ヨーロッパ最後の秘境バルカン半島攻略！旧東欧諸国&砂漠の宝石ドバイの旅：セルビア・コソボ・アルバニア・マケドニア・ブルガリア・ルーマニア・アラブ首長国連邦旅行【２６】（2016年秋５日目① レインドライブ アルバニア）

2016/09/19 - 2016/09/19

昨年行ったクロアチアなど旧ユーゴスラビアの旅がとてもよかったので、スロベニアを除く残りの旧ユーゴ諸国と謎の国アルバニア、それにブルガリアとルーマニアの旧東欧諸国を訪問し、ヨーロッパ最後の秘境たるバルカン半島の国々をひとまとめに訪問してきました。
ユーゴ紛争で「世界の敵」となってしまったセルビアのイメージはそれと全く異なり、人々は親切で真面目な人が多かったです。そのセルビアとは緊張関係にあるコソボも、観光で訪れる分には平和で落ち着いており、戦争の跡は大分薄れてきているようでした。そして90年代まで鎖国を続け、東欧革命後国を開いたアルバニアでは東洋人がほとんどおらず、異邦人気分を満喫することができました。また、マケドニアの首都スコピエでは、銅像群のあまりの多さに驚愕し、ブルガリアの首都ソフィアでは、物価の安さとお土産の充実ぶりに喜び、ルーマニアはブカレストの国民の館では、その大きさに辟易しました。さらに、中継地点となったUAEでは、躍進を遂げるドバイへ日帰り観光をして、その発展ぶりに目を瞠りました。
いつものように詰め込みの雁字搦め日程で、1か国あたり1日程度で回らねばならない強行軍ですが、前回同様レンタカーでの旅も交えるなどさらに充実した旅となりました。

日程は以下の通りです。

1日目（9/15）成田発 ⇒ アブダビ
2日目（9/16）⇒ ベオグラード市内観光
3日目（9/17）ベオグラード市内観光 ⇒ スコピエ 🚙 プリシュティナ市内観光
4日目（9/18）🚙 ティラナ市内観光
5日目（9/19）🚙 オフリド 🚙 スコピエ市内観光
6日目（9/20）スコピエ市内観光 🚌 ソフィア
7日目（9/21）ソフィア市内観光 ⇒ ブカレスト
8日目（9/22）ブカレスト市内観光 ⇒ ベオグラード
9日目（9/23）⇒ アブダビ　ドバイ市内観光 アブダビ ⇒ 成田
10日目（9/24）成田到着日

今回は５日目①です。

エリア その他の都市(アルバニア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ショッピング: 5.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: レンタカー
• 旅行の手配内容: 個別手配

ホテルの窓から相棒を確認します。夜半からの雨はあがったようです。

いい面構えです。

気温は20度を下回っています。涼しくていい感じです。

市内の混雑を避けたかったので、７時前に出発しました。
思惑通り、混雑することもなくスムーズにティラナ市街を抜けて高速道路に乗ることができました。
（ﾎﾃﾙ6:55 ⇒ 8:04ｴﾙﾊﾞｻﾝ）

とまあ、それはよかったのですが、雲行きが段々怪しくなってきました。

暫くすると遂に降ってきました。
さらにこの先で高速道路は終わり、片側一車線の山岳道路を進みます。
道路の状態はでこぼこや水溜まりが発生するなど悪くなり、タンクローリーなど先行車に遅い車もあり、速度はガクンと落ちました。

出発から1時間を過ぎたところで大きな街に入りました。アルバニア中部の要衝エルバサンのようです。
街中ですが、信号は無くロータリーを気を付けながら走ります。
（ｴﾙﾊﾞｻﾝ8:04 ⇒ 9:07ﾌﾟﾚﾝﾔｽ）

雨は叩きつけるように強くなってきました。

エルバサンを抜けてリブラジドに入ります。行政区の境にはこのような標識が作られています。
雨はまだ降っていますが、行く先の空は明るくなってきました。

エルバサンから交通量は減り、路面も綺麗に舗装され走りやすくなってきました。

ようやく雨は止みました。

高架線路を潜ります。
アルバニアに鉄道があったとは、思いもよらぬ光景でした。（実際は廃線のようです。）
この辺りは路面が濡れていません。雨は止んだというより、元々ここには降っていなかったようです。

黒い雲も切れ、青空が覗くようになってきました。

いよいよマケドニアとの国境の街、プレンヤスに入ります。

プレンヤスの市街地です。道路沿いに商店や家などが並ぶ街道の街です。

ガソリンスタンド兼ドライブインのようなところがあったので小休止します。
ここで残りのアルバニアレクを使い切りました。
店のおばちゃんは言葉は通じませんでしたが珍しい東洋人に親切に対応してくれました。
（ｶﾞｿﾘﾝｽﾀﾝﾄﾞ9:07～9:11）

小さなモスクもあり、人々の暮らしが垣間見えるようです。

いよいよ国境へ向かうことになります。
（ﾌﾟﾚﾝﾔｽ9:11 ⇒ 9:26ｱﾙﾊﾞﾆｱ国境）

プレンヤスを出ると俄かに山越えの道になり、どんどん高度が上がっていきます。

下に見えるのはプレンヤスの街並みでしょうか。

走って来たエルバサン方面はまだ黒い雲に覆われています。

山の稜線まで登ってきました。街が小さく見えます。

右手にはオフリド湖が見えてきました。その対岸はマケドニア領オフリド、今から向かうところです。

と、国境に到着です。まずはアルバニア出国です。

前の車は乗り合いなのか、運転手以外は降りて徒歩で国境に向かうようです。

前のアルバニア人と思しき人たちは出国に結構時間がかかっています。
急ぎたいのですがやむを得ません。
（ｱﾙﾊﾞﾆｱ国境9:26～9:30）

ようやくアルバニアを出国して、すぐ先にあるマケドニアのイミグレへ移動します。

こちらもいつもの三点セット＋グリーンカードで難なく入国。
レンタカーの出発した国に戻って来ました。
（ﾏｹﾄﾞﾆｱ国境9:32～9:43）

イミグレを抜けるとトラックが多数停まっていました。
さて次はオフリドを目指します。