スペイン・ポルトガル、じっくり女一人旅　(9)　みどころも多い可愛い町、ポンテベドラ

2017/07/21 - 2017/07/21

ポンテベドラに行きました。
「地球の歩き方」に、まったく情報がなく、ロンリープラネットのみの情報の町でした。4travelの町の名前にもなかったので、ガリシア地方としました。

この町、旧市街には、たくさんのプラサがあり、週末に行ったから、広場はところ狭しと、テーブルと椅子が並べられて、レストランと化します。

けっこう可愛い、中世風の建物が多く、最初は「わっ、いいじゃん」と思ったのですが、早朝に歩いてみると、その範囲の狭さがよくわかり、「まあ、この程度か」となりました。

私は、3日も滞在するから、もう少し、広がりのある町の方が好きですが、半日か1日で、見ようという分には、見応えのある町といえます。

ただ、町が小さい分、夏休みの週末の混雑が、ちょっと暑苦しかったです。

1日目に、ざっと町の中を歩き
2日目には、少し雨が降り、博物館に入りました。絵画もけっこうあって、楽しめました。
3日は、範囲を広げて、川向こうまで歩きましたが、公園はでかいですが、見所は、あまりありませんでした。

この程度の町だと、レストランが、ガストロノミア、とか、コンテンポラリーとカテゴライズしていても、中身はたいしたことない、と納得しました。
トリップアドバイザーのレストランを検索していると、そんな町の姿も、事前に少し予測できました（笑）。

エリア スペイン

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 タクシー
• 旅行の手配内容: 個別手配

ホテルのアメニティ。
ガリシア地方から、ポルトガルにかけてのホテルのアメニティは、中央部のスペインに比べて、けっこうしょぼくて、ソープが一種類、というのが多いです。
ここは、ソープもシャンプーと分けていたし、珍しくスポンジまでありました。

部屋は、十分な広さです。
駅と旧市街の中間部にあるので、いろいろ便利でした。

ホテルに入り、レストランの物色を始めた頃はもう、あちこち満員状態でした。
適当に入った店は、ホテルのレストランだったようですが、量は多いけど、味は・・・というレベル

てんこもりのツナサラダ

ポークステーキは、でっかいのが二枚あって、食べきれませんでした。

この写真でわかるように、広場に面した建物の、回廊部分にもテーブルが並んでますが、石畳の上に置いたテーブルは、微妙に傾斜していて、水の瓶と、ワイングラスに入れた水が、いつ倒れるかと不安になって、落ち着きませんでした（笑）。
左前方の広場も、人気のレストランの椅子とテーブルで埋め尽くされてます。

デザートのフルーツ。
桃を希望したら、缶詰の桃がゴロンと・・・

イタリアの中世の街並みみたいな、写真が続きます、一応。

夏休みの週末、客があふれてるので、こんな路地にも、レストランのテーブルが並びます。

この教会が、もっとも特徴的で、旧市街の入り口にあり、ポンテベドラといえば、この写真です。

これ、私のホテルですが、左の面と右の面の接する道路の高さが違うんですよね。
だから、左の道からアプローチすると、地下の駐車場になり、右の道だと、ロビー階のフロントになります。
だから、「駅から階段なしで歩けますか」とメールしたら、「xx通り、xx通りを利用して来てください」と、道順の指示をくれて、それに従ったら、楽に歩けました。

ポンテベドラのメルカードです。

今回、ビーゴもア・コルーニャも、ここも、魚介類の水揚げの多いところのようで、こんなに活気があり、たくさんの魚が取引されている市場は珍しかったです。

さて、雨の日は、博物館です。
museoとなっていますが、絵画もたくさんありました。

これ、たしか、ソローリャの絵だったと思います。
マドリードには、彼の美術館もありますが、勝手に、スペインの印象派と位置付けている画家です。

宗教美術も見応えがありました。

この日のMenu del dia
私、このビーマンにxxxを詰めた料理が好きで、
ここでは、Piquillo relleno de と目に入ったので、この店に飛び込みました。
ピキージョも、ピミエント・ロホも、赤ピーマンのことです。
Pimiento rojo, Pimiento verde緑のピーマンの場合もあります。
詰めてあるのは、ここのは、魚とチーズ。

スペインの赤ピーマンは、味がしっかり出ていて、肉厚で甘みと苦味もあり、美味しいです。
それに、量も多くなく、美味しく食べれます。

この店も、ガストロテカみたいな、造語で、創作料理を気取っていて、入ってみて、えらく混みだしたな、と思ったら、ランキングの高い店でした。
週末は、ランキングの高い店は、混雑というデメリットがあり、避けた方がいいかもしれません。
これは、タラのてんぷら。てんぷらという言葉、スペインのレストランで、ふつうに使われるようになってきました。

デザートを食べるころには、待ち人が鈴なりになっていて、四人がけに座っている私は、落ち着きません（笑）。
ココナッツ風味のクリームのスープだったかなぁ、これ。
慌てて、飲み干しました。
この町は、土曜日でもMenu del diaをやってくれていて、助かりました。

サンチャゴの哲学の道みたいな道かな、と期待しましたが、いまいちでした。
川があまりきれいでないので、爽やかな散歩道には、なってなかったです。

一応、魚が住んでいる川なのですが・・・

町のところどころに、オブジェがありました。

ファティマの聖母出現にかかわった女性が、ここでも、聖母出現を体験したとか・・・小さな礼拝堂を見学させてくれました。

噴水とセットにしたオブジェ

右の男の子が、噴水の水を飲んでいるように見えるのが可愛いです。

早朝に川沿いを散歩しました。
早朝は、川の水面が鏡のようになっていて、いい写真が撮れました。