豪快な景色を求めて。足摺１泊２日の駆け足一人旅

2017/08/12 - 2017/08/13

お盆時期連休を利用して，２０数年ぶりに，足摺・竜串に行ってきました。当時の記憶は，台風が接近して暴風雨だった事や鉄道・バス利用だったので不便で遠い場所っていう記憶以外はあまり覚えていなかった･･･今回は，レンタカーを借りて，高知空港→足摺・竜串→松山空港の１泊２日の駆け足旅に行ってきました。高速道路が整備され，このエリアも意外と便利になりましたね。天気にも恵まれ，素晴らしい景色を堪能する事が出来ました～♪もう少しゆっくりしたかったぁ。

エリア 高知

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: レンタカー JALグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配

羽田空港から旅のスタートです。ＪＡＬラウンジを利用する事が多かったのですが，カード会社のラウンジが，今年リニューアルされたとの事で，今回はそちらのラウンジに。

ラウンジ内には，こんなお洒落な出発時刻案内板があります。

窓際のカウンターで，飛行機を眺めながら，コーヒーを一杯。今日の東京地方も雨です･･･梅雨明けしてから天気がずーと悪い感じです。高知は晴れてますように。搭乗予定の高知行きＪＡＬ４９３便は６番ゲートからの９時３０分に出発です。ラウンジ内では案内放送等がないので，乗り遅れないようにゲートに向かいました。

１時間少々のフライトで，定刻に高知空港到着です。こっちは晴れてま～す。
早速予約してあるレンタカーを借ります。レンタカー屋さんに聞くと，高速経由で足摺岬まで４時間ぐらいとの事。また，今日は「よさこい祭り」の最終日だけど見ていかないの～？って言われ･･･。
既に１１時をまわっており，ホテルへの到着時間もあるので･･･断念。
一路，足摺岬を目指します。

高知自動車道，国道５６号をひた走り，「道の駅なぶら土佐佐賀」にて小休憩です。大漁旗が，風になびいてます。東京が曇天続きで涼しかった分，暑く感じます･･･

高知といえば，「鰹（かつお）」。鰹メンチかつを頂きました。うーん。まずまずです。

道の駅からほどなく走ると，佐賀公園の展望台があります。

更に進めると，「道の駅ビオスおおがた」に到着です。道の駅のすぐ裏側には，広大な砂浜と太平洋が広がってます。

四万十市から足摺サニーロードを進み，やっと足摺岬に到着しました。
足摺岬周辺は交通規制日で，先端までは一般車の乗入が出来ず，ちょっと手前の市営駐車場からシャトルバスに乗換です。駐車場は無料ですが，シャトルバスは有料です。市営駐車場から終点の金剛福寺までは，ほんの数分（１キロ少々）で到着します。

シャトルバス乗降場所の金剛福寺から足摺岬まではすぐです。
この時点で，高知空港から約５時間。１６時を過ぎてました。ホテルに着く時間を考えると１時間程度散策の時間をとれそうです♪
ちなみに，ジョン万次郎銅像は，太平洋を向いていて，入口からは後姿が･･。

展望台からのおなじみのショット。足摺岬灯台を望みます。

いや～雄大な景色だこと！

散策路を灯台方向に向かう途中，足摺岬の七不思議の一つ「地獄の穴」があります。穴にコインを入れると，チリーンとしばらく音がするとの事で，試しに１０円玉を。確かに音がします～が，この１０円玉の行方は？？どこかで誰かが回収するのかなぁ･･･？なんて下世話な事を思いました（笑）

足摺岬灯台に到着です。この灯台は中には入れません･･･。
もう夕方なのにそれにしても暑～い。歩いているので，汗だくです。帽子，サングラス，扇子，タオルを持って来て良かった！

遊歩道を更に進み，急な階段を降りると，白山洞門です。見る角度を変えると，洞門がハート型にも見えますよ♪

白山洞門の奥にあるアロウド浜です。強い西日を浴び，美しい光景が広がります。足摺岬を訪れても，白山洞門まで来られる方は少ないようです。
階段を登り，道に出ますと，だいぶ市営駐車場よりに出ることができ，帰りはシャトルバスは利用しませんでした。予定通り１時間ちょっとで散策する事が出来ました。
来てよかったぁと実感しました。→暑さが半端なく汗だくでしたが（笑）

本日の宿は，足摺岬に程近い「足摺サニーサイドホテル」です。１７時３０分過ぎに到着しました。
本館でチェックインをし，新館までは宿のワゴン車で案内されます。といっても，歩いても２分ぐらいの距離ですが･･･。向日葵のお部屋です。
ロフト付の平屋の部屋が横並びになってます。なので，ホテルというよりコテージ風。

寝室ベットのあるロフトからの部屋の全景です。

ベランダには，部屋専用の露天風呂があります。（写真の右側が湯船）湯船の蛇口からは，温泉が出ます！内風呂はユニットバスで室内にありますし，本館に行けば，露天風呂もある温泉大浴場もあります。

