2016/07/22 - 2016/07/25
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レイジーガーデナーさん
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さてさて、アップが間延びしてしまい恐縮至極の
五家荘訪問記その2です。
今年、2017年10月には、五家荘へ至るルートの一つ、
県道52号小川泉線が復旧し、今は紅葉見ごろの真っ最中だとか。
地元ニュースによると、見ごろは11月20日ごろまで。
狭い道が混雑するため交通規制も行われるそうです。
お越しになる方は、事前に道路情報のチェックをどうぞ。
で、旅行記の内容は相変わらず昨年、2016年7月の夏真っ最中の
記録にて…すみませんっ!(^^ゞ
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
「…その1」に引き続き、五家荘訪問3回目のこの日。
最初に訪れたのは民宿「しゃくなげの宿」。
宿名どおり、春には周囲にたくさんのシャクナゲが
咲くそうで、敷地内にも、いろんな花が植えてあります。
聞けば、料理好きの女将さんは、お花もとっても
好きな方で、お客さんとも料理談義や花談義で
盛り上がるそう。 -
客室は昭和の雰囲気そのままで年季が入ってますが、
窓からは、この眺め!
思わず深呼吸したくなります。すごーく静かです。
日向の匂いがする古畳に寝転んで、ぼーっとしたら気持ちよさそう…。 -
お料理、ホントに美味しいです!
ヤマメの塩焼き、刺し身などの定番メニューのほか
女性目線のオリジナルメニューが嬉しい♪ -
たとえば…大根とオクラのベーコン巻き、鹿のケチャップ煮、
トマトのキムチ漬け、豆腐の田楽など、どれもヘルシーで
食欲をそそられます。
この時も一応、昼食持参だったので、皆で頑張ったけど
食べきれないのが残念~~!!(>_<) -
こちらが、プロのチラシの写真。
ランチなどお食事のみの予約も受けているそう。
明るく気さくな女将さんの人柄と美味しい料理に、
初対面とは思えない親しみを感じました。 -
午後からは山道をグイ―ンと引き返して
本日の目的地、2件目を目指します。
途中、「あそこに吊橋が見えます」と説明を受けて慌てて車窓越しに
撮ったけど、シャッターチャンス、見事に逃してます(大汗)。
五家荘には樅木(もみぎ)の吊橋、梅ノ木轟(とどろ)の滝・吊橋、
せんだん轟の滝・吊橋と、渓谷にかかる吊橋が三カ所にあり、
スリリングな絶景と秋の紅葉を楽しみに多くの人が訪れます。
あ、五家荘地域では滝のことを轟(とどろ)と言うそうです。
確かに、感じが伝わる響きですね。
…で、恥ずかしながら私は吊橋も滝も紅葉も実際に
見たことはありません(大汗)。 -
対向車も人影もない道を、車はどんどん進んでいきます。
見えるのはただ、澄んだ夏空と深い、ふかい緑。
分け入つても分け入つても青い山
まさに、そんなイメージです。
ちなみに、山頭火は山口県出身ですが実家の破産後、
知人を頼って熊本市に移り住み、居を構えます。
そして、各地への放浪を繰り返しては、離別した妻が住む
熊本に帰り、後に熊本のお寺で得度します。
この句が詠まれたのは、熊本県の東端にある山都町馬見原から
宮崎県の高千穂に向かったときだといわれます。
五家荘を訪れたとの記録はないようですが、エリア的に近い、
この景色と通じるものがあるかもしれません。
以上、にわか仕込みの山頭火情報にて
失礼しました~。m(_ _)m -
青い山を分け入って、たどり着いたのは
民宿と食堂を営む「左座(ぞうざ)荘」。
左座家は、菅原道真の末裔といわれ、道真の没後、息子の菅宰相が
藤原一族の追討を逃れて五家荘仁田尾の奥に逃げ込み、
左座太郎と名乗って仁田尾を支配したとの話が伝えられています。
つまりは、平家の落人伝説の、さらに以前の話です。
私も今回、この地を訪れるまで、菅原氏と平家、
二つの落人伝説がごちゃまぜになっていました(汗)。 -
