2017年8月 銚子電鉄に乗る小さな小さな旅

2017/08/13 - 2017/08/13

2017年8月13日(日)、お盆初日、久しぶりに銚子電鉄に乗りました。

目的は沿線に住む親戚の家へ、毎年お盆恒例の訪問。

行きは、総武本線を降りたら、ちょうど良い時間の銚子電鉄が無かったので、銚子駅前からタクシーで親戚宅へ向かったため写真はありません。

エリア 銚子(千葉)

いつも運転手になってくれる夫(カメラ小僧)、今年のお盆中は仕事なので、ちょうどお盆休みで帰省した息子と一緒に親戚宅へ。

総武本線に乗ること自体久しぶりだったので、ちょっと新鮮でした。

親戚宅では仏前にお線香をあげ、しばし歓談をし、おみやげをもらって、徒歩で10分くらいの犬吠駅へ。

途中、外川駅へ向かう銚子電鉄が見えたので、慌ててパチリ。

同じく外川駅へ向かう銚子電鉄。

青と水色の車体がきれい。

駅まであと少しのところでひまわり畑を発見。

見事に南側に顔を向けてるひまわりを見て不審げな息子に「ひまわりはお日様の方に顔を向けるのよ」と私。

息子「…ああ、だからひまわりは向日葵って書くんだ？」

あんた、知らなかったの？小学生でも知ってるのに…大学院まで行かせた意味あったのかしら？(と、内心呟く)

なんだかんだ犬吠駅までやってきました。

最近、移転した、ガイドブックにも掲載されている有名な回転寿司屋の島武さんが見えました。

巨大なネタが珍しく、わざわざ遠くから食べに来る人がたくさんいるみたいだけど、私は一回も行ったことがありません。

久しぶりの犬吠駅。

観光客もそれなりにいて賑やかです。

銚子電鉄は1913年に創設され、1923年に銚子ー外川駅間が開業、太平洋戦争中は米軍の攻撃による被害を受け、また幾度の経営危機をなんとか潜り抜けてきた全長6､4kmの小さな私鉄です。

銚子名物のぬれせんべい。

元祖は他店なのですが、今やこのぬれせんべいが銚子電鉄運営を支える大事な収入源でもあります。

私もこの銚子電鉄で販売しているぬれせんべいが一番好きなのですが、今回は親戚で頂いたおみやげもあるため買いませんでした。

犬吠駅から銚子駅までの乗車券(340円)を購入し、ホームへ出ました。

実はこのひまわり畑が今回の銚子電鉄乗車の理由。

スマホのカメラじゃイマイチですが、なかなか見事な眺め。

ひまわり畑の向こうに、坂東三十三観音霊場番外の満願寺が見えます。

数年前、札所巡りをしていた時にもちろん来ました。

ホームにはたくさんの人が！

乗車目的ばかりではなく、撮り鉄の方もちらほら。

ほどなく、やって来た電車。

さっき外川駅方面に向かっていたあの電車です。

たくさんの方々がカメラやスマホを構えてお出迎えです。

約20分ほどで終着駅のJR銚子駅到着。

途中、今年の日テレ・24時間テレビで取り上げられることになった本銚子駅で、下車して写真を撮っている方を数人見かけました。

写真を撮っている方々を含めて本銚子駅を撮ってみようかとも思いましたが、車内は乗車客も多く、さすがに視線を感じるだろうし、そこまでの勇気はなく断念…(笑)

本銚子駅一つ手前の笠上黒生駅で上下線のタブレット交換を行った際のこと、ネーミングライツにより2015年12月1日から『髪毛黒生駅』に変更になったことをもちろん知らない息子はびっくりしていました。

こんなふうに、いろいろと経営努力をしているんですよね。

銚子駅にはすでに千葉行きの総武本線各駅停車の電車が停車していたため、乗車して帰宅の途につくことに。

総武本線各駅停車の電車内から、停車していた4時38分発のしおさい12号の最後尾をパチリ。

電車内に見覚えのある景色のポスターが。

…先日行ったばかりの北志賀の竜王ロープウェイとSORA terraceの観光ポスターでした。

今回は、観光が目的ではないため、外川駅も犬吠埼灯台にも寄らないという、束の間の小さな小さな旅でしたが、久しぶりに銚子電鉄に乗れてよかったと思いました。

相変わらず、経営がかなり厳しいらしい銚子電鉄には今後も頑張って欲しいと思います。

最後までご覧頂き、ありがとうございました。