトルファンに向かう途中、キャンピングカーを見かけました。私もキャンピングカーに乗っていますので興味があります。これまで10回程中国を訪れていますがキャンピングカーを見かけたのは初めてです。しかもその後何回も見かけました。
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荒涼とした大地には風車発電が設置されています。
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高速道路では検問があります。
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トルファン駅に到着。結局、トルファンの観光は時間がなく出来ませんでした。
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地べたに寝ている人もいます。中国的です。
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この光景好きです。
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構内はたくさんの人がいます。
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2等寝台車です。約10年前、関口知宏中国鉄道の旅を何度も見て乗りたいと思っていましたがやっと実現しました。車掌さんが来てキップを交換してくれます。降りる40分程前に起こしにきてくれます。事前にネットで調べたら汚いとか車掌の態度が悪いとかたばこ臭いとか(禁煙になっています)書かれていましたがそのようなことは有りませんでした。
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トルファンー柳園171元(約2900円)。
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柳園駅です。この後新幹線を含め2回列車にのりましたがすべて定時運行でした。ビックリ。
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荒涼とした土地を敦煌駅に向かって走ります。雨の少ない地域と思っていましたが水たまりの有る地域もあります。白っぽいところもありますが塩分でしょうか。
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所々ブドウ畑があります。
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敦煌駅の近くで朝食です。
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牛肉麺他いろいろ。
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莫高窟に行く前に敦煌駅に行って今日乗車する列車のキップを発行してもらいます。
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敦煌駅のホームに停車していた列車。
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莫高窟の入り口には長蛇の列が、バスの運転手さんが上手く話をつけてくれて早くバーチャルセンターから入ることができました。
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バーチャルセンターからバスで莫高窟まで行きます。バスを降りたところにある木の幹には目のような模様があります。
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日本人には日本語ガイドが付いてくれます。イヤホンを付けますので案内がよく聞こえます。我々のほかに6~7人ほどの日本人グループといっしょでした。今回の旅行で日本人を見かけたのは、ウルムチの空港で数人とここだけでした。
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外からは写真を撮ることが出来ますが、入り口を入ると撮影禁止になります。
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中国の観光地はスケールがデカい。
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時間がないので早々に帰ります。
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この人たちはいつになったら入れるのでしょうか。
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莫高窟のあとは鳴沙山です。初めて砂漠と言う物を見ました。砂漠の山に登り、向こう側を見てみたいと思いました。
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ラクダがたくさんいます。皆さんラクダに乗って観光していますが我々は時間がないので乗ることができませんでした。乗りたかった。
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月牙泉。砂漠を走って見て、写真を撮って走って帰ってきました。時間が無さすぎ。
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敦煌駅に戻って嘉峪関行の列車に乗ります。敦煌ー嘉峪関99.5元(約1700円)。もちろん硬臥寝台車。
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寝台車の横にある折り畳みの補助席に座り、ipodで音楽を聴きながら窓の外を流れる景色を見ているととても幸せな気持ちになりました。先生の家から全員が手分けして持ってきた食べ物も少しずつ少なくなってきましたが、最後に残っていた大きなスイカが割れてしまったので食べることにしました。誰かが「種も食べろ」と言ったので、「盲腸になるよ」と話していたら、我々が日本に帰った時、先生のお子さんが盲腸になったと連絡が入ったようです。くれぐれもスイカの種は出すようにしてください。
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軟臥(1等)。どれぐらいの料金の差があるんでしょうか。もし、我々が旅行社に手配したら絶対こちらの軟臥になるでしょうね。しかし、絶対硬臥のほうがいいと思います。
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嘉峪関駅に到着。
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列車の旅はいいですね。
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嘉峪関駅
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市内バスで駅からホテルまで移動します。1元/人。安い。
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ホテルは長城賓館。胡錦涛主席も宿泊した由緒あるホテルです。しかし約100元/人程、これも安い。理由は少し古いのと先生がかつてアルバイトをしていたとのことで安くしていただきました。
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今日は日曜日、街中は賑わっています。踊っている人たちも多くいました。これからご飯を食べに出かけます。
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まずは羊肉の串焼き、香辛料がきいてとてもおいしいです。
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羊肉の串焼きと似ていますがポテトの薄切りです。これもおいしい。
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いろんなものを注文します。ツアーでの旅行なら絶対にこのようなところでこのような料理は食べないでしょうね。
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豚チリ、近くの店で買ってきました。ビールが無かったら近くの店で買ってくるのも問題なし。ビール大瓶約70円安い。
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食べれない程頼みます。
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羊肉の串はどんどん焼いています。
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ホテルには有名人が宿泊した際の写真が掲示されています。後の人はよくわかりませんでした。
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今日は嘉峪関長城見学です。
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昔の衣装を着た人が至る所にいて一緒に写真を撮ってくれます。
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このような人たちも歩いています。
