チェルノブイリ訪問記

2013/08/24 - 2013/08/24

今までずっと書けずにいた、チェルノブイリ1日訪問記。

ウクライナの首都キエフからソ連末期に想いを馳せながらSun Way Tour主催の日帰りツアー（英語）に参加。ガイガーカウンターを持ってソ連の負の遺産を見に行ってきました。

費用は保険込みで160米ドルでした。

エリア その他の都市(ウクライナ)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 観光バス 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

このツアーバスに乗ってキエフの独立広場前から出発です。

独立広場 広場・公園

道中、原発事故のドキュメンタリー（英語）を見ます。

チェックポイントを通過すると、鉄条網で隔離された別の国のようです。携帯の電波も通じました。店などあまり見当りません。

チェルノブイリに入る前にこちらで記念撮影。「原子力のある未来」がモニュメントとなっていますが。。。

チェルノブイリ村に到着しました。

誰か人が住んでいる気配を感じます。

通り過ぎたこの家は長年放置されて荒廃していました。

最近チェルノブイリ村に建てられたモニュメント。事故後の作業員達の姿を作品にしたのでしょうか。

こちらも別のモニュメント。幼稚園だった場所にありました。

幼稚園に着きました。人形がそのまま放置されていました。

一見すると普通の森ですが線量は高いです。

原発まで2kmの地点です。線量一気に高くなります。

幼稚園の内部。ソビエト当時の幼稚園がそのままです。

こちらも幼稚園の内部。本が散乱していました。

幼稚園の内部です。

当時の教材や椅子が散乱しています。

内部でもガイガーカウンターで計測しました。9.835μSv/hで右に線が触れています。

明かりがないと不気味です。

こちらもソ連時代の教材でしょうか。

森の中にひっそりとある幼稚園。

汚染地帯である事を実感させられます。

線量計が右端一杯に振れています。

チェルノブイリ原発に近づいてきました。

原発の外観。

原発内でも電波が通じました。SIMカードは現地でプリペイドの物を購入。当時は3Gに非対応でした。

この橋を渡って大きなナマズに餌を与えに行きます。

大きなナマズが泳いでいました。線量は幼稚園よりそれ程高くありません。

原発の裏をバスに乗りながら眺めます。

廃炉に向けて巨大なアーチ型の石棺が造られていました。

原発を間近に眺めます。

チェルノブイリ原発（左）と記念モニュメント。

チェルノブイリ原発の遠景。ベラルーシ国境近くにあります。

冷却しやすくする為に川沿いに建てられました。

この辺りを通り過ぎた時に、他の人が持ってきたガイガーカウンターが一斉に音を立て始めました。

原発作業員とその家族が住んでいたプリピャチという街に入ります。ソ連時代は物資の揃った人気のある街でした。

プリピャチに入りました。

コンクリートのアパートメントが並んでいます。当時は５万人が生活していたそうです。

整然とした並木道の通り。

Mの看板の落ちた建物の前でバスから降りて街の中を徒歩で見学します。

廃墟の前でツアー客が立っています。

リンゴの木が多数ありました。

美味しそうですが、もちろん食べられません。

プリピャチにはホテルもありました。どんな人たちが泊まっていたのでしょうか。

市民向けの娯楽施設。

ソ連のアパートメントが当時のままのこされています。

ソ連時代のプロパガンダポスター。

線量もそれなりに高めです。3.583μSv/h

ソ連時代のプロパガンダポスターがそのまま放置されています。

事故発生の5日後に開業予定だった遊園地。

観覧車に近づきます。吹きさらしだったのでしょうか。

遊園地の線量も3.199μSv/hと結構高いです。

空中ブランコもありました。

遠くから観覧車を眺めます。ゆったりとしたスペース

こちらは普通のブランコ。

窓枠からガラスが外れています。

近づいて行きます。内部には入れません。

ソ連時代の肖像画が放置されていました。

こちらもソ連時代の肖像画。

レーニンも置き去りです。

教壇か演説台でしょうか。

放置された建物を木々が侵食していきます。

ソ連にもスーパーマーケットがありました。

内部には陳列棚やレジの跡が放置されていてスーパーの面影が残ります。

スーパー内部の様子。あまり建物の内部にへ入っていけません。

他の街ではもう見かけない、このマーク。時間が止まっています。

チェルノブイリ村に戻って昼食。スープが美味しかったです。林檎もデザートで出てきました。まさかプリピャチのものではないと思いますが、、、美味しかったです。

チェルノブイリ村に作業機械が野ざらしで展示されていました。

こちらも野ざらしで展示されていた機械。線量が高いためか触ったり、乗ったりすることはできません。

チェックポイントの撮影不可ですが、なぜか線量計測記の撮影はOK。

警官数名と軍人らしき人物もいました。ゲートには建物とトイレがありました。

キエフに帰ってきました。この日はウクライナの独立記念日。

独立広場 広場・公園