左座家の歴史は地元の新聞やテレビなどで紹介されるので、
行く前は、ちょっと緊張しました。
しかし、いざ着いてみると、左座家第49代の当主夫妻、
当主のお母さんが、くつろいだ様子で迎えられ、ほっとしました。
ご当主は、温かい笑顔が印象的な方で、ご年配ながら、かなりの長身。
素朴でおっとりした中に、育ちの良さがにじみ出ているような…。
対して、奥様は小柄で笑顔がとってもキュート。娘時代は
すごーく可愛い方だったのではと想像させられます。
左座荘は、現在では食堂営業の方がメインかなという感じで、
土間のテーブル席のほか、奥にはグループや団体向きの
広間がありました。 -
こちらは、囲炉裏端に並べられたお料理。
竹の香りが楽しめるカッポ酒、田楽など、囲炉裏ならではの
メニューが楽しめます。
味噌漬け、お浸し、和え物、お煮しめ、山菜料理など、
全て手作りの味は、ヘルシーで女性にも好評。
基本的に、テーブル席やお座敷での食事が主のため、
囲炉裏席の利用は予約したほうがよさそうです。 -
こちらがチラシの写真。
五家荘や左座家の歴史をじっくり聞くには
ぴったりの空間です。
食堂の方は、予約なしでいつでも利用できる手ごろな定食
(900円~1500円)や、うどん、そばなどがあり、
気軽に行けるのがいいですね♪
左座ご夫妻の飾らない温かな人柄に、機会があれば
もっとお話を聞きたいなと思いました。 -
こちらは、左座荘の道向かいにあり、見学できる「左座家」。
実際に左座家の方々が30年?ほど前まで
住まわれていたお宅です。
約200年前に建造されたもので、老朽化と住居としての
改造が進んだため、八代市(旧泉村)が取得し、復元したものだとか。
見学に行く時間はなかったので、下からとりあえず1枚。
…って、全然、見えてない~(大汗)。 -
なので、観光案内のリーフの写真をちょいと拝借。
入場料は大人200円です。 -
さて、ここからは、五家荘訪問もついに最終となった4回目。
さすがに、じわじわと疲労が蓄積してきましたが(笑)、スタッフ一同、
誰も「疲れた」と口にしないところがオトナです。(^^)
この日、1件目は「旅館 五家荘」。
五家荘地域の中心的位置にあり、一連の訪問の中で初めて、
子どもたちの遊ぶ姿や商店、郵便局などの建ち並ぶ通りを
見ました。
ここは秘境ではなく、フツーに町だ!と
逆に新鮮に感じました。
この後、郵便局に立ち寄ったスタッフの一人は、
ポケモンGOがつながったと。
そういえば、一時は大騒ぎでしたね~。
最近はどうなったのかな?(笑) -
「旅館 五家荘」の女将さんは、ご自身が高齢になり、震災も重なって
廃業を検討されたそうですが、周囲の「続けてほしい!」
との声に押されて営業を続行。
2階の客室を見ると、何とも懐かしい昭和の雰囲気。
造りは違えど、幼い頃に母方の実家を訪れた
遠い記憶がよみがえるようです。 -
営業続行を望むファンの声があるのも納得のお料理。
食材こそ、ヤマメや猪、鹿など、五家荘の宿で共通して
使うことがお約束になっているものですが、
家庭料理らしい優しさが伝わってきます。
もう、最終日あたりになると皆、食欲も落ちてしんどい状況でしたが、
揚げたての手作りがんもに、スタッフの女性も私も
「これ美味しい!」と目が覚めました(笑)。
「よかったです」と嬉しそうに見守る女将さんの笑顔に、
なんだかじーんと来てしまいました。 -
こちらがチラシの写真。
おや? さりげなく、がんもが中心に写ってる…(笑)。
胃も心もほっとさせてくれる、おふくろの味の魅力。
根強いファンのために、お元気でいてほしいと思いました。 -
2件目に行く前に若干、空き時間ができました。
旅館五家荘の近くに見学できる「緒方家」があるとのことで、
ボスが案内してくれました。
真夏とはいえ涼しい五家荘。澄んだ空気の中での、
しばしの散策は気持ちのよいものです。 -
「緒方家」は、五家荘に落ち延びた平家一族の末裔と
され、この建物は緒方家が代々住んだ屋敷です。
