ガリーシア地方旅行記(ブログ) 一覧に戻る
ガリシア地方は、人々が親切なことと、グルメなエリアという話は、いろんな機会に耳にしていましたけど、今回の旅で、それを思いっきり、実感しました。<br /><br />スペインは、この10年ぐらいに、食文化をものすごく進化させて、Nueva Cocinaというジャンルを確立しました。<br />私、スペインの伝統的な料理とは相性が悪くて、昔からずっと、塩気の多さにうんざりしてしまうんです。<br />ところが、創作系、コンテンポラリー、イノベーティブ、フュージョンなどのキーワードで出てくる店は、塩辛さもあまりなく、素材の味を引き出すテクニックを持っています。<br /><br />何より、少量ずつ、たくさんの料理が味わえる、テイスティング・メニューがあると、嬉しいです。<br />一人旅で、レストランに行くと、イタリアなど、一皿の量が多すぎて、一種類の料理しか食べられません。<br />スペインも、大皿料理が多くて、数人でシェアすると、素晴らしい食事になりますが、一人で行くと、苦しいだけ(笑)。<br /><br />昨年の世界一周旅行の折に、少しずつ、トリップアドバイザーの投稿された写真から、好みのレストランを見つけるテクが身につき、いいレストランを見つけて、楽しむことができるようになりました。<br /><br />今回のスペインは、ひとつの町で、ひとつのティスティングをめざしたのですが、三つの町の三つのレストラン、素晴らしかったです。<br />どのコースも、50から60ユーロぐらいのコースです。<br />ワインやコーヒーをとっても、合計で5ユーロほどのプラス。<br /><br />まずは、その料理の写真の旅行記です。<br /><br /><br />ビーゴのレストラン、マルハ・リモン<br />http://www.marujalimon.es<br />この店は、まだ営業を続けているようです。(2024年に追記しました)<br /><br />サンチャゴのレストラン、マンソ<br /><br />ア・コルーニャのレストラン、アルボラーダ<br /><br />この2件は、シェフが業態がガラリと違う店を新たに出店したようで、この名前の店はもう、消えてます。<br />ア・コルーニャの店は、NaDoという名前で、やってます。<br /><br />(すでに公開していたアルバムですが、連載の中に組み込みました)

スペイン・ポルトガル、じっくり女一人旅 (3) ガリシア地方のグルメ。3都市で、テイスティング・メニューに散財

30いいね!

2017/07/10 - 2017/07/10

17位(同エリア163件中)

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45

まりあ

まりあさん

ガリシア地方は、人々が親切なことと、グルメなエリアという話は、いろんな機会に耳にしていましたけど、今回の旅で、それを思いっきり、実感しました。

スペインは、この10年ぐらいに、食文化をものすごく進化させて、Nueva Cocinaというジャンルを確立しました。
私、スペインの伝統的な料理とは相性が悪くて、昔からずっと、塩気の多さにうんざりしてしまうんです。
ところが、創作系、コンテンポラリー、イノベーティブ、フュージョンなどのキーワードで出てくる店は、塩辛さもあまりなく、素材の味を引き出すテクニックを持っています。

何より、少量ずつ、たくさんの料理が味わえる、テイスティング・メニューがあると、嬉しいです。
一人旅で、レストランに行くと、イタリアなど、一皿の量が多すぎて、一種類の料理しか食べられません。
スペインも、大皿料理が多くて、数人でシェアすると、素晴らしい食事になりますが、一人で行くと、苦しいだけ(笑)。

昨年の世界一周旅行の折に、少しずつ、トリップアドバイザーの投稿された写真から、好みのレストランを見つけるテクが身につき、いいレストランを見つけて、楽しむことができるようになりました。

今回のスペインは、ひとつの町で、ひとつのティスティングをめざしたのですが、三つの町の三つのレストラン、素晴らしかったです。
どのコースも、50から60ユーロぐらいのコースです。
ワインやコーヒーをとっても、合計で5ユーロほどのプラス。

