2017/07/12 - 2017/07/13
57位(同エリア81件中)
つきじさん
青春18きっぷの有効期間が開始する前に、北海道&東日本パスを使って、道東・道北を普通列車で回ってきました。ローカル線らしさを満喫できるのはやはり北海道です。
初 日:旭川-(石北本線)-網走
2日目:網走-(釧網本線)-釧路-(根室本線)-帯広
3日目:帯広-(根室本線)-富良野-(富良野線)-旭川
4日目:旭川-(宗谷本線)-南稚内
5日目:南稚内-(宗谷本線)-旭川
4日目は宗谷本線の普通列車に乗って南稚内まで向かいます。
往復13時間の旅になります。
- 旅行の満足度
- 5.0
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2日前の旭川は日本中で今一番暑いのは旭川というくらいの暑さでしたが、ちょっとは落ち着いたかな。でも暑いです。
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旭川の立ち売り駅弁は美味そうなものが並んでいます。
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旭川発11:29の名寄行に乗車します。
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昨年来た時はこの塩狩駅で降りましたが、名寄以南いわゆる宗谷南線では一番風情のある駅舎ではないでしょうか。
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なにかといじられる名前の和寒(わっさむ)駅
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名寄駅到着。ここで稚内行を2時間待ちます。
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駅前交流プラザ「よろーな」。都市間バスの発着場所でもあります。
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「よろーな」の中は冷房が効いて、綺麗なトイレもあって、時間待ちにはぴったりです。レンタルサイクルなんかもあります。お弁当を食べている女子高生もいました。
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駅前には小さな商店街もあります。
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その中で「なよろプリン」を看板に掲げる喫茶店兼菓子工房ブラジルを発見
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ショーウインドウには色々な種類のなよろプリンが並んでいます。一本290円ですが、本日のサービスプリンは半額の145円。違いはと聞くと、賞味期限が短いだけだそうです。迷わずサービスプリンを購入。
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これはアスパラ・チーズ味。それほどアスパラの香りはせず、しっかりチーズ風味です。
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こちらは生キャラメル味。キャラメルの苦味がよく効いています。
アスパラ・チーズ味もそうでしたがこちらのプリンは濃厚で本格的、予想以上に美味い。地元で人気の理由がわかりました。 -
こちらは列車で食べるために買った「ごく厚ハムサンド」ですが、厚いハムがジューシーで絶品。このブラジルというお店、おすすめです。
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普通列車の旅再開。名寄駅には稚内行サロベツ1号と旭川行快速なよろ、そしてこれから乗る稚内行普通列車が並んでいます。
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ここから先はキハ54。宗谷本線のキハ54は釧網本線や花咲線のそれと違って、回転式シートです。
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平日のこの日、名寄から稚内行の普通列車に乗った乗客は10名
内訳は高校生が5名、地元の方が3名、鉄道ファンと思しき旅行者が私ともう1名の2名。 -
名寄より先は列車の窓から景色だけでなく駅舎やホームを見るのも楽しい。
名寄の次は日進駅です。 -
北星駅といえばこの駅舎です。
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智恵文駅では名寄から乗車した高校生のうち1名が下車。
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次は智北駅
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次の南美深駅は通過する列車もある秘境駅です。
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美深駅。特急停車の駅ですが、窓口にいるのはJRの職員でなく、町からの派遣職員。対向のサロベツが遅れてしばし停車のため、改札の外に出てみます。
かつて、この美深駅から仁宇布駅まで国鉄最大の赤字路線と言われた美幸線が発していたのですが、今その廃線後の一部で電動トロッコを運転することができます。
美深駅では高校生3名、地元の方1名が下車。 -
261系車両の故障で、ノースレインボー車両が代役に。このせいかどうか、宗谷もサロベツも遅れが出ていました。
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初野駅、
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恩根内駅とも乗降者はなし。
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昨年車で訪れた豊清水駅。
名寄-音威子府間で唯一列車交換が可能な駅ですが、対向列車を待つことなく、列車はすぐにホームを離れました。 -
可愛い赤い屋根が印象的な天塩川温泉駅。
最寄りに天塩川温泉があるとはいえ、利用客がいるんだろうかと思っていましたが、翌日温泉帰りと思われるご夫婦がこの駅から乗り込んで来ました。 -