風呂に漬かりながらは，景色を堪能する事は無理ですが，部屋からは太平洋が一望できまーす。

夕食会場は，フロントのある本館３階のレストランになります。新館と本館の間は，いつでもワゴン車で送迎をしてくれるらしいですが，徒歩で数分で本館の地下１階に行く事が可能です。自分は毎回歩いてました。
夕食は，高知ならでは「鰹のたたき」「皿鉢（さわち）料理」，お刺身に，豚の陶板焼き（写真には写っていません）になります。〆のご飯とお吸い物もあり，これで１人前。正直，量多いなぁと思ったけど，どれもこれも美味しく頂きました～

そして，翌日。
純和食の朝食を頂き，ホテル敷地内をお散歩。
敷地内には展望台があります。

今日も朝から晴れており，めちゃ暑いです･･･。

こんな岩場（磯）もあります。
ホテルの敷地内で，雄大な景色を堪能出来ます。ホテル宿泊者の特権ですね！
少々老朽化したホテルではありますが，食事も含めてまずまずの満足感を得られました！

９時過ぎにチェックアウトをし，一路，竜串海岸に。４５分ぐらいで到着します。
観光案内所があり，そこでグラスボードと足摺海底館の割引券を貰うことが出来ます。
グラスボートは大体３０分おきに運航してました。見残しに行くグラスボートは，竜串海岸の発着場所が異なる，竜串観光汽船とたつくし海中観光の２種類があるそうです。

まずは，竜串観光汽船のグラスボードに乗り，見残し海岸を目指します。お盆休みですし混雑するかと思いきや，自分以外に２組の家族連れだけでした･･･
海底には珊瑚を見る事が出来ます。

魚も，うようよ見る事が出来ます。

こちらの「シコロサンゴ」は，今日産卵をしたそうで，その卵で海水が若干白っぽくなってました。

２０分ぐらいで，見残し海岸に到着です。見残し海岸は，奇岩パークと言われ，変わった形の岩を見ることが出来ます。

こんな岩場の散策路を歩いて行きます。

遊歩道は海岸線を離れ，階段状の山道を進むと展望台に出ます。見残し海岸はゆっくり景色を堪能したため，１時間３０分ぐらいかかりました。（通常は１時間あれば回れるかと）
そこそこ歩きますので，ここでも，帽子，サングラス，扇子，タオルは必須でした。あと，自動販売機とか売店がなかったので，水分を持っていたほうが良かったかと･･･

見残し海岸をあとに，再び竜串海岸に戻ります。

足摺海底館に来ました。駐車場からは数百メートル，海岸沿いの道を歩きます。海底館は海中展望塔で，自然の海の中を見ることが出来るそうです。

橋を渡って行きます。

館内の螺旋階段を降りると，こんな感じで水中を見ることが出来ます。そこそこ魚を見ることが出来ます。
あれ，あっという間に１３時を過ぎていました。松山空港でレンタカーを１８時には返却しなくてはならず，残り５時間をきってる！空港までは４時間は見といた方が良いとの事で･･･
予定していた大月町の柏島は諦めます････柏島は海の透明度がすごく，めっちゃブルーの海という事で有名な場所です。

松山空港に向かう途中，どうしても寄りたかった場所に着きました。「南レク」の宇和海展望タワーで～す。このタワーは，回転しながら上まで登っていきます。２０分間隔で運行しているとの事でしたが，時間の関係から，このタワーには乗車しませんでしたが･･･

タワー近くの展望台からは宇和海が一望出来ます。

反対側には，鉄柱が立っています。湾の中にもその痕跡が･･･。昔は，ここにロープウェイがあったそうです！海の上を渡るし，景色も最高だし，乗ってみたかったなぁ。

宇和島道路，松山自動車道を走行し，松山空港へ急ぎます。１車線の高速道路のため，宇和島や内子付近で渋滞にもはまりましたが，なんとか予定の１８時過ぎには松山空港に到着出来ました。まずは，「蛇口からみかんジュース」を購入。うまい！
ＪＡＬ４４０便１９：０５発ですので，夕飯を急がないと･･･

その横のロビーには，こんなオブジェも。

空港２階の「CHEF'S KITCHEN」で，鯛ざんまい御膳と，鯛とは合わないとは思いつつ，またまた，みかんジュースを。鯛さんまいとは，南予鯛めしと中予鯛めしの両方を食す事が出来るものです。１５００円，空港，セルフサービスだったので味は期待してませんでしたが，旨い，美味い！お得です！

何とか，無事に搭乗しました。おとなりのスポットにはＡＮＡ機が夕日をバックに駐機してました。最終的には少々慌しい旅になりましたが，充実した１泊２日でした！！天候も良かったですし，いつでもどこでも旅はいいものだぁ！！
今度は，行けなかった柏島に行かないと～･･ずーと綺麗な海でありますように。