まずは、その料理の写真の旅行記です。


ビーゴのレストラン、マルハ・リモン
http://www.marujalimon.es
この店は、まだ営業を続けているようです。(2024年に追記しました)

サンチャゴのレストラン、マンソ

ア・コルーニャのレストラン、アルボラーダ

この2件は、シェフが業態がガラリと違う店を新たに出店したようで、この名前の店はもう、消えてます。
ア・コルーニャの店は、NaDoという名前で、やってます。

(すでに公開していたアルバムですが、連載の中に組み込みました)

旅行の満足度
5.0
  • navaja、マテ貝、柑橘ソースでセビチェ風

    navaja、マテ貝、柑橘ソースでセビチェ風

  • 海藻を使った前菜

    海藻を使った前菜

  • 肉のタルタルだったので、野菜サラダに変えてくれました。<br />トマトとチーズのサラダ

    肉のタルタルだったので、野菜サラダに変えてくれました。
    トマトとチーズのサラダ

  • 帆立貝、シイタケと夏トリュフ添え

    帆立貝、シイタケと夏トリュフ添え

  • Jurelというアジ科の魚、スモークの風味と、骨でとった出汁

    Jurelというアジ科の魚、スモークの風味と、骨でとった出汁

  • 豚肉、スイートサワーソース、ヤギのチーズとキュウリ添え

    豚肉、スイートサワーソース、ヤギのチーズとキュウリ添え

  • バニラアイス、カルダモン風味、パッションフルーツのゼリー

    バニラアイス、カルダモン風味、パッションフルーツのゼリー

  • 窓際の席で、ゆったりと。<br />ここのコースは、あらかじめ用意されたメニューはなく、その日の材料、お客の好みでアレンジして、出してくれました。<br />スペイン語ができても、料理の説明は、聞き取れません。<br />記憶の範囲で書いてみます。<br />赤ワインは、ガリシア地方のワインで、モンテレイというぶどうとか

    窓際の席で、ゆったりと。
    ここのコースは、あらかじめ用意されたメニューはなく、その日の材料、お客の好みでアレンジして、出してくれました。
    スペイン語ができても、料理の説明は、聞き取れません。
    記憶の範囲で書いてみます。
    赤ワインは、ガリシア地方のワインで、モンテレイというぶどうとか

  • トマトスープ、メロンを少し甘くして、キンキンに冷やして<br />少し、ハーブを使ってますが、このシェフ、ハーブや野菜の味の使い方がうまかったです。

    トマトスープ、メロンを少し甘くして、キンキンに冷やして
    少し、ハーブを使ってますが、このシェフ、ハーブや野菜の味の使い方がうまかったです。

  • シェフ自ら、料理を運んでくれて、私の「ナマモノ苦手」も、問題ないから、変えていくね、と。

    シェフ自ら、料理を運んでくれて、私の「ナマモノ苦手」も、問題ないから、変えていくね、と。

  • 左は、スパイダークラブ、という蟹の身のサラダ。<br />右は、クリームチーズと野菜や花。生地のパンにもこだわりが

    イチオシ

    左は、スパイダークラブ、という蟹の身のサラダ。
    右は、クリームチーズと野菜や花。生地のパンにもこだわりが

  • アスパラガスの天ぷら<br />日本の天ぷらのような衣はないですが、部分的に衣がついていて、サクサク感がありました

    アスパラガスの天ぷら
    日本の天ぷらのような衣はないですが、部分的に衣がついていて、サクサク感がありました

  • イワシと、pimiento<br />ガリシアの料理のひとつに、pimiento al padronというのがあり、シシトウの油炒めのようで大好きです。<br />これはパドロンではない、別の町ボンのpimiento だそうで、小さく太いです。<br />シシトウのように、ほんの少し、ぴりりとしました

    イワシと、pimiento
    ガリシアの料理のひとつに、pimiento al padronというのがあり、シシトウの油炒めのようで大好きです。
    これはパドロンではない、別の町ボンのpimiento だそうで、小さく太いです。
    シシトウのように、ほんの少し、ぴりりとしました

