タリンの城壁は昇れる！！

2017/07/04 - 2017/07/04

★'１７年７月２日・フインランド航空の福岡発・直行便が欠航。１０時間後にはヘルシンキのはずが３４時間後になり観光が丸一日無くなってしまいました（詳細はフィンランド航空の別記を口コミでご覧ください）。

しかし、気を取り直し７月４日にタリンヘフェリーで日帰り旅行をしました。感想は一言で言うと「１泊するべきだった！」というほど素敵な街でした。次回はタリンには泊まりで訪れるでしょう。
コンパクトな旧市街ですが見どころは多くてカメラを向けるとどこも絵になるほどの町並みが残されていました。ほんの一部ですが掲載しておきます。

★特に、「カモメ君」と「城壁上の回廊」が面白かった！！

ちなみに交通費（フェリー代のみ）は往復で二人で１万１千円ほどでした。往路はキャビンを予約したのにとても安く済んで大満足！！　利用したのは「ＶＩＫＩＮＧ LINE」です。市外からもトラムで１０分ほどで乗場に着きます。安いからか地元の方が多く、私たちアジア系の観光客らしき人は見かけませんでした。

エリア タリン(エストニア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 船 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

利用したのは「ＶＩＫＩＮＧ　ＬＩＮＥ」でした。その２階の乗場入口ゲートです。切符売場は１階です。

２名で往路は２名キャビンを予約。２時間ほど寝転んで海を眺めていました。

タリンの入口にある有名な塔。「太っちょマルガレータ」という愛称どおりに太っています。

どこも絵になるタリンの「旧市街」です。遠くに移っている尖塔は「聖オレフ教会」だと思います。（？）

人に慣れた「カモメ君」と記念撮影している少女。ちょっとポーズをとって可愛い。

この門をくぐって坂道を登ると絶景ポイントへアクセスできます。

坂道の途中では絵画などを売っているようです。

坂を上りきると「アレキサンドルネフスキー大聖堂」が見えてきます。一部修復作業をしていました。

「大聖堂」の正面広場にあるこの施設。有料トイレのようです。ヘルシンキ市内の港にある公設市場の横にもありました。いざと言うときに助かりますよね。

大聖堂から坂道を登り回遊していると「絶景ポイント」の入口があります。見落とすかもしれないので要注意！

ここが絶景ポイントですね。さすがたくさんの人たちが景色を楽しんでいます。

中に入っていくとガイドブックにのっていた「市内を一望できるベストポイント」の広場。しばらく可愛い町並みを堪能しました。

定番の観光スポットの「ラエコヤ広場（旧市庁舎）」。オープンカフェレストランがたくさんあります。値段やメニューも表示しているので安心してランチが楽しめます。

帰りは行きと違った大通りを行きました。ゆっくりとした下り坂で、道路の両方にたくさんのお店が並んでいます。「伊勢のおかげ横丁のようだ」という言葉が何故か頭に浮かんできました？！

大通りを城壁に向かうと、城壁に沿って売店が軒を連ねています。城壁に向かって左へ入ってください。城壁の上に見える回廊へ上がれる入口があります。

照れくさそうにおじさんが立っています。商売上手じゃないので「どうぞ城壁上の入口で～す」とは声をかけてきません。尋ねると入口奥にあるチケット売り場を指差してくれました。確か一人３ユーロでした。

城壁のうえの回廊は昔は兵士が敵に向かって弓矢などを放っていたのでしょう。とにかく見晴らしがいいおススメのスポットです。

城壁の上は別世界のようにワクワクさせてくれます。眼下を歩いている人たちに思わず大声で声をかけてみたくなりますよ。「ここは素晴らしい景色だから昇っておいでよ！」てっね。

こんな路地がたくさんあります。抜けるとまた変わったつくりの町並みが待っています。

家と家の頭上を渡り廊下のようなものが架かっています。敵兵を頭上から追いかけていくためかな？・・・などと昔を偲んでみました。ローマの一部にも同じような通りがありましたっけ。

フェリー乗場と旧市街の間にあるこのビルが道順の目印になりました。