咲来駅。ようやく次が音威子府駅です。
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音威子府駅に到着。ここで1時間停車。昔の国鉄時代ならいざ知らず、今の時代で1時間停車は珍しいですね。しかし名物駅そばの常盤軒も営業時間外だし、時間つぶしに困ってしまいます。
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駅近くにあるスーパー千見寺へ飲み物を買出しに。特に珍しいものが売っているわけではありません。
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1時間の停車を終えて列車は音威子府駅を出発し、稚内へ向かいます。ここからがまた長い列車の旅です。
音威子府駅を出るときには名寄駅で10名いた乗客は私を含めて3名になっていました。途中乗車はいませんでした。 -
筬島駅。車掌車を改造した貨物駅舎です。塗り直されたようで外観は綺麗です。
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車窓には天塩川が流れていますが、なぜか茶色く濁っています。
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普通列車のいいところは窓を開けて自然の風を受けて車窓の景色を眺められることです。
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佐久駅。ここで名寄から一緒に乗車した地元の方と思われる方が下車。車内は一人旅の旅人が2名だけになってしまいました。
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落成当初を再現する改修工事が行われた天塩中川駅。板張りの外壁や格子状の窓が再現されています。
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歌内駅。こちらは車掌車を改造した貨物駅舎ですが、結構傷んでいます。
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駅前にちょっとした集落も見える問寒別駅。こちらも車掌車を改造した貨物駅舎ですが、綺麗に塗装し直されています。
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列車の行く先に糠南駅が見えてきました。こうやってみると駅というよりやっぱり信号所ですね。
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糠南駅でも列車は停車します。停車する意味がどれだけあるのかと思ってしまいますが、でもこのまま残っていてほしいですね。
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宗谷本線は天塩川に沿って進んで行きます。
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宗谷本線の駅舎の中で最もお気に入りの雄信内駅の駅舎。
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安牛駅、
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まさに原野を行くという感じの宗谷本線です。
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安牛駅と同じような上幌延駅の駅舎です。この辺りこういう同じような駅舎が続きます。
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特急列車も停車する幌延駅に到着。
特急宗谷の対向待ちで10分停車します。
かつては留萌駅から日本海沿いに北上していた羽幌線の終着駅でしたが、今はそんな面影もありません。 -
ここで高校生らしい乗客が何人か乗ってきて、車内が少し賑やかになってきました。
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豊富駅に着いた頃はもう日がだいぶ暮れてきました。
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本日の宿舎は、南稚内駅前にある稚内海員会館です。かっては海員専用の宿舎だったらしいですが、今は誰でも泊まれます。ライダーの方も結構いました。
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部屋は和室で、バス・トイレは共用ですが、一人には十分な広さがあり、清掃も行き届いています。冷蔵庫は部屋になく廊下に共用の物が置かれています。
布団を自分で敷く必要があるなど、ホテル・旅館の快適さを求める方には不向きですが、ハイシーズンの宿泊料金が割高になる稚内で安く泊まりたい方にはおすすめです。 -
共用のお風呂。あまり大きくはありません。
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南稚内駅前の小さな通りに飲食店が並びますが、7月というのに夜の冷たさが一層寂しさを演出しています。
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翌朝始発で名寄方面へ向かいます。
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始発にも関わらず乗客が数人いました。
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南稚内から抜海の間、わずかな区間・時間ですが大きく車窓が開け、日本海の向こうに利尻島が望めるのですが、早朝だったこともあって霧が立ち込め絶景が望めませんでした。
このあとは名寄で乗り換え、ひたすら旭川まで各駅列車で戻ります。
でも、また乗ってみたくなるそんな不思議な魅力の宗谷本線でした。 -
これは昨年ほぼ同じ場所辺りで国道から望んだ景色です。
もし天気が良ければ国道の位置よりももっと高い場所から絶景が楽しめたはずです。
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