  • オリーブオイルも、ガリシア地方のもの。<br />冷涼な土地ですから、オリーブオイルといえば、南のものですが、ガリシアでも産地があるそうです。<br />とくに、このオリーブオイルは、できがよかった年の限定品だそうです。<br />これ、三つ目のレストランでも、パンにつけるように出してくれました。

    オリーブオイルも、ガリシア地方のもの。
    冷涼な土地ですから、オリーブオイルといえば、南のものですが、ガリシアでも産地があるそうです。
    とくに、このオリーブオイルは、できがよかった年の限定品だそうです。
    これ、三つ目のレストランでも、パンにつけるように出してくれました。

  • トマトのサラダ。<br />白トリュフ添え<br />トマトは、大きいのと、プチのと二週類あり、個性的なハーブの味がアクセント

    イチオシ

    トマトのサラダ。
    白トリュフ添え
    トマトは、大きいのと、プチのと二週類あり、個性的なハーブの味がアクセント

  • ガリシアといえば、蛸料理。<br />柔らかく煮た蛸を、赤い実のソースで。<br />ただ、私には少し塩辛かったです。

    ガリシアといえば、蛸料理。
    柔らかく煮た蛸を、赤い実のソースで。
    ただ、私には少し塩辛かったです。

  • このかつおの料理が、調理としては、圧巻でした。<br />かつおの骨からとったスープ、という説明ですが、考えたら、それってかつおだし、みたいなもので、シェフは、「僕は鰹節が好きで、よく使うんだ」と言ってました。<br />チェリーの甘みと、出汁の旨味を生かして。

    このかつおの料理が、調理としては、圧巻でした。
    かつおの骨からとったスープ、という説明ですが、考えたら、それってかつおだし、みたいなもので、シェフは、「僕は鰹節が好きで、よく使うんだ」と言ってました。
    チェリーの甘みと、出汁の旨味を生かして。

  • 牛肉も柔らかかったです。<br />付け合わせは夏野菜ですが、これも、個性的な味の野菜の、持ち味が、バラエティ豊かで、飽きずに牛肉を楽しめました。

    牛肉も柔らかかったです。
    付け合わせは夏野菜ですが、これも、個性的な味の野菜の、持ち味が、バラエティ豊かで、飽きずに牛肉を楽しめました。

  • 生クリームのアイスクリームと、アボガドとヨーグルト<br />さっぱりした、一つ目のデザート

    生クリームのアイスクリームと、アボガドとヨーグルト
    さっぱりした、一つ目のデザート

  • 二つ目のデザートは、暖かいブリオッシュに、アイスクリームとチーズクリーム。<br />こちらは、こってりと甘いお菓子。<br />温度差を楽しめます

    二つ目のデザートは、暖かいブリオッシュに、アイスクリームとチーズクリーム。
    こちらは、こってりと甘いお菓子。
    温度差を楽しめます

  • ここは、元はasador 焼き肉の専門店だったそうで、古い店内に歴史が感じられます。<br />

    ここは、元はasador 焼き肉の専門店だったそうで、古い店内に歴史が感じられます。

  • ア・コルーニャの店、アルボラーダ・レストラン<br />サンチャゴの店が、まだ若いイメージですが、ここは、11年の歴史の老舗だそうで、ミシュランの星をとってからも長いようです。<br />前菜が5つ。

    イチオシ

    ア・コルーニャの店、アルボラーダ・レストラン
    サンチャゴの店が、まだ若いイメージですが、ここは、11年の歴史の老舗だそうで、ミシュランの星をとってからも長いようです。
    前菜が5つ。

  • ほんらいは、生の魚(鯖科)が一切れが、野菜のマッシュの上に

    ほんらいは、生の魚(鯖科)が一切れが、野菜のマッシュの上に

  • シューの中に、たぶんイカスミ的なものかと思う、黒いムース。<br />味はしっかりしているので、五つの中で、最後に食べるようにと説明

    シューの中に、たぶんイカスミ的なものかと思う、黒いムース。
    味はしっかりしているので、五つの中で、最後に食べるようにと説明

  • レストランは少し薄暗く、外の海がよく見えました。<br />次々にお客が入ってきて、混んできたのですが、私の前のテーブルは、ずっと開けておいてくれて、私が外の景色を楽しめるように配慮してくれたのかと、感心しました。