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嘉峪関は万里の長城の西の果てです。
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日本人は見かけない。
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あまりにも大きい観光地で万里の長城の西の果てとは思えない。
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給料いくらもらっているのか、一生の仕事なのか。
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どこに行っても多くの観光客がいますがたまたま人のいない景色の写真が撮れました。
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二人が餅つきみたいにしてました。飴のようなものを作っていました。
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嘉峪関南駅から新幹線で張液西駅まで新幹線で移動します。乗車時間1時間20分、2等車で65.5元(約1,100円)。
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新幹線は8年程前に天津ー北京間を乗って以来です。
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張液西駅前です。五彩山観光の客引きが多くいます。
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このバスで移動です。先生の旦那さんの兄弟一族が迎えにきてくれました。
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五彩山に行く前に昼食です。小魚のような形をした麺料理です。
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どれも美味しいけどこんなに食べられないです。
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近くにはこんな乗り物や、
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こんなのりものが走っています。
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よく倒れないものです。
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この公衆便所にいこうとした人が多数いましたが誰も目的を果たすことはできませんでした。私も近くで立ちションしました。すみません。
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きれいな花が咲いています。
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ここでもキャンピングカー。
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五彩山です、ここもバスに乗って見どころまで乗せていってくれます。見終わったら来たバスに乗ると次の見どころまで行ってくれます。
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感動するほどの美しさではありませんでしたが、それなりにきれいです。
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夕日などが当たるともっときれいになるのかな。
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広大。
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ゆるキャラがいました。中国で見たのは初めてです。子供にはキーホルダーを配ってくれました。
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張液の街から約2時間程走ったところにある先生の旦那さんの実家に向かいます、その途中にある万里の長城です。
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大変立派な建物の中にあるレストランで夕食です。しかし、もう10時を回っている。
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今回の旅行では一番立派な料理でした。1卓約10,000円。しかし10人座れるので一人1000円。
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たばこを勧めてくれましたが吸う人はいない。アルコール度数の高いお酒はだれも飲めない。
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中国式じゃんけんで負けたら酒を飲むのを見せていただきました。嘉峪関のホテルで大きな声が聞こえていたのはこれだったようです。
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先生の旦那さんの実家で泊めてもらいます。オンドルの上に布団を敷いてもらっておやすみなさい。電気は裸電気1個です。
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旦那さんの実家です。
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朝起きて表に出たら羊が歩いていました。
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周囲は麦畑。朝日がきれいです。私が生まれたころの生活のようです。今回、いろんな所を見せていただきましたが、先生の実家は我々の生活と同じぐらい、先生のお姉さんの家はウルムチの市内中心部のマンションで我々の生活レベルより上です。
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家の裏ではにわとりが遊んでいました。
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今日の朝ごはんです。豆乳はバスの運転手さんが張液の街で買ってきてくれました。
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近くに昔の生活状況を展示してる生活館のようなのがありました。
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昔はこのような馬車でお嫁にきたそうです。
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寺子屋。ウルムチの大きな博物館よりこちらのほうが面白いかも。このような施設は日本の田舎にどこでもありますが、さすが中国規模がデカい。
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今日の観光は、山丹油菜花と山丹軍馬場です。この写真は菜種の花です。一面菜種の花ですが咲いているのは咲いているのですが時期が悪いのかまっ黄色ではありません。
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軍馬場のアジア一の規模だそうですが、今回一番大きいところは道が修理中だそうで、違うところに行ったのですがあまり多くの馬はいませんでした。しかし、いたるところで馬に乗ることが出来ます。30分30元(約500円)生まれて初めて馬にのることができました。
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気持ちよく馬に乗れました。しかし、半袖では寒いです。
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張液空港に到着。張液から蘭州まで約1時間。500元(9000円)
ところが飛行機がいません。4時間遅れになってしまいました。2時間程してカップ麺とソーセージと漬物のような物を配ってくれました。遅れるとなにかしら食べ物が出ます。翌日に遅れたらお金が出ます。気をつけていないともらい損ねます。気づいた人だけがもらえます。カップ麺は半分食べて捨てました。ごめんなさい。 -
遅れたので蘭州の観光は出来ませんでした。翌日は朝が早いフライトなので空港の近くのホテルに泊まります。
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蘭州空港。翌日は上海空港経由で帰ります。
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蘭州空港から上海空港までは天津航空です。上海空港で先輩の荷物を引き取りましたが、4時間程かかってしまいました。言葉の壁は厳しかった。今回の旅行は先生、先生のお母さんのおかげで安く(全部で10万円程しか払っていない)また楽しい旅が出来ました。ツアーでは絶対に体験できない民泊、夜行寝台車への乗車、美味しい果物、屋台での食事等ほんとうにありがとうございました。この旅行は一生心の中に残るでしょう。
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