合掌造りの中でも特に珍しい、兜造り屋敷と
呼ばれる武家屋敷だとか。
壇ノ浦の戦いで入水したと見せかけて生き残った平清経は、
四国伊予今治ー阿波国祖谷ー豊後鶴崎港を経て湯布院へ。
ここで、竹田領の緒方氏の館にしばらく居住した後、名を緒方と
改めて九州脊梁の白鳥山(泉町樅木)に入り、この地を支配した、と。
以上、入館時にいただいたリーフと八代市のサイトを
参考にしました。入館料は大人200円です。(^^)
中には常駐のスタッフの方がいて、貸し切り状態で
屋敷の中を詳しく案内していただきました。
この建物自体は300年ほど前のものですが、なんと2階には
隠し部屋があり、実際に急な階段を上って見ることができました。
落人伝説を彷彿させる造りに、思わず興奮! -
参考までに、リーフの写真です。
西日本各地に残る落人伝説について、あまり真偽を追求してはいけない、
と以前、歴史愛好家から聞いたことがあります。
が、現在、車をもってしても遥かな道のりを、ひたすら徒歩で
奥へ、さらに奥へと(あ、偉い人は馬もアリかな?)。
過酷な状況をもいとわず、見知らぬ地へ向かった人々の
強靭な意志を支えたものとは…。
やはり、よくよくの事情があったからでは、と
勝手にドラマチックな想像が広がっていきます。
現地を訪れると、伝説がガゼン、真実味を
帯びて来るから不思議です。 -
午後から再び、山道を経てたどり着いたのは、今回の訪問の
最終地、佐倉荘。風情ある大きな古民家です。
こちらのご主人は緒方姓。
まさに、緒方一族です。
今回、いくつかの民宿で伺った話では、観光地化される前の五家荘は
旅館などがなかったため、役所や学校の先生など、仕事関係で訪れる人に
頼まれて人を泊めるようになり、それが民宿の始まりになったとか。
人を泊めておもてなしのできる、物心共に余裕のあるお宅が
対象になったのかな、と。
以上、勝手な憶測ですが…。 -
天井が高く、広々とした佐倉荘のお食事処。
宿泊客や食事の予約客は、こちらでお食事されるんですね。 -
客室棟は畳にベッドを置いたスタイル。
年配の方や外国人に配慮してあります。
そうそう、佐倉荘と山女魚荘はWiFi対応でした。 -
男女別のヒノキ風呂。
温泉ではありませんが、天然水の沸かし湯とヒノキで気持ちよさそう。
窓の蝶のマークは、平家ゆかりの紋で、ちなみに、
菅原道真ゆかりの左座家は梅の紋。
五家荘関係の印刷物では、蝶と梅の紋が外せないと
ボスからレクチャーを受けました。なんだか雅ですね。 -
佐倉荘の料理は評価が高いと聞いていましたが、
本当に工夫された創作料理が並びました。 -
どれも美味しいのですが、なかでも気になったのが、豆乳そうめん。
暑い時季にあっさり、つるつるで、すごく美味です。
女将さんに作り方を聞いたら、めんつゆと豆乳で
簡単ですよ~とのこと。
でも、豆乳って加熱すると固まって見かけもイマイチ…と失敗談を話すと
「無調整豆乳だったのでは? 調整豆乳を使うといいですよ」と。
なーるほど! 今年の夏に試したら、家族にも好評でした。(^^) -
こちらが、チラシの写真。
地元産の食材を生かして、オリジナリティーのあるメニューを
手早く、ささっと用意される女将さんに、感心しきりでした。
ずっと晴天だった一連の民宿訪問、最後になって少し雨が
降りましたが、順調に終了。
人生初の秘境訪問は、驚きと発見に満ちた貴重な体験でした。
あれから1年。五家荘が無性に懐かしくなる時があります。 -
そして、今年も五家荘が注目される
紅葉の季節がやってきました。
私の写真では、素晴らしい自然の景観がほとんど
お伝えできなかったので、地元紙の熊本日日新聞の
2017年11月10日の記事を拝借。
写真は梅ノ木轟の吊り橋です。
今年は秋の冷え込みが早く感じられますが、
それだけに紅葉も美しいようです。
五家荘と紅葉の絶景を楽しみに、
どうぞ多くの方が訪れますように。(^^)/
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