    レストランは少し薄暗く、外の海がよく見えました。
    次々にお客が入ってきて、混んできたのですが、私の前のテーブルは、ずっと開けておいてくれて、私が外の景色を楽しめるように配慮してくれたのかと、感心しました。

  • まるまるひとつ、焼きたてのパンを持ってきてくれました。一人ですから、一切れずつしか食べれませんが、美味しいパンでした。<br />オリーブオイル、マーガリン、塩と、並べてくれました。<br />尖っているのは、コーンで作った、パリパリのパン

    まるまるひとつ、焼きたてのパンを持ってきてくれました。一人ですから、一切れずつしか食べれませんが、美味しいパンでした。
    オリーブオイル、マーガリン、塩と、並べてくれました。
    尖っているのは、コーンで作った、パリパリのパン

  • このスープが、サプライズでした。<br />ドライアイスのような白い煙が出ていて、アイスのような冷たい素材を入れて、味は独特の酸味を出して、夏のスープとしては、食欲を増す味

    このスープが、サプライズでした。
    ドライアイスのような白い煙が出ていて、アイスのような冷たい素材を入れて、味は独特の酸味を出して、夏のスープとしては、食欲を増す味

  • メネストラ、野菜の煮込み料理。<br />かぼちゃの花の天ぷらと、歯ごたえしっかりに煮た野菜たち。<br />下のソースは、豆類の味がしました

    イチオシ

    メネストラ、野菜の煮込み料理。
    かぼちゃの花の天ぷらと、歯ごたえしっかりに煮た野菜たち。
    下のソースは、豆類の味がしました

  • 魚料理。<br />この店もまた、魚の骨から作ったソース、つまりは出汁のような、旨味を凝縮した透明なソースを使ってました。ウナギからとったソースだと。<br />ケッパーのフライをアクセントに

    魚料理。
    この店もまた、魚の骨から作ったソース、つまりは出汁のような、旨味を凝縮した透明なソースを使ってました。ウナギからとったソースだと。
    ケッパーのフライをアクセントに

  • お肉料理は、薄い肉を、しっかり味付けてました。ほんとに柔らかい肉でした。<br />白いクリームは、ホースラディッシュのワサビの味がしっかり出てました

    お肉料理は、薄い肉を、しっかり味付けてました。ほんとに柔らかい肉でした。
    白いクリームは、ホースラディッシュのワサビの味がしっかり出てました

  • シェフです。<br />すべてのお客に、まず最初に挨拶して、好みやアレルギーなどを確認して、それを料理に反映しているようでした。<br />私の好みも、細かく聞いてくれました。

    シェフです。
    すべてのお客に、まず最初に挨拶して、好みやアレルギーなどを確認して、それを料理に反映しているようでした。
    私の好みも、細かく聞いてくれました。

  • チーズの味見ですが、シェフが説明しながら切り分けてくれました。<br />どちらも牛のチーズで、ただ、種類の違う牛で、味はさっぱり系だが、右のチーズが、少しスパイスを感じて好きでした。<br />自家製のイチゴジャムを添えて

    チーズの味見ですが、シェフが説明しながら切り分けてくれました。
    どちらも牛のチーズで、ただ、種類の違う牛で、味はさっぱり系だが、右のチーズが、少しスパイスを感じて好きでした。
    自家製のイチゴジャムを添えて

  • プリンのデザート。<br />プリンは、ふつうの店の、ふつうのプリンも大好きなのですが、これは日本で流行りの、とろふわプリンのイメージで、こってりとした味と、とろけるような柔らかさでした。

    プリンのデザート。
    プリンは、ふつうの店の、ふつうのプリンも大好きなのですが、これは日本で流行りの、とろふわプリンのイメージで、こってりとした味と、とろけるような柔らかさでした。

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