慶州の世界遺産巡り

2016/10/31 - 2016/11/02

釜山宿泊の2泊3日、夕方に到着3日目の朝帰国するツアーを利用。２日目の一日自由時間で釜山から慶州(キョンジュ)へ日帰りしたときの記録です。
釜山発朝8:30高速バスで慶州へ。市バスと徒歩で世界遺産巡りました。仏国寺、石窟庵、慶州歴史地区の遺跡のいくつかを訪れ 19時の高速バスで釜山に戻りました
慶州は約千年続いた古代新羅の都。街中に歴史的遺跡がたくさんの興味深い街。
迷子になったとき、 写真を見て ニコニコ私に何か話しかけなから 、10分くらいずっと目的の場所まで一緒に歩いてくれた年配の女性。カムサハサムニダと繰り返すことしかできなかったけど、その優しさに涙が出そうでした。ありがとう、いい旅になりました。

エリア 慶州(韓国)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス
• 旅行の手配内容: 個別手配

慶州高速バスターミナル近くのインフォメーションセンター。英語が通じます。地図をもらって、市バス10番か11番で仏国寺へ向かいます。

仏の国の寺と書いて、仏国寺(プルグクサ) 。仏国寺は統一新羅中期の宰相・金大城(キムテソン)が現世の両親のために建立したと言われています。
写真は入り口の門 一柱門(イルチュムン)。

奥に見えるのが天王門(チョンワンムン) 。持国天、増長天、広目天、多聞天の四天王が置かれている。
緑が多くて 歩いていて気持ちが良いです。

四天王

四天王

木の後ろが仏国寺の正面。

紫霞門(チャハムン)に登る橋と呼ばれる階段。階段下の部分が青雲橋(チョンウンギョ)、上の部分が白雲橋(ベッウンギョ)。門の向こう側に続く仏の世界と手前の現世の世界を繋ぐ橋とされてます。こちらはとても貴重な階段で登ることはできません。中には別の入り口から入ります。

本殿の大雄殿(デウンジョン)。釈迦三尊像が安置されてます。中央が釈迦如来像です。

手前が釈迦塔、奥が多宝塔

触ると金運があがると言われてる金の豚さん

石窟庵(ソクラム)の入り口。石窟庵は金大城は前世の父母のために建立したと言われています。
仏国寺から石窟庵へはシャトルバスが出てますが、本数が限定されているせいか、仏国寺と比べると 観光客の数はぐっと減ります。

左奥が石窟庵。前の木造部分が前室で、背後の盛り土されている石窟部分が主室。

石窟庵の前室部分。ここから中に入って、主室内の本尊仏を拝観出来ます。ガラス張りになっていて 周りの小仏はあまり見えません 。大切な石窟庵の内部ですので保護されていて当然。しかし、何とか少しだけでも見れないかと 思わず下から覗きこんだりしてみました。

石窟庵の前からの景色。
シャトルバスで仏国寺に戻り、市バスに乗り換え 一端 バスターミナルへ戻ります。

大陵苑(テヌンウォン)の入り口。バスターミナルから 徒歩で。

天馬塚(チョンマチョン)。 ５世紀のものと思われる古墳。内部にたくさんの出土品が展示されていて、見学できます。

大陵苑は広くてこんな古墳がいっぱい 。周囲は古墳より高い建物を建てられないそう。広すぎて 方向音痴の自分は このあと瞻星台へ向かうのに出口を間違え 無駄に歩き回ってしまいました(涙)

瞻星台(チョムソンデ)。東洋最古の天文台。迷子になって 地元の女性に連れてきてもらい忘れられない場所になりました。

石氷庫(ソッピンコ)。世界最古の冷蔵庫とも言われているそうです。外から中を覗けます。瞻星台から東宮へ歩いているときに通りました。

東宮・月池 (トングン・ウォルジ)の入り口。向かって左手に入場券売場。

月池は7世紀頃に作られた大きな人口池だそうです。

新羅時代に宮殿があった場所に当時の建物を復元してます。

午後遅い時間に訪ねたせいか、 人もあまり多くなく のんびりと散歩を楽しめました。

夕方 ライトアップされた東宮・月池。日が落ちる少し前から撮影スポットに人が集まってきてました。
しばらく ライトアップを楽しんだあと、10番バスでまたバスターミナルまでもどり、19時発の高速バスに乗り換え釜山に戻り日帰り旅行を終えました。